◆黒坂ツイート
黒坂真
山添拓議員ら日本共産党員の皆さんは、憲法九条を守るため金正恩による核ミサイル攻撃を受忍しましょう、と訴えたらいかがですか。
そんなことは誰も言ってないのでデマも甚だしい。中村氏、宮本氏、山添氏らの「敵基地攻撃能力批判」とはそういう話ではない。もはや共産党も黒坂相手に「ツイッター社にアカウント停止要求」「名誉毀損で刑事告発、民事提訴」「大阪経済大(黒坂の勤務大学)に懲戒処分要求」等していいのではないか。
なお、「話の本筋(日本共産党の敵基地攻撃能力批判は黒坂が誹謗するような代物ではない)から外れます」が北朝鮮が日本をミサイル攻撃することは「在日米軍や自衛隊の反撃」を考えればあり得ない話です。黒坂らウヨも本心ではそんな攻撃があるとは思ってないでしょう。
黒坂真
志位さんは、朝鮮戦争について言及できません。
◆志位和夫
戦後、米国が行った武力行使のほとんどは国際法違反の先制攻撃だ。
ベトナム戦争、グレナダ侵略、リビア空爆、パナマ侵略、イラク戦争など*1、あげればきりがない。
そうした戦争に自衛隊が参戦すれば、国際法違反の先制攻撃への参戦になる。この意味でも「反撃能力」という用語は欺瞞だ。
そりゃ朝鮮戦争での米軍は「国際法違反の先制攻撃」ではありませんので、この文脈では「言及する必要がない」(むしろ北朝鮮の南侵がそれにあたる)。北朝鮮を擁護してるわけでも何でもない。
前後の文脈を無視した言いがかりにもほどがある。
黒坂真
中野顕さんは、インターネットで日本共産党を批判する方は皆、統一教会の仲間だとお考えですか。
中野顕
日本共産党は、2020年の第28回党大会で、アメリカ、ロシア、中国の覇権主義*2が世界平和に対し逆流をつくりだしていると批判しました。覇権主義に対し、別の覇権主義で対抗することほど愚かなことはありません。
冷戦時代の産物、売国的な反共カルト*3の仲間*4に日本の防衛を語る資格はありません。
中野氏の主張の是非はともかく彼のツイートのどこに「インターネットで日本共産党を批判する方は皆、統一教会の仲間」などという主張があるのか。
黒坂真
私見では中野顕さんら日本共産党員は、日本の防衛、国防という考え方を否定します。
中野顕
日本人を洗脳し巨額の金を巻き上げてきた売国カルト*5と癒着した勢力*6に日本の防衛を語る資格があるでしょうか。
「黒坂はデマも大概にしろ」ですね。「是非はともかく」共産党が否定してるのは「自民党流の国防(敵基地攻撃能力論など)」でしかない。大体「統一協会に国民を売り渡してきた売国奴(岸田自民)が軍拡で国防強化?。冗談も大概にしろ」「軍拡より統一協会撲滅でもやれよ」という趣旨の中野ツイートと、黒坂の「反論」は全くかみ合っていません。中野ツイートのどこに「日本の国防」を否定した箇所があるのか。
黒坂真
日本共産党は、近現代史におけるロシアの爆発的拡張が明治日本の大きな脅威だったことを認めません。一刻も早く中央集権化、富国強兵化を達成できなければ日本の独立は危うかった。ロシアと対峙するためには、防衛線を満州に築かねばならなかった。
勿論「ロシアと対峙するために満州に防衛線を築いた」のではなく「満州の利権」を手に入れたかっただけであり、日本同様に「満州利権を手に入れようとしたロシア」と対立しただけです(勿論これは日本共産党の独自見解ではなく歴史学会の通説です)。日本が、あるいはロシアが満州利権を手に入れようとしなければ日露戦争は起こらなかった。ロシアが日本侵攻を計画していたなどという事実はどこにもありません。
そもそも「ロシアの脅威」が事実なら「日露協商論(伊藤博文などが主張)」が出てくるわけもない(実際の日本は日英同盟に動きましたが)。
単に「ロシアの脅威から防衛するためには満州を防衛線にする必要がある」と明治新政府が強弁しただけです。
そもそも他国(中国)の土地(満州)を了解もなしに「防衛線だ」とし軍を駐留すること自体が無法です。(繰り返しますが実際には防衛線ではなく利権争いですが)。そうした考えは「NATOのロシアに対する脅威」を理由にウクライナに侵攻したプーチンとどこが違うのか。
あるいは、ブレジネフドクトリン(ソ連共産主義を守るために、米国が黒幕であるハンガリー動乱やプラハの春を鎮圧した)とどこが違うのか。