黒坂真に突っ込む(2019年9月29日分)

■黒坂ツイートにコメント

黒坂真
‏・今の日本共産党小沢一郎さん*1や前川さん*2を批判できない*3。批判したら野党共闘ができなくなりますから*4
・支援者や党員には、立憲民主党日本共産党の違いがわからない。

 やれやれですね。「小沢氏の西松疑惑*5」あるいは「今後の小沢氏の政治的言動*6」はさておき、前川氏の一体、何を批判するのか。
 まあそれ以前に前川氏は「加計告発」で安倍批判の材料を野党やマスコミに提供したとは言え、「政治家でもなく、野党共闘を推進する市民団体の中心メンバーでもなく」、「幹部ではないとはいえ、国民民主党議員なので下手に批判すると確かに野党共闘が壊れかねない小沢氏とは違い」、別に「批判したら野党共闘ができなくなります」などという野党共闘のキーパーソンでも何でもないのですが。
 それはともかく、天下り斡旋問題*7なら次官を引責辞任していますし、それでは「足りない(刑事告発?)」というならそれこそ批判されるのは共産党よりも「次官辞任」で処分を終わらせた安倍政権でしょうに。正直、天下りの件は「処分が甘い」などと言われたら困るのはむしろ安倍政権でしょうに。
 「出会い系バー」云々なんてのは当事者の女性が「援助交際などない」「前川氏の主張に嘘などない」と週刊文春のインタビュー取材*8に回答し、読売や産経、安倍自民が「文春インタビューは事実じゃない」などと反撃できなかった時点で「既に終わった話」です。産経など安倍応援団ですらあの話はもはや前川非難に使わない。
 大体そんなことをいうなら、たとえば「安倍のモリカケ」「甘利*9のUR」はどうなんだという話ですが、ためらいなく「無実だ」というのだから黒坂と同類連中の「面の皮の厚さ」には恐れ入ります。
 もちろん「前川氏の個別の政治的主張」について共産が「異論提示すること」はありうるでしょうが「退官し、退官後も、『JASRAC理事長になった加戸』のような天下りもしなかったため、もはや一教育評論家(?)に過ぎない彼」「尾木ママなどと大して変わらない存在の彼」をわざわざ大々的に批判する理由もない*10
 「立憲民主との違いが分からない」つうのも「アホか」という話です。「野党共闘に配慮して、最近は立民の批判はなるべく控えてる*11」とはいえ、天皇制でアレ、日米安保でアレ、消費税でアレ、企業献金でアレ(いずれも全て廃止を目指す共産とそうでない立憲民主)いくらでも違いはあるでしょうよ。
 違いがなかったら共産党に票なんか集まりません。「参院選挙京都選挙区」で立憲民主を抑えて共産が勝利したこと自体「違いの証明」のわけです。
 しかし黒坂もこういうことを言うことで野党共闘がぶち壊せるとでも思ってるんですかね?

黒坂真リツイート
■橘信義
‏ 綱領はコンパクトにしてほしいです。あんな長くて、まどろっこしい綱領、党員でも読まないと思います。

 やれやれですね。政治綱領なんだからある程度の長さは必要でしょうよ。そして、「短いとは言いませんが」、そんなに長いとも思いませんけどねえ。
 ついでに言えば「自分にとって興味があるところだけ読めば」それで十分だと思いますけどね(少なくとも党外の支持者は)。

正法神理仏門会が黒坂真リツイート
‏ 自民党員が安倍総理を批判できるのとは対照的ですね。

黒坂真
 日本共産党職員が不破氏や志位氏を公の文献で批判したら、(ボーガス注:正当な批判でも?)まずは査問されるでしょう。自分が間違っていた、と認めなければ除名。

 吹き出しました。過去の「安倍以外の自民党総裁」ならまだしも「総裁選に出馬した石破*12元幹事長を干している安倍」が「党員による自分への自由な批判を許してる点は共産党とは違う」とは何の冗談でしょうか。ここまで面の皮が厚い「安倍信者」も珍しいんじゃないか。
 まあ「野中*13元幹事長、古賀*14元幹事長は赤旗で安倍批判した」と言い出しそうですが、「古賀や野中が大物過ぎて安倍もさすがに無茶苦茶できないだけ」でしょう。
 そもそも「自民党内で自由に批判できない」から「赤旗で批判する」わけです。党内で自由に安倍批判が出来るのなら赤旗なんかに登場するわけもない。
 なお、「自民党員は自由に」と強弁する黒坂らですら「前川氏への安倍の嫌がらせ(それも退官後)」があるがゆえに「官僚は自由に安倍批判できる」とはさすがにいえないようです。
 それにしても「トリエンナーレ補助金不支給はおかしい」という共産党側の指摘に「査問ガー」で片付けようとするとはまさに「語るに落ちてます」ね。
 つまり黒坂にはあの処分を「正当化する脳みそがない」ということなのでしょう。
 仮に黒坂らの言う「査問云々」が事実だとしても共産党以外にも勿論安倍批判者はいるし「どっちもどっち」でごまかせる話じゃないでしょう。
 被害者であるトリエンナーレ関係者にとってはそんなことは関係ない話ですし。
 まあ、黒坂の場合「正当化する脳みそがない」だけではなくて、「補助金不支給」を正当化して安倍をかばいたいとは全く思ってなくて、とにかく「共産党に悪口出来ればいい」つう話なんでしょう。くだらない話です。

黒坂真
‏ 吉岡正史さん。日本軍が(ボーガス注:東学党の乱(甲午農民戦争)の)農民軍を3~5万人殺したという呟きですが、この数値を誰がどうやって数えたのですか。当たり前ですが当時の日本軍には空軍はない。米軍が日本の大都市に行ったような無差別空爆*15はできません。日本共産党は日本を悪く言うためなら、誇大化した数字*16で宣伝をする。

 「お前も自称学者なら素人の吉岡氏に聞かないでそれくらい自分で調べろよ、黒坂」て話ですよねえ。もちろん吉岡氏は「東学党の乱(甲午農民戦争)」についての本、たとえば

・中塚明*17、井上勝生*18ほか『東学農民戦争と日本』(2013年、高文研)

といったものを元にそう述べてるのでしょうが(なお、東学党の乱(甲午農民戦争)についてはウィキペディアに「甲午農民戦争」と言う項目があります)。
 普通、吉岡氏のような素人が「Aの犠牲者についてはホニャララと言われる」というときにAが「東学党の乱(甲午農民戦争)」に限らず「ナチホロコースト」「スターリン粛清」「文革」「東京大空襲」、なんであろうとこんなことは「黒坂と違う」普通の人間は聞きません(特に黒坂のようにウソだと決めつけるような聞き方はしません)。
 聞くまでもなく「一般書籍を読んで得た知識だろう(そしてそれは通説的見解だろう)」ということはわかるし、その書籍(通説的見解)の根拠が何かなんて事は素人に聞くような話じゃない。

黒坂真
‏ Blogを更新しました。不破哲三*19「党綱領の力点*20」(日本共産党中央委員会出版局)は明治日本が侵略国家だったと主張しますが、日韓併合国際法で合法です。
黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 日本共産党・左翼知識人の近現代史観より思うー不破哲三「党綱領の力点」(日本共産党中央委員会出版局)より
 日露戦争(1904~05年)は、日本にとっては、ロシアを押しのけて朝鮮の支配権を確実にするとともに、さらには満州に、ロシアに代わって勢力圏を打ち立てる、このことを争った戦争でした(同書p27より抜粋)。

 「『党綱領の力点』って本で批判するの、そこかよ。共産党の党綱領以外の他党の政治文書は日清戦争日露戦争を侵略じゃないと評価してるとでも言う気か?」「そもそもそれ『党綱領の力点』じゃねえだろ?」ですよねえ。
 『党綱領の力点』を説明する前の「前振り」みたいなもんです。そして党綱領をどう評価するにせよ「戦前日本の戦争は侵略」に因縁を付けるのなんか黒坂のような極右だけです。
 そもそも「当時において日韓併合が合法扱いされたか」なんてのは「現代の目で見て侵略と否定的に評価すべきか」とは全くの別問題です。
 「発生当時大して問題視されなかった」つうなら「中国のチベット解放やウイグル自治区設置」だって当時問題視されてなかったわけであり、その理屈なら黒坂らウヨは「チベット解放は侵略」「中国がウイグル侵略」云々などいうべきではないでしょう。
 あるいは「旧ソ連北方領土侵攻」だって日本以外の国は発生当初からほとんど黙認していたわけです。
 そんな過去があったのなら、ますます北方領土なんか返還される見込みがない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を読めば分かりますが米国にいたってはソ連の行為「北方領土侵攻」を支援すらしていた。
 その理屈なら黒坂らウヨは「旧ソ連北方領土侵攻は侵略」「ロシアは島を返還しろ」云々などいうべきではないでしょう。

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 日本共産党・左翼知識人の近現代史観より思うー不破哲三「党綱領の力点」(日本共産党中央委員会出版局)より
 日露戦争は祖国防衛戦争だったのです。

 嘘八百も大概にしろ、ですね。当時ロシアによる日本侵略の危機などありません(「ロシアからの防衛」を戦争の口実に当時の日本政府がしたという事実はありますが)。日露戦争とは「韓国を日露どちらが勢力範囲、利権とするか」という侵略戦争でしかありません。

 朝鮮半島の住民は日本が華夷秩序を破壊したから怒り、日本と戦ったのです。

 これまた嘘八百ですね。韓国が日本の植民地となり、民族独立が否定され、朝鮮王室が「日本の華族と同じ扱い(つまり天皇家の部下)」とされたから戦ったのであって、華夷秩序云々なんて話じゃありません。
 単に日本が「朝鮮は中国(清朝)に朝貢しなくていい(黒坂の言う「華夷秩序の破壊」)」で終わらせれば怒る理由はどこにもないわけです。

 ムガール帝国大英帝国に滅ぼされました。皇帝は流刑。

 だからなんだって話です。誰も「英国がムガル帝国を滅ぼし、インドを植民地にしたことには問題はない」なんて言っていませんが。現在の目から見ればあらゆる「侵略と植民地支配」は悪と評価されるべきもんです。当時は合法だったなどと居直って何か意味があるのか。

参考

日本共産党綱領|党紹介│日本共産党中央委員会
 当時の日本は、(中略)国を統治する全権限を天皇が握る専制政治(絶対主義的天皇制)がしかれ、国民から権利と自由を奪うとともに、農村では重い小作料で耕作農民をしめつける半封建的な地主制度が支配し、独占資本主義も労働者の無権利と過酷な搾取を特徴としていた。
 この体制のもと、日本は、アジアで唯一の帝国主義国として、アジア諸国にたいする侵略と戦争の道を進んでいた。
 党は、この状況を打破して、まず平和で民主的な日本をつくりあげる民主主義革命を実現することを当面の任務とし、ついで社会主義革命に進むという方針のもとに活動した。
(中略)
 党は、ロシア革命と中国革命にたいする日本帝国主義の干渉戦争*21、中国にたいする侵略戦争に反対し、世界とアジアの平和のためにたたかった。
 党は、日本帝国主義の植民地であった朝鮮、台湾の解放と、アジアの植民地・半植民地諸民族の完全独立を支持してたたかった。
 日本帝国主義は、一九三一年、中国の東北部への侵略戦争*22を、一九三七年には中国への全面侵略戦争*23を開始して、第二次世界大戦に道を開く最初の侵略国家となった。一九四〇年、ヨーロッパにおけるドイツ、イタリアのファシズム国家と軍事同盟を結成し、一九四一年には、(ボーガス注:太平洋戦争の開始によって)中国侵略の戦争をアジア・太平洋全域に拡大して、第二次世界大戦の推進者となった。
 帝国主義戦争と天皇制権力の暴圧によって、国民は苦難を強いられた。党の活動には重大な困難があり、つまずき*24も起こったが、多くの日本共産党員は、迫害や投獄に屈することなく、さまざまな裏切り*25ともたたかい、党の旗を守って活動した。このたたかいで少なからぬ党員が弾圧のため生命を奪われた。
 (ボーガス注:立憲政友会*26、立憲民政党*27社会大衆党*28など)他のすべての政党が(ボーガス注:大政翼賛会参加という形で)侵略と戦争、反動の流れに合流するなかで、日本共産党が平和と民主主義の旗を掲げて不屈にたたかい続けたことは、日本の平和と民主主義の事業にとって不滅の意義をもった。
 侵略戦争は、二千万人をこえるアジア諸国民と三百万人をこえる日本国民の生命を奪った。この戦争のなかで、沖縄は地上戦の戦場となり、日本本土も全土にわたる空襲で多くの地方が焦土となった。一九四五年八月には、アメリカ軍によって広島、長崎に世界最初の原爆が投下され、その犠牲者は二十数万人にのぼり(同年末までの人数)、日本国民は、核兵器の惨害をその歴史に刻み込んだ被爆国民となった。
 ファシズム軍国主義の日独伊三国同盟が世界的に敗退するなかで、一九四五年八月、日本帝国主義は敗北し、日本政府はポツダム宣言を受諾した。反ファッショ連合国によるこの宣言は、軍国主義の除去と民主主義の確立を基本的な内容としたもので、日本の国民が進むべき道は、平和で民主的な日本の実現にこそあることを示した。これは、党が不屈に掲げてきた方針が基本的に正しかったことを、証明したものであった。

*1:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長、新生党代表幹事、新進党党首、自由党代表、民主党幹事長など歴任

*2:元文科事務次官。著書『これからの日本、これからの教育』(共著、2017年、ちくま新書)、『面従腹背』(2018年、毎日新聞出版)、『前川喜平「官」を語る』(2018年、宝島社)、『前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る:高校中退・夜間中学・外国につながる子ども・LGBT・沖縄の歴史教育』(共著、2018年、明石書店)、『前川喜平が語る、考える。:学ぶことと育つこと、在日とアイデンティティー、あなたと私。』(共著、2018年、本の泉社)、『ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題』(共著、2019年、集英社)、『同調圧力』(共著、2019年、角川新書)

*3:ここで「安倍の明治150年式典に出席した」「なぜ「野党2議席」くらいのことが言えないのか(参議院京都府選挙区での、立憲民主党の福山幹事長の暴言) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でわかるように明らかな反共右翼である」立憲民主幹事長の福山の名前が出ないことが興味深いですね。ウヨの黒坂的に福山をあげつらうことには抵抗があるんでしょうか?。まあ共産も福山にはマジで憤慨してると思いますが、さすがに相手が「陣笠ではなく最大野党ナンバー2」なので批判はできる限り控えてるとは思います。つうか立憲民主もよくもまあ「前原や細野に政治的に近い」ウヨの福山なんぞ幹事長にしてリベラルとか抜かせるもんです(呆)。

*4:むしろ黒坂らの方が「ロシアのプーチンに安倍が小馬鹿にされようが」、「安倍が一帯一路参加を表明しようが」、「改憲できるのは安倍だけ」という理屈で安倍批判できない馬鹿の集まりですよねえ。その点では「安倍は反中国、反ロシアを野党時代、公約してたんじゃなかったのか。今ロシアや中国に媚びる安倍は嘘つきだ」「そんな安倍を批判できないのに安倍は反中国、反ロシアで変わりはないという産経、国基研ら安倍万歳右翼は嘘つきだ」と憤る大森勝久氏の方がある意味では「黒坂ら安倍に媚びるしか能がない安倍万歳右翼よりもまとも」に見えます。

*5:小沢氏が証人喚問や参考人招致から逃げ続けたことを考えると「黒に近い灰色」だと俺個人は思います(実際、過去の赤旗にも主張/「西松」違法献金事件/小沢氏ら政治家の責任免れぬ問題化した“小沢マネー”/総額なんと83億円/証人喚問で説明必要と言った小沢批判もあります)。俺個人は「加計告発や朝鮮学校無償化除外批判」という勇気ある行動に出た「前川氏と違い」、俺の認識ではそうした言動がほとんど見当たらない小沢という人間を全く評価してません。しかし検察が「彼の秘書は有罪に出来ても」、彼を有罪に出来なかったこと(勿論秘書の管理監督責任が生じるとは思いますが)、彼が今は「野党党首、幹事長などではなく」一野党議員に過ぎないことを考えると批判しづらいのも事実です。

*6:小沢氏の政治的言動に野党共闘に反するような問題があれば当然共産党も批判するでしょう。

*7:「前川擁護」と言う非難を覚悟してあえて書いておけば、こうした斡旋は彼がはじめたものではありません。「だから斡旋を続けていい」と言う話ではありませんが、彼一人が悪いわけではない。彼の最近の言動(加計告発、朝鮮学校無償化除外批判)を見ていると斡旋に関わったとはいえ「根はそれほどの悪人ではなく」、ロッキード事件の伊藤宏専務のような「出世欲の塊(どんな手を使っても無罪判決がとりたい)」と違い大久保利春元専務のようなタイプ、つまり「今まで続いてるのにOBの圧力を断ち切ってまで今更辞められないと言う保身」(伊藤や大久保については立花隆の著書『ロッキード裁判とその時代』、『ロッキード裁判批判を斬る』(朝日文庫)での知識しかありませんが)なのかという気はします。俺的にはこれは「加計告発や朝鮮学校無償化除外批判したこと」によるひいき目ではないつもりです。なお、大久保の場合「出世欲よりもむしろ保身から犯行に及んでる」ので「もはや保身の必要性が乏しくなった逮捕起訴」によって自供も一番早くしてるし、裁判でも事実関係を大筋で認めています。

*8:右派の文春が安倍政権&読売の仕掛けた人格攻撃を「事実無根」と批判するのも興味深い話です。まあそれだけ安倍や読売が異常だし、文春はそこまで異常になれなかったと言うことですが。あの一件では読売は「読売は安倍自民の飼い犬か?」と株を大いに落とし、一方文春は上げたと言っていいんじゃないか。

*9:第一次安倍、福田内閣経産相自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相、自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)を歴任した安倍の側近

*10:まあ、「加計告発」「朝鮮学校無償化除外批判」などを考えればむしろ共産にとって批判部分より共通部分の方が多いでしょうが。前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) | Twitterも「トリエンナーレ補助金不支給はおかしい」「関電の裏金疑惑は徹底追及されるべきだ」とか俺的に共感、賛同しかないツイートが多いですし

*11:むしろなぜ「野党2議席」くらいのことが言えないのか(参議院京都府選挙区での、立憲民主党の福山幹事長の暴言) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)から思うに立憲民主の方が共産に対して非常に無神経、無礼であり怒りを禁じ得ません。

*12:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*13:村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)など歴任

*14:橋本内閣運輸相、自民党国対委員長(小渕総裁時代)、幹事長(森総裁時代)、選対委員長(福田、麻生総裁時代)など歴任

*15:意味不明ですね。別に空爆などしなくても殺害期間が長く日本軍の兵力が大規模で、農民軍側に特に抵抗力がなければ大量殺害は可能でしょう。

*16:「誇大化した数字」というならそれこそ黒坂が「誇大だと見なすまともな根拠」を出すべきでしょう。なお「3~5万人」というのは「日本共産党云々」ではなくもちろん「歴史研究者の通説的見解」でしょう。

*17:著書『歴史の偽造をただす:戦史から消された日本軍の「朝鮮王宮占領」』(1997年、高文研)、『これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史』(2002年、高文研)、『「蹇蹇録」の世界』(2006年、みすず書房)、『現代日本歴史認識』(2007年、高文研)、『司馬遼太郎歴史観:その「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う』(2009年、高文研)、『日本の朝鮮侵略史研究の先駆者 歴史家山辺健太郎と現代』(2015年、高文研)、『日本人の明治観をただす』(2019年、高文研)など

*18:著書『幕末・維新』(2006年、岩波新書)、『開国と幕末改革』(2009年、講談社学術文庫)、『明治日本の植民地支配:北海道から朝鮮へ』(2013年、岩波現代全書)など

*19:党書記局長、委員長、議長を歴任。著書『日本の中立化と安全保障』(1968年、新日本新書)、『現代政治と科学的社会主義』(1968年、新日本出版社)、『沖縄基地とニクソン戦略』(1972年、新日本新書)、『科学的社会主義研究』(1976年、新日本出版社)、『現代前衛党論』(1980年、新日本出版社)、 『スターリン大国主義』(1982年、新日本新書)、『社会主義入門』、『講座「家族、私有財産および国家の起源」入門』、『日本共産党と革新政治』(1983年、新日本出版社)、『現代に生きるマルクス』(1984年、新日本出版社)、『政策争点と反核平和論』、『選挙戦での日本共産党論』(1986年、新日本出版社)、『古典への旅』(1987年、新日本新書)、『政策活動入門』、『世界史のなかの社会主義』、『地方政治の争点と選択』(1987年、新日本出版社)、『「資本主義の全般的危機」論の系譜と決算』、『レーニンカール・マルクス」を読む』(1988年、新日本出版社)、『「新しい思考」はレーニン的か』、『科学的社会主義と執権問題』(1990年、新日本文庫)、『科学的社会主義における民主主義の探究』、『社会主義の原点と未来』(1990年、新日本出版社)、『日本共産党綱領と歴史の検証』、『ソ連・東欧問題と現代の世界』、『ソ連覇権主義の解体と日本共産党』、『私の宮本百合子論』(1991年、新日本出版社)、『現代史のなかの日本共産党』(1992年、新日本新書)、『ソ連・中国・北朝鮮:三つの覇権主義 たたかいの記録』(1992年、新日本出版社)、『国政の争点と体制選択論』、『労働基準法を考える』(1993年、新日本新書)、『科学的社会主義の運動論』、『日本共産党にたいする干渉と内通の記録(上)(下)』(1993年、新日本出版社)、『史的唯物論研究』(1994年、新日本出版社)、『経営のなかの日本共産党』(1995年、新日本出版社)、『いま政治と政党を考える』、『古典学習のすすめ』、『マルクスエンゲルス百年』(1996年、新日本出版社)、『新しい世紀 新しい日本』、『エンゲルスと「資本論」(上)(下)』(1997年、新日本出版社)、『新しい国づくりを提唱する』、『現代日本における大衆的前衛党』、『自然の弁証法』、『千島問題と平和条約』、『地方政治と議員活動』、『日本共産党中国共産党の新しい関係』(1998年、新日本出版社)、『現代史のなかで日本共産党を考える』、『私たちの日本改革論』(1999年、新日本出版社)、『「首都移転」を考える』(2000年、新日本出版社)、『科学的社会主義を学ぶ』、『ここに『歴史教科書』問題の核心がある』、『世紀の転換点に立って』(2001年、新日本出版社)、『歴史教科書と日本の戦争』(2001年、小学館)、『二十一世紀はどんな時代になるか』、『二つの世紀と日本共産党』、『北京の五日間』(2002年、新日本出版社)、『古典研究 議会の多数を得ての革命』、『古典研究 マルクス未来社会論』、『新・日本共産党綱領を読む』、『チュニジアの七日間』(2004年、新日本出版社)、『世界の流れのなかで憲法問題を考える』(2004年、日本共産党中央委員会出版局)、『私の戦後六〇年:日本共産党議長の証言』(2005年、新潮社)、『いまこの世界をどう見るか:アジア・アフリカ・ラテンアメリカ』(2005年、新日本出版社)、『党綱領の理論上の突破点について』(2005年、日本共産党中央委員会出版局)、『日本共産党史を語る(上)(下)』、『21世紀の世界と社会主義:日中理論会談で何を語ったか』、『日本の前途を考える』(2006年、新日本出版社)、『日本の戦争:領土拡張主義の歴史』(2006年、日本共産党中央委員会出版局)、『憲法対決の全体像』(2007年、新日本出版社)、『小林多喜二 時代への挑戦』(2008年、新日本出版社)、『激動の世界はどこに向かうか:日中理論会談の報告』、『古典への招待(上)(中)(下)』(2009年、新日本出版社)、『マルクスは生きている』(2009年、平凡社新書)、『日米核密約 歴史と真実』、『マルクスエンゲルス革命論研究(上)(下)』(2010年、新日本出版社)、『不破哲三 時代の証言』(2011年、中央公論新社)、『「科学の目」で原発災害を考える』(2011年、日本共産党中央委員会出版局)、『「科学の目」で見る日本と世界』、『「資本論」はどのようにして形成されたか』(2012年、新日本出版社)、『歴史から学ぶ:日本共産党史を中心に』(2013年、新日本出版社)、『「科学の目」で日本の戦争を考える』、『マルクス資本論」発掘・追跡・探究』(2015年、新日本出版社)、『科学的社会主義の理論の発展』(2015年、学習の友社)、『「資本論」刊行150年に寄せて』(2017年、日本共産党中央委員会出版局)、『資本論』探究:全三部を歴史的に読む(上)(下)』(2018年、新日本出版社)、『党綱領の未来社会論を読む』(2018年、日本共産党中央委員会出版局)、『「資本論」のなかの未来社会論』(2019年、新日本出版社)など

*20:2014年刊行

*21:シベリア出兵や山東出兵のことか?

*22:満州事変のこと

*23:柳条湖事件のこと

*24:佐野学や鍋山貞親の右翼転向のことか?

*25:当時の共産党幹部だった佐野学や鍋山貞親の右翼転向のことか?

*26:戦後、「日本自由党鳩山一郎総裁)」→「民主自由党吉田茂総裁)」→「自由党吉田茂総裁)」を経て、日本民主党鳩山一郎総裁)と合同して自由民主党

*27:戦後、「日本進歩党(町田忠治総裁)」→「日本民主党芦田均総裁:町田の公職追放による総裁就任)」→「国民民主党苫米地義三委員長)」→「改進党(重光葵総裁)」→「日本民主党鳩山一郎総裁)」を経て自由党吉田茂総裁)と合同して自由民主党

*28:戦後は日本社会党結成に参加。