今日の産経ニュース(2020年8月1日分)

【米大統領選】ルポ・白人高齢者層の投票行動に注目 トランプ氏から支持離れも(1/2ページ) - 産経ニュース

 スーパーでの買い物帰りの白人女性、バーバラ・スミスさん(76)は4年前、民主党候補だったクリントン国務長官を嫌い、トランプ氏を選んだ。しかし、今回は同党のバイデン前副大統領に投票する。
 スミスさんはぜんそくの持病を持つ。新型コロナの治療法として「殺菌剤投与」を口にしたトランプ氏に対し「科学を無視し、いい加減な発言ばかり。トランプ氏が大統領でなければ、ここまで感染が広がらなかった」と憤り、「感染すれば私だって命が危ない。トランプ氏にあと4年間も任せられない」と語った。
 保守志向の強い白人高齢者層は共和党候補に傾く傾向があるが、今回は逆転現象が起きている。7月の米キニピアック大の全米調査によると65歳以上の支持率は、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を14ポイントもリードする。

 そりゃ当たり前でしょう。まともな常識があればそうなる。コロナに抵抗力の弱い高齢者層が「コロナの危険性を過小評価し無為無策」「中国への責任転嫁ばかり」のトランプ支持など自殺行為でしかありません。むしろ「14ポイント」などまだ差が小さいくらいです。


【米大統領選】投開票まで3カ月 トランプ氏引き続き劣勢 - 産経ニュース

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両者の全米平均支持率(7月31日現在)はバイデン氏49・9%、トランプ氏42・1%。

 「コロナ失政での惨状(世界第一位の死者数)」と「にもかかわらず中国に責任転嫁して居直る醜態」を考えれば劣勢にあるのは当然であり、むしろまだ支持率が高いくらいです。
 いずれにせよ、「コロナ失政だけ」ですらトランプは退陣してしかるべきです(もちろんコロナ失政の他にも問題はありますが)。このままトランプが巻き返すことなどできず退陣することを期待したい。


麻生、茂木両氏、安倍政権を支えていく 都内で会食 - 産経ニュース
 よくもまあ安倍なんぞを支えられるもんだというのはさておき。
 安倍政権閣僚が「安倍政権を支えていく」のは建前上は当たり前です。にもかかわらずこんな「当たり前のこと」をわざわざアピールする。
 コロナの蔓延に安倍もかなり焦りを募らせてると言うことでしょう。