今日も「最近は補選(特に東京補選)の記事しか書かないアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/20日分)

島根1区の影響は、おそらく相当に大きい。その1勝は補選の全勝を最も左右しうるもので、もし全勝となれば立憲と維新のどちらが野党第一党にふさわしいかということも全有権者に示される。(三春充希氏のXより) - kojitakenの日記*1
 確かに「島根補選(野党共闘(立民系を共産等が支援)VS自民)」「長崎補選(野党共闘(立民系を共産等が支援)VS維新)」「東京補選(野党共闘(立民系を共産等が支援)VS都民ファ、国民民主VS維新)」で「野党共闘」が全勝すれば「野党共闘の中心」である「最大野党」立民に対するイメージは「維新や国民民主、都民ファより良くはなる」でしょう。
 特に「自民不戦敗である東京、長崎」に比べ「立民系野党共闘と自民の一騎打ち(東京補選と違い、維新、参政など他党は候補出さず)」で「長年、自民の細田*2の地盤だった島根」で勝てれば、細田が「安倍派会長だったこと」から「安倍派裏金疑惑への断罪」イメージも出てくるでしょうし、「自民党へのダメージ」「立民への追い風」は大きいでしょう。
 そして「油断は禁物」ですが、現時点においては「野党共闘が三勝できる可能性がかなりあるらしい(大阪ではかなり強い維新も長崎や東京ではそれほどでもなく、都民ファ乙武も当初予想されたほどの支持がない。現時点では「その差は僅差」ではあり、自民、維新等の巻き返しを警戒する必要があるものの、マスコミ報道を信じれば、全ての選挙区で立民系野党共闘が最も優勢)」。
 とはいえ、「何処が最大野党にふさわしいか」は「主張する政策や党幹部政治家の人間性」で判断すべき物であり、その点では立民と比べ、「大阪万博、カジノ計画」の維新は論外でしょう。「選挙で全てを語ろうとするな」と言いたい。
 というか、「島根で立民系の野党共闘が勝ちそう→一騎打ちで敗北した自民、候補を立てなかった維新よりも立民が優位に立ちそう」という報道を受けて「野党共闘勝利ムードを盛り上げて選挙を有利にしたい、立民の追い風にしたい」ということで三春氏やkojitakenはこうした物言いではないのか。果たして島根補選の選挙情勢について「自民有利報道」でもこうした物言いをしたのかどうか?
 そもそも「衆参ダブル選挙(1983年、1986年:いずれも社会党の飛鳥田、石橋*3委員長が引責辞任)で大勝した中曽根自民」「郵政選挙で大勝した小泉自民」「政権交代選挙で大勝した鳩山*4民主党」がその後、「リクルート事件でポスト中曽根の竹下政権が短命で終了、一方、社会党では土井たか子ブーム→その後、宮沢*5政権で自民党が下野」「ポスト小泉の第一次安倍、福田政権は短命に終わり麻生政権時代に衆院選挙敗北で自民が下野したこと」「鳩山、菅*6政権は短命に終わり、野田*7政権時代に衆院選挙敗北で民主党が下野したこと」を考えれば選挙の勝敗など一時的な物で過大評価できる話ではない。
 なお、「長期政権だった池田*8内閣の後の佐藤*9内閣は長期政権」でしたが「長期政権だった佐藤内閣の後の田中*10、三木*11、福田*12、大平*13、鈴木*14政権」「長期政権だった中曽根*15政権の後の竹下*16政権」「長期政権だった小泉*17政権の後の第一次安倍*18、福田*19、麻生*20政権」は短命でした。これは偶然ではなく「長期政権下に蓄積された政権の歪み、ひずみ(例:竹下政権下でのリクルート疑惑発覚)」が政権終了と新政権誕生によって表面化したとみるべきでしょう。その意味では「第二~第四次安倍」の後の菅*21政権が短命に終わり、また今、岸田*22政権が政権危機にあることも「そうした事例の一例」であり、「後出しじゃんけん」になりますが「ある程度は予想できた事態」ではあります。
 とはいえ、それでも「短命に終わった鈴木政権後の中曽根政権は長期政権」「(間に民主党政権を挟んでいますが)短命に終わった麻生政権後の第二~第四次安倍政権は長期政権」を考えれば、自民党が「このまま衰退する」と過度に楽観的になることもできませんが。
 なお、kojitakenも書いていますが、東京補選のマスコミ予想は「野党共闘候補の酒井氏(立民系)>維新>都民ファ・国民民主(乙武)>それ以外(参政党、日本保守党、秋元司など)」だそうです。勿論今後、乙武陣営の巻き返しはあり得ますが、当初予想と違い乙武が大苦戦しています。
 「最悪でも2位(野党共闘(立民系候補を共産、社民等が支援)>都民ファ>維新)は堅い(上手くいけば当選)」と見ていたであろう小池や玉木としては「痛い誤算」でしょう。今更乙武支持を辞めるわけにはいかず、このまま「野党共闘、維新に敗戦するだけでも痛い」のに、下手をすると「参政党」「日本保守党(飯山陽)」「秋元司(第四次安倍内閣で国交副大臣、環境副大臣)」にも負けるのではないか(当初予想と違い、都民ファ、国民民主が支持する乙武があまり支持されてない)という予想が出ている(予想が実際にどうなるかは不明ですがこんな予想が出たこと自体が乙武や小池、玉木にとって屈辱でしょう)。
 あまり酷い選挙結果では小池や玉木の面子は丸つぶれです。とはいえ、小池や玉木が「乙武にてこ入れ」しても、kojitakenも書くように、マスコミ報道を信じるならば、「維新の票を食って、維新に代わって、乙武が2位になるだけ(当選は酒井氏)」でかえって「酒井氏」を利することになりかねない(都民ファが維新の票を食う可能性の方が、酒井票を食う可能性より高いでしょう)。
 このままでは玉木には「こんなことなら高橋茉莉氏(当初、国民民主が擁立したが何故か取り消し)を擁立し続けるべきで無かったか?」「こんなことなら野党共闘候補か維新候補を支持すべきだった」「せめて自主投票にすべきだった」「乙武支持は失敗だった」との声が向かい、玉木失脚(国民民主党代表の辞任)もありうるのではないか。何としても酒井候補で勝利したいところです。

 少し前に山本に対して書いた印象を訂正しておく。立民の枝野代表時代に今の泉健太よりも強く枝野に当たっていたこと*23について「本当は俺がヒーローになるはずだったのに*24」という意識が強かった*25のだろうと書いた。しかしその後、そういう要因もあっただろうが、それよりも新選組発足当時のコアな支持者の意向*26を汲んだことが大きかったのではないかと思い直した。

 つまりは「マスコミ世論調査」など、まともなエビデンス(根拠)で議論をしているのではなく思いつきを放言していると事実上認めている「アホのkojitaken」です。「kojitakenのようなアホ」の「レベルの低い記事」に「好意的コメントをできる類友」の気がしれません。

 芳野には2021年衆院選直前に連合代表に就任するや「強烈な反共」を打ち出して立民の選挙に悪影響を与えた責任がある。これはこの衆院選での立民敗北の一因にもなったから、この時の芳野を無罪放免するわけにはいかない。

 「2021年衆院選の立民敗戦」云々て「枝野立民が勝ってたら吉野の反共発言を容認するのかよ?、所詮、その程度の『立民信者、枝野信者の反共分子』がお前か?」「選挙の勝敗に関係なく吉野の反共発言は問題だろ?」とid:kojitakenを問いただしたくなりますね。


日経の衆院東京15区補選情勢調査によると「酒井が立共8割無2割(無党派最多)で優勢、金澤が維6割だが無党派に広がらず二番手、飯山 須藤 秋元 乙武 混戦状態」とのこと(カタコト明明氏のXより) - kojitakenの日記
 いい加減、id:kojitakenに突っ込むことに飽きつつありますが「経済秘密保護法案、共同親権、岸田訪米とか、政策のことを少しは論じろよ」と心底呆れます。

経済安保法を自民党政府が濫用する懸念を持ち続けます。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
→経済秘密保護法案への批判
自民党・岸田文雄首相の米連邦議会での演説の危険さ (メモ) - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
→岸田訪米への批判
物足りない共同親権報道 #マスメディアへの不満 #マスメディアへの不信 #共同親権は離婚禁止法 #共同親権は危険 #共同親権は廃案に #STOP共同親権 #れっつ炎上共同親権 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
共同親権への批判
伊方原発のある愛媛県での地震。地震のたびに原発事故を心配する。いつか再びメルトダウン事故が起こるのではないかと。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
脱原発主張
自民党裏金脱税使途不明問題の追及は、自民党による不当な改憲発議をさせないためにも役に立つ。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
→自民裏金疑惑への批判

等の記事を発表している「kojitakenに批判的な村野瀬氏」は勿論ですが、「kojitakenに迎合することが多い類友」宮武ですら

リニア新幹線を止めていた川勝平太静岡県知事は正しかった。少子高齢化で人口が激減していく中、オンライン化でビジネス上の移動のニーズが減るのに莫大な費用が掛かる。自然破壊だけはあるリニア建設は中止の一択だ - Everyone says I love you !
リニア新幹線への批判
大阪・関西万博まで今日からあと1年。タイプA48施設のうち着工したのはわずか14施設で16施設の建設事業者がいまだ決まらず。メタンガス爆発など危険。費用増大。経済的効果はハッタリ。#万博中止、の一択だ - Everyone says I love you !
大阪万博への批判
【#マイナ保険証廃止】武見敬三厚生労働相が現在5%のマイナ保険証の利用率に関係なく、健康保険証を廃止してマイナ保険証に一本化すると断言。岸田政権の開き直りを許すな!【#健康保険証の廃止に反対します】 - Everyone says I love you !
→マイナ保険証への批判

等、「選挙バカ」「立民党リベラル派の盲目的信者」kojitakenよりは「政策の話(選挙以外の話)」をしています。

 泉*27は、少なくとも少し前までは、自公政権を倒すよりも、党内少数派だった旧希望の党・旧民民勢力の地位を党内で高める権力工作に腐心していた形跡がある。その目的のための重要な手段は大きくいえば2つあって、1つは人事、もう1つは金の配り方である。

 と言うkojitakenですが、「最近は補選記事ばかりで国会審議、岸田訪米等には全く無関心な」この男の泉批判も結局は「泉は立民リベラル派(枝野前代表、逢坂、辻元、西村代表代行、井戸まさえやライアン真由美ら)を人事でもっと優遇しろ、政治資金も寄越せ」というだけの「党利党略」「権力抗争」の話ではないのか。「立民党リベラル派の支持者らしい」、そして「選挙の話ばかりで政策の話をまるでしない」この男にとって大事なのは「立民党内でリベラル派が人事や金で優遇されること」であって「『こうあるべき』という理想の政策や政治、社会の話」「政権交代野党共闘の話」ではないどころか「立民の党勢拡大の話」ですらないでしょう。あえて言えば「立民リベラル派が優遇されれば」それだけでこの男は泉を絶賛するでしょう。
 この男が野党共闘を云々するのも「それが立民党リベラル派にとって有利だから」にすぎないのではないか。
 「井戸まさえやライアン真由美と言ったリベラル派が候補者にされなくて悔しい、泉に近い右派ばかりが優遇されて悔しい」ばかりで、政策の話をこの男が全くしないことには「どこまで党利党略で話をするのか」と心底呆れます。

*1:島根補選には維新は候補を擁立してないので、ここでの全勝とは勿論「立民の全勝」

*2:小泉内閣官房長官自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)、衆院議長等を帰任

*3:社会党書記長(成田委員長時代)、副委員長(飛鳥田委員長時代)等を経て委員長

*4:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官等を経て首相

*5:池田内閣経企庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経企庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相等を経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*6:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て立憲民主党最高顧問

*7:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)等を経て立憲民主党最高顧問

*8:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相等を経て首相

*9:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相等を経て首相

*10:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)等を経て首相

*11:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科技庁長官(経企庁長官兼務)、池田内閣科技庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理等を経て首相

*12:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行管庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経企庁長官等を経て首相

*13:池田内閣外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、蔵相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)等を経て首相

*14:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(佐藤、田中、大平総裁時代)等を経て首相

*15:岸内閣科技庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行管庁長官等を経て首相

*16:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(竹下総裁時代)等を経て首相

*17:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相等を経て首相

*18:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官等を経て首相

*19:森、小泉内閣官房長官等を経て首相

*20:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~第四次安倍、菅内閣副総理・財務相等を経て、現在、自民党副総裁

*21:第一次安倍内閣総務相、第二~第四次安倍内閣官房長官等を経て首相

*22:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二~第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相

*23:今日も「最近は東京補選の記事しか書かないアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/13日分) - bogus-simotukareのブログにも書きましたが、そもそも「枝野代表時代に今の泉健太よりも強く枝野に当たっていた」という事実自体が無いと思いますが。

*24:むしろ、こういうことを書くkojitakenこそが「(政治批評において?)俺のような逸材はもっと世間にヒーロー扱いされてしかるべきだ」と勘違いしてるのではないか?

*25:今日も「最近は東京補選の記事しか書かないアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/13日分) - bogus-simotukareのブログにも書きましたが、「そのような意識が山本にある」という事実自体が無いと思います。少なくともそのように見なすまともな根拠を何一つkojitakenは提出しません。

*26:新選組発足当時のコアな支持者の意向」が「アンチ枝野だった(しかし今のれいわ支持層はそうではない?)」と評価する「まともな根拠」を提出しない「アホのkojitaken」にはいつもながら心底呆れます。

*27:そもそも「立民党代表だった枝野が立民党支持率の伸び悩みもあり『(政党が)大きいことはいいことだ(森永エールチョコレート風に)』で希望の党騒動時に一度は袂を分かった泉ら国民民主党グループ多数派(少数派が現在の玉木国民民主党と国民民主離党組の前原無償会)を党内に受け入れたこと」「その際に枝野が泉を政調会長に登用したこと(その結果として代表就任の道を開いたこと)」について枝野を批判しない当たりが「枝野信者」kojitakenはどうしようもないバカです。