◆「最近のコメント」表示がなぜか「今は」一つも無い三浦ブログ
「最近のコメント」がないなんてことはありえない(しばらく前までは表示されていた)ので
1)「最近のコメント」表示をしないように設定(コメント表示自体はされている)
2)コメント表示自体をしないよう設定
のどちらかなんでしょう。2)はもちろん1)にしても*1「表示を隠さないといけない理由でもあるのか」と苦笑します。ただしコメント投稿自体はできるようです(おそらく1)の場合でも、三浦に都合の悪い投稿は掲載拒否でしょうが)。
http://miura.trycomp.net/?p=5195
先日行われた日本ウイグル協会支援者の集い、170名の方にご参加いただきました。
日本人参加者は全て「三浦の同類(ただの反中国右翼)」だろうと思うと吐き気がします。
別に謙遜しているわけではなく、もう60歳近くになりますと、自分の書いているもののレベルは自分である程度分かる。私の書いたものが長く読み継がれることはないだろう(実は読み継がれるどころか、今の時点でたいして売れないし読まれてもいない)。ただ、私が作るのにかかわったいくつかの本、これは歴史に残る。
三浦が「そう思いたいだけ」で、「いずれウヨの世界ですら、忘れられて、消えてなくなる」でしょうが、そう言ったら激怒するんでしょうね(苦笑)。
この「ウイグル人」は、どう評価するかは別として、類書が全くないし、学者、研究者なら持っていた方がいいと断言できる。
吹き出しました。ウイグル素人がよくもまあそんなことがほざけるもんです。
中央アジアの研究者たち、批判でもいいから、あの本についてぜひ論じてほしい。
「世の中には、低レベルすぎて批判する価値もない本ってのもあるんですよ!」といったら三浦と類友は激怒するんでしょうね。まあ、こんなことを三浦がいわずにはいられないほど「専門家(例:明治大学准教授のM谷N子氏)には全く相手にされてない」わけです。
http://miura.trycomp.net/?p=5193
「コルシャドたちは話し合い、(ボーガス注:唐の二代皇帝)李世民を生け捕りにして突厥*2の遊牧地に連れていき人質にし、彼を帰す見返りとして長安で軟禁されている王子たちを解放させる。次に突厥の人々を動員し、東突厥を独立させる。」
「その夜、コルシャドを先頭に四〇人の若者が宮殿を襲撃した。宮殿内で激しい戦闘が行われた。蜂起軍が放った矢と鋭い刃が一〇〇人ほどの護衛兵を殺した。コルシャドは宮殿の護衛兵の数が徐々に増えていき黒い壁のようになって目の前に迫って来るのを見て李世民を捕えるのをあきらめ、同志に宮殿を出るように命令した。」
「蜂起軍は宮殿の厩舎の馬を手に入れ、馬に乗って渭水に向かった。彼らの後を唐軍が追いかけてきた。河岸で行われた戦いでは、蜂起軍の中のだれ一人、臆病風に吹かれた者はなかった。全員が雄々しく戦い、赤い血に染まり、誇り高く身を捧げ臆病風に吹かれた者はなかった。全員が雄々しく戦い、赤い血に染まり、誇り高く身を捧げた。」
事実というよりは「清朝の統治に反発するウイグル人」が作り出した「後世の伝説(清朝=唐、突厥=ウイグルと読み替える)」としか思えませんね。40名程度の徒党で、宮殿に押し入って中国皇帝を拉致しようなんて「成功の可能性の低い無謀な行為」は普通しないでしょう。こんな代物を果たして「歴史書」といっていいのか?
トルグン・アルマス「ウイグル人」(集広舎)12月15日発売となりました
光栄にも、本書の解説を書かせていただく機会に恵まれました。楊海英*3先生の文章と私の拙文が並んだことも感無量です。
ウイグル研究者でもない「ただの極右活動家の三浦」にウイグル本(トルグン・アルマス「ウイグル人」(集広舎))の解説を書かせるというのだから呆れて二の句が告げませんね。
明治大学准教授M谷Y子氏*4など「プロの研究者」に書かせたらどうなのか。頼んでも「こんな駄本の解説は断る」というかもしれませんが。
「素人」三浦なんぞと同列に扱われても腹が立たないらしい「一応プロの研究者」楊海英にも心底呆れます。というか、楊は「内モンゴル研究者」ではあっても「ウイグル研究者」ではないはずですが。なぜウイグル本に解説を書くのか。
*1:1の場合でもコメントが探しづらいことは確かです。
*3:静岡大学教授。著書『草原と馬とモンゴル人』(2001年、NHKブックス)、『モンゴル草原の文人たち:手写本が語る民族誌』(2005年、平凡社)、『ユーラシア草原からのメッセージ:遊牧研究の最前線』(共著、2005年、平凡社)、『チンギス・ハーン祭祀』(2005年、風響社)、『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店→後に2018年、岩波現代文庫)、『続・墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2011年、岩波書店)、『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『植民地としてのモンゴル:中国の官制ナショナリズムと革命思想』(2013年、勉誠出版)、『ジェノサイドと文化大革命:内モンゴルの民族問題』(2014年、勉誠出版)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍とモンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(2015年、中公新書)、『モンゴル人の民族自決と「対日協力」:いまなお続く中国文化大革命』(2016年、集広舎)、『フロンティアと国際社会の中国文化大革命: いまなお中国と世界を呪縛する50年前の歴史』(共著、2016年、集広舎)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)、『「知識青年」の1968年:中国の辺境と文化大革命』(2018年、岩波書店)、『最後の馬賊:「帝国」の将軍・李守信』(2018年、講談社)、『モンゴル人の中国革命』(2018年、ちくま新書)、『モンゴル最後の王女:文化大革命を生き抜いたチンギス・ハーンの末裔』(共著、2019年、草思社文庫)、『独裁の中国現代史:毛沢東から習近平まで』(2019年、文春新書)、『逆転の大中国史』(2019年、文春文庫) 、『中国が世界を動かした「1968」』(共著、2019年、藤原書店)など。