「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年4/25日分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆予備役ブルーリボンの会
『第11回予備役ブルーリボンの会シンポジウム』
【パネラー】
・河野克俊さん*1 (前統合幕僚長)
織田邦男さん(元空将・元航空支援集団司令官)
・竹下珠路さん(特定失踪者家族会事務局長)

 河野(元統合幕僚長、元海上自衛隊幕僚長)や織田のような元自衛隊幹部が「荒木の特定失踪者デマ」に同調するとは頭痛がしてきます。

荒木和博がリツイート
◆予備役ブルーリボンの会
統合幕僚長 河野克俊さん
北朝鮮に非合法的に拉致され塗炭の苦しみに遭っている自国民を(ボーガス注:自衛隊特殊部隊で)救出するのは自衛権の行使で国際法違反に当たらないと思う。だが拉致被害者救出をできないのは自衛隊は法律に書いてあることしかできないから」

 勿論拉致被害者が救出できない「最大の理由」は「居場所が分からないから」です。憲法九条などない米国も同様の理由から「ワームビア君救出」は外交交渉でした。
 それにしても「自衛隊は法律に書いてあることしかできないから」といって「拉致を九条改憲の口実にしよう」とは河野もどこまでクズなのか。

 
金正恩の影武者はいるのか?(R4.4.25): 荒木和博BLOG
 5分47秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます。実際見る価値はありませんが。
 第一にそんなことが荒木が建前とする「拉致の解決」と何の関係があるのか。
 荒木の主張はウクライナ戦争について論じる場で「プーチンやゼレンスキーに影武者はいるのか?」というくらい馬鹿げている。
 もしかしたら「不測の事態」に備えて、あるいは「暗殺防止」のために「プーチンやゼレンスキーに影武者はいる」かもしれない。
 しかしそんなことを論じたところでウクライナ戦争の解決には何の意味もない。ロシア軍がウクライナから撤退するわけではない。
 第二に結局、荒木は「影武者の有無」についてまともな根拠で論じることができません。「ああいう国だからいるんじゃないか」程度の放言しかできない。
 それにしても荒木が動画内で「北朝鮮は嘘つき国家」だと悪口した上で「山梨県警も嘘つきだ、山本美保さん(特定失踪者)のDNA鑑定の捏造ガー*2」といいだしたのには「唖然としました」。あの「DNA鑑定捏造」云々などという話は恐らく荒木のウヨ仲間ですら信用してないでしょうに、「北朝鮮を嘘つき」だと悪口する動画で「誰も信用してないモロバレの嘘を放言する」。
 あげく荒木曰く「人間、信頼関係が一番大事です。そのためには誠実さが大事です」。ブラックジョークかと言いたくなります。まさに荒木は「キチガイ」「サイコパス」というべきでしょう。

【参考:影武者】

影武者 - Wikipedia
【前近代】
 平将門には6人の影武者がいて、将門を討とうとした藤原秀郷が困惑したとする「七人将門」の話が伝わる。
 慶長元年(1596年)、武田氏の旧臣6名によって書かれた『曲淵宗立斎等言上書』によると、武田信玄と同装した影武者が3名定められており、実際に平生の行事や戦場で活躍していたという。
 土佐藩主・山内一豊は長宗我部氏の残党に悩まされたため、5人の影武者を用意したという。
【近現代】
 英国軍のモントゴメリー将軍にはM・E・クリフトン・ジェームズ中尉という影武者がいた。ノルマンディー上陸作戦を隠蔽するための欺瞞作戦の一つ「コッパーヘッド作戦」の折、モントゴメリーに扮したジェームズは地中海にて高官たちと南フランス侵攻について公の場で語り合い、あえてその情報をドイツ側に漏らすことでドイツ軍の主力を南フランスへ逸そうと試みた。
 イラクサダム・フセイン大統領には本人と見分けがつかない影武者が複数人いたことを面会経験のある河内家菊水丸が証言している。
 ウラジミール・プーチンがロシア大統領に就任した時期は、チェチェン共和国独立派によるテロが相次いでいたこともあり、影武者の利用が検討されていた。本人は利用を断ったとしているが、影武者の存在に関する憶測は、幾度も流れている。

影武者計画は実在、プーチン氏が認める 「でも自分は本物」 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News2020.2.27
 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は27日、公の場に出る際に影武者を使うという秘密の計画が過去に実在したと明かした。ただ自身はこの計画を拒否したと述べるとともに、今この話をしている自分は本物だと主張した。

*1:著書『統合幕僚長』(2020年、ワック)。しかし、仮にも元自衛隊幹部が文春や新潮ならまだしも「ワック」(呆)。

*2:これについては例えばもう一度「山本美保さんDNAデータ偽装事件」を考える【調査会NEWS3571】(R4.3.3): 荒木和博BLOG参照