今日の朝鮮・韓国ニュース(2023年12月16日分)

朝鮮学校への高校無償化適用求め、生徒ら「金曜行動」500回 | 毎日新聞
 共感するので紹介しておきます。それにしても「金曜行動(金曜に行われる文科省庁舎前での抗議行動)500回」と言う数字には日本人として「屈辱と慚愧」に耐えません。


蓮池薫さん「拉致被害者全員の帰国を」 問題解決求め、大阪で講演 - 産経ニュース
 「最終目標=全員を目指す」なら誰も否定しませんが「即時全員帰国でなければ無意味(段階的帰国を否定)」という家族会、巣くう会の主張は有害でしかない。また「死亡の可能性」は否定できず、そういう意味では「遺骨も含めた帰国」ならともかく「全員帰国」が「生存者帰国(家族会、巣くう会)」を意味するならこれまた有害です。
 蓮池主張がその点、曖昧であることは「家族会、巣くう会の暴論をアシストしており、むしろ有害」と言うべきでしょう。とはいえ今や「拉致の風化」で蓮池氏に注目は全くありませんが。彼の「自己認識」はともかく彼が何を言おうと日本国民の多くは無関心です。

 講演会は八尾市が主催し、約300人が参加した。

 このうち「どれほどの人間が巣くう会、家族会、行政(今回は八尾市)と無関係な人間だろうか」とは思います。拉致が風化した今、もはや「かなりの部分」が「巣くう会や行政の動員」ではないか。つまりは広報効果としては「全く無意味」ではないか。


【主張】北ICBM発射 日本も拡大抑止強化図れ - 産経ニュース
 北朝鮮の行為を擁護はしませんが、現実問題として「北朝鮮から開戦などできない」のだから軍事対応の必要などない。
 むしろ北朝鮮の行為は「米国との間に国交がなく未だ建前上は朝鮮戦争も停戦、38度線も国境ではなく停戦ライン」「米国が北朝鮮打倒を公式に廃棄したわけではなく、フセインイラク政権転覆のような北朝鮮侵攻も可能性ゼロではない」ことによる「自己防衛」でしょう。すべきことは「米朝、日朝、南北朝鮮の正式国交樹立」「朝鮮戦争の正式終戦」「在韓米軍の撤退や縮小」等による緊張緩和でしょう。


「母が元気なうちに解決を」拉致問題で横田拓也さん訴え - 産経ニュース
 「無意味な情緒論」で呆れます。問題は「解決のための方法論」であり「お涙頂戴」では何も解決しません。解決するにはバーター取引(制裁解除や経済支援)が不可避ではないか。


林官房長官“拉致被害者の早期帰国へ 日朝首脳会談の実現を” | NHK | 拉致
 当然ながら会談を「本気で実現したい」なら「制裁解除」等の「バーター取引」は不可避でしょう。
 何のメリットもないのに北朝鮮が交渉することはあり得ない。
 また「きちんとした交渉のパイプが今あるのかどうか」も問題です。
 しかしその辺り何も考えておらず「首脳会談する意思はあるが北朝鮮が応じないから悪い」と責任転嫁するだけでしょう。
 大体、林官房長官(拉致担当相)は一時は「外相(岸田内閣)」だったわけで、「外相時代、あなたは拉致問題で何をしていたのか?。北朝鮮相手にまともな外交をしていたのか?」と言う話です。心底呆れます。
 まあ「一時は外相」は他にも

外務大臣 (日本) - Wikipedia
◆麻生自民党副総裁
 第一次安倍内閣外相(後に首相)
◆岡田立民党幹事長
 鳩山、菅直人内閣外相
◆前原「無償化会」党首
 菅直人内閣外相
◆松本総務相
 菅直人内閣外相
◆岸田首相
 第二次、第三次安倍内閣外相
◆河野デジタル相
 第四次安倍内閣外相
◆茂木幹事長
 第四次安倍、菅、岸田内閣外相

もいて、彼らも拉致問題については「首脳会談が必要」等、他人事みたいな物言いが許される立場ではない。


イスラエル 人質3人誤って射殺 人質の親族ら解放交渉求め集会 | NHK | イスラエル・パレスチナ

 イスラエル軍は、激しい攻撃を続けているパレスチナガザ地区イスラム組織ハマス側に拘束されていた人質3人を(ボーガス注:ハマス構成員と認識し)誤って射殺したことを明らかにしました。
 これを受けて、イスラエル商業都市、テルアビブでは、ハマス側に拘束されている人質の親族の呼びかけで、イスラエル政府に対して残された人質全員の解放に向けた交渉を直ちに行うよう訴える集会が開かれました。
 集会には数百人が集まり、「直ちに交渉を」などと声をあげていました。

 強攻策のリスクが明白です。「言うのも馬鹿馬鹿しい」ですが「自衛隊拉致被害者救出」という「ウヨの放言」がいかに無謀かと改めて思います。