「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(9/24分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻)(追記・訂正あり)(追記・訂正あり)

 常岡*1らを取り上げます。
時事通信『安田さん「とんでもなくタフ」=長かったと友人の常岡さん』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102400030&g=soc
 「日本のマスコミってバカ?」ですね。常岡が安田氏の友人自称してるのは事実ですが、当の安田氏はどう思ってるかわからないし、そもそもいつ常岡が「安田の友人代表」になったのか。
 しかも「日本政府に水面下交渉を求める川上泰徳氏ら」に「そんなもんは必要ない」と無茶苦茶な放言するなど、およそ常岡の態度は「友人とは思えないもん」でした。
 むしろ川上氏らに「今のお気持ちはいかがですか?」と聞いたらどうなのか。
 しかし常岡の発言をパロれば常岡も「とんでもなく恥知らず」「とんでもなく屑」ですね。
 「お前、安田解放に貢献したわけでも何でもねえのに、むしろそれを妨害してたのに友人面して売名してるんじゃねえよ」「大体お前ツイッターでさんざん日本のマスコミの悪口いってるじゃねえか。都合のいいときはそのマスコミを売名に利用かよ?」「お前はとっとと出身地の長崎に帰って、地方記者に戻れよ」ですね。


毎日新聞『安田さん解放、「とてもうれしい」大阪のジャーナリストら』
https://mainichi.jp/articles/20181024/k00/00e/040/293000c

 中東取材にかかわる大阪在住のジャーナリストらも安田さん解放のニュースを歓迎した。シリアやイラクでの取材経験が豊富なジャーナリストで、安田さんと親交がある西谷文和さん(57)=大阪府吹田市=は「日本政府の発表の少し前に、知人のシリア人を通じて解放の知らせを聞いた。戦闘に巻き込まれたり、心身が悪化したりしないか心配だった。解放されて、とてもうれしい」と胸をなでおろした。

 常岡に話を聞くくらいならこの記事に名前が出てくる西谷文和氏に話を聞いた方がずっとましでしょう。


■【単刀直言】世耕弘成経産相「安倍政権で日露平和条約締結を」
https://www.sankei.com/politics/news/181020/plt1810200001-n1.html
 なんとも常識外れですね。
1)日本政府の公式見解は「北方領土問題が日本への四島返還で解決しない限り平和条約は結べない」
2)その結果、歴代政権は日ソ国交正常化した鳩山一郎政権以降、平和条約が結べなかった
3)現在、安倍政権において領土問題が解決する保証はない
つう状況でこういうこと言いますか?
 日本が、1)を変える(領土問題が解決しなくても締結する)か、ロシアの方針返還で返還の見込みがでてくるなど、3)が変わるかしない限り平和条約締結なんかないでしょうに。 


ニューズウィーク日本版『シリア内戦の最終局面 停戦のカギを握るのは「トルコ」だ』(川上泰徳)
https://www.newsweekjapan.jp/kawakami/2018/10/post-42.php
 この記事内容に近いことは青山弘之氏*2など別の方も言っていたかと思います(例えば■ニューズウィーク日本版『シリア反体制派の最後の牙城への総攻撃はひとまず回避された:その複雑な事情とは』(青山弘之)(https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/09/post-10982.php)参照)。
 クルドはともかく「イドリブ」を陥落させれば反体制派をアサド側が完全に打倒したことになります。
 とはいえトルコとしてはそれは容認できない。なんとか阻止しようと動く。
 一方、アサド側(アサドを支援するロシア、イラン含む)はいざとなったら、イドリブ攻撃するが「トルコが反体制派をなだめてうまく話がつけばそれでもいい」「トルコとの軍事衝突は避けたい」。
 で今、反体制側(反体制派の最大のスポンサーとされるトルコなど含む)とアサド側で「微妙な形で停戦してる」わけです。
 とはいえあくまでも、停戦は「微妙」です。お互い「軍事衝突しても簡単に勝利できるか疑問」だから衝突を避けてるだけに過ぎない。
 反体制側とアサド側で何らかの思惑違いから軍事衝突しないとは限らない。
 でその場合「トルコが、軍事攻撃を実行したがってる反体制派タカ派を押さえ込めるかどうか(仮にタカ派がアサド側に軍事攻撃を仕掛けた場合も『一部の連中が暴走しただけで反体制派主流とは関係ない』と切って捨てた上でそれを反体制派主流派やアサド側に飲ませられるかどうか)」が一番重要だと思うとしています。
 もちろん「アサド側から開戦する可能性」もある。しかし最低限、トルコとしては「反体制派から開戦する可能性を潰さない」とある意味「お話にならない」つうことです。
 なお、反体制派とアサド側で話がつけば「反体制派内のタカ派がシリアに居場所がなくなってシリア国外に移動(もちろんその場合もイラン、ロシア、トルコに移動ではないのはイランなどの立場上当然です)」し、シリア国外でのイスラムテロが助長される恐れがあると川上氏は見ています。


■日経『南北共演、極まる核危機』本社コメンテーター 秋田浩之*3
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36272150Z01C18A0TCR000/
 黒井が賛同ツイートしていたのですが俺は全く賛同できないですね。

北朝鮮による核武装という最悪のシナリオが、瀬戸際に近づいているとみるべきだ。

 「は?」ですね。
 第一に米朝、南北間で交渉中なのに何でそういう結論になるのかさっぱりわかりません。もちろん交渉がどんどん順調に進んで非核化がサクサク進むと思うほど俺も楽観的ではありませんが、一方でここまで悲観的な展望を語るのもおかしいでしょう。交渉は始まったばかりです。
 第二に俺にとって最悪のシナリオは「第二次朝鮮戦争」です。これさえ回避できるのであれば、ぶっちゃけた話、「北朝鮮の核保有」の方がまだましだというのが俺の価値観です。
 なぜなら北朝鮮が核保有したところでそれを自分から使用する選択肢は国力的にないからです。
 むしろ朝鮮半島情勢で一番あり得るのは「米軍の北朝鮮侵攻」でしょう。そしてそれを防ぎたいが故に「北朝鮮が核保有したい」つうなら「まあ米国が誰の目にもわかるような明白な形で、北朝鮮の体制保障する気がないなら仕方がないかな」つうのが俺の考えです。 
 積極的に北朝鮮の核保有を支持、正当化する気はさすがにない。ただし「米軍の侵攻の危険性がゼロでなくても非核化しろ」と北朝鮮に要求する気にはならないつうことです。
 それを「北朝鮮シンパ」「北朝鮮に甘い」「腰抜けだ」などと言われようとそれが俺の今の価値観です。多分そういう意味ではこの秋田某氏や黒井とは俺は「価値観が違いすぎて」わかり合えないでしょう。
 特に俺が理解できないのは「終戦宣言に黒井や秋田某氏が否定的なところ」です。「国交正常化や終戦協定に比べたらハードルが低い」、その程度の「体制保障的(?)行為」すらしないで何で北朝鮮が非核化すると思えるのか、「米国が政権転覆の選択肢を明確な形では放棄しない状況」で北朝鮮に非核化を要求して問題ないと思えるのかさっぱりわかりません。

 米議会関係者からも「韓国はもはや、在韓米軍はいなくなってもよいと思っているのでは」との声が聞かれる。

 米韓合同軍事演習中止は「事情はともかく」トランプも賛同したことなのに何でそういう評価になるのかさっぱりわかりません。そもそも「当面の米韓軍事演習中止=在韓米軍いらない」「軍事的緊張緩和=在韓米軍いらない」では必ずしもないですがそれはさておき。
 いや正直な話、在韓米軍などなくても北朝鮮は韓国に侵攻などできないでしょう。それだけの国力差がついてしまった。在韓米軍の存在意義はむしろロシアや中国への対抗ではないのか。ただし、中ロとの関係に配慮し、それを公言しがたいが故に北朝鮮が持ち出されるだけではないのか。

 韓国はなぜ、まるで北朝鮮と共演するような動きに出ているのか。韓国専門家らによると、文在寅ムン・ジェイン*4大統領はただの人気取りではなく、本当に正しい道だと確信し、南北の先行融和路線を走っている。韓国にとって最優先は非核化よりも、朝鮮半島での戦争を防ぐことにあるからだ。韓国の立場になれば、分からない話ではない。戦争になれば、韓国側にも数万〜数十万人の死傷者が出るという試算がある。 

 「おいおい、秋田、黒井、お前らにとっては重要度は非核化>戦争回避なのかよ、朝鮮半島から遠く離れた米国やEU諸国ならともかく、日本の隣国で戦乱が起こって、日本に人的、経済的ダメージがねえとか思ってるのかよ」ですね。もちろん日本めがけてミサイルも考えられるし、韓国だけ攻撃でもビジネスや留学、観光で多くの日本人が今や韓国にたくさんいるわけです。そうした人的被害やあるいは経済的被害をどう考えてるのか。
 俺だって重要度は「戦争回避>非核化」ですが。韓国人だけでなく日本人なら皆がそうあってしかるべきだと思いますけどね。いやロシアや中国も同じじゃないか。
 朝鮮半島から遠く離れた米国やEU諸国じゃないんですから。
 あるいは別の言い方をすれば「朝鮮半島は日本にとってはEU諸国にとってのシリア」でしょう。
 シリア内戦で難民がきていることはEU諸国にとってかなりの負担でしょう。
 逆に我々日本人にとっては遠く離れたシリアなどある意味どうでもいいわけです。

 日米の安全保障専門家は将来、北朝鮮が武力統一に動く余地を与えてしまうと心配する。

 本気で言ってるならキチガイの沙汰です。そんなことは国力的にできるわけもない。産経ならまだしも日経でこんな与太記事が紙面に乗るとは呆れて二の句が継げません。
 「ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツが西ドイツに侵攻する」位あり得ない話です。
 こんなトンデモ記事に賛同する黒井が自称「インテリジェンスの専門家」つうのも呆れて二の句が継げません。

 北朝鮮に核が残れば、日本も深刻な脅威にさらされる。

 「核保有していい」とまでは言いませんが、全然深刻な脅威ではないですね。あえて言えば「北朝鮮よりも軍事大国の中国、ロシア」の核の方がよほど脅威でしょう。数的にも北朝鮮よりずっと多いですからね。
 とはいえ、さすがに俺も北朝鮮はもちろん、ロシアや中国が日本めがけて核ミサイルを撃ち込んでくるとは思いませんが。

 安倍晋三首相は電話も含めると、三十数回にわたりトランプ氏と話し、非核化を説いてきた。尋常ではない頻度だ。
 それでもトランプ氏を制御できないなら、40回でも、50回でも働きかける価値がある。

 そんなことしてもトランプは安倍を無視するでしょうし、安倍もそんなトランプに対し何もできないでしょう。安倍は無能だし、トランプは横紙破りだし、てことです。
 EU諸国がイラン制裁に反対しても無視するのがトランプですから。


■桜木武史『シャーム解放委員会』PART 1
https://note.mu/takeshisakuragi/n/n2c32237cfb50
 常岡や黒井は指摘したがらないことですが、「反体制派びいき」であることを認めていても「ある程度フェアでありたい」と思うのか、反体制派にアルカイダ系がいることに触れる桜木です(こうした指摘は青山弘之氏もしていますが)。
 それが旧称「ヌスラ戦線」、今は「シャーム解放委員会」です。
 反アサドということで「シャーム」をアサドを支援するロシアやイランが敵視してることは言うまでもありません。
 しかし米国も「反アサドでもアルカイダなんか支持できない」ということで「反安倍でも共産と手を組みたくない」という連合のようにシャームを敵視してきました。
 シャームが「脱アルカイダ」を宣言しても「脱つうことは昔はやっぱりアルカイダなんじゃねえか」「米国、トルコ、ロシア、イランなど、どこもアルカイダには好意的じゃなくて、追い詰められたから脱退を言い出しただけじゃねえか」「偽装脱退じゃないのか」と敵視は変わらないわけです。
 最近は「アサドを有利にしたくない(アサド打倒のためにはシャームでも猫の手でも何でも借りたい)」「シャームも追い詰められたからとはいえ大分丸くなった」ということで米国政府にも「シャームを大目に見てもいいのでは」つう意見が出てるようですが、それにしたって「アサドを有利にしたくない」「シャームも丸くなった」つう党利党略です。基本的には「シャームなどできれば、いらない」「反アサドの中心、主力はシャームでは困る」つうのが米国の基本線の訳です。


■桜木武史『トルコのシリア参戦』
https://note.mu/takeshisakuragi/n/n2230fb419fe0
 常岡や黒井は指摘したがらないことですが、「反体制派びいき」であることを認めていても「ある程度フェアでありたい」と思うのか「アサドを支援するロシア、イラン」だけでなく、反体制派側もトルコなどの支援を受けていたことに触れる桜木です。
 トルコの目的としては1)アサド打倒、2)シリアのクルド打倒
ですね。それが今後うまくいくかはどちらも疑問符がつきますが。


■桜木武史『ロシアのシリア参戦』
https://note.mu/takeshisakuragi/n/n4aa81b032aa2

ソ連が崩壊してロシアが誕生して以降、これほど大規模な軍事介入は初めてでした。
・外交の専門家も(ボーガス注:多くの人間は)ソ連が崩壊して以降、(中略)(ボーガス注:ロシアのシリア介入は反アサド派にとって)脅威にはなり得ないだろうと高をくくっていましたが、シリアに参戦したロシアの活躍ぶりには目を見張りました。
・ロシアはシリアの覇権を欧米には手を触れさせない覚悟の上で掌握する構えに見えました。(ボーガス注:アメリカが軍事侵攻してフセイン政権を転覆した)イラクにしても、(ボーガス注:英米仏が反体制派を支援してカダフィ政権を崩壊させた)リビアにしても、欧米が中東の勢力図をむちゃくちゃにしたこともロシアの怒りを買いました。
・ロシアはイランと表面上はアサド政権を支える同盟国ですが、シリアでの影響力を誰よりも確保したいロシアとしては軍事介入をすることでイランより上に立つことを望みました。
・ロシアの軍事介入にはシリアだけではない中東全域を見据えての判断です。
(中略)
 ヨーロッパではウクライナの問題に絡みロシアへの風当たりは強いです。様々な要因を考慮して、それでもアサド政権を支えてシリアでの覇権を握ることが今後ロシアにとって利益になると判断したのだと思います。そして、現在、ロシアがシリアでの戦争に終止符を打つべく画策しています。
 シリアの情勢だけに注視している僕として、ロシアのシリアへの軍事介入を説明することは難しいです。記事を読み、当たり障りのないことだけ書き記しました。ロシアの専門家、国際政治学者の方々がシリアとロシアの関係については詳しく考察していますので、より深く学ぶのであれば、そちら*5を参考にしていただければ幸いです。

 イラクリビアについて「介入したくても介入する能力がなかった」のか、「介入する必要性を感じなかった」のか、イラクリビアには介入しなかったロシアもなぜかシリアには本格的に介入しました。それだけシリアに「イラクリビア以上の」重要性があったのか、はたまたイラクリビアの状況がロシアにとって我慢ならず「シリアだけは後の祭りにはしない」ということなのか。
 一方「イラクリビアには介入しなかったこと」「旧ソ連崩壊後、国内紛争(チェチェン紛争)以外ではこれほど大規模な介入はなかったこと、旧ソ連時代のアフガン介入は失敗してること」から「ロシアの介入は失敗する(そして場合によってはプーチン*6政権が崩壊する)」と見ていた欧米や「反体制派を支援していたサウジやトルコ」などの予想は「ロシアの予想外の健闘」と「反体制派の予想外の無力さ」で「アサド政権が反体制派を完全に圧倒し」完全に裏切られます。そしてもはや、どんな形であれ「ロシアの意向を無視してのシリア内戦終了」は考えられなくなりました。
 

■桜木武史『ファトフ軍』
https://note.mu/takeshisakuragi/n/nc5f87ca364cf

 ファトフ軍を支えたのはトルコを主軸として、サウジアラビアカタールが強力しました。外国の支援というのは現金なもので、当時の反体制派の勢いを利用してアサド政権を崩壊させるという希望を(ボーガス注:サウジなど反アサドの立場に立つ)諸外国は抱いていました。しかし、この快進撃に楔を打ち込み、反体制派の支援を一気に停滞させた大国があります。それが(ボーガス注:アサド政権を支援した)ロシアになります。

 黒井や常岡は触れたがらないことですが、アサド政権だけでなく、反体制派「も」このように外国の支援を受けていたわけです。
 もちろん結果的には「ロシアやイランなどのアサド政権支援>トルコやカタール、サウジなどの反体制派支援」であり、その結果のアサドの今の軍事的優位ではあるのでしょうが。
 反体制派びいきとはいえこうした事実に触れるだけ、桜木は常岡らよりはフェアと言えるでしょう。
 もちろん言うまでもなく(?)青山弘之氏はこう言う事実に触れています。

 2015年4月、クルド人の地域での取材を終えて、トルコに戻ると、私はイドリブ県での衝突に釘付けになりました。何とか向かえないものか。シリア人の友人に相談を持ち掛けると、こう忠告されました。
「ファトフ軍はムジャーヒディーン軍(僕が2014年に従軍した自由シリア軍)とは異なる。正体も分からないような危険な連中が紛れている。そんな場所にタケシを連れていけないし、俺だって行きたくないんだ」

 まあいくらかでも客観的であろうとするなら「どちらかと言えば反体制派より」でも、桜木のような記述になるのでしょうね。常岡や黒井が反体制派万歳しかしないのとは偉い違いです。


■桜木武史*7アメリカのシリア参戦』
https://note.mu/takeshisakuragi/n/n480a59c57b07
 桜木記事を要約すると以下のようになるでしょう。
1)アメリカは「アフガンやイラクに軍事展開してるのにシリアにまで手が回らない」ということで直接軍事介入することはせず、反体制派を軍事支援してきました。米軍が直接軍事介入しなくても、反体制派でアサド政権もISも打倒できるというのが米国の読みでした。
2)ところがいくつかアメリカに誤算が出てきます。「支援した反体制派の力不足」「反体制派内へのアルカイダ系組織の参加」「ロシアとイランの積極的軍事介入」「クルド勢力の台頭」です。
 反体制派は米国にとって期待倒れでした。しかも反体制派内にアルカイダ系組織が参加したことで「反体制派に支援するとその武器がアルカイダに流れないか」という危惧が出てきます。
 一方でロシア、イランの軍事介入で「ただでさえ期待倒れでアサド軍やIS相手に戦果が挙がらない反体制派」はISやアサド軍以上の強敵「ロシア、イラン」に敗戦を重ねていきます。
 ここで常岡や黒井だの「一部の反アサド(桜木もそうか?)」は「米軍のシリア軍事介入を要求する」わけですが、アフガン、イラクだけでも手一杯の米国はそれをしませんでした。まあ、正直、是非以前に、米国にとって軍事能力的に、あるいは国内世論的(イラクやアフガンも解決してないのに軍事介入するなという国内世論の批判)にできる話ではなかったでしょう。
 一方、反体制派が軍事的無力さをさらす中でクルドが力をつけてきます。米国は反体制派よりクルドに肩入れしていきます。トルコはそれに不満を述べますが米国は「シリアのクルドとトルコのクルドは違う。我々はトルコのクルドは支援してない」と言い訳します。
 クルドと反体制派の関係は「反体制派」がクルド独立運動を敵視するトルコの支援を受けていることで「反体制派がクルドを敵視する」という関係でした。
 これに対して、アサド政権(イラン、ロシアの支援を受ける)は「アサドもイランもクルド独立や自治権に否定的」なものの、トルコとトルコの支援を受けた反体制派が露骨に反クルドであるのを見るや、「クルドと反体制派の共闘を阻止するため」クルドに対し曖昧な態度に終始します。
 その結果「ただでさえ反体制派は軍事的に劣勢」である上に、「アサドの方が反体制派よりまだまし」ということでアサドと共闘はしないものの、クルド勢力は、アサドにも反体制派にも肩入れしない態度をとります。その結果、反体制派は一層劣勢になるわけです。


■桜木武史『アサド政権とイランの関係』
https://note.mu/takeshisakuragi/n/n7c57aca5202e
 平たく言えば「シリア・アサド政権はイラン・イラク戦争の時にイランを支援してくれた。中東においてアサド政権ほど信頼できる国はイランにはない」との判断の下、イランは「アサド政権絶対死守の構えをとってる」つう話かと思います。
 それほど「イラン・イラク戦争のトラウマ」はイランにとって大きいと言うことでしょう。


■ツイートいろいろ

常岡浩介がリツイート
・KaSuehiro
 雑誌をやっていれば廃刊休刊することもある。しかし、それで生計を立てているスタッフのために広河隆一*8は全力を尽くしたか?。絶対にやっていないだろう。

 常岡とその同類って本当にクズだなと言うことが分かるナイスツイートです。
 何を根拠に「広河氏が全力を尽くしていない」と決めつけるのか。いやそもそもこいつらのいう全力とは具体的になんなのか?。そして俺がデイズJAPANスタッフなら「俺がいつ広河非難しろって頼んだんだよ?」じゃないかと思いますね。
 廃刊前に「何が何でも存続させろ、広河が手を引くというなら俺が経営を引き継いでもいい」つうなら、あるいは「急に廃刊を決められても困る」として広河氏ら経営陣相手に裁判闘争に踏み切ったスタッフがいたとして、そのスタッフを支援するなら、ともかく、廃刊してから「具体的なアクションを何もせず」、こんなこと「だけ」言っても復刊されるわけでも、スタッフの何らかの権利が守られるわけでもない。俺がデイズJAPANスタッフなら、「スタッフの生活ガー、とか言うならお前ら、俺に仕事でも世話してくれよ。お前らが広河さん嫌いだからって俺を手前の広河さんたたきに使うんじゃねえよ。俺は手前らの政治的道具じゃなくて一人の人間なんだよ。本当に胸くそ悪いわ」と思うでしょうね。
 まあ、とはいえ、常岡らを罵っても「仕事にありつけるわけでも、常岡らが謝罪する*9わけでも」何がどうなるわけでもないので、俺がスタッフの立場だとして「内心不快に思っても」それ以上、何もしないかもしれませんが。

常岡浩介
 わざわざ安田くんにインタヴューして自己責任論以外何も訊かないAERA。どいつもこいつもツルツルの脳みそどもである。リンクしない

 ちなみにググったところ、この記事は
アエラ安田純平さんが懸念する「自己責任論」の先 「泥水に突っ込む人が必要」という真意とは?』
https://dot.asahi.com/aera/2018111900014.html?page=1
アエラ『「自己責任論」の批判は受け入れても、安田純平さんがこだわること』
https://dot.asahi.com/aera/2018111900015.htmlのようです。
 ぐちゃぐちゃ言ってるんだったら常岡は「自称に過ぎないとはいえ」、「自称ジャーナリスト」で「自称安田君の友人」なんだから「俺があるべき安田インタビューを世間に見せてやる!。安田君、俺に協力してくれ!」と安田氏に協力を求めて、彼に常岡個人がインタビュー取材すればいいだけの話です。
 しかし常岡がそれをしないということは「常岡は安田君の友人でもないし、常岡にはシリア問題についての知識も興味関心もないし、取材能力もろくにない」てことなんでしょうね。
 「安田君の友人でない」からこそ安田氏が常岡の取材を受けたとしても「安田君から重要な証言を引き出す」といった「友人としてのアドバンテージ」なんか何もないし、「シリア問題についての知識も興味関心もないし、取材能力もろくにない」から偉そうなこと抜かしてても、アエラなどよりも劣った取材しか出来ない可能性大の訳です。
 だったら黙ってりゃいいのに「俺の目から見るとダメダメ」と偉そうなこと抜かすんだから呆れます。「自分が安田取材できない事(取材を申し入れても、安田氏が常岡の申し入れを受け入れてくれるか分からない上、受け入れてくれても多分『常岡の無能さから』たいした取材成果など出ないことを常岡ですら自覚してるのでそれが怖くて常岡には安田取材が出来ない)」、にもかかわらず一方で「安田取材してるメディア(アエラなど)がある事への嫉妬がある」のか?
 大体「自己責任論以外」云々て何を聞いてほしいのか。そもそも「安田君」の側から「精神的に疲れ果てているので、しばらくの間は自己責任論に対する反論という最低限度の自己防衛しかしたくない」と申し入れてきた可能性だってあるわけです。
 アエラにも

https://dot.asahi.com/aera/2018111900014.html?page=2
 安田さんがこれらの声に心を痛め、家族や近所の人に迷惑をかけまいと、帰国後も自宅に帰れず知人宅などを転々としていることは、AERA本誌が前号で伝えた通りだ。

と書いてあります。そういう精神状態の人間がシリア問題についてガンガンものを言いたがるとか、アエラに限らずマスコミが「是非シリア問題についてガンガン話してください」と聞けると思うとか考える常岡は、はっきりいって「人格破綻者」「サイコパス」ではないのか。
 大体、安田君が「がんがんシリア問題について何か言いたい」なら別にインタビューという形でなくても、執筆記事という形で発表していくんじゃないですかね?。つまりは「アエラの取材がどうこう言う話じゃ多分ない」てことです。
 また「あるべきシリア報道」について言えば、何も安田氏に取材する必要は必ずしもない。これまた常岡が「安田氏のように自らシリアに取材に赴くなり、欧米や日本の亡命シリア人に取材するなり」して、自らの力によって「あるべきシリア報道」を示せばいいだけの話です。まあ、常岡は単なる因縁付けしかやる気ないみたいですけど。常岡も志の低い男です。

常岡浩介がリツイート
・ごじ
 ダライ・ラマ来日したけど、信じられないくらい各社報道しないね。高齢なのに日本に来るのはマスコミに期待して報道して欲しいからなのに。

 そりゃ「日本人大多数にとってニュースバリューがないから」でしょうね。部数や視聴率がとれなければ報道する動機はありません。
 つうかダライが日本に来たのって単に「講演料稼ぎのため」じゃないんですかね。それがいいとか悪いとかじゃなくてただの事実の指摘ですが。

常岡浩介
 国境なき記者団が、「安田純平は謝るべきじゃない」と。でも、きみらは自称コンサルタントのニルス・ビルトの「身の代金要求され、期限切られてる」というデマ拡散したの謝れよ

 おいおいですね。西谷文和氏相手にデマを流したあげく、裁判に訴えられるまでろくに謝罪せず「裁判での謝罪(和解条件の一つが謝罪)」も「いやいや」「渋々」が見え透いてる男がよくもふざけたことがいえたもんです。

常岡浩介がリツイート
・魂は何処(いづこ)
テレビ朝日『「身代金払っていない」 安田さん解放でトルコ外相』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000140165.html
 安田さんの解放が伝えられると、直ぐに「身代金が支払われただろう」等など、勝手な推測で発言した著名人やタレント、テレビ局)は、発言の撤回と謝罪すべき。

 常岡と類友が「予想以上に」馬鹿すぎて吹き出しました。トルコのチャブシオール外相の「身代金払ってない」発言を信用する根拠は何でしょうか?
 そもそもテレ朝ニュースによればトルコ外相は

・私の知る限り、安田の解放に関し身代金の支払いはない
・少なくとも我がトルコは払っていない

としかいっていません。「私の知る限り」とはずいぶんと怪しい発言です。
 「イヤー金なんか支払わないでもこのトルコ政府様が『金以外の手法』で解放させたんですよ」などとは一言も言っていません。それで何で「金払わずに解放された」と常岡らは断言するのか。常岡らが「そういうことにしたい」だけじゃないですか。
 そんなに常岡は自分の過去のトンデモ発言「金を払わないでも安田を救出できる」を正当化したいのか。
 救う会が「北朝鮮にお土産出さないでも拉致被害者は帰ってくる」と根拠レスで放言するのと常岡はいい勝負です。
 なお、俺は「多分支払われたろう」とは思いますし、過去にそう主張しましたが、その件で安田氏を非難する気はないし「実際過去に批判してない」のでもちろん謝罪しません。俺は単に「支払われて解放されたのだろう」という事実認識しか述べていません。あえて言えば「金の支払いは、安田氏救出を最優先に考えるなら仕方がないことだ」と思っています。
 そして「こんな何の根拠もない怪しいトルコ外相の話」では少なくとも現段階ではとても「金の支払いで解放されたのだろう」という認識を撤回する気にはなりません。まあ、もっとまともな根拠が出れば話は別ですが。
 それにしても「このトルコ外相の発言を信用する」という常岡は

「トルコ外相は自分の発言『身代金支払いはなかった』について何の根拠も出してないじゃないですか?。彼の発言を信用する根拠は何ですか?。単に『身代金なしでも安田を救出できる』と過去に根拠レスで放言したあんたに都合がいいからでしょ?。本当にあんたって最低のクズだな」
「そんなにトルコを信用するなら、トルコの『反政府クーデター(未遂に終わる)の黒幕は米国にいるギュレンだ。米国は犯罪者ギュレンを我が国に引き渡せ。犯罪者には処罰が必要だ』つう主張を支持し、引き渡さない米国を批判するんですか?」

と聞かれたらどう答える気なんですかねえ。なおアメリカはトルコ・エルドアン政権の「ギュレン黒幕説」およびそれに基づく「ギュレン引き渡し要求」については「根拠が明快でない」「事件に関係ないのに、ギュレン氏が反エルドアンであることから濡れ衣を着せて抹殺しようとしてる疑いがある」として引き渡し要求に応じていません。

【参考:ギュレンをクーデター未遂の黒幕扱いし、敵視するトルコのエルドアン政権】

https://www.sankei.com/world/news/170417/wor1704170052-n1.html
■産経『ギュレン運動支持者、生活一変 権力闘争の爪痕深く』
 トルコで起きた昨年7月のクーデター未遂で、エルドアン*10政権は在米イスラム指導者、フェトフッラー・ギュレン師を「黒幕」と主張し、同師支持者らを大量拘束した。クーデター未遂から半年以上が過ぎた今も、ギュレン運動の支持者らは権力闘争のあおりで苦境に置かれている。

https://jp.reuters.com/article/turkey-usa-idJPKCN11Q078
■ロイター『トルコ大統領、ギュレン師めぐり米国批判強める』
 トルコのエルドアン大統領は19日、国連総会の合間にインタビューに応じ、米国は、イスラム教指導者ギュレン師のような「テロリストをかくまう」べきではないと批判し、ギュレン師の活動は世界中で禁止されるべきだ、と語った。
 トルコは、米国で生活しているギュレン師が7月のクーデター未遂事件に関与していると主張している。

https://jp.reuters.com/article/turkey-blast-pkk-idJPKCN10U0FU
■ロイター『トルコ連続爆発、大統領「ギュレン教団が加担したPKKの犯行」』
 トルコ東部で18日までの2日間で警官や兵士を狙った爆弾攻撃が3件相次ぎ、少なくとも10人が死亡、約300人が負傷した。政府当局者は少数派民族クルド人武装組織「クルド労働者党(PKK)」による犯行との見方を示している。
 トルコのエルドアン大統領は18日、一連の爆弾攻撃について、7月のクーデター未遂を企てたと政府がみなしているイスラム組織「ギュレン教団」が情報提供などを行い、加担していると指摘した。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM20H7O_Q6A720C1EA1000/
■日経『駐日トルコ大使「ギュレン師関連施設の活動停止要請中」』
 アフメット・ビュレント・メリチ駐日トルコ大使は20日記者会見し、クーデター未遂事件について「明らかに(米国在住のイスラム教指導者である)ギュレン師の企てだ。関わりが深い学校や教会が日本にもあり、日本政府に活動停止を求めている」と明らかにした。トルコ政府は事件後、同師の支持者をテロ組織とみなして、排除に躍起になっている。
 大使は「日本が彼の関連組織の活動を認めれば、テロ組織を保護することにつながる」とけん制した。

https://www.recordchina.co.jp/b145390-s136-c10-d1136.html
■レコードチャイナ『横浜・仙台に「クーデター未遂首謀者」系組織、資金源に=日本政府に摘発要請―トルコ駐日大使が緊急会見』
 2016年7月20日、メリチ駐日トルコ大使が15日に発生したクーデター未遂事件を受けて日本記者クラブで緊急会見した。トルコ政府がクーデター未遂の「首謀者」と名指しするイスラム教指導者ギュレン師が今回の事件に関わった証拠は多くあると例示した。その上で、ギュレン師の傘下組織は日本でも、仙台や横浜などでインターナショナルスクールや商店などを運営し、資金源となっていると指摘、「活動が容認されれば、日本はトルコの国家体制を転覆させようとする組織を保護していることになる」として、こうした組織の資格停止と活動中止を日本政府に求めていることを明らかにした。
 トルコ大使の発言要旨は次の通り。
『ギュレン師たちがクーデター未遂事件に関わったことを示す明白な証拠が多数ある。』
『この組織は軍だけでなくすべての機関に潜入している。自らのネットワークを構築しており、国の機関内で上下関係が崩壊していた。』
イスラム革命以前のイランの状態に似ている。パリにいたホメイニと同様、ギュレン師もアメリカにいて活動を指示している。ネットワークの一味は日本国内でも活動しており、日本での彼らの活動が容認されれば、国の体制を変えようとする組織の擁護につながる。 関連団体が日本でも活動し、同師が率いる「ギュレン運動」の資金源にもなっている。
 ギュレン師の傘下組織は日本で1990年代後半から、仙台や横浜などでインターナショナルスクールや商店などを運営している。彼らは合法的な組織を装っており、活動が容認されれば、友好国の日本はトルコの国家体制を転覆させようとする組織を保護していることになる。こうした組織の資格停止と活動中止を日本政府に求めている。』

https://mainichi.jp/articles/20160815/k00/00m/030/083000c
毎日新聞『トルコ:ギュレン師派弾圧 教諭「魔女狩りだ」』
・トルコ政府は一部軍人によるクーデター失敗を受け、米国在住のイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレン師(75)を「首謀者」と断定。支持派とする公務員7万人以上を粛清した。教育分野では1500以上の教育施設を閉鎖。14万人近くの生徒が転校を強いられている。教職免許を奪われた教諭は2万人余り。そのうちの一人で32歳の教諭が書面でインタビューに応じ、生徒たちに大きな負担が生じている現状に強い憤りを示した。
・トルコ教育省は事件後、ギュレン師の関連組織が運営する私立の小中高校936校と449の学校寮、284の教育施設を閉鎖すると発表した。教諭は、クーデターが失敗に終わった数日後、「学校側から閉鎖の知らせを聞いた」という。生徒たちは「落ち着かない様子で、これからどうなるのといった質問が絶えない。先が見えないままでは、答えようがない」と述べる。親からの問い合わせも殺到。ある親が学校に行くと「警官がいて、入らないでくれと言われた。学校が攻撃を受ける可能性があるようだ。メディア全体が政権寄りの報道を続けている。我々(ギュレン師支持派)をテロリストだと決め付け、残念なことに、その報道を見る国民が私たちに怒りをぶつけている」という。
■校舎に投石、ガラス散乱
 14日、ギュレン師率いる組織が運営するアンカラ市プルサクラジ地区のメフメット・エロール小学校を訪ねた。地元住民によると、クーデター失敗が報じられた7月16日早朝から、多数の住民が集まり、投石などを始めたという。校舎は多数の窓が壊され、ガラスが散乱したままだった。
 教育省によると、閉鎖された私立学校に通っていた児童・生徒は計約14万人で、公立校か別の私立校に転校することになる。ただ、通っていた学校名を申告すると「うちの学校はいっぱいです」などと受け入れを拒否されるケースが相次いでいるという。
 教諭は「教職は天職だと信じている。教師以外の仕事をしたいと思ったことがない。トルコではもう教師を続けられそうにないので、海外渡航を考えている」(中略)「トルコは(法治国家ではなく)恐怖国家。残念ながら国民の多くは恐怖政治に不満がない。犯罪者に仕立て上げられた我々との戦いに夢中だから」と述べた。

https://jp.sputniknews.com/japan/201608182657064/
スプートニク日本『トルコが日本のギュレン師の学校閉鎖を要求』
 チャヴシュオール外務大臣は、ギュレン師の関係団体が日本で活動していると指摘した。
 チャヴシュオール外務大臣は次のように述べた。
「彼らの(日本で活動しているギュレン師の関係団体の)数は15個だ。我われは、この団体の活動が停止されることを待ち望んでいる。ギュレン師支持派は、日本の安定と安全への脅威だ」

http://www.trt.net.tr/japanese/ri-ben/2018/08/16/mercan-2018-08-16-1033551
■トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)『渋谷区神宮前のテロ組織フェト・スクールが廃校に、メルジャン大使が発表』2018年8月16日
・駐在トルコ共和国特命全権大使、ハサン・ムラット・メルジャン大使が、テロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造)の学校を廃校にするための取り組みが続けられていることを明らかにし、「渋谷区の神宮前にあった渋谷区管轄の学校が廃校となった」と述べた。
・メルジャン大使は、トルコがテロ組織フェトに対し敏感になっている状況について、日本に説明はされたが、望まれるレベルでの進展はなかったと述べた。
・メルジャン大使は、日本にはテロ組織フェトの学校があり、廃校にするための取り組みが続けられていることを明らかにし、「これに関する取り組みは続いている。トルコが敏感になっている状況を説明している。また、渋谷区の神宮前にあった渋谷区管轄の学校は廃校となった」と述べた。
・メルジャン大使は、「他の地域にある学校は運営が続いている。我々が望んでいるようなレベルでの進展はない。取り組みを続けている。我々が(フェトに対し)敏感になっていることを充分に理解したという手応えは感じていない。(中略)我々が(フェトに対し)敏感になっていることを(日本側が)我々と同じくらい理解したと言うことはできない」と述べた。

 「この記事が事実だとして」、朝鮮学校差別に狂奔するid:noharraや三浦小太郎のような反北朝鮮のウヨ連中に「エルドアン政権のギュレン学校敵視をどう思う?。あなた方の朝鮮学校敵視に似てると思いませんか?。つうことはあなた方って『ギュレンがクーデターの黒幕なら』当然エルドアンのギュレン学校敵視を支持しますよね?。ギュレン学校は日本での活動を停止されるべきですよね?。日本とトルコの善隣友好関係のためにも」と聞きたいもんです。
 なお、俺は「学校内部で公然とテロ行為が教唆されてる」など、よほどの理由がない限り「仮にギュレンがトルコクーデター未遂の黒幕だとしても*11」こんな学校差別には反対です。俺は「差別が嫌い」なのであって別に朝鮮学校が好きなわけでも、ギュレンが好きなわけでもありません。
 しかし「どこまで本気か疑問」ですが、「日本文科省はギュレン学校の活動を禁止してほしい」とはトルコもよくもまあ大胆なことを言ったもんです。エルドアン政権のギュレン敵視もすさまじいもんがありますね。

http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2018/06/30/fa-wu-sheng-hueto-shou-mou-zhe-giyurenwomeguruxin-tanazheng-ju-woamerikanisong-fu-1003062
■トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)『法務省、「フェト」首謀者ギュレンをめぐる新たな証拠をアメリカに送付』
法務省が、「フェト」こと、フェトフッラー派テロ組織の幹部ハカン・チチェキが、同組織の首謀者フェトフッラー・ギュレンと直接接触していたことを明らかにする新たな証拠を、アメリカに送付した。
アンカラ共和国検察局が実施した捜査の内容で押収された新たな証拠によれば、クーデター企ての計画者であるチチェキは、「エジュザジュ・アブディ」というコードネームのメンバーを介して、ギュレンと携帯電話で様々な計画により直接接触した。
・トルコ法務省は、ギュレンがクーデター企ての命令を下し、指揮したことを明らかにする新たな証拠をアメリカ司法省に送付した。

http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2016/08/25/tiyausiyoruwai-xiang-giyurenniguan-surutuito-558730
■トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)『チャウショール外相、ギュレンに関するツイート』
 「フェト」がきちんと理解される必要があると注意を促したチャウショール大臣は、「彼らは宗教集団ではない。宗教を悪用する、利益目的の、手を血に染めた、暴力的で野蛮なテロ組織である。」と評価した。
 チャウショール大臣は、次のように述べた。
「7月15日後、1999年からアメリカに居住しているギュレンとそのテロネットワークの利益関係、秘密の目的が明らかになった。テロリストの首謀者ギュレンの身柄引き渡しは、単純な法的支援問題ではなく、国家安全保障の観点から非常に深刻な脅威が問題である。」

 「ギュレン一味は宗教集団ではない、宗教を悪用する犯罪組織だ(トルコ政府)」とはまるで「人民寺院太陽寺院(教祖以下が集団自殺)」「統一教会」「オウム真理教」などといったカルト扱いです。

http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2018/10/20/erudoanda-tong-ling-torukodemin-zu-chai-bie-woxing-uzhe-nifan-dui-suru-1072482
■トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)『エルドアン大統領、「トルコで民族差別を行う者に反対する」』
 エルドアン大統領は、「自らをフェトフッラー・ギュレンに売り渡した『フェト』のメンバーやイスラムの名の下にムスリムを虐殺するテロ組織DEASH(ISIL)と、自国の国民に、自国に攻撃を仕掛ける分離主義テロ組織(PKK)に(ボーガス注:無法なテロリストという意味では)何らの違いもない」と語った。

常岡浩介
 ニルス・ビルトや、シハーブ&西谷の行動が犯人に誤解を与え、悪影響を与えたばかりか、安田くんへの虐待の理由にまでされていたことが証明されたということではないのか?

 西谷氏に「裁判で負けたはず」なのに誹謗中傷とはいい度胸です。

黒井文太郎がリツイート
津田大介
 日本ドメスティックなタレントたちの多くがこぞって安田さんの自己責任論をはやし立てたのに対して、世界に目を向け、欧米に出て活躍し、世界のメディアが何をどのように報じているのかを肌で感じているダルビッシュ有本田圭佑が、安田さんに対して肯定的な発言をしたのは象徴的だよね。

 いやいや日本国内限定タレントだってまともな人間は自己責任論なんか支持しないでしょう。
 たとえばラサール石井は「国際的に活躍するタレント」とはとても言えないでしょうが、ツイート(https://twitter.com/lasar141)において

https://twitter.com/soulflowerunion/status/1055087076230619137
ラサール石井リツイート
ソウル・フラワー・ユニオン
 蛆虫のように湧き始めた自己責任論者。しりあがり寿さんが四コマで喝破。

などと自己責任論を批判しています。ラサールファンというわけではないので例はラサールではなくてもいいのですが偶然目についたのであげてみました。
 しかしラサールのツイートをぼけーっと眺めてたら

https://twitter.com/1271yusop/status/1052099625190977536
ラサール石井リツイート
■金有燮(キンユソプ)
【2018.10.16付 神戸新聞
 泣けてきます。私たちも皆同じ気持ちです。
神戸朝鮮高校生の投稿文「強くならないと」

なんてのが見つかりました。「え、ラサールって無償化除外批判派なの?」ですね。であるならば俺的にラサールの株が大いに上昇ですね。まあ、前川喜平氏なんかに比べればまだまだ「朝鮮学校支持表明がぬるい」ですが彼も芸能人という人気商売ですから仕方がないでしょう。むしろこの程度ですらツイートしない芸能人が「日本のほとんどの芸能人」でしょう。正直ラサールを見直しました。
 まあ、

ラサール石井ウィキペディア参照)
 島田紳助が重傷を負わせた女性マネージャーに傷害罪で告訴された件については、「社内のことだから示談で済むことなのに。(告訴した女性は)日本古来の『なあなあ』の文化が理解できない人。」と島田紳助を擁護するコメントを出した。

なんてのでは「ラサールの事情が何であれ*12」もちろんラサール批判しますがそこは是々非々です。
 他にもラサールツイートを見ていたら

https://twitter.com/yash_san/status/1047462479133954048
ラサール石井リツイート
■Yash_san
 教育勅語にもいいところがあるというのなら、山口組綱領も中々素晴らしいことを書いてあるので、学校教育で活用したらどうか。

なんて皮肉があって爆笑しました。一応お断りしておけば

https://twitter.com/yumidesu_4649/status/1047629733398163456
ラサール石井リツイート
・ゆみ
 だいたい、柴山文科相が言うように「アレンジ」せねばならないシロモノならば、学校教育で使う正当な理由などハナから存在しない。要は政権が求めているのは「徳目」の内容ではなく、戦前に教育勅語が果たした国民支配の「機能」の方にこそある。そのことを、この新文科大臣は言外に暴露しているのだ。

https://twitter.com/lasar141/status/1046402742510444549
ラサール石井
・(ボーガス注:出口調査によれば、自民、公明支持者からも沖縄県知事選、那覇市長選でデニー支持、城間支持があったことについて)沖縄には(ボーガス注:自民、公明支持者ですら政権与党の沖縄政策に対し)それだけの怒りがあるってことでしよ。沖縄だけのことではない。日本全体も同じ。さあ、皆さん。目を覚ましましょう!!。気がついてないだけで。今の日本は辺野古の海より汚れてしまっているんですよ!!

つう真面目な政府批判もラサールツイートにはありますので念のため。
 話が脱線しましたが元に戻します。一方で「海外で活躍する(あるいは過去に活躍した)野球選手やサッカー選手」はダルビッシュや本田以外にも「イチロー中田英寿*13」など多数いるのに津田が名前を挙げてるのは「ダルビッシュと本田だけ」です。たぶんダルビッシュや本田以外には見当たらないのでしょう。
 結局、これは「ダルビッシュや本田の個性」でしょう。彼らは「海外で活躍しなくとも」たぶん同じことを言ってるでしょうね。こういう「根拠レスの思い込みを言う津田」とそれに同感してるらしい黒井には失笑しますね。

黒井文太郎
 (ボーガス注:安田氏解放について)「ロシアとトルコが交渉して戦う意味がなくなったから人質の意味がなくなった」という解説は間違い。
 正しくは「ゲリラは自分たちの身が危なくなったから人質を持つ余裕がなくなった」。
 つまりイドリブでのアサド政権の攻勢を予想したからのゲリラの決断。戦闘回避されるならまだまだ身代金狙えるやん

 こうした認識を表明しながら反体制派を美化しまくる黒井の脳みそが本当に理解できません。
 まあ、「反体制派が100パー悪、アサドが100パー正義」とは言いませんが、そんな「金目当て&自分の保身まみれ」な犯罪者連中(ヌスラ?)が「たとえ一部であれ」反体制派メンバーなら俺だったら黒井ほど「ブラボー反体制派」しませんけどね。

常岡浩介
 ホワイトヘルメッツ陰謀論だの化学兵器偽旗作戦だのを拡散再生産していた岩上安身*14が安田くんを待ち構えて成田に来ていたのもよい風物詩。詫びでも入れに来たのか

 常岡の方こそ「俺が安田を救えなかったのは西谷文和が妨害したから」などと、安田氏を西谷氏デマ中傷の道具に使ったことを安田氏にわびたらどうなんですかね(何があろうと常岡は安田氏にわびないでしょうが)。「自分の落ち度を棚上げして他人を批判する」「しかもその落ち度が常識外れのデマ中傷」なんて常岡ははっきり言って「サイコパス(人格の破綻したキチガイ)」にしか見えません。
 「岩上はシリア問題でデマを飛ばした」という非難はまだわかります(実際、岩上氏がそのようなことをしたのか知りませんが。西谷氏への誹謗事件でわかるように常岡はデマ屋なのでうかつに信用できません)。
 しかし「岩上は安田にわびろ」とはもはや「サイコパス」以外の何物でもないでしょう。
 「安田氏にわびてしかるべき人間・常岡」が自分を棚上げしてよくもふざけたことがいえたもんです。高世が常岡から距離を置いて今や、常岡について何も言わなくなったのもよくわかります。
 まあ、それはともかく。普通に考えて岩上氏は「取材に行った」んじゃないか(安田氏や日本外務省などに取材できたか知りませんが)。常岡の方はそうした取材をする気はないのか?。

常岡浩介がリツイート
・黒井文太郎
 自己責任云々は、単に各人の「意見」の違い。紛争地報道が必要だとの意見と、必要ないという意見。単なる意見だから、そら両方ある

 全然違いますね。自己責任論なら「無謀ヨット旅行なんかやって遭難した辛坊治郎は見殺しにすればいい。あいつのヨットなんかただの遊びで社会的価値なんかない。税金使って海保で救う価値なんかない。あんな奴死んだ方が社会のためだ」つうことになりかねません。
 つまり「その行為に価値がなかろうと、愚行だろうと、国民を救うのは政府の義務」です。
 「バカな国民なら見捨てていい」なんて話は成り立たない。
 その政府の義務を否定する暴論が「自己責任論」です。「個人の意見の自由」で許される話じゃない。
 俺も辛坊など「あのとき死ねばよかった」「海保が救う前に死んでればよかったのに」と思うくらい大嫌いですが、さすがに「海保で救わないで見殺しにしろ。辛坊なんざ死んだ方が社会のためだ。税金がもったいない」とは言いません。
 まあ辛坊の愚行と違って、安田氏(シリア)や郡山氏(イラク)の取材活動に意義はあると思いますが。「ある種の権力者(テレビキャスター)」辛坊に向かって「あんな奴見殺しにすればよかったのに」と断言できる勇気が常岡や黒井にあるなら「自己責任論」を唱えればいいでしょうけどね。まあないでしょうねえ。あっても困りますが。結局自己責任論で安田氏や郡山氏を見捨てたい屑が自己責任論と言い出すわけです。

常岡浩介
 よかたよかた

 「お前、自称とはいえ安田の友人と違うんか!。言葉が軽すぎやろ」ですね。

常岡浩介がリツイート
・黒井文太郎
 記者としてシリアの実情を世界に発信してほしいので、あんまり休ませずにコキ使っていいと思うよ

 解放されたばかりの安田氏に対してまともな人間ならたとえ冗談でもこんなことは言わないでしょう。「しばらくは体を休めてほしい」というのが常識人です。常岡も黒井も人間性が欠落してる「人間のくず」にもほどがあります。

川上泰徳
 安田純平さんの解放を喜びたい。3年の拘束で心身の負担は計り知れない。10カ月拘束のスペイン人ジャーナリスト3人は解放直後の記者会見はなく、証言を始めたのは1年後だった。

 として「過去に身柄拘束されたジャーナリストもその経験を証言できるようになったのは大分時間がたってからだから。いずれは話してほしいけど今すぐは無理でも仕方ないでしょ」と思いやりを見せる川上氏です。黒井や常岡の屑ぶりとは偉い違いです。つうか川上氏が立派と言うより常岡と黒井が屑過ぎるのですが。
 なお、高世仁

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20181026
 まずはゆっくり休んでください。ごくろうさまでした。

として川上氏と似たようなコメントです。なお一時は常岡を持ち上げていた高世もこの記事では何一つ常岡のことに触れません。「つきあってもデメリットしかないので、常岡からは逃げる」つう判断なのでしょう。未だに常岡と付き合うのよりはましですが、高世も全く卑怯な男です。

川上泰徳
 シリアの反体制地域に拠点を置く「シャーム・ネットワーク」が<独自情報>として、「カタールの仲介でシリア解放機構(元ヌスラ戦線)が安田純平さんを解放した」とのニュースを流しました。詳細はありません。いまは情報が本当であって欲しいと思います。

西谷文和
・シリアで拘束されていた安田純平さんが本日解放された。2015年6月22日から3年4ヶ月、本当に良かった。それにしても長かった。よく耐えたと思う。今はとりあえずゆっくり、疲れを癒してほしい。帰国してからの「自己責任論」に負けるな。現場を踏んでこそジャーナリストだ。
・安田さんは今トルコ・シリア国境のアンタキヤにいるという。この後身体検査などがあり、一両日中に帰国できるだろう。04年のイラクで3名の日本人が拉致された時、日本では自己責任論が吹き荒れ、3名は非難された。あの事態を繰り返してはいけない。シリア内戦を伝える人がいてこそ、真実がわかるのだ。

 まあ常岡も「自称・安田の友人」で「自称ジャーナリスト」なら、ツイートはこれくらいは書いたらどうなのか。
 「よかたよかた、て小学生かよ、手前」ですね。おそらく、「本当は安田氏の友人でない」し「解放されたことに内心では何の思い入れもない」し「下手なこと言って非難されてもまずい。だからなるべく黙ってよう」と思ってこれなんでしょう。
 しかし「あの事態を繰り返してはいけない」つうのはその通りですが、「俺の願望込みですが」今回はそうはならないんじゃないか。わざわざ「安田さんが解放されました!」と菅が宣伝したわけですからねえ。

西谷文和*15
防衛省は合計4回、住民説明会を開いてきた。「イージス・アショアの電磁波はどれくらい?」と聞くも、「防衛機密なので言えません」。しかし防衛省は「人体に問題はありません」。これって原発とまったく同じ構図。
・千石台の選果場で働く人の中にはペースメーカーを入れている人もいる。「イージス・アショアからどれくらい離れたらいいのですか?」との問いには「数字は言えません」。住民説明会が説明になっていない

 西谷氏の指摘が事実なら無茶苦茶すぎますね。イージスアショアの電磁波が健康に影響あるかどうか俺は知りません。しかし「防衛機密なので詳しく言えないが安全なので信用してくれ」なんて無茶苦茶な説明で誰が納得するのか。無論、黒井文太郎のような「ウヨの輩」はこういう現地住民の不安は無視して「イージスアショア必要論」を無神経にかますだけなんだから心底呆れます。

西谷文和
 沖縄の辺野古基地のことも、消費税10%引き上げのことも、山口と秋田にイージスアショア配備のことも、地震国で原発再稼働のこともあるのに、本日のNHK9時のニュースは「都会にペットのアライグマが繁殖」。あー、なんだかなー。

 西谷氏同様、最近のテレビにはげんなりしますね。

常岡浩介
 親権力か反権力か以前に、事実かデマかが問題*16じゃないの?権力から敵視ってことなら、ぼくの方が佐高氏のお仲間よりひでえことになっとるよ。佐高氏の週刊金曜日は事実がほとんど書いてない*17から敵視以前に相手にされてない

サチエ
・「権力から敵視されないジャーナリズムは、ジャーナリズムではない。仲良くしていることが名誉であると書いたり喋ったりしている人が多過ぎる。」佐高信*18

 常岡のあほさに吹き出しました。「ボクの方が酷いことになってる」て、一体いつ常岡が権力に攻撃されたんでしょうか?。少なくとも植村隆*19を編集長に据えた週刊金曜日の方が「常岡よりは」よほど反権力でしょう。
 そして「相手にされてない」つうなら週刊金曜日以上に常岡の方が権力どころか「世間から相手にされてない」でしょうね。理由は簡単で週刊金曜日はとにもかくにも毎週発行しているのに対し、常岡は「ジャーナリストを自称しながら」ろくに活動してないからです。常岡のツイートも「こんな記事を雑誌に書きました、是非お読みください」「講演会をやるのでぜひお越しください」「テレビに出るので是非視聴ください」なんて活動報告はほとんど皆無です(たまにありますが)。
 「ろくに活動してない人間」は誰も相手にしない。常岡も偉そうなこと抜かすならもっと活動したらどうなのか。
 しかし過去には「週刊金曜日に記事を掲載してもらった男」がここまで悪口しますかね?。常岡は誰かから

「常岡さんって過去には週刊金曜日に寄稿したことがありますよね?。そのあたりはどう説明されるんですか?。途中から『事実がほとんど書いてない』雑誌になったから寄稿を辞めたんですか?、それはいつですか?」
「本当は週刊金曜日が記事を載せてくれなくなったから恨み辛みで悪口してるだけじゃないですか?」

と聞かれたらどう答えるんですかね?

・常岡浩介がリツイート
■とみ
 反EU反グローバリズムでは右も左もポピュリズム。こちらは左の方ですかね。
■[産経]フランスはEU離脱を 欧州議会選挙で「フレグジット」掲げ戦う 仏野党党首
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000598-san-eurp

 吹き出しました。この野党党首(人民共和連合のアスリノ氏)、保守政党共和党」出身なのに、常岡と類友が「左派」と評価した理由は何でしょうか?
 まさかとは思いますが「ルペンが右派、それ以外は左派」と勝手に決めつけてる?

鈴木章
・そもそも(ボーガス注:北朝鮮が)日本を(ボーガス注:ミサイルで)攻撃したら(ボーガス注:在日)米軍による報復があるし、政権維持を最重要目標とする政権がそんな無茶なことをすることは合理的ではない、ということは、少し考えればわかることなのですよね。

 まあ、そういうことですね。そういう意味でも黒井らウヨの主張する「北朝鮮対応」を口実とした「ミサイル避難訓練」だの「イージスアショア配備論」だのは馬鹿げています。
 もちろんそうした意味ではロシアや中国にしたって「在日米軍自衛隊」と事を構えたり、国際的な経済制裁の危険を冒してまで日本にミサイルをぶち込んだりはしません。
 中国は近年、日本に限らず、目立った軍事行動などしていません。南シナ海問題についてベトナムやフィリピンと戦争なんかしていない。
 尖閣周辺に中国軍艦が出張るのは是非はともかく「政治的パフォーマンス」であって本当に日本と軍事衝突したいわけでもない。
 ロシアはもちろん対シリア、対ウクライナの軍事行動がありますが、シリアは「シリア政府から軍事支援の依頼があった」、対ウクライナは「独立したクリミアから軍事支援の(以下略)」ということで是非はともかく一応の介入の口実があります。そういう口実が日本相手にできるかと言ったらまあ無理でしょう。
 北朝鮮について言えば、そもそも日本どころか、韓国相手ですら最近北朝鮮がやってることは「天安沈没(天安撃沈)」「ヨンビョン島砲撃」(いずれも2010年発生)レベルです(天安撃沈については北朝鮮は犯行を否定していますが、それを言い出すと話が進まないのでここでは北朝鮮犯行説を前提にします*20)。 
 「天安撃沈」「ヨンビョン島砲撃」ともに大規模な軍事攻撃ではない。死者は「天安」が46人*21、「ヨンビョン島」が2名です(ウィキペディア天安沈没事件」「延坪島砲撃事件」参照)。数千人どころか数百人の死者ですらない。
 天安は軍艦だし、ヨンビョン島は軍事基地がある場所で、死者も確か軍事基地の軍人・軍属限定です。
 「だから北朝鮮の軍事行動に問題はない」とは言いませんが、北朝鮮は民間人も含めて韓国を無差別に攻撃し、数千の犠牲者を出してもかまわないなんて野蛮な態度ではなくそれなりに合理的で「平和的」なわけです。
 そうした合理的な政権との間では「バーター取引さえすれば」拉致解決も非核化も決して不可能なことではないでしょう。
 金丸*22訪朝による第18富士山丸船長帰国、小泉*23訪朝による拉致被害者帰国はそのことを示していると思います。なお、金丸、小泉訪朝ともにバーター取引の材料は「国交正常化時の経済支援」でした。

川上泰徳*24
 私も世話人の1人の「危険地報道を考えるジャーナリストの会」は「シリア情勢緊迫で安田純平さん解放のための日本政府へのアピール」を出しました。安田さんが拘束されている反体制派最後の拠点イドリブ県でロシアとトルコが合意した非武装地帯の設置は15日が期限です。

 ちなみに川上氏の言うアピールは以下の通りです。

http://www.kikenchisyuzai.org/
■シリア情勢緊迫で安田純平さん*25解放のための日本政府へのアピール
 ジャーナリストの安田純平さんが武装組織に拘束されていると見られるシリア北部のイドリブ県で、ロシアとトルコの合意に基づいて非武装地帯を設置する動きが進んでいます。アサド政権によるイドリブ総攻撃を食い止めるための措置です。10月15日が設置の期限であり、現地情勢は緊迫の度を増しています。停戦が破られれば、一気に大規模な戦闘に発展する危険性があり、安田さんの安全も脅かされることになります。
 イドリブでは非武装地帯の設置や武装解除を拒否している過激派組織もあり、安田さんを拘束していると見られる過激派組織も、その一つです。現在、イドリブ県ではトルコによる武装勢力への働きかけが行われていると報じられています。私たちはこれまでも度々、安田さんの解放のために日本政府に対応を求めてきましたが、シリア情勢が重大な局面を迎えたいま、日本政府がトルコ政府と協力、連携しつつ、安田さんの解放に向けて最大限の努力をするよう改めて要請します。
 今年7月末、安田さんと見られる男性がオレンジ色の囚人服を着せられ、銃を突き付けられ、「とてもひどい環境にいます。いますぐ助けてください」と訴える映像がインターネット動画サイトに掲示されました。菅官房長官は男性について安田さん本人であると認定しました。
 安田さんの拘束期間は既に3年を超え、海外での邦人の人質拘束事件としては最長となりました。戦闘が続く紛争地で、過激派による長期間の拘束によって、安田さんの健康状態の悪化も懸念されます。
 シリア内戦は発生から7年半を過ぎ、これまでに30万人から50万人とも言われる死者、500万人を超える難民を出し、第2次世界大戦後、最悪の紛争の一つとなっています。「イスラム国(IS)」など過激派組織による世界へのテロの拡散の脅威もあります。内戦に対する世界的な関心の高まりを受けて、各国の報道機関やジャーナリストが現地に入り、戦争報道を担ってきました。その一方でこれまでに120人以上のジャーナリストがシリアで命を落としています。日本人ジャーナリストも2012年8月に山本美香さん*26、2015年1月に後藤健二さん*27という紛争地での豊富な取材経験を持つ二人が犠牲になりました。
 ジャーナリストは危険地の事故を避けるために職務として最大限の安全対策をとりますが、情勢の急変などで危険を避けられない場合もあります。しかし、ジャーナリストが紛争地から遠ざかれば、紛争の実態は見えなくなってしまいます。シリアでの「イスラム国(IS)」による米国人ジャーナリストの殺害をきっかけに、「人質の安全最優先」を掲げる大統領令を出した米国を初め、各国政府が危険に陥ったジャーナリストを救出するために最大限の対応をしています。
 イドリブでは安田さんの後、スペイン人やドイツ人のフリーランスのジャーナリスト計4人が武装組織に拘束されましたが、それぞれの政府が積極的に動き、トルコ政府の協力を得て、10カ月ほどで解放されました。日本政府はインターネットを通じて安田さんの訴えが掲示されるたびに、「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務だ」と繰り返してきました。いまこそ、その責任が問われています。
 イドリブ情勢が緊迫の度を強めているいま、日本政府に対して、安田さん救出のために積極的に動き、一日も早い解放を実現するよう強く要請します。
2018年10月12日
■「危険地報道を考えるジャーナリストの会」
世話人 土井敏邦*28/川上泰徳/五十嵐浩司*29/高橋弘司*30/石丸次郎*31綿井健陽*32

 一方でこうしたことは何一つしない上に、川上氏らの会に「無意味なことをしてる」と誹謗中傷してる屑が「自称・安田の友人」「自称・ジャーナリスト」常岡浩介です。

黒井文太郎
 数日前に発売された「軍事研究」11月号で、米朝交渉の読み方について解説記事を執筆しました。
 拙稿タイトルは「米朝会談は金正恩の大勝利」ですが、内容は「米朝会談以後の流れは金正恩の大勝利」といったところです。

 もちろん米朝、南北首脳会談が実施され戦争の危機が遠のいた現状は「北朝鮮の敗北」ではないでしょう。
 しかし、北朝鮮の希望する「米国の終戦宣言」や「制裁解除」は未だ実現されてないのに「大勝利」はないでしょう。つまりは「うれしさも中くらい」「痛み分け」「引き分け(?)」のような状態です。
 全く黒井もでたらめな男です。

桜木武史
 反体制派がアサド政権を打倒することは現時点では既に不可能です

 まあ、客観的に見て、そうでしょうねえ。

黒井文太郎
 「核実験なし、ロケット発射なし、そして我々は金正恩委員長とたいへん良好な関係を作った、これが極めて重要」とトランプ。
No nuclear tests, no rockets, and we have a very good relationship with Chairman Kim, which is very important"
てか、それだけじゃん

 いやいや仮に「それだけ」だとしても「戦争危機」よりはずっとましでしょう。「非核化のためなら戦争になってもいい」とは俺はさすがに思いませんが黒井は違うようです。

桜木武史
 シリア情勢は複雑だ!複雑だ!と騒がれてますが、実際にマジで複雑だ!ですね。悪者を糾弾することは容易いですが、誰が正義なのかを判断することは困難です。

 この点、安易に「アサドとその支援国(ロシアやイランなど)が悪、反アサド派が善。反アサド派が勝てばすべてはバラ色」とためらいなく言う黒井や常岡よりは「反体制派シンパ」で「アンチアサド」とはいえ桜木は誠実なのかもしれません。
 アサドとその支援国に問題があり、かつアサド批判派に「一分の理」があろうともそれは「反アサド派が100パーの正義」つう単純な話ではないでしょう。
 シリア内戦以前にはそういうもんではアフガン内戦がありますね。確かに旧ソ連とアフガン旧政府に問題はあったでしょうが、それは「アフガン反体制派が100パー善」という単純な話ではなく、アフガン旧政府が崩壊し、旧ソ連がアフガンから撤退しても「内戦終了」という話には残念ながらなりませんでした。

黒井文太郎がリツイート
JSF
■東欧の地上イージス(14)周辺国への影響 避けられぬ脅威の応酬【動画】
 ある週末、アリマン村長は村外へ出ていた。その日、村長の不在や役場の休みを狙ったようなタイミングで、ロシア大使館員が村を訪れていたことが後になって分かった。大使館員は貧しい村民たちに声を掛け、お金を渡し、地上イージスに批判的なコメントを集めていったという。
「自国向けのプロパガンダ(政治宣伝)映像作りの材料に使われたようだ。基地がある以上、こうしたことは今後も起こるだろう」とアリマン村長は話す。
 これは凄い取材をして来たな
https://www.sakigake.jp/news/article/20181006AK0031/

 イージス賛成派・黒井らしいですね。まず誰しも思うのは「本当にこれは事実なのか?」「イージス賛成派(そしてアンチロシア?)の村長が反対派(そしてロシア?)を誹謗してるのではないのか?」という疑念ですがそれはなぜか黒井とそのお仲間にはないようです。まあ「なぜか」は想像がつきますが。
 なお、秋田魁記事においては

https://www.sakigake.jp/news/article/20181004AK0021/?ref=rlt
■秋田魁『東欧の地上イージス(10)ポーランド 経済損失の穴埋め困難』
 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の配備に伴って求められる建築制限は、配備地に近いポーランド北部スウプスク全体での民間投資を鈍らせた。(ボーガス注:イージス配備の)25年程度の間に地域が被る経済損失の試算は、(ボーガス注:配備反対派の試算によると?)約800億円に上る。

https://www.sakigake.jp/news/article/20181006AK0022/?ref=rlt
■秋田魁『東欧の地上イージス(13)ポーランド 安全性、むしろそがれる』
 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の建設がポーランド北部のレジコボ基地で進められている。2年後の完成を控え、地元は配備にどんな思いを抱いているのだろうか。先月中旬に同国を訪れた際、配備に反対する市民団体の代表アレクサンダー・ヤツェック氏にインタビューした。
・配備に反対する理由は。
「レーダーが発する電波の健康影響が懸念されるからだ*33。レーダーの性能は明らかにされておらず、『安全だ』という説明だけでは信用できない。(ボーガス注:イージス設置に伴う)建築制限により、地域は経済的損失も被っている*34

というイージスに批判的、懐疑的な内容の記事もあり、秋田魁は必ずしもイージス万歳ではないのですが、それはなぜか黒井とそのお仲間は紹介しません。まあ「なぜか」は想像がつきますが。
 こうした懐疑的記事を紹介しないことで「黒井とそのお仲間の政治的偏向はモロバレ」です。
 どっちにしろ、日本はもちろん「東欧においても」イージス反対派がすべてこういう「金で動いてる人間」だなんてことはないでしょう。一方でイージス推進派も「金のばらまきによる懐柔」をおそらくしているわけです。
 いい加減「中国の陰謀がー、北朝鮮の陰謀がー、ロシアの陰謀がー」でイージスや米軍基地の反対派に不当なレッテル貼るのもやめてほしいもんです。まあ、やめないのでしょうが。やめないこと自体「(他のイージス賛成派はともかく)自分らにはまともな説得能力がない」と黒井らは自白してるのも同然ですし、こんなことをやらかす黒井が「フェイクニュース反対」などとは寝言も大概にしろという話です。

*1:著書『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

*2:著書『混迷するシリア』(2012年、岩波書店)、『シリア情勢』(2017年、岩波新書)など

*3:著書『暗流:米中日外交三国志』(2008年、日本経済新聞出版社)、『乱流:米中日安全保障三国志』(2016年、日本経済新聞出版社)など

*4:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*5:桜木の想定してる「ロシアの専門家、国際政治学者の方々」て誰なんですかね?。それとも特に具体的な名前は挙げられないのか。

*6:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*7:著書『【増補版】シリア 戦場からの声』(2018年、アルファベータブックス)

*8:著書『チェルノブイリ報告』(1991年、岩波新書)、『中東共存への道:パレスチナイスラエル』(1994年、岩波新書)、『チェルノブイリから広島へ』(1995年、岩波ジュニア新書)、『薬害エイズ』(1995年、岩波ブックレット)、『裁かれる薬害エイズ』(1996年、岩波ブックレット)、『薬害エイズの真相』(1996年、徳間文庫)、『パレスチナ(新版)』(2002年、岩波新書)、『福島 原発と人びと』(2011年、岩波新書)など

*9:常岡らにそんなまともな常識は最初から期待できません。

*10:イスタンブル市長、首相を経て大統領

*11:ギュレンが黒幕でも日本にあるギュレン学校でテロ行為教唆なんて馬鹿なことしないでしょうが。まあギュレン派がトルコークーデター未遂など犯罪に関与してるとしても「大多数のギュレン派の人間はそんなこと知りません。ギュレンが秘密の謀略部隊を組織してます」つう話でしょうね。

*12:本心と言うよりは島田紳助や吉本とのしがらみではないかと思いますが。

*13:サッカーや野球に興味のあまりない俺ですら知ってる名前を挙げてみました。

*14:著書『あらかじめ裏切られた革命』(2000年、講談社文庫)など

*15:著書『後藤さんを救えなかったか:政府は何をし、何をしなかったのか?』(2015年、第三書館)、『戦争のリアルと安保法制のウソ』(2015年、日本機関紙出版センター)、『「テロとの戦い」を疑え』(2017年、かもがわ出版)、『戦争はウソから始まる』(2018年、日本機関紙出版センター)など

*16:西谷文和氏をデマ中傷したデマ野郎の常岡がよくもこんなことが言えたもんです。

*17:さすがにそんなことはないですね。もちろん「911陰謀論」など問題のある記事はありますが。

*18:著書『戦後企業事件史』(1994年、講談社現代新書)、『文学で社会を読む』(2001年、岩波現代文庫)、『石原莞爾 その虚飾』(2003年、講談社文庫)、『逆命利君』、『湛山除名:小日本主義の運命』(2004年、岩波現代文庫)、『新版 会社は誰のものか』(2005年、角川文庫)、『面々授受:久野収先生と私』(2006年、岩波現代文庫)、『魯迅烈読』(2007年、岩波現代文庫)、『電力と国家』(2011年、集英社新書)、『新師弟物語』(2012年、岩波現代文庫)、『福沢諭吉と日本人』(2012年、角川文庫)、『失言恐慌:ドキュメント銀行崩壊』(2013年、角川文庫)、『不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想』(2014年、集英社新書)、『酒は涙か溜息か:古賀政男の人生とメロディ』(2015年、角川文庫)、『城山三郎の昭和』(2016年、角川文庫)、『メディアの怪人 徳間康快』(2016年、講談社プラスアルファ文庫)、『田中角栄伝説』(2016年、光文社知恵の森文庫)、『自民党創価学会』(2016年、集英社新書)、『人間が幸福になれない日本の会社』(2016年、平凡社新書)、『西郷隆盛伝説』(2017年、角川ソフィア文庫)、『佐高信の昭和史』(2018年、角川ソフィア文庫)、『日本の権力人脈』(2018年、講談社プラスアルファ文庫)など

*19:著書『真実:私は「捏造記者」ではない』(2016年、岩波書店

*20:なお、北朝鮮の犯行でない場合はもちろん「犯行であるのに嘘をついて否定している場合」でも「北朝鮮が韓国と必要以上に事を構えたくないこと」は明白でしょう。「撃沈して何が悪い」とは言わないわけですから。

*21:北朝鮮の攻撃による直接の死者ではないので、「捜索中の二次災害による死者」はカウントしていません。ただしそれをカウントしても56名にとどまりますが。

*22:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*23:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*24:著書『現地発 エジプト革命:中東民主化のゆくえ』(2011年、岩波ブックレット)、『イスラムを生きる人びと:伝統と「革命」のあいだで』(2012年、岩波書店)、『中東の現場を歩く:激動20年の取材のディテール』(2015年、合同出版)、『「イスラム国」はテロの元凶ではない:グローバル・ジハードという幻想』(2016年、集英社新書)など

*25:著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)など

*26:著書『中継されなかったバグダッド』(2003年、小学館)、『ぼくの村は戦場だった。』(2006年、マガジンハウス)、『世の中への扉 戦争を取材する』(2011年、講談社)、『これから戦場に向かいます』(2016年、ポプラ社

*27:著書『ダイヤモンドより平和がほしい:子ども兵士・ムリアの告白』(2005年、汐文社)、『エイズの村に生まれて:命をつなぐ16歳の母・ナターシャ』(2007年、汐文社)、『ルワンダの祈り:内戦を生きのびた家族の物語』(2008年、汐文社)、『もしも学校に行けたら:アフガニスタンの少女・マリアムの物語』(2009年、汐文社

*28:著書『アメリカのユダヤ人』(2002年、岩波新書)、『パレスチナ、ジェニンの人々は語る:難民キャンプ、イスラエル軍侵攻の爪痕』(2002年、岩波ブックレット)、『米軍はイラクで何をしたのか:ファルージャと刑務所での証言から』(2004年、岩波ブックレット)、『パレスチナはどうなるのか』(2007年、岩波ブックレット)、『沈黙を破る:元イスラエル軍将兵が語る“占領”』(2008年、岩波書店)、『ガザの悲劇は終わっていない:パレスチナイスラエル社会に残した傷痕』(2009年、岩波ブックレット)、『“記憶”と生きる:元「慰安婦」姜徳景の生涯』(2015年、大月書店)

*29:朝日新聞ナイロビ支局長、ワシントン特派員、外報部次長、ニューヨーク支局長、編集委員などを経て、現在、大妻女子大学文学部教授

*30:毎日新聞記者を経て横浜国立大学准教授

*31:著書『北朝鮮難民』(2002年、講談社現代新書)、『北朝鮮からの脱出者たち』(2006年、講談社プラスアルファ文庫)

*32:著書『リトルバーズ:戦火のバグダッドから』(2005年、晶文社

*33:これについては無知なのでコメントしません。俺的には「多額のイージス費用が福祉、教育予算などを圧迫する」「イージスは百発百中ではない」「かえって軍事的緊張が高まる恐れが強い」つうだけで十分反対の理由になりますし。

*34:この「建物制限で金儲けに悪影響」つうのも確かに重要な点だと思います。もちろんイージス推進派はこれを「金のばらまき」で解決しようとするでしょうが。また「企業誘致などができる場所(ポーランドは誘致ができるのでしょう)」ならともかくそうでない場所なら「別に建築制限がなくても企業なんか来ない。むしろイージス配備でばらまかれるであろう補助金がほしい」つう問題はあるでしょうね。