島田洋一
この部分に限れば、珍しくまともな発言だ。元首相なら、皆こうした「意外によいこと」も言わねばならない。
構造改革、中国にメリット=福田元首相、北京で講演:時事ドットコム
苦笑しました。島田の場合「米国が中国に報復関税をかけるのは中国が経済の構造改革しないからだ、中国が全て悪い」という反中国に過ぎません。
しかし福田氏の場合「確かに米国のやり口は無茶苦茶だと思いますが、構造改革自体はいずれ必要だと思う。そういう意味では『米国が構造改革を求めることそれ自体は正しい』と思う。構造改革は長い目で見れば中国の利益にもなると思います。この機会に構造改革をすることで米国の中国批判も和らぐのであれば、構造改革に早急に手をつけてはどうか」ですから「構造改革が必要」という点は同じでもそのほかは全然違います。
それにしても、福田氏を「常に中国のいいなり」だの、中国政府指導部を「構造改革反対派、消極派しかない」だの理解しない限り、島田のようなツイートはあり得ませんがそれ、どちらも事実に反してるでしょう。