「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年10/7日分:荒木和博の巻)

テレビの力【調査会NEWS3662】(R4.10.10): 荒木和博BLOG
 確かにテレビの力は大きいでしょうが、「小泉訪朝直後」ならともかく、もはやテレビ局(特にキー局)が「荒木ら救う会」を利する形での北朝鮮報道をすることはないでしょう。視聴率がとれないからです。


◆荒木ツイート

荒木和博 on Twitter: "令和4年10月10日月曜日「荒木和博のショートメッセージ」第909号。あのとき私は「これで山を越した」と思いました。それからが長く、しかも闇が深かった。https://t.co/yK3TG0dqP9 @YouTubeより" / Twitter
20年前の11月15日タラップを降りてきた5人の拉致被害者を見て思ったこと(R4.10.10) - YouTube*1

 7分の動画です。俺はこれで「拉致問題の解決」「国交正常化」などで良い成果が出ることを期待しました。
 一方「拉致問題の解決を期待したが挫折した」と言う荒木ら救う会の主張は全くの嘘でしょう。
 荒木らは「国交正常化の実現」を恐れ、「帰国しない拉致被害者北朝鮮が死亡発表した横田めぐみ氏など)の家族」の「何故私の家族は帰国できないのか」という「反発感情」を扇動し、経済制裁を日本政府に発動させ、拉致解決や国交正常化の機運を潰しました。
 それでも安心できなかった荒木は「絶対に北朝鮮が帰国させることが不可能なインチキ拉致被害者=特定失踪者」の捏造、でっち上げまでやりました。荒木の言う「闇」云々(特定失踪者・山本美保さんのDNA鑑定捏造などの与太)とは別の意味でまさに「特定失踪者の捏造」は闇でした。
 しかしこれはかえって荒木の首を絞めました。
 第一にこれで北朝鮮が完全に交渉意欲を失ってしまった。
 第二に「絶対に国内で見つかることはない」と荒木は甘く考えていたのでしょうが、その見込みに反し「特定失踪者が国内で多数発見(勿論、失踪理由に北朝鮮は無関係)」された上、それについて「荒木が謝罪せず居直ったこと」で蓮池透氏が救う会批判を始めた。
 第三に「救う会や家族会の反発」を恐れて口には出さないにせよ「特定失踪者の国内発見」と「それについての荒木らの居直り(批判した蓮池氏を家族会から除名)」は「与野党の政治家」「官僚(外務省、警察庁など)」「マスコミ」にも「救う会、家族会」への疑念「本気で拉致を解決する気があるのか」を生んでしまい、まともな人間が救う会、家族会から距離を置くようになってしまった。その結果が今の拉致風化です。
 荒木ら救う会は「拉致風化」に焦っていますが、今更「特定失踪者認定のデタラメさ」を認められない。
 しかし認めなければ世間は救う会、家族会を相手にせず拉致は風化するというまさにジレンマに陥っています。

荒木和博 on Twitter: "令和4年10月9日日曜日「荒木和博のショートメッセージ」第908号。あまり電気機関車追っかけたことはないのですが、いくつか思いでをお話ししました。 https://t.co/KmIo3Azmy7 @YouTubeより" / Twitter
私的鉄道雑談(電気機関車の話) - YouTube

 6分20秒の動画です。荒木の鉄道趣味話で拉致は全く関係ない。

荒木和博 on Twitter: "海外での拉致(R4.10.8) https://t.co/Wy580YX7qV @YouTubeより令和4年10月8日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第907号。政府認定者では石岡亨さん・松木薫さん・有本恵子さんが海外での拉致ですが、特定失踪者でも何人もの海外関連失踪者がいます。" / Twitter
海外での拉致(R4.10.8) - YouTube

 5分29秒の動画です。説明文で分かるように「特定失踪者(国内で40人以上発見されほとんどが自発的失踪、犯罪被害の場合も北朝鮮と関係ない)」を持ち出してる時点で心底呆れます。まあ、政府認定拉致被害者でも「海外の拉致」「国内の拉致」と区別する必要はどこにもありませんが。

荒木和博 on Twitter: "令和4年10月7日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第906号。外務省にいた同じ歳の友人が8月に亡くなっていたというのを聞いて思ったこと https://t.co/kSTLAmrzHY @YouTubeより" / Twitter
人の命について(R04.10.7) - YouTube

 8分35秒の動画です。タイトルや説明文で予想がつくように「同世代が死ぬと身につまされる」と言うだけの話です。そんなことと拉致被害者の帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。
 しかも似たり寄ったりのことを以前も

人間の死亡率は100%(R4.4.28): 荒木和博BLOG

などで述べている。よほど荒木も「話すネタがない」のでしょう。
 ちなみに荒木は1956年生まれ(66歳)。当然、友人*2も既に「外務省を定年退職」でしょう。

*1:11月15日という動画タイトルですが、正しくは「10月15日」

*2:荒木が「友人だと自称してる」だけで友人の名前や「外務省での役職」も出なければ、具体的なエピソード(いつからの友人なのか等)も出ないので本当に友人かどうかは不明です。