今日の中国ニュース(2019年12月15日分)

香港で相次ぐ爆弾押収 「IRAを手本に」報道も(1/2ページ) - 産経ニュース
 ひとまずは様子見ですね。香港当局に近いメディアの報道なので現時点では鵜呑みに出来ないでしょう。しかし「日本での三菱重工ビル爆破(1974年)」などのように過去において、政府批判運動が過激化したことはいくらでもあるので「虚偽報道である」と決めつけることも出来ないでしょう。


東京新聞:「訪中議員は台湾の倍以上で」 中国が自公に要求 協議会中止:政治(TOKYO Web)

 自民党二階俊博*1幹事長が中国を訪れ習近平(しゅうきんぺい)*2国家主席との会談を調整していた十一月の日中与党交流協議会を巡り、中国共産党が台湾を訪問した日本の議員団の二倍に当たる四十人超の参加を自民、公明両党に要求していたことが分かった。国会開会中だったため対応が難しく、協議会は事実上中止になった。開催の見通しは立っていない。複数の日中関係筋が十四日、明らかにした。
 日中与党交流協議会は十一月初旬に甘粛(かんしゅく)省敦煌(とんこう)で行う計画だった。二階氏と習氏との上海での会談も調整。公明党の斉藤鉄夫*3幹事長も同行予定だった。
 中国共産党の対外交流を担う中央対外連絡部が問題視したのは、超党派議員連盟日華議員懇談会」(古屋圭司*4会長)メンバー十九人による十月上旬の台湾訪問。「中華民国建国百八年」を記念する双十節建国記念日)祝賀式典に出席したことを批判し「中国を訪問する議員数は台湾の倍以上でなければならない」と迫ったという。中国側が対外的なメンツを優先させたとみられる。
 日本は臨時国会開会中で、参加できる議員は三十三人にとどまった。それ以上の参加には応じられないと中国側に伝達したが、双方は折り合わなかった。日本側は「訪中を延期」と発表。理由は明らかにしていない。

 問題はこれが仮に事実としても「誰(複数の日中関係筋って誰?)が何のためにリークしたのか」ですね。
 まあ、部外者の俺には分かりませんが、一つ考えられるのは安倍政権サイドによるリークですね。
 つまり「習主席国賓訪問は要請したが何でもかんでも中国の言いなりじゃない」という言い訳のためのリークです。

*1:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*3:公明党政調会長、福田、麻生内閣環境相などを経て公明党幹事長

*4:第二次安倍内閣国家公安委員長