■赤旗『朝鮮学校にも適用を:「高校無償化」求め集会』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-27/2017102714_01_1.html
■朝鮮新報『無償化制度を即時適用せよ/3000余人で「全国集会」、子どもの学ぶ権利求める』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/10/20171027ton-2/
■日刊イオ『朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/ffa1aed654d773e50f7728d0e8a54a16
俺的には赤旗がこういう記事を掲載することは「共産に投票して本当に良かった」と思わせることです。
なお、事情がどうであれ「菅内閣首相」「菅内閣官房長官」として無償化除外を容認した菅*1・立憲民主党最高顧問、枝野*2・立憲民主党代表を俺は「全面的には評価できません*3」。まあ、朝鮮学校問題だけでなく、沖縄基地問題など他の話でも「菅首相&枝野官房長官」の態度は支持できませんが。
■神奈川新聞『〈時代の正体〉「朝鮮学校に補助金を」住民ら署名活動 川崎桜本商店街』
http://www.kanaloco.jp/article/289921
一応紹介しておきます。本当は本文をここに貼り付けたいんですがうまくいかないんだよな。神奈川新聞が拒否設定にしてるのかな?。こういうのを在日差別者id:noharraこと八木孝三先生はどうお考えですか?
■産経【野口裕之の軍事情勢】在韓米軍高官は韓国を信用せず 文在寅氏&習近平氏*4&キッシンジャー氏の夢「在韓米軍撤退」
http://www.sankei.com/premium/news/171113/prm1711130003-n1.html
産経らしい与太記事ですね。
盧武鉉大統領(1946〜2009年)が謀りめぐらした《在韓米軍撤退》工作は、文在寅政権下でまたぞろ危ない顔をのぞかせ始めたのだ。
やれやれですね。在韓米軍削減ならまだしも撤退なんか盧武鉉時代にせよ今にせよ目指してるわけもない。米韓両国においてその支持が得られる保証はどう見ても当面はない。
文在寅大統領は、自らの大統領選挙で戦時作戦統制権の任期内返還を公約。
それのどこが「在韓米軍撤退」なのか。
最終着地点は、在韓米軍撤退(=米韓同盟崩壊)後の北朝鮮との「合併」だ。
そんなことをどうやってやるというんですかねえ。
まあ「一国二制度的な形」でつまり現状を維持した上で「連邦制」的な形で「経済、文化交流を進める(政治統合などは当面しない)」つうのなら「困難ではあっても」ありうるかもしれませんけど。
7日の米韓首脳共同記者会見で、トランプ大統領が「アメリカは必要なら、比類なき軍事力を行使する」と述べたのとは対照的に、文在寅大統領は平和的な解決を目指す姿勢ですかさず“反論”した。
そりゃ普通反論するでしょう。軍事行使なんかリスキーすぎてできるわけもない。
韓中間の安全保障関係の深化を観測すればもはや、北朝鮮や中国に備えた「日米韓の連携強化」といった常套句はほころび始めているのだ。
「中韓間の経済交流の深化」ならともかく安保関係の深化なんかありません。
そしてもちろん文氏が軍事行使に反対の理由には「中露が賛成しないから」つうのもありますがそれ以前に「それによって韓国が被るかもしれない人的、経済的被害」を考えたら中露の反対がなくても賛成できるもんではない。
10月末、米国議会調査局は米国が今後採りうる7つの選択肢をまとめたが、《非核化》を前提にしているものの《在韓米軍撤退》も、選択肢の一つとして明記されたのである。
まあ国力的に北朝鮮の韓国侵攻はあり得ないし、米国も国家予算が厳しいですからねえ。
米メディアがこのところ繰り返し報じている《キッシンジャー構想》は要注意だ。リチャード・ニクソン*5政権などで国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたヘンリー・キッシンジャー氏*6(94)による構想は、大雑把に論じると次のようになる。
《北朝鮮の核放棄を実現すべく、中国のかつてない強力な取り組みを促すため、北朝鮮の非核化後の在韓米軍撤退で米中が談合→合意する》
それが可能ならすればいいんじゃないですかね。「北朝鮮が非核化しようと在韓米軍は必要だ」つう立場に立たない限り別に問題もない。
同盟国・日本を無視し、米中国交回復への道を開いたキッシンジャー氏
キッシンジャー一人でやったわけじゃないし、国連から台湾が追放された時点であのシナリオは十分予想可能です。ドゴール・フランスの中国との国交樹立なんかに比べたら全然意外じゃない。
日本の立場など全く眼中にないキッシンジャー氏が、中国の習近平国家主席と文在寅大統領を引き込み、在韓米軍撤退に持ち込む悪夢を、わが国は全力を挙げて断固阻止しなければならない。
イヤー、キッシンジャーも「日本の国益にもなる」と思ってるからそう主張するんでしょう。まあ、現時点では「断固阻止」も何も一つの考えに過ぎませんが。
■JBプレス『「キューバ危機」に学ぶ北朝鮮問題解決への道筋:いかに北朝鮮の核ミサイル発射を防ぐか』樋口譲次
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51584
キューバ危機もある意味北朝鮮核問題に似ているとはいえるでしょう。
キューバがソ連ミサイル設置に動いたのは「そうしないとキューバが米国に攻撃される」つう恐怖感があったからです。北朝鮮の核開発も事情は同じでしょう。
で樋口氏は「何をキューバ危機から学ぶべきといってるのか」といえばこれは、
1)とにもかくにもキューバが納得したから危機は解決した(つまりキューバの体制がソ連によって「ミサイル撤去してキューバは支える」と一応保証されたから納得した)
2)ソ連が米国の要望に応えたから危機は解決した
つまりは
3)北朝鮮核問題を解決するには北朝鮮と「北朝鮮有事を望まない中露」の納得が必要だという「ある意味当たり前の話」です。
もちろんキューバ危機においては米国は「キューバ海上封鎖」という強硬手段には出ていますが、外交交渉していなかったわけではないし、「軍事攻撃という最もリスキーな策」は実行されませんでした。
とにかく樋口氏も指摘していますが軍事攻撃なんてことは非現実的すぎてとてもできません。
■夕刊フジ『細川政権崩壊の裏に北情勢 米政府高官から告げられたある懸念』
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171108/soc1711080010-n1.html
月刊『正論』12月号に、「細川首相退陣の引き金は『北朝鮮有事』だった」と題する小池氏*7の論考が掲載されている(初出は2002年7月号)。1994年2月、日米包括協議のために訪米していた細川首相は、米国政府高官からある懸念を告げられた。当時も北朝鮮情勢は「第1次核危機」として緊迫化していた*8が、朝鮮半島情勢に関する情報を日本と共有するに当たって、細川政権の武村正義官房長官から北朝鮮に情報が流れるのではないかという不安があるというのだ。事実上の更迭を求めるものだった。
無茶苦茶なデマですね。
もちろん細川退陣理由は「当時物心ついていた方はおわかり」でしょうが
1)国民福祉税問題(消費税の3%から5%への増税)で「小沢一郎(当時、新生党代表幹事)ら増税派」と「武村官房長官(さきがけ代表)や社会党ら増税反対派」が対立。それを細川氏が解決できなかった
なお、このとき小沢ら増税派は武村氏の官房長官更迭を求めたが細川氏が拒否したといわれています。武村氏の更迭要求があったとしてもそれは小池のいうような理由ではないわけです。
2)佐川急便疑惑という細川氏の金銭疑惑
です。特に「2の問題」から細川政権は持たないという判断のもと、細川氏が退陣し、「細川内閣副総理・外相」「新生党党首」の羽田孜氏*9が首相に就任します。
そもそも細川政権当時「総務政務次官」にすぎない小池に何でそんなことがわかるのか(たぶん「私が日本新党出身で細川氏の側近だったから」と言い出すんでしょうけど)。そしてこんなことを言ってるのは小池だけでしょう。細川氏、小沢氏など関係者がそう言ってる証拠があるなら出してほしいもんです。そしてそうした小池の主張はほとんど誰からも相手にされないわけです。
それに、この「北朝鮮に情報がー」では
1)歴史的に朝鮮労働党と親しい社会党の村山委員長を自民が首相として担いだこと
2)村山自社さ連立内閣蔵相として武村氏が入閣したこと
が説明できなくなります。
まあ産経だと「当時の自民党総裁が河野洋平*10(村山内閣で外相)、政調会長が加藤紘一*11だから」といい出しそうですが、自民党内には右派議員もいるわけでそんな詭弁、屁理屈は成立しない。
ちなみに村山内閣にはウヨ議員としては、桜井新が環境庁長官として、江藤隆美*12が総務庁長官として入閣していますがいずれも「戦前日本には侵略の意図はなかった(桜井)」「韓国併合は韓国の同意の下に行われた(江藤)」といった暴言が問題視され引責辞任しています。また桜井、江藤以外のウヨ議員としては平沼赳夫*13が運輸相として入閣しています。そして「ウヨの桜井や江藤、平沼なんか入閣させるなんて社会党に失望した→1990年代後半の社会党衰退、共産党躍進」につながっていくわけです。
桜井や江藤、平沼の入閣でわかるように右派議員も村山内閣誕生による自民の政権復帰を歓迎していたわけです。やはり野党だと利権があまりないですからねえ。
ちなみに桜井新でググったら
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171110/k10011219081000.html
■NHK『元環境庁長官 桜井新氏が死去』
自民党の元国会議員で環境庁長官などを務めた桜井新氏が11月9日夜、新潟県内の病院で亡くなりました。84歳でした。
(中略)
平成6年に村山内閣で環境庁長官に就任しましたが、先の大戦について「日本も侵略しようと思って戦ったのではなかったと思っている。日本だけが悪いという考え方で取り組むべきではない」と述べて更迭されました。
(中略)
桜井氏は肝臓がんを患い新潟県内の自宅で療養していましたが、9日に容体が悪化し、9日夜、新潟県内の病院で亡くなりました。
だそうです。きちんと閣僚辞任の経緯も書いてありますね。なお、江藤隆美はすでに2007年に死去しています(享年82歳)。
■産経【北朝鮮情勢】米朝対話の条件は「60日間の核・ミサイル凍結」? 米紙報道
http://www.sankei.com/world/news/171110/wor1711100042-n1.html
■ブルームバーグ『米国務長官:北朝鮮はある時点で対話開始に合意すると予想』
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-10/OZ70046K50XT01
この報道からは少なくとも当面は「米国が軍事オプションなど考えていないこと」が読み取れるかと思います。
■赤旗『日本政府は対応の根本的見直しを、「対話による平和解決」 中韓両首脳の表明は重要、北朝鮮問題 志位委員長が会見』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-11-10/2017111001_01_1.html
日本共産党の志位和夫委員長は9日、国会内で記者会見し、トランプ米大統領の韓国、中国での首脳会談の結果について問われ、中韓両国首脳がいずれも、トランプ氏との共同記者会見の場で、北朝鮮問題への対応として、「対話による平和的解決」を主張したことを指摘。「たいへんに重要な言明であり、この方向で事態が打開されることを強く願う」と表明しました。
志位氏の主張に全く同感なので紹介しておきます。
■NHK『日韓議連会長 額賀氏*14 韓国の晩さん会を批判』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011217261000.html
日韓議連会長がこんなこと言ってるようじゃどうしようもないですね。まあ、自民党議員という立場上「韓国の行為に何の問題もない。安倍政権の批判は間違ってる」とはいえないにせよ、安倍に調子を合わせて、韓国の反発をあおってどうするのか。
■NHK『北朝鮮ミサイル関連施設に日本製クレーン車か』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171108/k10011215551000.html
東証1部に上場している建設機械メーカーの加藤製作所は、北朝鮮のミサイル関連施設で自社のクレーン車が使われている可能性があると発表しました。
「日本政府の対北朝鮮制裁措置は遵守しており、北朝鮮への輸出はしてない。たぶん購入者の転売だと思う(加藤製作所)」て、そもそも制裁違反行為をメーカーがしてたら捜査当局が動くわけで、いちいちこんなことを発表しなくてもいいと思うんですけど、風評被害の危険性もあってそうもいかないんでしょうか。
■毎日新聞『タイと台湾 深く根を張る北朝鮮ビジネス その一端は』
https://mainichi.jp/articles/20171110/k00/00m/030/049000c
台湾は9月に対北朝鮮貿易の全面禁止を打ち出したものの、今月になって台北の「欣秀旅行社」を訪ねると、笑みを浮かべた金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の等身大パネルが掲げられていた。
「北朝鮮は自然がとても美しく、ビールがおいしい」。担当の簡士強さん(51)が言う。
タイはともかく台湾というと反共イメージが小生は強いですがそうでもないんでしょうか。
■トランプ訪韓で厳戒の北朝鮮…でも庶民からは「仲良くしてくれ」との声
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171109-00077910/
北朝鮮で民主主義が実現し、こういった人々の中から指導者が出れば、東アジアはどれほど平穏になるだろうか。
やれやれですね。民主的に選ばれたブッシュがイラク戦争をはじめたことでわかるように平和主義と民主主義は関係ありません。
かつ米朝間のもめごとは「米朝が何らかの合意に達すれば解決すること」でありそれ以上でもそれ以下でもありません。
■産経【北朝鮮情勢】米国に拉致被害者救出へ協力を要請 菅義偉官房長官明か
http://www.sankei.com/politics/news/171107/plt1711070044-n1.html
そんなもん米国に要請したところで居場所が分からないんだからどうにもなりません。全く菅はふざけています。本来拉致被害者家族は「馬鹿な事言うな」と怒るべきでしょうがそうじゃないんだから心底呆れます。
■ロイター『日本の北朝鮮ファンクラブ、「先軍女子」がダンス披露』
https://jp.reuters.com/article/sengunjoshi-idJPKBN1D60XQ
■中日新聞『北朝鮮の文化に胸キュン…!? 「先軍女子」の世界』(督あかり記者)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/popress/feature/CK2017061102000227.html
https://jp.reuters.com/article/sengunjoshi-idJPKBN1D60XQ
ポップな楽曲を演奏し、北朝鮮国民の心をわしづかみにするガールズバンド「モランボン楽団」。だが彼女らに魅せられたのは国内のファンだけではないようだ。
同楽団に興味を抱いた若い日本女性が「先軍女子」というグループを結成し、そっくりの手作り衣装でパフォーマンスを披露している。
リーダーを務めるのは、20代の日本人女性、チュヌンさん。
(中略)
だが興味の対象はあくまでも文化的なもので、北朝鮮体制の支持者ではないとしている。
(中略)
日本において同国に好意的な見解表明することは、それだけで批判を呼ぶことが多い。
ソーシャルサイト上で様々な嫌がらせにあっているというチュヌンさんは、家族を守るため、自ら北朝鮮風のニックネームをつけて、本名は公開していない。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/popress/feature/CK2017061102000227.html
北朝鮮の文化に興味を持つ女性がいます。その名も「先軍(せんぐん)女子」。実は私もその一人。物騒な話題ばかりが取り上げられますが、先軍女子と一緒に北朝鮮の音楽やファッションなどを通して、北朝鮮の「今」をのぞいてみませんか。
(督あかり記者)
【う】
在日朝鮮人社会で育ったので、北朝鮮の音楽や文化を知ってもらおうと、ツイッターなどで情報を発信していました。3年ほど前に北朝鮮の情報サイト「デイリーNKジャパン」の高英起編集長に声を掛けられ、北朝鮮に興味がある人が集まるイベントに参加したのがきっかけで「先軍女子」と呼ばれるようになりました。
■先軍女子会ってどんなことをしているの?
【う】
顔見知りの6人で、3月に初めて開いたんです。BGMに北朝鮮ポップスを流して、キムチをつまみながらおしゃべりしました。高麗ニンジンが入った黄色いボディークリームなど北朝鮮製の化粧品を試すことも。ちょっと臭うんです(笑)。普通の女子会のように恋愛話もしますよ。
■北朝鮮ポップスってどんな音楽?:日本の80年代歌謡みたい
【う】
メロディーが口ずさみやすい。1980年代の歌謡曲のようでどこか懐かしく親しみが持てます。松田聖子さんの歌をそのまままねしたような曲もあります。歌詞が勇ましく独特な表現も特徴的。最近は女性グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が人気。アイドル的存在で、美人ばかり。先軍女子会で、楽団のメンバーが着ている白いミニスカートの衣装とベレー帽を作ろうと計画中。
■北朝鮮情報はどう入手するの?
【う】
北朝鮮が政治的な宣伝を流すYouTubeのチャンネルやツイッター、インスタグラムがあります。「dprk*15today」と検索してみてください。
■人権侵害に心痛 平和願う
【だ】
北朝鮮ツアーに参加して、周りから「工作員だろ」「脱北者か」と言われたことがあります。北朝鮮に生きる人のことなど何も知ろうともせず、国籍や民族に対して先入観を持つのが嫌です。こんな時こそ冷静な目を持ちたいですね。
【う】
私は在日朝鮮人社会で育ったので周りから「北朝鮮をネタにするのはやめろ」と言われることもあります。北朝鮮には人権侵害など問題が多いですが、私は朝鮮半島の平和を願っています。せめて離散家族が自由に行き来できるようになってほしいです。
■取材に応じてくれたのは
【う】うねこ同務(37)=会社員
先軍女子会の最年長。東京都で在日朝鮮人として生まれ、今は日本国籍。朝鮮半島にルーツがあり、北朝鮮の独裁政治に心を痛めている。音楽や文化を通じて少しでも相互理解につなげたいとの思いがある。
【だ】だーくねす☆さきゅばす同務(23)=大学生
今年3月から先軍女子会に仲間入り。北海道出身で大学進学で上京したことを「脱北した」と言うのが鉄板ネタ。昨年春、以前から興味があった北朝鮮旅行のツアーに参加し、人々の暮らしを垣間見た。
■取材したのは
あかり同務(26)=記者
大学時代に東アジアの国際関係を研究。ゼミで中朝国境や韓国側から38度線に行き、北朝鮮に思いをはせた。愛知県出身の日本人だが、「督」という名字から中国や韓国出身と思われることも。勝手に各国に親しみを感じている。
※同務(トンム)
朝鮮語で「友達」「友」の意。北朝鮮では「同志」よりも親しみを込めて名前の後に付けて呼ぶ。今回は、本人の希望によりペンネームで紹介します。
※先軍女子って?
北朝鮮の音楽やファッション、美容など文化を楽しむ20代を中心とした女性のこと。北朝鮮の情報サイト「デイリーNKジャパン」(東京都)の高英起(コウヨンギ)編集長が名付け親で、北朝鮮の軍事を最優先する「先軍政治」をやゆしている*16。彼女たちに政治的意図はない*17。
ということで「北朝鮮ファン」というよりは「モランボン楽団ファン」あるいは「北朝鮮文化ファン」にすぎないようです。
これを北朝鮮ファンというのは「カンフー映画ファン」を中国ファンといったり、「ディズニー映画ファン」を米国ファンというようなもんで不適切でしょう。
まあとはいえ、そうであるなら「先軍女子」つう「先軍主義を支持してるかのようなネーミング」はいかがなものかと思います。
まあ、「北朝鮮と言えば日本では先軍主義イメージが強い→わかりやすい」なんでしょうが、「北朝鮮の政治体制支持」という「不要な誤解を招く危険性が高い」ので「モランボン女史(仮称)」「白頭山女史(仮称)」とか改名した方がいいかと個人的には思います。
■日経新聞『北朝鮮経済の現状』三村光弘
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO2258459023102017KE8001/
ポイント
○ここ5年は年3〜7%の経済成長の公算
○農工業で生産者への誘因高める改革進む
○現政権が20年続くシナリオ想定し対策を
(中略)
現在北朝鮮では農業、製造業、サービス業を問わず、どのように生産や売り上げを伸ばすのかについて多くの人々が策をこらしている。国営企業でも生産ラインごとに様々な工夫がなされ、さながら「社内起業ブーム」の様相を呈している企業も多いと聞く。
こうした変化は金正恩時代に入ってから進められたことだ。その結果、金正恩国務委員長に対する国民の評価は、われわれが想像するよりもずっと高い。先代や先々代のようなカリスマ性はないかもしれないが、今日よりも明日が良いと思える希望を国民に与えていることを重視すべきだろう。その点で北朝鮮の政権の安定性は高く、対北朝鮮政策は現政権が少なくとも20年は続くシナリオも視野に入れて立案する必要がある。
というのが北朝鮮ウオッチャー三村氏の評価であり、「北朝鮮早期崩壊論」を唱えるアンチ北朝鮮ウヨ分子であるid:noharraセンセイや巣くう会などとは全く違うわけです。それともid:noharraセンセイや救う会は「三村と環日本海経済研究所、そして日経は北朝鮮シンパ!」とでも言うんでしょうか(苦笑)。
■東洋経済オンライン『日本人が知らない「北朝鮮経済」の表と裏:実は富裕層も増え始めている』福田恵介
http://toyokeizai.net/articles/-/195098
『現代朝鮮経済』(2017年、日本評論社)を書いた環日本海経済研究所調査研究部の三村光弘主任研究員に北朝鮮経済の現状を聞いた。
三村
『これまで北朝鮮経済を概観できる本はあまりなかった。それは、特に1980年代以降、北朝鮮が信頼できるデータを発表していないためだ。韓国産業銀行や韓国銀行などの機関がデータを発表しているが、どこまで信頼できるかといえば疑問が残る。「社会主義経済」という北朝鮮経済の全体像をどう示すかは、本当に難しい。』
三村氏が「北朝鮮経済の分析は本当に難しい」と言ってる点は「根拠レスで北朝鮮崩壊論を放言して外れても謝罪しない荒木和博」などと比較すると好感が持てますね。
インタビュアー
2012年に金正恩政権が本格化して以降、経済状況が改善しているという見方があります。
三村
この数年のミクロ的な視点からいえば、毎年状況はよくなっている。マクロ的に見ても、経済規模は拡大している。もちろん制裁強化が進めばマイナス成長になる可能性はある。ただ、それが3〜5年という期間で済めば、それ以降、北朝鮮経済は今後もよくなるだろう。10年ぐらい続いても、北朝鮮は「欲しがりません、勝つまでは」と持ちこたえることもできる。
(中略)
「苦難の行軍」時期である1995〜1996年ごろ、深刻な物不足に陥った。国家の配給も止まった。家長が家族を養えなくなり、妻や両親、子どもまで一家総出で買い出しをしなければ生きていけない時代を経験している。
国家が生活に対して責任を負えず、今は家族総出で何とか食えるようになった。そこから、「われわれの生活に国家は口出しするな」という意識が国民に広がっている。それを受け、国家の干渉や関与を慎重に行う、あるいは国民の行動を黙認する動きもある。
国家は「こういう方向でやりましょう」という大枠を示すが、よほどの逸脱がなければ黙認するようになった。独裁国家ゆえに強権、弾圧というイメージは残るが、実際は国民に対するグレーゾーンが広がっている。その中で経済も動いており、「これぐらいやっても大丈夫か」という、いわば裁量が経済主体にも広がっている。
(中略)
政治から見ると極めて恐ろしい独裁国家に見えるが、その中であっても人々は人間としての生活を営んでいる。
まあ、三村氏が言うように「理由が何でアレ」おそらく北朝鮮はあの国なりの改革開放をしてるし、その中で国民の自由度も昔よりは上がってるわけです。
もちろん「だから北朝鮮に問題はない」とはいいませんが正直、俺はあの国を「ミャンマーだのサウジだの他の独裁国家と似たり寄ったりの普通の独裁国家」としか思ってません。
「スーパーデラックス独裁国家」「松竹梅だと松レベル」「究極の独裁(美味しんぼ風に)」とか思ってない。そしてだからこそ北朝鮮は巣くう会などが言うほど簡単には倒れないだろうと思っています。
かつて北朝鮮と取引があった日本企業には、北朝鮮労働者の質を評価するところが多い。日本の工場とほぼ同じ品質ができてくるという。これは、中国の工場ではまったくできなかったようだ。
(中略)
将来的に日本と北朝鮮経済の距離は近いといえる。
今は中国なども発展して北朝鮮もそんなに「余裕で勝利」ではないんじゃないかと思いますが、まあ、北朝鮮とのビジネスは「日本財界にとっては魅力的」なんじゃないか。まあこういう事を言う三村氏は巣くう会やid:noharraなどは北朝鮮シンパ扱いし罵倒するのでしょうけど。
■NHK『共産 志位委員長「北朝鮮問題で危険な無策があらわに」』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011213181000.html
「北朝鮮問題では、軍事行使も含む全ての選択肢がテーブルにある」と放言するトランプに何ら駄目出ししないのが安倍ですからねえ(あくまで放言であって本気でやる気はないでしょうがだからといって、朝鮮半島情勢に不測の事態を起こしかねないこんな放言は許されるもんではありません)。志位氏の立場ではこう批判せざるを得ないし、共産支持者として俺も全く同感です。
■産経【トランプ氏来日】希望・大島敦幹事長「北朝鮮への圧力強調は問題解決につながるのか」
http://www.sankei.com/politics/news/171106/plt1711060039-n1.html
希望の党の大島敦*18幹事長は6日、安倍晋三首相とトランプ米大統領による日米首脳会談について「北朝鮮への最大限の圧力が強調されたことが問題の具体的な解決に結びつくのか、偶発的な軍事衝突の危険はないのか、懸念をぬぐえない」とするコメントを出した。
コメントでは「平和的に解決するためには、韓国との協力強化や中国、ロシアなどとの重層的な外交も不可避だ」とも指摘した。
大島敦がトランプ訪日を手放しで評価せず、懸念の念を表明してるのには驚きました。これ、「小池党が大勝していても」こうだったんでしょうか?。それとも「小池党が惨敗した」からこそ「立憲民主党的ポーズが必要」との判断でしょうか。
■毎日新聞『韓国:北朝鮮に独自制裁 文政権初、対米協調示す』
https://mainichi.jp/articles/20171106/k00/00e/030/131000c
文在寅*19のデタラメさには怒りを禁じ得ません。選挙戦中の「太陽政策の復活」は何処へ行ったのか。
「米国のいいなりに動く韓国の安倍晋三=文在寅」なのか。
■日経新聞『韓国保守系野党議員9人が離党宣言 「保守の統合目指す」 』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2314385006112017FF2000/
朴クネ疑惑を理由に自由韓国党を離党したものの、「むしろ自由韓国党のほうが支持されてる」ということで「朴クネの自由韓国党除名を口実に」自由韓国党に出戻り恥をさらすアホ議員連中です。まあ、あれほどの不祥事「崔順実疑惑」を起こしながら自由韓国党が最大野党というのには正直呆れますね。
■日経『共産委員長 トランプ氏に北朝鮮との対話提起を 首相に文書』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23057470S7A101C1PP8000/
俺も共産支持者として全く同感なので紹介しておきます。
■産経『「日米壊滅」目指す朝鮮大学校の関与団体に使途不明金 補助金支出の小平市が架空領収書の調査を開始』
http://www.sankei.com/politics/news/171102/plt1711020020-n1.html
使途不明金があるならそれは批判されて当然です。しかしこういうアホ記事を書いていいわけもない。産経らしいアホタイトルで吹き出しました。
「朝鮮大学校関係者」が関わってる「だけの」団体にこういう物言いをしていいのなら「巣くう会の関与団体(刀剣友の会)がテロ行為」と言っても何の問題もないでしょうねえ。そう言ったら巣くう会も家族会も産経も怒り出すでしょうけど。
しかも「日米壊滅目指す」って朝鮮大学校がそんな事を目指してるとは初耳です。まあせいぜい「日米のタカ派政治家(トランプとか安倍とか)を許さない」程度の話でしょうけど。
小平市の小林正則*20市長は今年6月の市議会で同校在校生や職員の動向について「市の中で問題行動を起こしたり、懸念される事件・事故も起きたりしていない」とした上で「外国人であろうと、どこの国籍であろうと、人が暮らしていく上で不自由のない生活を行政サービスとして提供していく」と述べていた。
小林市長の言ってることはごくごく当たり前の話です。異常な産経はそうは思ってないようですが。
■産経『「南北共同で登録できればよかった」と悔やむ声 北朝鮮が「世界の記憶」に登録の武芸教本』
http://www.sankei.com/world/news/171102/wor1711020030-n1.html
■朝鮮日報『記憶遺産:「武芸図譜通志」登録』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/01/2017110101225.html
毎日新聞
■世界の記憶:「朝鮮通信使」登録 さらなる日韓交流発展へ 県内に喜びの声/長崎
https://mainichi.jp/articles/20171101/ddl/k42/040/503000c
■世界の記憶:「朝鮮通信使」登録 祝賀に沸く 唯一の資料館に懸垂幕 呉/広島
https://mainichi.jp/articles/20171102/ddl/k34/040/616000c
産経新聞
■【世界の記憶】「朝鮮通信使」登録受け、山口県下関市「友好のきっかけに。新しい韓流ブーム起きたら」
http://www.sankei.com/west/news/171031/wst1710310052-n1.html
■「芳洲の偉業を後世に」 朝鮮通信使の世界記憶遺産 ゆかりの長浜市関係者も喜び
http://www.sankei.com/west/news/171101/wst1711010031-n1.html
■朝鮮日報『記録遺産:朝鮮通信使記録が登録、韓日共同申請では初』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/01/2017110101224.html
ということで朝鮮関係の「世界記憶遺産」ネタを紹介しておきます。
■NHK『フィリピン大統領 北朝鮮への対応で日本と考えに違いも』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206471000.html
核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応について、問題の解決には対話も必要だという認識を示し、圧力強化を訴える日本と考えに違いがあることも浮き彫りとなりました。
ドゥテルテ*21が意外とまともなのでびっくりしました。国内の人権問題はともかく「ドゥテルテが好き勝手できるわけではない外交問題」はそれなりにまともなのかもしれません。
■NHK『北朝鮮元高官 核・ミサイル開発加速はリビアの事例が影響』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206551000.html
この亡命高官が言わなくても思いつくことだし、北朝鮮自身も声明で「(核を廃棄したら、その後、欧米が支援する反体制派によって政権転覆された)カダフィ*22の二の舞はしない」つう趣旨の事を言っていたかと思います。つまりは体制保障がない限り核廃棄なんかないつう事です。
■NHK『トランプ大統領と拉致被害者家族の面会 “心揺さぶられ実現“』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206481000.html
トランプ大統領の日本訪問が今月5日に迫る中、ホワイトハウスの高官は滞在中に予定されている大統領と北朝鮮による拉致被害者の家族との面会について、大統領自身が拉致被害の実態を聞き、心を揺さぶられたことが実現につながったと、その経緯を明らかにしました。
まあトランプ側が拉致被害者との面会を「拉致被害者家族に対し心優しい大統領」アピールに使い、日本人相手のイメージアップに政治利用したいことはよく分かりました。まあ、会っても何がどうなるモンでもないでしょうが拉致被害者家族会は「感動しました」などと能天気な発言しちゃうんですかねえ。
一方、高官は、日本の次に訪れる韓国では、「滞在時間の制約から南北を隔てる非武装地帯を視察することはない」と述べました。
おいおいですね。拉致問題を真面目に考えてるならそれこそ「非武装地帯の視察」をやった方がいいんじゃないですかねえ。
■朝日新聞『北朝鮮が平昌五輪参加の意思 フィギュアスケート・ペア』
http://www.asahi.com/articles/ASKB05Q50KB0UHBI029.html
もちろんこれでどんどん南北が融和していくと思うほど俺も能天気ではないですが悪い事ではないと思います。
【追記】
■日経新聞『平昌五輪、最多92カ国・地域が参加申請 北朝鮮は含まず』
https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK40563_S7A101C1000000/
1/29まで出場受付だそうなので、是非それまでに申請して欲しい。
■毎日新聞『北朝鮮で納豆ブーム よど号実行犯、食べ過ぎて検査入院』岸達也
https://mainichi.jp/articles/20171029/k00/00m/030/135000c
■東洋経済オンライン『韓国で日本の「納豆」がブームになった理由:市場規模は直近の10年間で「10倍」に拡大』菅野朋子*23
http://toyokeizai.net/articles/-/170804
ある意味どうでもいい三面記事ですが紹介しておきます。
しかし納豆って「中国→朝鮮半島→日本」で朝鮮半島にもあると思ってましたけど違うようですね。
https://mainichi.jp/articles/20171029/k00/00m/030/135000c
北朝鮮当局が宣伝目的に運営に関わっていると見られる動画サイトに今年6月、最新鋭の納豆工場に関するニュースが掲載された。
コンピューター制御されたとみられる工場で、大量の納豆のようなものが次々に個食用に包装される様子がニュース映像にまとめられ(中略)た。よく見ると、カラシやたれのようなものも、個食サイズの豆の塊と一緒に四角い白いケースに包装されているのが分かる。
(中略)
国内130超の納豆製造業者が加盟する、全国納豆協同組合連合会(納豆連、東京都)によると(中略)日本のスーパーマーケット店頭でおなじみの個食向けのパッケージ包装は、実は日本発祥の販売方法(後略)。
こうした日本式パッケージ納豆も徐々に“国際化”が進んでいる。海外に暮らす邦人向けには国内で製造された納豆が冷凍されて運ばれるのが一般的だった。だが、10年ほど前から韓国や中国には、個食用に包装できる納豆の製造機械が輸出されるようになり、「日本式納豆」が現地の一部で生産から冷蔵販売まで広まって人気という。納豆連の関係者は「北朝鮮にも製造機械が中国などから輸入された可能性がある」とみる。
北朝鮮の納豆は果たしてどんな風味なのだろうか。
(中略)
「納豆の食べ過ぎ」。
1970年に日航機「よど号」をハイジャックし、北朝鮮に渡ったよど号グループ。彼らの帰国支援を目的とする機関紙「かりはゆく」に今月、ハイジャックを実行した赤木志郎容疑者(69)=ハイジャック事件で国際手配中=名で、こんなタイトルの身辺雑記が掲載された。
「ピョンヤン便り」というコーナーに、短行で食欲の秋の失敗談として紹介され、最近、腹痛などで検査入院したという。原因は「納豆をよくかまずに食べたこと」と記されている。本当に納豆の食べ過ぎで腹痛が起きるのかは不明だが、風味に関してはこう記されていた。
「納豆工場が出来たので買ってみると、それはまさに日本の味だった。喜んで毎日がむしゃらに食べたのがよくなかった」。
http://toyokeizai.net/articles/-/170804
韓国で初めて納豆を製造・販売し、数々のヒット商品を市場に送り出している食品メーカーが「プルムウォン(Pulumone)」だ。
(中略)
当初は、健康を気にする50〜60代に人気があったが、最近では若年層にも支持が広がっているという。こうした納豆人気の盛り上がりをビジネスチャンスと見て、いくつかの食品メーカーも納豆市場に参入しているが、「やはり、元祖は強い。プルムウォンが市場の80%強を占めている」(韓国の経済誌記者)という。
【プルムウォンについて:参考】
http://mottokorea.com/mottoKoreaW/Business_list.do?bbsBasketType=R&seq=33683
■プルムウォン、米の1位豆腐企業を買収
国内豆腐1位メーカーのプルムウォン(Pulmuone)が、米国豆腐市場のリーダー企業「VITA SOY」の豆腐事業部門を買収した。
(中略)
プルムウォンは1991年に早くから米国市場に進出し、LAにプルムウォンUSAを建て豆腐を中心に現地の食品市場を攻略してきた。 2004年には大豆加工食品を生産する現地企業ワイルドウッドナチュラルフードを買収し、米国のスーパーマーケット最大チェーンであるホールフードマーケットにワイルドウッドブランドで豆腐と豆加工食品、ソース類などを販売してきた。特に、2009年にチルド食品会社モントレーグルメフード(Monterey Gourmet Foods, Inc.)を買収し、パスタとソースなどの製品をコストコ・サムズなどの米国内の会員制大型マートで販売している。
(中略)
プルムウォンは、米国1位豆腐メーカーの買収で、韓国と米国、日本、中国などの4大主要市場で直接事業を行う経営基盤も備えた。プルムウォンは過去2014年5月、日本豆腐市場4位の朝日食品工業を買収した後、今年、会社名をアサヒコに変え本格的な現地市場の開拓に乗り出した。
アサヒコは5つの工場で生産する豆腐と油揚げ製品を日本全国の大型流通店とスーパーマーケットに供給している。
■TBS『韓国の新駐日大使「天皇陛下の訪韓を」』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3195985.html
安倍の訪韓でない辺り「何だかな」感が否定できません。まあ安倍が訪韓すると余計なことやってかえって事態が悪化しかねないし、それ以前にたぶん訪韓したがらないと思ってるんでしょう。
■産経【北朝鮮情勢】平壌で秋季初の市民マラソン大会 日本から参加も
http://www.sankei.com/world/news/171029/wor1710290029-n1.html
こういうコトしてるわけですからかの国が「戦争する覚悟がある」とか言っても何の信憑性もないわけです。まあ、本気で戦争する気マンマンで、経済の改革開放をする気もないのよりはこっちの方がずっとマシですが。
■ハンギョレ『インタビュー:「チョン・ジュヨン現代自動車グループ会長が北朝鮮に工場建設を計画した理由とは」、対北朝鮮交流秘話を書いた本出版したチョン・ジンテ元現代車中国総経理』
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28806.html
何故かと言ったら「チョン・ジュヨン氏はその事業が儲かると思ったから」でしょうね。
もちろん「南北友好に尽力したい」つう民族としての熱い思いはあったでしょうが「経済的利益を全く犠牲にしてまではしない」でしょう。
不幸だったのはチョン・ジュヨン氏が2001年に死去するとこの工場計画が白紙化してしまったことです。もし実現していたら南北の緊張緩和が進んだのではないかと思うと残念です。まあこういう計画がある程度、北朝鮮との間で協議されたことで分かるように明らかに北朝鮮は改革開放を目指してるわけです。
■朝鮮日報【コラム】韓国の「積弊清算」政治、世界基準ではどう見えるのか
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/27/2017102702069.html
内容は「朴クネの刑事訴追は我慢する。でも李明博の疑惑まで追及するな」つう「自由韓国党を支持する『韓国の産経・朝鮮日報』」の泣き言です。
朝鮮日報だと文氏当選時に「朝鮮日報下野なう、でも『共に民主党』さんの思い通りにはさせない」と産経レベルのツイートしてもおかしくないでしょう。
それはともかく世界基準つうても出てくるのは米国の例だけです(まあ探せばいくらでも朝鮮日報の強弁に使えるネタは出てくるでしょうが)。
「ニクソンのウォーターゲートはニクソン退陣後改めて追及はされなかった」「レーガンのイランコントラゲートはレーガン退陣後改めて追及はされなかった」。
ニクソンの場合、失脚(大統領引責辞任)していますのでまあ、追及されないことは分かる。
「大統領辞任程度では済まない、ニクソンにはムショにいってもらう」つうだけの証拠がないと辞任したニクソンは追及しづらい。
レーガンの場合は勿論失脚していませんが「レーガン在任中は悔しいがレーガンのトンズラを許してしまった」「レーガン退陣後もレーガンの腹心・ブッシュ親(レーガン政権副大統領)が大統領になったせいで追及の機運が潰えた」「ブッシュ退陣後は追及したくてもするだけのネタがレーガン批判派(民主党など)になかった」だけの話でしょう。
「イランコントラでレーガンは恐らくクロ。あの男が疑惑追及から逃げ切ったことは米国の汚点」と思う人間からすれば朝鮮日報の物言いは褒め殺しか皮肉でしかありません。
むしろ「追及が言いがかり」「追及が違法捜査」でない限り、退任した大統領の不正を追及する韓国の方があるべき姿でしょう。
■朝鮮日報『『帝国の慰安婦』裁判を韓国学会が批判「学問に刑事罰は不適切」』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/28/2017102800516.html
ぶっちゃけ『帝国の慰安婦』なんて「学問の名に値しない」「東中野修道の南京事件研究といい勝負」じゃないか。
つまりは「民事賠償訴訟なら賛成する」つうわけで、李氏の場合、『帝国の慰安婦』には否定的なわけです。
海外でも、学問的研究の法的処罰には批判的な意見が多い。1996年、ナチスのユダヤ人虐殺を否定する英国の作家デイビッド・アーヴィングが、ユダヤ系の米国人歴史学者でエモリー大学教授のデボラ・リップシュタットと出版社を告訴した。アーヴィングは、リップシュタット教授の著書『Denying the Holocaust』(邦題『ホロコーストの真実*24』)が自分の名誉を棄損したと主張した。英国の法廷は2000年、無罪判決*25を下した。しかしその後、アーヴィングを刑事処罰すべきだという声が高まったとき、リップシュタット教授は「学問的論争の事案を法廷で判決してはならない」として起訴に反対する知識人の署名に加わった。
『帝国の慰安婦』の件はひとまず置くにしても、いやさすがに札付きのホロコースト否定ウヨ「アービング」なんか処罰されていいと思いますけどね。まあ、ある意味リップシュタット教授は立派かも知れませんが。
俺だったら「自分をデマ中傷した腐れウヨ」の擁護(?)なんか絶対しませんから。
参考
■デイヴィッド・アーヴィング(ウィキペ参照:1938年3月24日〜)
1977年に『ヒトラーの戦争』(邦訳、1983年、早川書房)を発表、その中でアドルフ・ヒトラーがホロコーストに対して消極的だったと主張、物議を醸した。やがて米国の研究者デボラ・E・リップシュタットから「ホロコースト否定論のもっとも危険な語り手の一人」と批判され、彼女を訴えたが2004年4月に敗訴し、逆に約300万ドル(約3億円以上)の訴訟費用の支払いを命じられ、破産状態にある。ただし、ネオナチなどの支援グループも存在する。[要出典]
2005年11月11日、ホロコーストを否定する発言が禁止されているオーストリアで逮捕され、2006年2月20日に3年間の服役という判決を受ける。
■『否定と肯定』(ウィキペ参照)
2016年に英国で製作された歴史映画で、デボラ・リップシュタットの書籍『否定と肯定:ホロコーストの真実をめぐる戦い』を原作とする。作品では「アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件」が扱われ、ホロコースト研究者のリップシュタットが、ホロコースト否定論者のデイヴィッド・アーヴィングに名誉毀損で訴えられた裁判の様子を描く。リップシュタットをレイチェル・ワイズ*26、アーヴィングをティモシー・スポールが演じた。
日本では、2017年12月8日に公開され、合わせてリップシュタットの原作もハーパーコリンズ・ ジャパンから刊行される予定(映画公式サイト:http://hitei-koutei.com/)。
日本では、ノーベル文学賞の受賞作家、大江健三郎が1970年に出した現場取材記『沖縄ノート』が、2005年に名誉棄損の訴訟に巻き込まれた。太平洋戦争を生き残った軍人や遺族などが、「沖縄戦の当時、日本軍の将校が住民に集団自決を強要した」とする『沖縄ノート』の記述は名誉棄損だとして訴えを起こしたのだ。日本の高等裁判所は08年、「集団自決において日本軍の強制もしくは命令があったと評価できるだけの根拠がある」として大江健三郎の肩を持ち、11年には最高裁が無罪判決*27を出した。
いや「沖縄ノート訴訟」と「帝国の慰安婦」と全然関係ないでしょうよ。まともな学者(例:林博史氏*28)は集団自決強要を否定しないんで。
■「北朝鮮でエリート学生を大量処刑」真相は明かされるか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171028-00077468/
昨年7月に脱北し、韓国に亡命した北朝鮮の元駐英公使のテ・ヨンホ氏が11月1日、米下院外交委員会の聴聞会に出席し、「北朝鮮体制についての内部者の見解」と題した証言を行う。
(中略)
興味深いのが、テ氏のもたらした「エリート学生大量処刑」事件の詳細が語られるかどうかだ。テ氏は韓国紙・文化日報とのインタビューで次のように語っている。
「私が聞いた最後の反体制運動は、1988年初めにあった。金日成総合大学で大規模な反体制組織が摘発された。(中略)加担した学生はすべて銃殺された。私の親しい友人もそのときに死んだ」
筆者は寡聞にして、このエピソードを知らない。韓国の知人らに聞いても、同様の答えだった。
まあ、やれやれですね。
つまりはテ氏の話は真偽すら怪しいわけです。
■産経【北朝鮮情勢】「核戦力完成の目標を全て達成」機関紙で主張 既成事実化が狙い?
http://www.sankei.com/world/news/171029/wor1710290005-n1.html
産経が言うようなことよりも「当面の目標をほとんど達成した→しばらくは核、ミサイル関係で実験しない→だから米国よ、交渉しようやないか(ただしお前らにびびってるわけと違う、あくまで「当面やる必要がないからしないだけ」やから、そこは勘違いするな)」つう話じゃないんですかね。
■NHK『プーチン大統領側近の上院議長 北朝鮮訪問の計画』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171026/k10011198031000.html
つまりは「以前から分かってること」ですが、ロシアは北朝鮮転覆など認める気はないと言う事です。
■産経『日・ミクロネシア首脳会談 対北制裁、漁業、遺骨収集での協力を確認』
http://www.sankei.com/politics/news/171025/plt1710250044-n1.html
まあミクロネシアも北朝鮮問題を振られれば安倍に調子をあわせはするでしょうが「俺達そんなに北朝鮮と親密な関係にないし、国際社会における政治力もそんなにないけどなあ」と苦笑してるでしょう。
■ニューズウィーク日本版『朝鮮半島有事の際に、拉致被害者をどう救出するか』冷泉彰彦
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/10/post-950_1.php
まあ「拉致被害者の居場所」がわからない以上、そんな事は無理な話ですが、この冷泉某氏は「拉致被害者の情報を得る」にせよ「北朝鮮に自衛隊を投入する」にせよ「最低限、中露の同意や協力が必要だろう」としているだけ巣くう会よりはいくらかマシです。
とはいえ
1)中露だって拉致被害者の情報など持ってはないだろう
2)中露が日本の自衛隊投入を認める事はないだろう
と言う意味では冷泉氏も充分非常識ですが。
■毎日新聞『米国と北朝鮮(下):相互抑止、なお有効 挑発的発言は誤解招く バセビッチ・米ボストン大名誉教授』
https://mainichi.jp/articles/20171022/ddm/007/030/184000c
米国の最重要目標は朝鮮半島で戦争を起こさないことだ。
まあそういうことですね。
「日本の核保有それ自体」や「それによるNPT崩壊の危険性」を米国が恐れてることが分かります。
安全保障上、最も危険な存在は北朝鮮ではなく中国だ。
中国がそんなに危険とは思いませんが「政治力、経済力、軍事力」共に中国の方が格上です。
北朝鮮より中国を警戒するのはわからないでもありません。
■毎日新聞『米国と北朝鮮(中):核保有認めるな 失敗の始まり40年前 セイモア元NSC担当調整官』
https://mainichi.jp/articles/20171021/ddm/007/030/155000c
北朝鮮の核・ミサイル施設を先制攻撃するのは、現実的な選択肢とは言えない。十分な情報が無く、施設の一部しか破壊できない。北朝鮮は残存した戦闘能力を日韓両国など米国の同盟国に対して使うだろう。
まあそういうことですね。軍事攻撃はリスキー過ぎます。
■毎日新聞『米国と北朝鮮(上):グレアム・アリソン*29米ハーバード大教授 キューバ危機に学べ』【聞き手・ワシントン会川晴之*30】
https://mainichi.jp/articles/20171020/k00/00m/030/077000c
キューバ危機では(中略)危機回避に成功した。米ソは二度とこうした事態を招かないよう、ホットラインを設置し連絡を密にした。相互協力も始め、1963年には部分的核実験禁止条約を結んだ。政治的な妥協もあった。(ボーガス注:ソ連と必要以上の対立を避けるため)68年のチェコスロバキアの「プラハの春」に米国が介入しなかったのがその例だ。
「有名な話」なのかもしれませんが、俺は無知なので知らなかった「プラハの春」についてのアリソン教授の指摘が興味深いですね。まあ、「米国(当時はジョンソン政権)はチェコを見捨てた、冷たい」と言えばそうなんでしょうけどねえ。
まあ、例えば「チベット問題で欧米が中国と必要以上に対立しない」なんてのも話の大筋はこの「チェコの話(国益判断の結果)」と同じでしょう。
それがいい、悪いという話ではなく「人権云々」で全てが動くほど国際外交も単純じゃない、てことです。
当然ながらこの「プラハの春対応」からは「北朝鮮国民の人権とかも大事だけどさあ、北朝鮮で有事起こっても困るのよねえ」つうことで「北朝鮮の核保有を条件付きで認める」なんてこともありうるわけです(俺はそういう考えも一理あると思ってます)。まあ、そういう考えはid:noharraや巣くう会、産経とか大激怒でしょうけど。
近い将来に北朝鮮の完全非核化が達成できるという考えは幻想だ。
まあそうでしょう。非核化が実現できるとしてもかなり時間がかかるんじゃないか。
北朝鮮が悪事を働かないよう「エサ」を与える必要があるかもしれない。お金を払って核開発を阻止するという選択肢だが、現実的には採用しがたい。
何故採用しがたいのかはよく分かりません。俺は検討してもいいと思いますが。
まあ道徳的にどうこうと言うよりは「北朝鮮のやらずぼったくりを恐れる」つうことでしょうけど。
中国の狙いは、朝鮮半島から米国の影響力を排除することにある。(中国からすれば)米国が朝鮮半島に居座ることこそが問題であり、中国の近くに米国の同盟国や軍事基地があってはならない。
つまりは中国としては「統一韓国ができたとして中韓国境に米軍基地を置かれる危険性があるくらいなら緩衝国としての北朝鮮を支援する」つうことです。
ここで米国が「統一韓国の国境に米軍など置かないことを約束する」とか「そもそも在韓米軍は撤退する」とかいえば話は別ですがまあ言わないでしょうね。
アリソン教授も
・(ボーガス注:在韓米軍撤退で)米国の影響力を排除できれば、朝鮮半島は統一され(ボーガス注:た時に)、中国の属国が誕生する。
・(ボーガス注:南北緊張緩和のため、在韓米軍撤退や大幅削減を考えてはどうかなどと)中国がどう言いつくろっても、「本当は米国を朝鮮半島から排除し(ボーガス注:韓国を属国にし)ようとしている」という不信感が米国にはある。
と中国への警戒心を表明しています。
■「人民の名で処断する」…悪徳権力に「血の復讐」を始めた北朝鮮の人々
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171020-00077107/
北朝鮮には「戦争になったら(米軍や韓国軍ではなく)保安員や国家安全保衛省(秘密警察)の幹部を先に殲滅する」と言う人が少なからず存在する
「ホンマかいな?」ですね。戦争になったらそんなことしてる余裕ないと思うんですけどねえ。
■「街は生気を失い、人々はゾンビのように徘徊した」…北朝鮮「大量餓死」の記憶
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171010-00076704/
国際社会は、そのような蜂起を望んで経済制裁を行っているのだろうか。
「望んでません、以上」ですね。政権打倒が目的ではなく、「核開発を辞めること」を求める制裁の訳ですから。
仮に蜂起が起きたら、立ち上がった人々が皆殺しになる前に助けに行く準備をしている国があるのだろうか。
「ありません。以上」ですね。そんなことをしたら「シリア内戦」の再現になりかねません。
「アサド政権をロシア、イランが支援した」ように「中国、ロシアが金正恩政権を支援」することになるでしょうね。
でそこまで腹をくくって「反体制派*31に武器供与」する度胸はトランプにはないでしょう。あっても困りますが。ましてや米軍自体が北朝鮮に軍事攻撃なんてもっとあり得ない。
米国を含め、そんな国はどこにもない。国際社会がこうした覚悟を持てなければ、経済制裁が金正恩体制にとって本当の脅威となることはないだろう。
おいおいですね。経済制裁が「脅威になり得ない*32」のは
1)抜け穴があるから(制裁違反の摘発が難しい)
2)安保理決議に抵触しない形で中露が北朝鮮支援するから
3)「制裁におうじ核開発を辞めたら」これ幸いと、米国が政権転覆の戦争を仕掛けるかも知れないと北朝鮮が思ってるから
でしょう。
つまりは1)〜3)を何とかする必要があるのであって「米軍の武力攻撃もあり得る」と脅すなんて高の主張は全くの逆効果です。
そんなことをすれば北朝鮮は「絶対に核廃棄できない」と思い、中露も「北朝鮮支援を辞めるわけにはいかない」と思うでしょう。
■身内殺しに血の粛清…金正恩氏、恐怖政治の6年間
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171009-00076709/
という高の言い分は話半分に聞いておきます。高の場合、金正日氏生前は「父親を超える恐怖政治」といっていたのでしょうからねえ。まあ、この男の主張は結論ありきでしょうから安易に信用しない方がよろしい。
玄永哲*33(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が公開銃殺された。この時は人間を文字通り「ミンチ」にする「高射銃」が用いられた。
高射銃でなければ銃殺していい、つう話でもないですが、眉唾ですね。
高射銃というのは飛行機を撃ち落とすための銃です。そんなもん人に使うのは「タマの無駄遣い」てもんです。どう見ても「金正恩は異常者だ」とネガキャンのためにガセネタ流してるようにしか見えません。
■「北朝鮮で反金正恩の民衆蜂起も」米国政界でふくらむ期待
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171006-00076563/
そんなもんどう考えても起きそうにありませんが。
いやそれ以前に「米国政界で高まる期待」つう高の主張自体眉唾です。
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、米共和党のジョニ・アーンスト上院議員(アイオワ州選出)は9月29日午前、ワシントンDCの有力シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)の懇談会で次のように語り、国際社会による経済制裁が北朝鮮社会に変化を起こす可能性を指摘した。
「金正恩政権が北朝鮮内部の住民の生活水準を維持できなくなったら、民衆蜂起が起こる可能性がある」
(中略)
一方これと同じ日、やはりワシントンDCの有力シンクタンクである外交問題評議会(CFR)の懇談会に参加したジャック・リード上院議員(民主党・ロードアイランド州選出)もこれと似た発言を行った。
てこの程度で「高まる」と言えるのか。
■「性拷問を受けた」との証言も…北朝鮮は外国人に何をしているのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170929-00076306/
まあ「その存在が秘密の拉致被害者」ならともかく「それ以外の身柄拘束外国人」は「いずれ解放することが前提」でしょうし拷問なんかないんじゃないですかねえ。断言はしませんけど。
北朝鮮を旅行中に拘束され、1年5カ月ぶりに解放されるも帰国直後に死亡した米国の大学生、オットー・ワームビアさん(当時22歳)が拷問を受けたかどうかで、食い違う証言が出ている。
オットーさんの両親は26日、米FOXニュースの番組に出演し、ワームビアさんには北朝鮮当局から拷問された跡があったなどと語った。
(中略)
インタビューによれば、オットーさんの身体には原因不明の負傷が数多く見つかった。
(中略)
ところが翌日、これを否定する証言が出てきた。AFP=時事は28日、次のように報じた。
〈米国人学生オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏(当時22)について、司法解剖を行ったオハイオ(Ohio)州の監察医は27日、同氏が拷問を受けた明らかな痕跡は見つからなかったと発表した。(中略)骨折や歯の損傷もみられなかったと述べた。〉
ちなみに、オットーさんの遺体は両親の意向により、司法解剖が行われなかった。
(中略)
オットーさんの遺体を実際に見た監察医の証言は重い。オットーさんが北朝鮮で拷問を受けたとする説を、簡単に受け入れるわけには行かないだろう。
「司法解剖すれば良かったのに」としか言いようがないですね。司法解剖しないとこういう争いが起こるであろう事は容易に予想できました。
*1:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相
*2:鳩山、菅内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を歴任
*3:勿論俺も現実主義ですので菅や枝野を全否定はしませんが。
*4:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席など経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席
*6:ニクソン、フォード政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官
*7:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事
*9:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣副総理・外相を経て首相
*10:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相など歴任
*11:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官、自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任
*12:中曽根内閣建設相、海部内閣運輸相、村山内閣総務庁長官を歴任
*13:村山内閣運輸相、森内閣通産相、小泉内閣経産相など歴任
*14:小渕、小泉内閣防衛庁長官、森内閣経済企画庁長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、第一次安倍、福田内閣財務相を歴任
*15:朝鮮民主主義人民共和国の英語略称
*16:「北朝鮮文化ファン」「政治的意図はない」というなら別に揶揄する必要はないでしょうし、そもそも「先軍女子」を揶揄ではなく礼賛だと理解される危険性もあるので適切な命名ではないでしょう。
*17:いや「揶揄する」つうのは立派に「政治的意図」ですが。
*18:野田内閣総務副大臣、民進党幹事長(前原代表時代)を経て希望の党幹事長(政調会長兼務)
*19:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領
*22:リビア首相、革命指導評議会議長、全国人民会議書記長を歴任
*23:元週刊文春記者(現在、フリーライター)。著書『ソニーはなぜサムスンに抜かれたのか』(2011年、文春新書)、『好きになってはいけない国。韓国発!日本へのまなざし』(2012年、文春文庫)など
*24:1995年、恒友出版
*25:アービングの場合、刑事告訴ではなく民事訴訟なので「無罪」と言う表現は不適切でしょう。
*26:『ナイロビの蜂』で、2006年アカデミー賞助演女優賞受賞
*27:沖縄ノート訴訟の場合も、アービングの場合と同様に、刑事告訴ではなく民事訴訟なので「無罪」と言う表現は不適切でしょう。
*28:著書『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『沖縄戦・強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)など
*29:著書『核テロ:今ここにある恐怖のシナリオ』(2006年、日本経済新聞社)、『決定の本質:キューバ・ミサイル危機の分析(第2版)』(2016年、日経BPクラシックス)、『米中戦争前夜:新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ』(2017年、ダイヤモンド社)など
*30:著書『独裁者に原爆を売る男たち:核の世界地図』(2013年、文春新書)、『核に魅入られた国家:知られざる拡散の実態』(2016年、毎日新聞出版)
*32:まあダメージがないわけではありません。北朝鮮がなんとか我慢できるという話です。
*33:そもそも玄の失脚はまず間違いないとしても彼が処刑されたのかどうかは「北朝鮮が認めていないこと」もあって真偽不明です。