今日の産経ニュース(2021年11/7日分)

櫻井よしこ氏「改憲で国家基盤を」 交詢社フォーラム - 産経ニュース
 ググれば解りますが交詢社つうのは「福沢諭吉が創設者の慶応関係の団体」です。保守系の団体とは言え、極右団体ではなかった「はず」が今や「極右」櫻井の改憲演説かとうんざりします。まともな慶応OBは憤慨してるんじゃないか。


【新聞に喝!】他国の「選挙干渉」は身近な脅威 日本大教授・小谷賢 - 産経ニュース
 どこの国を想定しているのか、全く解りませんが、日本で過去に「トランプゲート(ロシアの工作の疑い)」のような「外国の選挙干渉」など認められてないので馬鹿馬鹿しい限りです。つうか、問題にすべきはそんなことより「自民の指示で動いたと見られるDappiのような国内の選挙干渉(デマ記事による誹謗)」でしょうに。「国内の選挙干渉」なら過去に山ほどありますのでね。


【日曜に書く】論説顧問・斎藤勉 ドストエフスキー生誕200年 - 産経ニュース
 記事内容には特に興味も無いのでコメントしません。なおドストエフスキー(1821年11月11日)と同じ「1821年生まれ」の人間としては

1821年 - Wikipedia
◆3月26日:エルンスト・エンゲル
 エンゲル係数で知られるドイツの統計学
◆4月9日:シャルル=ピエール・ボードレール
 『悪の華』、『パリの憂鬱』等で知られるフランスの詩人。日本では『人生は一行のボードレールにもしかない(芥川の遺作となった『或阿呆の一生』に出てくる言葉)』で知られる。
◆8月31日:ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ
 『ギブズ=ヘルムホルツの式』、『ヤング=ヘルムホルツの三色説』で知られるドイツの物理学者。
◆10月13日:ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウ
 白血病の発見者(最初の報告者)として知られるドイツの医学者
◆12月12日:ギュスターヴ・フローベール
 『ボヴァリー夫人』『感情教育』等で知られるフランスの作家

等がいます。

【参考】

https://twitter.com/iwanamishoten/status/1432508437829652481
岩波書店
2021.8.31
 今日はヘルムホルツの生誕200年。ドイツの生理学者・物理学者で、聴覚についての共鳴器説・エネルギー保存則を主唱、広範な分野で業績を残しました。


玉木氏「衆参両院の憲法審査会は毎週でも」 - 産経ニュース
 維新や自民にこびることで、自分の立場を良くしようという玉木の「掌返し」ぶりには心底呆れます。


【書評】『敗戦は罪なのか オランダ判事レーリンクの東京裁判日記』 戦後の起点 研究活性化を - 産経ニュース
 少なくともレーリンクは産経のような「日本全面正当化」ではないことに注意が必要です。産経が紹介するこのウヨ本は「レーリンクが日本を全面正当化した」かのようにデマを主張しているようですが。なお、このウヨ本については産経新聞て、基本的に「勝てば官軍」「パワーポリティクス」を絶対的に支持しているんじゃないのか(産経が親米なのも、そういう前提がないか)(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を紹介しておきます。


遠山元財務副大臣を任意聴取 東京地検 - 産経ニュース
 選挙後に突如疑惑が浮上したと言うことは考えがたいので「選挙中にも任意聴取できたが、『選挙に不利になる』という公明党の反発を懸念して、選挙後にした」ということでしょう。
 しかし、「前議員」でなければ果たして事情聴取ができたかどうか。「森友疑惑で安倍どころか誰も起訴しなかった検察」にはほとんど何も期待していませんが、「遠山だけでなく他の公明党議員も関与してなかったかどうか」が徹底追及されてしかるべきでしょう。
 マスコミや野党の奮闘にも期待したい。