文化放送の寺島尚正が自民万歳過ぎて心底呆れる

 偶然「11/26(金)の寺島の番組」を少しだけ聞きましたがスウェーデン初の女性首相、初日に辞任 連立相手離脱受け:時事ドットコムというニュースに奴がしたコメントは「今の日本は安定政権でよかった」「多党連立(細川*1、羽田*2内閣)の時は不安定だった」ですからね。
 スウェーデンに対して大変失礼だし、「安定してりゃいいのか。政治の中身はどうでもいいのか(呆)」て話です。
 なお、

自民党短命内閣(単独与党)の例:退任理由】
◆田中*3内閣
 金脈問題といわゆる狂乱物価
◆竹下*4内閣
 リクルート問題
◆宇野*5内閣
 女性醜聞

ということでわかるように「単独与党なら安定政権で、連立なら不安定」とは必ずしもいえません。世論の批判を浴び、政権支持率が落ち、党内からも「退任論」が出てくれば辞任せざるを得ません。
 勿論「スウェーデンでは女性首相が生まれたのに、いつまでたっても女性首相が生まれない日本はどうしようもない」なんてコメントは寺島からは出てきません。
 朝の番組MCが吉田照美の時は逆に自民には批判的だったんですがね。
 吉田を朝の番組から更迭して、「紆余曲折あって」今が寺島つうことは「文化放送は上層部がそういう会社」なんでしょう。フジサンケイグループニッポン放送」が論外なのはいうまでもありません。
 まあ、吉田も「伊東四朗」との番組「親父・情熱(おやじパッション)」がありますが、「映画『スパルタの海』に主演した伊藤は明らかに右翼」「吉田(1951年生まれ)も年上の伊藤(1937年生まれ)に遠慮して単独MCの時よりは明らかに歯切れが悪い」ですからね。
 俺的には「朝のラジオはTBS『森本毅郎スタンバイ』一択」ですね。スタンバイが素晴らしいというよりは他(文化放送ニッポン放送)がひどすぎる。まあ、そういう「マスコミのひどさ」が自民党政権をアシストしてることは言うまでもない。

*1:熊本県知事、日本新党代表を経て首相

*2:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣副総理・外相などを経て首相

*3:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*4:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*5:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相