読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明や(2.16)、読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明(2.22)への感想の形になります。
はぐれもの~春をさがしに~@神尾龍×中原裕。
本作に「主人公の敵」として登場した、元警察幹部でありながらヤクザと癒着する「元官房長官の大物政治家」大利根*1康隆とは「中曽根康弘政権(中曽根康隆衆院議員の祖父)の官房長官だった後藤田正晴(元警察庁長官)」から連想してるのでしょう。勿論後藤田が、警官時代や政治家時代にヤクザと癒着してたということではないでしょうが、作者は後藤田や中曽根が嫌いなのか?。とは思います。
アン肝。(臭みを抜くのに)レバーパテの様にしてやる、というのは納得できるやり方だわ。臭みをとるのに(赤ワインやローリエと)洋風のものも使ってるが、酢飯と合うのかね。江戸前の旬@九十九森×さとう輝。
アンコウ肝の生臭さを嫌う客のために、「洋食での鶏レバーの下処理」をヒントに「赤ワインとローリエ、刻んだ生姜、タマネギ」で煮込む主人公。
しかし、一般的なアン肝て、そんなに生臭いとは思いませんが?(つまり現状の和食的な(?)処理でも十分問題ない気がしますが)。
「ナイフ一本で3人を」って、流石に厳しいでしょ。人間じゃなくて別の何かを狙うかな。>ピエロマン@本田真吾×高橋伸輔。
3人のウチ、2人は「主犯ピエロマン」に「利害関係が共通する(だから俺に協力しろ)」とピエロマンに丸め込まれた人間なので次号「主人公に対するピエロマンの外道ぶり(主人公だけでなく主人公の家族や知人まで殺そうとする)」に「家族や知人は関係ないではないか」「恨みを晴らすなら主人公だけを襲えばいい」と精神的についていけなくなった「2人のうち1人(あるいは2人とも)が裏切る(主人公側につく)→しかしピエロマン側もそれを想定していた」という展開もあり得るのでは?。何せ2人のうち1人は「主人公の旧友」ですし(追記:予想通り「主人公の旧友」が「もはやついて行けない」と裏切りましたが、果たしてどうなるか)。
今回は「ごぼうのキンピラ*2」「ごぼうと牛肉の八幡巻き*3」「ごぼうと豚肉のチヂミ」「ごぼうと鶏挽肉の焼き飯(炒飯)」とごぼう料理づくし。「酒」のタイトルですが、作者の興味関心から多くの場合、今回のように「酒のつまみ」の方がメインとなっています。
「口の出し方」にもよります。「ダメ出しだけして、改善のヒントを与えない」のでは「手を出さないこと」は、反感を買うだけで適切な指導とは言えません。そして今回は少なくとも現時点では「ダメ出しだけして、改善のヒントを与えない」に該当する疑いが濃厚なのが何ともかんとも。
【追記】
読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
コンサルの方をクビにするんかーい。そして、ISO14001を取ると。発注条件として挙げてる会社もあったりするし、確かにいい方針だとは思うわ。>ミナミの帝王@天王寺大×郷力也。
鳴り物入りで登場した「西郷隆盛に似たコンサルの方が首」とは(唖然)。
まあ、実際の世界では「期待外れ」ということはありますが、この種のマンガで「鳴り物入りで登場した人間」が成果も出せずに期待外れでさっさと退場とは(唖然)。
*2:繊切りにした野菜を砂糖、醤油で甘辛く炒めたもの。材料としてはゴボウ、レンコン、ニンジン等の根菜類が一般的(金平 - Wikipedia参照)
*3:ゴボウを軸として、ウナギやドジョウを巻き付けた後に、煮るか、または、タレを付けて焼き上げるかして作る料理。「八幡巻」の八幡とは「現在の京都府八幡市」のこと。この地域は、昔はゴボウの産地として知られていた。また、この付近では天然のウナギも獲れたという。八幡の石清水八幡宮では放生会の行事があり、本来殺生を慎むべきその時期に川魚が食べられるように、ゴボウで巻いて隠して食べていたのが始まりとされている。近年では、アナゴや牛肉、豚肉、鶏肉等を使用する八幡巻も存在する(八幡巻 - Wikipedia参照)