【以読制毒】東京ドーム150個分 中国系資本が宮崎で森林大量買収 有本香 - 産経ニュース
「だから何だ？」で終わる話です。産経は「思わせぶりに煽る」だけで具体的事実を元に説得力ある話をしたことは一度もありません。
自民 麻生副総裁 台湾訪問へ 首相経験者の訪問に中国は | NHK | 台湾
「元首相、現自民副総裁」の訪台は日中関係を極度に悪化させかねません。日中関係を麻生*1や岸田*2はどう考えてるのかと心底呆れます。
なお、
自民党によりますと、副総裁が台湾を訪問するのは、1972年に日本が台湾と断交して以降、記録で確認ができるかぎり初めて
だそうですが、1972年以降の副総裁（麻生除く）は以下の通りです。「安倍時代」ですら副総裁（当時は高村）の訪台はなかったわけです。
◆椎名悦三郎（田中、三木総裁時代）
戦前、岸商工次官の下で商工省総務局長、岸商工相（東条内閣）の下で商工次官を務めた岸信介の側近。戦後、岸の誘いで政界入り。岸内閣官房長官、池田、佐藤内閣通産相、外相、自民党政調会長（池田総裁時代）、総務会長（佐藤総裁時代）等を歴任
◆船田中（福田赳夫総裁時代）
鳩山内閣防衛庁長官、自民党政調会長（岸総裁時代）、衆院議長等を歴任
◆西村英一（大平、鈴木総裁時代）
池田内閣厚生相、佐藤内閣建設相、田中内閣国土庁長官、福田内閣行政管理庁長官等を歴任
◆二階堂進（中曽根総裁時代）
田中内閣官房長官、自民党幹事長（田中、鈴木、中曽根総裁時代）、総務会長（鈴木総裁時代）等を歴任
◆金丸信（宮沢総裁時代）
田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官、福田内閣防衛庁長官、自民党国対委員長（佐藤、田中、大平総裁時代）、総務会長、幹事長（中曽根総裁時代）、中曽根内閣副総理等を歴任
◆小渕恵三（河野総裁時代）
竹下内閣官房長官、橋本内閣外相等を経て首相
◆山崎拓（小泉総裁時代）
宇野内閣防衛庁長官、宮沢内閣建設相、自民党国対委員長（河野総裁時代）、政調会長（橋本総裁時代）、幹事長（小泉総裁時代）等を歴任
◆大島理森（谷垣総裁時代）
村山内閣環境庁長官、森内閣文相（科技庁長官兼務）、小泉内閣農水相、自民党国対委員長（森、小泉、福田、麻生総裁時代）、幹事長（谷垣総裁時代）、衆院議長等を歴任
◆高村正彦（第二次安倍総裁時代）
村山内閣経企庁長官、森内閣法相、小渕内閣外相、第一次安倍内閣防衛相、福田内閣外相等を歴任
【正論】台湾有事に備えた戦略の構築を 文化人類学者静岡大学教授・楊海英 - 産経ニュース
ヨーロッパの一部で蔓延る「ロシア野蛮論*3」と距離を取り、ロシアとの外交関係を改善し、（ボーガス注：中国という）身近な危機に対応する必要がある。そうなると、ロシアの支持が得られない中国も日本と台湾に強硬な姿勢を取れなくなるからである。
本心か「鈴木宗男など一部の親ロシア右翼」への媚びかはともかく一部の右派が主張する「中国封じ込めのための日露友好論」を産経で楊が主張することには唖然です（多分媚びでしょうが）。
むしろ中露の関係は
◆「ウクライナ侵攻で欧米を完全に敵に回したロシア」「そこまで関係は悪くない中国」
◆「第一次産業（石油や天然ガス）とロシア製兵器以外に外貨を稼ぐ手段がないロシア（旧ソ連時代に崩壊した工業が立て直せてない）」「白物家電のハイアール、スマホのファーウェイ、PCのレノボなど世界に冠たる大企業を第二次、第三次産業（商工業、サービス業）で擁する中国」
においては明らかに中国の方が「優位な立場」でしょうに。そしてこんなことを楊が言えば「ロシアの無法をかばう気か？」という批判は避けられません。
それにしても「反中国にして反ロシア」id:kojitakenが「反中国にして親ロシア」楊に対して「ロシアの無法をかばうのか？」と批判するかどうか気になるところです。
アメリカ 台湾に480億円相当の軍事支援 軍の備蓄武器供与 | NHK | アメリカ
「中国の反発を無視したこうした巨額の軍事支援」が「米中」「中台」関係を緊張させてることを無視するのは「中国に対してアンフェア」でしょう。
「台湾と断交」条件に投資申し出る中国…グアテマラ大統領「友人を売り渡す習慣ない」と拒否 : 読売新聞
勿論「単純な善意」のわけもなく台湾に恩に着せ利益を得ようという算段でしょう。
