今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年4/18~20日分)

“自民要請で訓練場撤回”/防衛相は政治利用/赤嶺氏が追及 衆院安保委
 「一部の自民関係者を含む」とはいえ「広範な県民運動の成果」ですし、自民主流派は当初は「そうした県民運動を封じ込めようとしていた」くせに封じ込めが無理と分かるや、「自民の手柄であるかのように宣伝」とは全くふざけた話です。


主張/こども誰でも通園/看板倒れで危険な政策改めよ
 「誰でも通園」が認可基準の緩和を前提としていることを「安全が犠牲にされる」として批判しています。


財源負担 「なし」は虚偽/子育て支援 改定法案 衆院委可決/共産党は反対
子育て支援法改定案 可決/高橋議員反対討論 「軍事費減こそ」/衆院本会議
 「大軍拡を辞めれば財源は確保できる」と主張する点は、そのように主張しない「軍拡容認」の立民や維新よりずっと評価できます。


主張/「大東亜戦争」記述/自衛隊の侵略戦争美化許すな

 内閣直属の言論統制・宣伝機関である情報局は同日、「今次の対米英戦は、支那事変*1をも含め大東亜戦争と呼称す。大東亜戦争と称するは、大東亜新秩序建設を目的とする戦争なることを意味するものにして、戦争地域を大東亜のみに限定する意味にあらず」と発表しました。

 当時の日本政府自ら大東亜戦争とは「単に戦争地域(大東亜)を意味するのではなく、大東亜新秩序(大東亜共栄圏)建設という日本の戦争目的を意味する」としている点が重要です。そんな言葉を現代に使うべきではない。


救済法案 今国会提出へ/笠井氏あいさつ 空襲議連が意欲
 平沢勝栄が空襲議連会長とのことで俺的に平沢への評価が「多少アップ」しました。


被害数 逐次公表せよ/機能性表示食品 宮本議員が要求/衆院厚労委
 問題を小林製薬に限定せず、機能性表示食品の是非を論じるべきです。


妊娠・出産・中絶に休暇保障/米政府、企業に義務付け
 こうした点は「バイデンはトランプよりマシ」といえるでしょう。


東アジアの平和構築への提言――ASEANと協力して/志位議長が講演/各界各分野・多くの在日大使館から参加

 海江田万里*2衆院副議長と玉城デニー沖縄県知事からメッセージが寄せられ、林陽子*3(元国連女性差別撤廃委員会委員長、弁護士)、小林節*4(慶応大名誉教授)、小畑雅子(全労連議長)、小薬岳(東京学生平和ゼミナール)―4氏がスピーチしました。

 小生も単純な性格なのでこうした祝賀メッセージ、挨拶には支持者として深く感謝しますね。
参考

「防衛費増より学費支援を」 官邸前で学生グループが敵基地攻撃能力保有などに抗議:東京新聞 TOKYO Web2023.2.10
 学生有志でつくる団体「東京学生平和ゼミナール」のメンバーら約30人が10日夜、東京・永田町の首相官邸前で、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有などを盛り込んだ安保関連3文書の閣議決定に抗議した。
 雨が降りしきる中、学生らが次々とマイクを握った。法政大1年の小薬岳(こぐすり・がく)さん(18)は「(安保3文書は)戦後から続く『専守防衛』を捨て、先制攻撃や戦争を起こすことを可能にする非常に危険なもの」と批判した。

*1:日中戦争のこと

*2:菅内閣経産相民主党代表、立憲民主党最高顧問等を経て衆院副議長

*3:現在、市川房枝記念会「女性と政治センター」理事長(例えば(ひと)林陽子さん 「市川房枝記念会女性と政治センター」の理事長になった:朝日新聞デジタル(2023.9.26)参照)

*4:著書『白熱講義! 日本国憲法改正』(2013年、ベスト新書)、『白熱講義!集団的自衛権』(2014年、ベスト新書)、『安倍「壊憲」を撃つ』(佐高信氏との共著、2015年、平凡社)、『「憲法改正」の真実』(樋口陽一東大名誉教授との共著、2016年、集英社新書)、『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』(2016年、新日本出版社)、『小林節憲法改正試案』(2016年、宝島社新書) 、『ここがおかしい! 小林節が壊憲政治を斬る! 』(2017年、七つ森書館)等