「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年4/14分:荒木和博の巻)

日朝議連と国交正常化交渉(R3.4.15): 荒木和博BLOG
 7分10秒の動画です。国交正常化どころか「日朝交渉(経済支援とのバーター取引)」「政治家の訪朝」「平壌への常駐事務所設置」すら否定するのが荒木ら救う会右翼ですから話になりません。
 内容的には下で批判した日朝国交「正常」化【調査会NEWS3424】(R03.4.14): 荒木和博BLOGとかぶるので改めては批判しません。
 なお、荒木も動画の最初で簡単に触れていますが、4/15は「太陽節(金日成の誕生日(1912年4月15日生まれ)で、北朝鮮で祝賀行事がされる)」です。ただし、この動画において荒木が語ることは「日朝国交正常化反対」「日朝交渉(経済支援とのバーター取引)反対」「政治家の訪朝反対」「平壌への常駐事務所設置反対」であって、太陽節についてはほとんど話はされません。
 なお、4月15日生まれの有名人は「1912年4月15日生まれ(1994年に死去)」の金日成北朝鮮国家主席朝鮮労働党総書記)以外では

4月15日 - Wikipedia
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー1920年4月15日生まれ(2015年に死去))
 西ドイツ大統領。著書『言葉の力:ヴァイツゼッカー演説集』(2009年、岩波現代文庫)、『新版・荒れ野の40年:ヴァイツゼッカー大統領ドイツ終戦40周年記念演説』(2009年、岩波ブックレット)
◆ヴィグディス・フィンボガドゥティル(1930年4月15日生まれ)
 1980年にアイスランドの大統領に就任し、1996年まで4期16年在任(世界初の民選女性大統領*1)。大統領在任中の1994年に、国内の猛反対を押し切ってアイスランドEU加盟を果たした事で知られる。
◆蓮池(旧姓:奥土)祐木子(1956年4月15日生まれ)
 小泉訪朝をきっかけに帰国した拉致被害者の一人。。

などがいます。
 また4月15日に起こった有名な事件としては

4月15日 - Wikipedia
◆1912年4月15日
 タイタニック号沈没
◆1983年4月15日
 東京ディズニーランド開園

などがあります。


日朝国交「正常」化【調査会NEWS3424】(R03.4.14): 荒木和博BLOG

 昨日、日朝国交正常化推進議員連盟衛藤征士郎会長らは菅義偉総理に会い「総理の決意を全面的支持し、日米首脳会談で拉致問題等日朝の諸懸案解決に最優先で取り組むよう要請。議連として訪朝の用意を表明」したとのことです。拉致議連ではなく日朝議連がこういう要請をしたというのが不思議ですが、元々二階自民党幹事長などにはともかく北朝鮮との話し合いをしなければ何も進まないという意向があるようです。

 「意向」も何も「北朝鮮との交渉」以外に拉致問題を解決する現実的な手段は何もありません。「自衛隊での救出」など現実的に出来る話ではない。もちろん日本が交渉しないのに「北朝鮮が自主的に返すこと」や「拉致被害者が自分で逃げ出すこと」など期待できる話でもない。
 「金丸訪朝による第18富士山丸船長、機関長の帰国」、「小泉訪朝による拉致被害者帰国」「米国人ワームビア君の帰国」も「北朝鮮との交渉」によって実現できたわけです。むしろ荒木等救う会こそ「北朝鮮の話し合いをしたら拉致が解決しない」「だまされて経済支援をふんだくられるだけ」という「詭弁を弄する意向」があるわけで心底呆れます。家族会も荒木のようなデマ屋のクズ野郎とよくもつきあえるもんです。
 しかし、こんなことを言い出す荒木も、「どこまで二階氏が本気か」などはともかく「二階幹事長」という自民党幹部から「訪朝」という話が出てきて、「世論」も二階発言に「積極的に賛成しない」ものの「反対もしない(と言うかマスコミがあまり報じないので大して知られていない)」中、かなり精神的に焦ってるのでしょう。訪朝をてこに「バーター取引での拉致解決」に政府が動き、それが国民の支持を得たら、荒木等救う会の政治力は衰退せざるを得ないからです。


拉致は日本海側の海岸、ではないという話(R3.4.14): 荒木和博BLOG
 6分程度の動画です。動画説明文だけで見る気を無くしますね。実際見る価値はありませんが。
 「拉致が日本海だけで無く、太平洋でも行われてるに違いない」なんてことを荒木は放言するわけですがそんな「根拠レスの放言」には何の意味も無い。問題は「北朝鮮工作員の信用できる犯行の自白」など「確実な証拠」で「おそらく北朝鮮拉致だ」と自信を持って言える失踪は何かと言うことですね。
 そのような「北朝鮮拉致の疑いが極めて濃い失踪」に「太平洋での失踪」があれば「拉致は太平洋側でもある」といえると言うだけの話です。
 荒木のように何の根拠もないのに「太平洋岸でも北朝鮮拉致があるに違いない」といっても何の意味も無い。ましてや「証拠もないのに北朝鮮拉致認定(いわゆる特定失踪者)」など馬鹿げた話です。


人権って何だろう(R3.4.13): 荒木和博BLOG
 5分40秒程度の動画です。動画説明文だけで見る気を無くしますね。実際見る価値はありませんが。「荒木の放言」については馬鹿馬鹿しいので「詳しい説明はしません」が、この動画での荒木の与太「人権云々」は「拉致被害者が帰国できない日本では彼らの人権が守られていない」云々とぼやくだけで何一つ「拉致解決」には関係ありません。拉致についてまともな意味のあることを言えよ、バカという話です。


◆荒木のツイート

荒木和博さんがリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 上の写真は映画『めぐみへの誓い』で金本印刷社長を演じる小松政夫さん。
 金本社長のように、日本国内には自分の意思に反して拉致に協力させられた人が多数存在する。  
 なお映画は小松さんの遺作となった。ご冥福をお祈りします。

 小松にとって「人生の汚点」といっていいでしょう。

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 北朝鮮の偽札は精巧な作りであることから「スーパーX」などと呼ばれる。
 もし北朝鮮がその偽札作りのために日本人拉致をしていたとしたら…。
 北朝鮮に拉致された可能性のある失踪者*2には、多数の印刷関係者がいる

 もちろんこんな与太にはまともな根拠は何もありません。そもそも「百歩譲って」その失踪が「偽札作りの為の拉致」だとして「偽札製造組織イコール北朝鮮」でもない。

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 政府認定の拉致被害者以外の特定失踪者は拉致ではないという人がいる。

 まともな根拠がないデタラメ認定の上に、国内で40人も発見されてるのだから、特定失踪者が北朝鮮拉致扱いされないのは当然の話です。

*1:民選でない大統領としてはアルゼンチンのイサベル・ペロン - Wikipedia(1972年に就任)が世界初のようです。

*2:荒木らが根拠レスでインチキ認定している特定失踪者のこと。