今日の産経ニュース(1/6分)(追記あり)

■徴用工訴訟、韓国への対抗策指示 安倍晋三首相、関係省庁に
https://www.sankei.com/politics/news/190106/plt1901060006-n1.html
 そもそも新日鐵住金と原告側が対話し和解すればすむ話です。
 安倍が口を出す話ではない。しかも「和解の仲介」ならまだしも「韓国の判決なんか知ったことか。あんなもん無視する。俺の理解では不当判決なんだ!」「政府として何か対抗策がないか、考えろ」(安倍)て「アホか」ですね。
 なお「NHK日曜討論に出演」ですが「与野党(自民、公明、維新、立民、国民民主、共産、社民、自由)党首インタビュー」ですので討論などなく、事実上安倍独演会です(まあ、それは他党の党首も同じではありますが)。うんざりします。各党代表討論ならほぼ確実に志位共産党委員長から「その認識はおかしい」という突っ込みが入ったでしょうが(但しその場合でもNHKや産経は安倍に忖度し、志位氏の批判発言を報じないでしょうが)。
 それにしても「与野党党首インタビュー」なのに「自民・安倍、公明・山口の発言しか報じず」しかも「発言内容の紹介はほとんど安倍」というあたりはさすが産経です。ちなみに1/6にカーラジオで聞いたNHKラジオニュースでも「安倍の発言しか紹介しない」ので本当にうんざりします。


■【書評】大和大学専任講師・岩田温*1が読む『日本国紀』百田尚樹*2著 感動を共有、飽きさせない
https://www.sankei.com/life/news/190106/lif1901060012-n1.html
 「内容が事実誤認だらけだという突っ込み」はすでにネット上にあるし、「内容への突っ込みが出来るほど日本史に詳しくない」のでそこには突っ込みません。
 ます第一にこの書評がおかしいのは「著書が日本史に関するもの」なのに書評者が日本史研究者ではないてことですね。もちろんまともな日本史研究者で百田本なんか褒める人はいない*3からこうなるわけですが。
 第二に「感動」というのが「おいおい」ですね。「素人の小生」ですが、私見では歴史書において重要なのは「新しい事実が発表されたか(まあ百田の場合コピペ本なのでそんなことはあり得ませんが)」「必要な事項について過不足なく書けているか」「内容が分かりやすいか」などということであって「書かれてる内容に感動した」つう話ではないでしょう。
 つうか「日本の歴史」を真面目に書けば「負の歴史」も記載せざるを得ず、単純に「感動した」で終わることはあり得ないでしょう。まあ、南京事件慰安婦など「負の歴史」は「捏造」というのが百田や岩田のようなウヨですが。

 発売日以前に予約が殺到した本書

 「雑誌連載を書籍にしたケース」、つまり発売前から内容がある程度分かるケースならともかく「書き下ろしでこれ」とは明らかに不自然です。しかも百田は「こうした日本史本の執筆経験はなく、日本史研究の専門家でもない」のだから、なおさら不自然です。
 つまり「中身が分からないのに予約が殺到した」というのはどう見ても右翼の組織購入でしょう。最初から中身は度外視されてるわけです。


■【新聞に喝!】一国の狭い利益に固執しない日本を 神戸大教授・簑原俊洋*4
https://www.sankei.com/column/news/190106/clm1901060002-n1.html

 「大丈夫?」と思ったのが産経政治部記者が選ぶ「政治家オブ・ザ・イヤー2018」(12月12日付)である。きっと遊び心をもった企画なのだろうが、アンケート結果は安倍晋三首相の圧勝。基本的に親安倍路線を貫く新聞なのでこれ自体に驚きはないが、意外に思ったのは、首相も「一政治家」としてカウントされていることにあった。2、3位に選ばれていた河野太郎外相、菅義偉官房長官も閣僚である。もう少し真剣に同記事がいう「最も輝いていた政治家」を選定するなら、政権内の人は除外した方がもっと面白くかつ有意義な試みになったのではなかろうか。諸外国では大統領や首相、閣僚の位置づけは一般的な「政治家」と区別されるのが常である。

 まあ以前から産経は「デマ記事常習」「ヘイトスピーチ常習」など、いろいろな意味で「大丈夫ではない」し、そもそも産経のことを「大丈夫?」などと今さらいう産経文化人「箕原氏」も大丈夫ではないです。
 とはいえそんな彼ですら「いくら自他共に認める安倍万歳新聞だからって、仮にも全国紙を名乗ってる新聞として『安倍が1位』『河野が2位、菅が3位』って、やってること酷すぎだろ。安倍や菅、河野といった安倍政権幹部にこびてるだけやないか」と突っ込まずにはいられなかったのでしょう。

 次いで残念だったのは、日本政府が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退方針を固めたことに関する「産経抄」(同22日付)である。「反捕鯨国は頭を冷やし、邪魔をしないでもらいたい」というが、もしかして食文化は不変だと思っておられるのだろうか。

 産経のひどさはもはやそういうレベルではないのですが、さすがに箕原氏も「IWC脱退を支持し、ただただ反捕鯨国に悪口とは産経は正気なのか」と呆れざるを得なかったのでしょう。

 日露外交に森喜朗*5元首相とプーチン*6大統領の交友が果たした役割を描いた11月の記事にも気になる記述があった。ロシアのクリミア併合に対する欧米の経済制裁に同調した2014年、森氏がプーチン氏に日本の制裁は実害を与えない体裁上のものでしかないと伝えていたことが紹介されていた。

 「そんなもん堂々と公言したら欧米諸国に『日本は北方領土のために対ロシア制裁の包囲網作りをサボタージュしたあげく、それを堂々と公言して恥じない。我々に対する裏切り行為も同然で許せない』とたたかれる恐れがあるやないか。アホか、産経」と批判する箕原氏です。


■【月刊正論】「反日の拠点」外国特派員協会の正体、見たり 櫻井よしこさん非難会見の顛末 産経新聞正論調査室次長・田北真樹子
https://www.sankei.com/premium/news/190106/prm1901060003-n1.html
 「やれやれ」ですね。「慰安婦南京事件について外国特派員協会は私たち産経やよしこ様の立場を支持しないんです!。奴らは中韓びいきで反日です!」てまあ産経新聞記者のような非常識極右以外恥ずかしくていえない発言です。
 「その理屈なら世界中のほとんどの人間は反日やろ、アホか」ですね。

11月16日に東京・丸の内の日本外国特派員協会(FCCJ)で開かれた記者会見で、トルコ人記者のイルギン・ヨルマズ氏は手元の文書を読みながら、会見の主役であるジャーナリストの櫻井よしこ*7をこう紹介した。
 「櫻井さんはジャーナリストだった」
 「日本で最も有名な歴史修正主義者の一人」
 「右翼団体日本会議の支持者」
 ヨルマズ氏はこんな紹介も付け加えた。
「彼女と彼女の支持者は慰安婦は強制的に連行されていないと長年主張している」
 櫻井氏の会見の空気が一気に緊迫度を増したのは、イタリア人記者、ピオ・デミリア氏の質問だった。質疑応答の最初に発言したデミリア氏は、自身が会見の司会をする予定だったが、タクシーの事故で遅れたことを謝罪した上で、こう述べた。
 「私が司会をしてもまったく同じ紹介をした。誰もあなたが超保守主義で、日本会議のメンバーであることを否定しない。これはオピニオンではない。ステートメントであって、事実だ」

 確かに「全部事実ヤン」「非難でも何でもないヤン」ですね。できれば「国家基本問題研究所という極右団体の理事長」「安倍総理に一時、中教審委員に任命された」「彼女とその支持者は南京事件の存在を否定している」つう紹介もほしかったところです。

 櫻井氏は、ヨルマズ氏に「現役です」とやんわりと伝えた

 拙記事『櫻井よしこは「ジャーナリスト」を名乗ることをやめたらしい』http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150213/5632178906で以前指摘しましたが、「お前の中教審委員の肩書きにどこにも『ジャーナリスト』て書いてなかったやないか!。よしこ、何言うてるんや、お前!」ですね。もちろん、あの種の肩書きを文科省が勝手に「よしこはもうジャーナリストと違うやろ、ただの右翼活動家やろ」とよしこに無断で決めるはずがない。

歴史修正主義者(リビジョニスト=revisionist)」は元々、ナチス・ドイツによるホロコーストはなかったという主張をする人たちに向けられる否定的な言葉だ。日本の場合、それが「慰安婦は強制的に連行されていない」「南京大虐殺はなかった」などと主張する人へのレッテル貼りに使われるのは、本当はおかしなこと

 全然おかしくないですね。「戦争犯罪をデマで否定しようとしている」つう点は全く一緒ですので。なお、歴史修正主義者(リビジョニスト)つうのはホロコースト否定論や慰安婦否定論、南京事件否定論限定ではなく「デマで歴史認識をゆがめる行為」はすべてそうです。
 しかし「歴史修正主義者が首相」なんだから日本人であることに屈辱を覚えざるを得ません。日本人がどう言い訳しようと「あれが首相で、6年の長期政権なんだから南京事件慰安婦についてはあれの考えが日本人多数派の本心なんでしょ?(あなたは賛成しないつうけど、あなたのようにあれに批判的な歴史認識は少数派なんでしょ?)。日本人って本当に恥知らずで嘘つきよね」「何で谷垣*8石原伸晃*9、石破*10、岸田*11とか野党を除く自民党限定でもいろいろ総理候補はいるのにわざわざあれなの?」と外国からいわれたら言い返しようがない。
 「トランプ大統領に屈辱を感じる米国民」「ベルルスコーニ首相に屈辱を感じてきたイタリア国民」の気持ちがよく分かります。

 櫻井氏の記者会見は、慰安婦問題をめぐって元朝日新聞記者の植村隆氏から名誉毀損で訴えられていた訴訟に勝訴したことを、受けて開かれた。前日には植村氏自身が記者会見しており、「言論の戦いで勝って、判決で負けた。悪夢のようだ」と意味不明の主張*12をしていた。さすが、元朝日記者だ。選挙や裁判で自分たちの思う通りの結果が出れば肯定するが、反対の結果だと否定にかかる。

 「裁判で自分たちの思う通りの結果が出れば肯定するが、反対の結果だと否定にかかる」て「それ、愛媛玉串料訴訟違憲判決は間違ってると居直ってる産経やろ」ですね。
 あるいは

https://yoshiko-sakurai.jp/2007/05/03/583
三権分立を放棄*13するのか最高裁櫻井よしこ
・3月27日の最高裁第3小法廷で藤田宙靖(ふじた・ときやす)*14裁判長らが下した判断は、司法が政治を慮り、その影響を受けたのか、或いは特定のイデオロギーに染まったのかと疑わざるを得ないものだった*15
・訴訟当事者の一方の側の論理を重用したからといって、判決が偏っているとは、必ずしも言えない。だが、光華寮事件を中国側が「政治案件」ととらえるなか、今回の判決は最高裁が中国の影響を受け、中国側に偏ったと思わざるを得ない要素は多い。そもそも光華寮の所有権を中国側に認めるのには大きな問題がある。
・有体に言えば、中国政府の意を迎えるような偏った判断は大いに問題だということだ。
・私たちはこんな奇妙な判断を示す最高裁の矛盾を厳密に検証して、この国の未来のために司法の公正、中立を図らなければならない。

と光華寮訴訟台湾敗訴判決で「なぜ中国を勝たせた」「日中友好関係に配慮した政治的忖度か」「最高裁を許さない」などと最高裁に悪口するよしこのことではないのか。
 どの面下げて産経は植村氏相手にこんなことがいえるのか。大体、植村氏の話は最高裁確定判決ではなくまだ一審で「二審・植村逆転勝訴」がありうる話なのに。

 櫻井氏は挑発的なデミリア氏の質問に静かに答えた。
 「リビジョニストというのは歴史を書き換える。自分の都合のいいように書き換えるということです。私は私が歴史を書き換えているとは全然思っていません。」

 まあよしこは「主観的にも書き換えてる」「よしこは嘘をついてる」と思いますがそれはさておき。
 「永田鉄山陸軍省軍務局長を斬殺した相沢中佐」「226事件高橋是清蔵相ら政府高官を暗殺した磯部浅一青年将校」が「俺は国に害を与える悪人に天誅を下しただけだ、死刑になるいわれはない」といったら「そうですね、永田とか高橋是清とか国に害悪を与える悪人だから天誅して当然ですよね、死刑なんて論外ですよね」といって無罪になるのか。
 よしこの詭弁はそのレベルの話です。よしこの主観がどうあろうと客観的にはよしこはデマゴーグ歴史修正主義者でしかありません。

日本会議のメンバーかどうかについても「シンパサイザー(共鳴者)であるというなら、それはあなたの感じ方として受け止めますが、メンバーであると言ったのは事実誤認です」ときっぱり否定した。

 やれやれですね。シンパであることは否定しないそうです。
 まあ正式メンバーではないのかもしれないし、であるのなら「記者としてデミリオ氏は詰めが甘い」でしょうが産経のデマ記事なんぞと比べたらずっとましです。

 デミリア氏のとんでもない偏向ぶりに驚いたが、彼は名の知れた「左翼記者」らしい。「反原発」を唱える彼は、菅直人*16元首相の友人だそう*17で、菅政権の平成23年6月29日の「首相動静」では、菅首相夫妻と食事をしていた。

 「首相と飯を食ってるから友人で、公正中立が求められるジャーナリストとして問題だ」つうなら

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-01-12/2018011203_01_1.html
・曽我豪「朝日」編集委員
朝比奈豊「毎日」会長、丸山昌宏・同社長、山田孝男・同特別編集委員
橋本五郎「読売」特別編集委員、小田尚・同論説主幹
・阿比留瑠比「産経」論説委員、有元隆志・同政治部長
・喜多恒雄「日経」会長、岡田直敏・同社長
・西沢豊「時事通信社」社長、田崎史郎・同特別解説委員、渡辺祐司・同編集局長、阿部正人・同政治部長
島田敏男「NHK」解説副委員長
・大久保好男「日本テレビ」社長、粕谷賢之・同解説委員長
日枝久「フジテレビ」会長

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-31/2017123101_04_1.html
渡辺恒雄「読売」グループ本社主筆
・前木理一郎「読売」政治部長
・清原武彦「産経」相談役(元社長)
・芹川洋一「日経」論説主幹
・福山正喜「共同通信」社長

など、「赤旗によれば」安倍と飯を今現在食ってるマスコミ幹部連中(産経含む)はどうなるのか。それも産経が批判しないと筋が通らない話です。
 まあ、産経がそれを批判するとは思いませんが。

*1:著書『だから、改憲するべきである』(2013年、彩図社)、『人種差別から読み解く大東亜戦争』(2015年、彩図社)、『平和の敵 偽りの立憲主義』(2015年、並木書房)、『「リベラル」という病』(2018年、彩図社)など

*2:著書『いい加減に目を覚まさんかい、日本人! これ以上のさばらせるな! めんどくさい韓国とやっかいな中国&北朝鮮』(ケント・グルバートとの共著、2017年、祥伝社)など

*3:正論大賞受賞者、慰安婦違法性否定論者の秦郁彦(元千葉大教授)ですらそんなもんは「断った」or「断られることが確実だから産経が依頼しなかった」のでしょう。

*4:著書『アメリカの排日運動と日米関係:「排日移民法」はなぜ成立したか』(2016年、朝日選書)など

*5:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*6:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*7:著書『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く:戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』(2002年、小学館文庫)、『気高く、強く、美しくあれ:日本の復活は憲法改正からはじまる』(2006年、小学館)、『アジアの試練 チベット解放は成るか』(編著、2008年、文藝春秋)、『日本よ、「戦略力」を高めよ:「憲法九条」「国連至上主義」の呪縛を解く』、『私は金正日との闘いを止めない:米中の宥和政策にも負けない』(以上、編著、2009年、文藝春秋)、『民主党政権では日本が持たない:国民を欺いた「政権交代」』(2010年、PHP研究所)、『保守新生:リベラルが日本を潰す』(平沼赳夫との共著、2010年、宝島社)、『異形の大国 中国:彼らに心を許してはならない』(2010年、新潮文庫)、『新・東京裁判論:GHQ戦争贖罪計画と戦後日本人の精神』、『中国に立ち向かう覚悟:日本の未来を拓く地政学』(2012年、小学館)、『中国はなぜ「軍拡」「膨張」「恫喝」をやめないのか:その侵略的構造を解明する』(編著、2012年、文春文庫)、『日本とインド いま結ばれる民主主義国家:中国「封じ込め」は可能か』(共著、2014年、文春文庫)、『朝日リスク:暴走する報道権力が民主主義を壊す』(以上、共著、2018年、産経新聞出版)、『韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか』(共著、2018年、PHP新書)など

*8:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*9:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*10:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*11:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*12:全然意味不明ではないですね。この産経の理屈だと「独裁国家において言論では政府に勝利してると見なしていい人物が不当にも有罪判決でムショにぶち込まれる」という事実は存在しないのでしょう。つまり劉暁波は「ムショにぶち込まれて当然の犯罪者だった」ということです(もちろん皮肉)。

*13:三権分立放棄」とよしこが言い切ってるのがすごいですね。仮に「最高裁が間違った判決を下した」「そしてそれが日中両国政府への忖度」だとしても「政府から圧力がない限り」、つまり「一応最高裁の自主的な判断」なら少なくとも「三権分立放棄」ではありませんが。「日中両国政府が圧力をかけたとみなす根拠があるのか」と聞かれたらよしこはどう答えるのか?。なお、この判決が出たのは「第一次安倍内閣時代」なのでよしこの物言いは「安倍が圧力をかけた」としか読めないと思いますがそういう理解でいいんでしょうか。

*14:東北大学名誉教授(行政法)。著書『西ドイツの土地法と日本の土地法』(1988年、創文社)、『行政法学の思考形式(増補版)』(2002年、木鐸社)、『最高裁回想録』(2012年、有斐閣)、『行政法総論』(2013年、青林書院)、『裁判と法律学』(2016年、有斐閣)など

*15:よしこの悪口雑言はどうでもいいのですが、「上告後、20年以上審理しないで塩漬け状態」をいきなり審理を開始する(しかも判決が確定判決ではなく破棄差し戻し)というのは確かに「政治的な背景があるのか」と疑いたくなる不自然さではあります。

*16:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*17:「だそう」て。新聞記者なら「まともな根拠をもとに」きちんと断定したらどうなのか。