枝野氏「お上の都合の悪い行事、行われなく」 補助金不交付決定 - 産経ニュース
共産と違い、党内に「福山*1や前原*2」といったウヨ議員を抱える枝野*3立民や玉木*4国民民主ではここまで酷い話でも何一つ安倍政権を批判しないのではないかと危惧していましたが、さすがにそこまでは酷くなかったようです。
【文芸時評】10月号 早稲田大学教授・石原千秋 芥川賞に未来はない(1/2ページ) - 産経ニュース
何のことかと言えば「ボクの評価する作家・古市憲寿*5の作品に受賞させなかった、それどころか低い評価をし、ボクが「古市と比較すると」評価しない作家・今村夏子*6に受賞させた今の芥川賞選考委員(川上弘美*7、堀江敏幸*8、山田詠美*9、吉田修一)も今の芥川賞もろくなもんじゃない。」つうだけの石原某氏*10の悪口です。
まあ文学(小説)の場合「学問と違って客観的評価基準があるわけでもない*11」ので「ああ、そう(選考委員側)」で終わりでしょうね。
石原という御仁の「芥川賞という権威への憧れ(憧れるからこそその憧れを裏切られてマジギレ)」、「今の芥川賞選考委員への敵意」と「お気に入り作品への思い入れ」だけはよくわかりました。
過去にも筒井康隆が「直木賞が受賞できなくて当時の選考委員(海音寺潮五郎、川口松太郎、源氏鶏太、今日出海*12、松本清張、村上元三)にあてこすった『大いなる助走』(文春文庫*13)を書いて鬱憤晴らしした」などあるので、こうした選考委員への悪口は珍しい話ではありません。
*1:鳩山内閣外務副大臣、菅内閣官房副長官、民主党政調会長(海江田代表時代)などを経て立憲民主党幹事長
*2:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表など歴任
*3:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表
*4:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを経て国民民主党代表
*5:著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社プラスアルファ文庫)など
*6:『むらさきのスカートの女』で2019年上半期の芥川賞を受賞
*8:2001年、『熊の敷石』(後に講談社文庫)で芥川賞受賞
*9:1987年、『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』(後に角川文庫、幻冬舎文庫)で直木賞受賞
*10:著書『小説入門のための高校入試国語』、『評論入門のための高校入試国語』(NHKブックス) 、『漱石入門』(河出文庫)、『漱石と三人の読者』、『中学入試国語のルール』(講談社現代新書)、『漱石の記号学』(講談社選書メチエ)、『謎とき村上春樹』(光文社新書) 、『漱石はどう読まれてきたか』、『秘伝 大学受験の国語力』、『秘伝 中学入試国語読解法』(新潮選書)、『教養としての大学受験国語』、『国語教科書の思想』、『大学受験のための小説講義』、『大学生の論文執筆法』(ちくま新書)、『ケータイ小説は文学か』(ちくまプリマー新書)など
*11:もちろん「盗作などのルール違反」「文章内容に論理的におかしい矛盾がある(そしてその矛盾は小説内容において些細なことではない)」などの欠陥があれば、話は別ですが多くの場合「価値観の話」でしかありません。
*12:文化庁長官、国際交流基金理事長、国立劇場会長など歴任
*13:しかし「直木賞主催者」文春も良くこんなもん認めたとは思います。選考委員の中には「同業他社がやるならともかく文春は何考えてるんだ!」と激怒した人間もいると言われてますので。