今日のロシアニュース(2022年10月22日分)

ウクライナ軍特殊部隊がヘルソン市内に 喜び合う市民の姿も | NHK | ウクライナ情勢
 勿論安易な楽観論は禁物ですが併合宣言した四州の一部から撤退を余儀なくされたのだから、ロシアの政治的打撃は大きいでしょう。


ロシア国防省、パイプライン爆発に「英国関係者が関与」: 日本経済新聞
 勿論、現時点では何とも言えません。ロシアがいろいろと嘘八百ついてきたのは事実ですが、ロシアのパイプラインをウクライナと英国が共同で破壊すると言うことは「可能性としてなら」十分あり得ることでしょう。


【書評】露侵略の研究に学べ 『〈復刻新版〉陸軍中将 樋口季一郎回想録』樋口季一郎著 - 産経ニュース
 スターリンソ連プーチンロシアは「別物」なので、樋口回想録をどう評価するにせよ、それが

 ウクライナで傍若無人な侵攻が続く今、樋口*1中将の「ロシア侵略研究」に学びたい。

なんてことにならないことは確かです。いつもながら産経のアホさに呆れます。


ウクライナへの越冬支援

林外務大臣会見記録|外務省令和4年10月28日(金曜日)
朝日新聞・野平記者】
 ウクライナの越冬支援等について取り組む考えを、これまで述べてこられたと思いますけれども、具体的に、どういった対応をしていく考えか教えてください。
【林外務大臣
 日本はこれまで、ウクライナ及びその周辺国等影響を受けた関係国に対しまして、約11億ドルの人道、財政、食料関連の支援、これを表明してきておりまして、その中で、越冬支援も実施をしております。
 今後の支援については、総合経済対策に基づいて、現地のニーズも踏まえつつ、更なる越冬支援を含む人道支援や、ウクライナの人々の生活再建に必要な復旧・復興支援を検討をしてまいります。
 日本は、来年のG7議長国という立場からも、自由を守り抜こうとするウクライナを、引き続き、支援をしていく考えでございます。これまでの知見や経験をいかして、国際社会と連携しつつ、ウクライナの人々に寄り添った支援においても、積極的に役割を果たしてまいりたいと考えております。

 以前一部ウヨが「ウクライナへの武器支援」とアホなことを抜かしていましたが、そんな「違憲行為」をする必要はどこにもないわけです。できることをすればよろしい。


「ウクライナの子供死ぬべきだった」 ロシア司会者発言、大問題に:時事ドットコム
 さすがにここまで酷いとロシアですら司会者を出演停止にするわけです。


ウクライナのエンジン大手トップ逮捕 露に協力か - 産経ニュース
 「ホンマかいな?」ですね。ばれたら企業経営が明らかにやばくなるわけで、「ロシアを口実にしたゼレンスキー政権による政敵弾圧」等の可能性も疑った方がいいのではないか。


真榊奉納を批判 「日本はナチス共犯者」 ロシア(時事通信) - Yahoo!ニュース
 「他の国ならまだしもウクライナ侵攻の無法国家ロシアに言われたくない」と言う問題を除けば、ロシアの指摘「靖国賛美はおかしい、戦前美化、歴史修正主義か?」自体は全くの正論なので日本人として屈辱を感じざるを得ません。自民党はいつまで「軍国主義の象徴」靖国とのつきあいを続ける気なのか。


フィリピン ロシア産石油輸入を検討 実現なら欧米などの反発も | NHK | 原油価格
 本心「購入したい」のか、購入する気は実はないが、「米英仏独などは我が国を非難するなら我が国のような発展途上国のために石油価格高騰を是正する措置を執れ」とねじ込むための「あえて行ったブラフ」なのかはともかく重要な指摘でしょう。
 発展途上国からすれば「遠く離れたウクライナ」での戦争で、石油価格高騰で「自国が被害を受ける」のには納得いかない面があるでしょう。
 そこで「石油価格高騰を我慢しろ」というのも適切な対応とは思えません。


露、ヘルソン州西部撤退開始か 「人間の盾」も - 産経ニュース
ロシア軍、ヘルソン州西部から撤退開始か 米研究所: 日本経済新聞
 過大評価は禁物ですが「一部に留まる」とはいえ「併合した4州」から撤退すれば、プーチン政権にとって大きな打撃でしょう。

*1:歩兵第41連隊長、第3師団参謀長、ハルピン特務機関長、参謀本部第二部長、第9師団長(金沢市)、第5方面軍司令官兼北部軍管区司令官(札幌市)など歴任