「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう(2019年2/20分:黒坂真の巻)

■黒坂のアホツイートに突っ込む

黒坂真
 日本共産党の大山奈々子神奈川県議は、県議会で朝鮮学校に無償化適用と補助金増額を訴えています。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 大山奈々子日本共産党神奈川県議の朝鮮学校無償化論より思う―左翼は朝鮮学校の教育内容を直視できない―*1
「戦後、日本に残った方たちは、民族の言葉と誇りを取り戻すため、自らの力で各地に朝鮮学校をつくりました。こういう経過を持つ朝鮮学校に対して、今なお差別的な対応を行っている本県のあり方は、二重、三重に隣国の方々を傷つけています」
「(ボーガス注:拉致問題という)朝鮮学校側の努力ではいかんともしがたい事情で、その前提が果たせないからと言って、朝鮮学校に通う子供たちだけを私学助成制度から排除することは不当であり、学費補助制度の理念にも反しています」(平成30年12月5日、神奈川県議会第三回定例会での大山奈々子県議の発言より抜粋)。
 日本共産党の大山奈々子県議は、朝鮮学校への無償化適用と補助金増額のために県議会で上記のように熱弁しています。

 極右の黒坂の価値観は俺とは180度逆ですが「差別大嫌い」の俺としては大山氏のような方には尊敬と感謝の思いを感じますね。
 彼女のような方が居ることで「日本社会の名誉」がいくらかでも回復されたわけです。そしていくらかでも朝鮮学校関係者(生徒、保護者、教職員)の心の支えになっている。
 なお、黒坂は「教育内容ガー」と抜かしていますが、ならば黒坂は「朝鮮学校以外の補助金を受けている学校の教育内容」について何を知っているのか。
 単に反共右翼として、朝鮮学校に言いがかりをつけてるだけです。なお、「他の朝鮮学校差別反対者(大山県議含む)はともかく」、俺個人は「朝鮮学校の教育内容」にさして興味はありませんが、それは「直視しないで逃げてる」つうことではない。
 「教育内容で補助金削減や不支給など差別だと思う」
 「教育内容にウヨが言うような北朝鮮体制美化のような一部問題があっても民族教育には大きな意義がある。朝鮮学校以外にそうした場がどれほどあるのか」
「仮にそうした教育が行われているとしても、アンチ北朝鮮情報のあふれる日本社会にすんでいる以上、単純に北朝鮮万歳になるわけがない」
「そうした問題は内部の改善努力に期待したい(俺のような外部の人間に出来ることは基本的に何もないし、外部の人間が下手なことしようとすればそれこそ教育への不当介入になる)」からさして興味がないだけの話です。
 大体それなら「朴チョンヒ独裁時代の韓国学校」や「蒋介石独裁時代の台湾系華僑学校」はどうなのか。おそらく朴や蒋の美化が行われていたことでしょう。それがいいとは思いませんが、俺はそんなことで「それらの学校に対して補助金不支給だのカットだの」したいとは思いません。

*1:極右・黒坂らしいタイトルですが何もこうした差別を批判してるのは左翼だけではありません。