今週の週刊漫画ゴラク(2023年4/29記載)(副題:BBQで着火剤のつぎ足しは危険、ほか)(追記あり)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。
◆わたしの死に方
 「身近にある死の危険」の紹介漫画*1で、今回は「BBQで着火剤のつぎ足しは危険」がネタです。
着火剤飛散、バーベキュー中の女性やけど 愛知 - 日本経済新聞2010.7.10

バーベキュー火災にご注意を! 着火剤のつぎ足しは危険 安全で楽しいゴールデンウィークに |FNNプライムオンライン
 注意して頂きたいのが「着火剤の取り扱い」だ。
 炭に一度火をつけたにも関わらず、「火力が弱い」「早く調理したい」もしくは、明るい屋外で「まだ燃えていない」と勘違いし、つぎ足すことは危険だ。
 着火剤をつぎ足し、誤って衣服に付着してしまうと…わずか数秒で、Tシャツが燃え始めてしまう。着火剤は揮発性・燃焼性が高い成分が含まれているので継ぎ足しはやめよう

着火剤の思わぬキケン | 日本機械工業株式会社
◆事故のケース・その1【見えにくい炎!】
 メチルアルコールや灯油の特徴として火をつけた際「炎が見えにくい」ことが挙げられます。特に太陽の下では火がついていないように見え、炎の上に着火剤を継ぎ足してしまうことによって起こる事故が毎年多発しています。
◆防ぐにはどうする?
 燃えやすい紙などを長いトング等で持ち着火剤の上にかざし、燃焼中かどうかを確認する。一度火がついたら絶対に継ぎ足さないこと。

ゼリー状(ジェル状)着火剤の使用方法は要注意!|防災お役立ち情報|高槻市消防本部
 火が着いていないように見えても着火剤は絶対につぎたさないでください。メチルアルコールの炎は見えにくいため、燃焼していることに気付かず炎の上から着火剤をかけると大変危険です。
 使用する時は濡れタオルやバケツにたっぷりの水を用意し、万が一の事故に備えましょう。

と言う話です。


鶯谷デッドゾーン(新連載)
 「鶯谷」が「デリヘル激戦区」で、大半が「本番ありの違法営業」だが警察が黙認してる、という話が当然の事実であるかのように描かれてましたが実際どうなんですかね?
 初回ではホテルに呼んだ風俗嬢を人質に取った上、「みかじめ料をとろう」とする地元ヤクザを主人公のデリヘル経営者が「自衛隊や警察」上がりなのか、返り討ちにしていました*2が、主人公の経歴も今後明らかになるのでしょう。


◆ピエロマン

読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
 妻との接触、やはり旧来の知人っぽい

 正確には「元妻」です。
 以前も書きましたが「漫画家を襲撃するだけでなく、彼の妻や担当編集者、アシスタントまで殺害し、実の娘も誘拐」など「主人公以外の周辺まで酷い目に遭わせる異常なまでの憎悪の深さ」について「どう落ちをつける気なんだろう」とは思います。
 そうした「憎悪の深さ」の理由を説得力ある形で果たして描けるのか。まさか「憎悪の深さ」についていつまでも理由説明しないわけにもいかないでしょうし。しかも、今回はピエロマン(犯人)の犯行に「元妻が加担の疑い」が浮上してますからね(そのように見える描写があった)。つまり「加担」が事実なら、彼女は1)犯人同様に元夫の漫画家を恨んでる、2)(元夫を恨んではないが)犯人の境遇に同情してる、3)犯人に弱みを握られ脅されてる(渋々、嫌々やってる)のどれかでしょうが、1)~3)のどれであれ、ここまでの凶悪犯に加担するにはそれなりの説得力が必要です。しかも「元夫(漫画家)」の方は「そこまで恨まれる異常に深い憎悪の理由」について全く見当がついてないようですし。


◆ガングライフ~オレとオモチャと家族と離婚~
 主人公の「玩具への愛、知識」を評価する「玩具YouTuber業界の大物」がついに「俺の企画に協力してくれ(但し今週号では協力依頼の内容は不明、次号で説明か)」とアプローチしてきましたが次回どうなるのか。

*1:今後も気が向いたらこの漫画を紹介予定です。

*2:「警察に届けないのか」という若手店員(今までそんな経験をしてなかったので明らかにどんびき)に、古参店員が1)真面目な警官なら違法行為として摘発するので店が終わるし、2)悪徳警官なら「黙認する見返りに賄賂要求」してヤクザより質が悪いので、自主防衛するしかないと公然というのは「何だかなあ」ですね。