「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年1/17日分:荒木和博の巻)

ゴーンと日本人協力者【調査会NEWS3167】(R02.1.17): 荒木和博BLOG
 まあ、ばかばかしいですね。
 まず第一にゴーンの言う「日本国内に協力者がいる」と言う発言が事実だという根拠は何もありません。
 実際にはそんな協力者はいなくても、ゴーンが捜査攪乱のためにこうした発言をすることは十分あり得ます。
 第二に仮にゴーンの主張が事実だとしてもそれは「北朝鮮拉致」において国内に協力者がいたという根拠にはなりません。
 第三に「仮に北朝鮮拉致において国内に協力者がいたとしても」もはやそんなことは明らかにはならないでしょう。荒木も国内に協力者がいた具体的根拠を出せるわけではない。
 第四に「拉致の解決(拉致被害者の帰国)」と言う意味ではそんなことを明らかにする必要はない。
 そんなことを明らかにする必要があるのは「拉致被害者の救出」ではなく「拉致実行犯の処罰」ですが、これは現実問題、もはや諦めるしかないでしょう。今更、実行犯を逮捕起訴して有罪判決がとれるとも思えない。
 第五にこんなことをいうことは在日朝鮮人への差別や偏見を助長しかねません。

 ゴーンに拉致問題でインタビューしても「地元の最低限の協力なしで、日本から拉致できると思うなら幻想だ」と答えるでしょう。

 公安警察元幹部、「韓国政府に摘発された元北朝鮮工作員」ならまだしも誰もゴーンにそんなことは聞きませんが、聞いたら当然ながらゴーンは「知識がないので分かりません」と答えるでしょうね。