今日のロシアニュース(2023年10月2日分)

実行犯はウクライナ?ロシア?ノルドストリーム爆破の真相は? | NHK
 結局の所「将来はともかく現時点では真相は不明」というのがNHKの結論であり「米国(CIA?)」「ロシア(FSB?)」「ウクライナ国防省情報総局?)」の可能性全てがあると言っていい。


鈴木宗男氏、ロシア訪問 侵攻後国会議員で初 - 産経ニュース

 ロシア外務省は2日、ルデンコ外務次官が日本維新の会鈴木宗男参院議員を迎え、会談したと発表した。

 鈴木がプーチン*1大統領(安全保障会議議長兼務)、メドベージェフ*2安全保障会議副議長(与党統一ロシア党首)、ミシュスチン*3首相、ショイグ*4防相、ラブロフ*5外相等「政権最高幹部」クラスとは会えないのか、会ったがあえて発表しないのか、会えないのなら「鈴木が軽く見られてるから」なのか、が気になります。


鈴木宗男氏、訪露批判に反論「こんな時だから対話必要」 - 産経ニュース
 「プーチン政権幹部と対等かつ有益な対話ができている」のならともかくそうは見えないので、鈴木の反論には賛同できません。


鈴木宗男氏がロシア渡航、日本維新の会が処分検討 事前申請なく - 日本経済新聞
維新の鈴木宗男氏、ロシア訪問 侵攻後に国会議員で初、処分検討:東京新聞 TOKYO Web
 コメント欄でもご指摘がありますが「検討」ですからね。結局「何もしない(あるいは処分するにしても除名等、重い処分ではなく党の役職を解任するだけでしかもほとぼりが冷めたら「UR疑惑で経済財政担当相辞任→幹事長(甘利)」「公選法違反疑惑で経産相辞任→自民選対委員長(小渕)」のようにしれっと復職させる)」であろうことは見え透いています。


◆ロシアのLNGは未だに制裁対象外

石油大手シェル、ロシア産LNG取引を継続 市場撤退と約束後も=NGO - BBCニュース2023.7.2
 英シェルが、ロシアのエネルギー市場から撤退すると約束した1年以上後も、ロシア産ガスを取引していることが明らかになった。
 国際NGO「グローバル・ウィットネス」の分析によると、シェルは2022年、海上輸送されるロシア産ガスの8分の1に近い量の輸出に関わっていた。
 ウクライナのオレグ・ウステンコ大統領顧問は、同社が「血まみれの金」を受け取っていると非難した。

EU、現時点でロシア産LNGの輸入禁止計画せず=議長国 | ロイター2023.9.8
 EU議長国を務めるスペインのリベラ・エネルギー相は、現時点でロシア産の液化天然ガス(LNG)の輸入を禁止する計画はないと述べた。価格高騰の懸念があるとしている。
 ロシアはウクライナ侵攻に伴う経済制裁でエネルギー収入が減少しているが、LNGは依然として大きな収入源となっている。
 1─7月の欧州のロシア産LNG輸入はウクライナ侵攻前の2021年1─7月との比較で40%増加。EUは27年までにロシア産化石燃料の使用を中止することを目指しているが、輸入鈍化の兆しは見られない。EUはロシア産の原油と石油製品についてはすでに海上輸入を禁止している。

EUのロシア産LNG輸入 最高水準、依存脱却と裏腹 - 日本経済新聞2023.9.14
 EUによるロシアからの液化天然ガスLNG)の輸入量が今年、過去最高を更新する勢いで増えている。
 NGOのグローバル・ウィットネスが産業データを使って分析したところ、2023年1~7月はベルギーとスペインの輸入量が中国に次いで2番目と3番目に多かった。

 無知だったので知りませんでしたが石油は制裁対象でも未だにLNGは対象外とは「抜け穴が大きすぎる」でしょう。


ウクライナ侵攻:英兵のウクライナ派遣計画、スナク首相が事実上否定 | 毎日新聞

 英国で実施しているウクライナ兵への軍事訓練について、シャップス英国防相が「ウクライナで行う」可能性に言及したことを巡り、スナク*6首相は1日、「(英兵のウクライナ派遣は)将来、可能性があるということだ」と述べ、現時点での派遣を否定した。

1)国防相のスタンドプレーを首相が是正したのか
2)国内外の否定的反応(ロシアを含む?)から一度決めたこと(つまり国防相のスタンドプレーではない)を修正したのか
何なのか気になります。

*1:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相等を経て大統領

*2:プーチン政権大統領府第一副長官、長官、第一副首相、首相等を経て安全保障会議副議長、統一ロシア党首

*3:連邦税務局長官等を経て首相

*4:非常事態相、モスクワ州知事等を経て国防相

*5:外務次官、国連大使等を経て外相

*6:メイ内閣地方自治担当政務次官、ジョンソン内閣財務相等を経て首相