「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年7/2日分:荒木和博の巻)

映画「宣戦布告」の話(R6.7.3)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 20年以上前のウヨ映画(2002年公開)が拉致解決と何の関係があるのかと呆れます。
 この映画に出ていた「古谷一行(首相役:1944~2022年)」「財津一郎(副総理役:1934~2023年)」「佐藤慶官房長官役:1928~2010年)」「石田太郎防衛庁長官役:1944~2013年)」「塩屋俊(福井県警本部長役(映画では北朝鮮工作員福井県の海岸から上陸する設定のため):1956~2013年)」と多くが故人です(宣戦布告 (小説) - Wikipedia参照)。
 それにしても「荒木の言うこと」なので真偽不明ですが「この映画について自衛隊に協力要請をしたが、北朝鮮と関係が深いと言われる京都選出の自民党代議士(恐らく小渕内閣官房長官を務めた野中広務氏のこと)に潰された」と悪口したのには呆れますね。


拉致問題とそれ以外の北朝鮮人権問題(R6.7.2)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 令和6年7月2日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1530号。北朝鮮の人権問題の中で日本人拉致被害者だけスポッと引っ張り出してくることは不可能です。

 理屈の上でも実態の上でもこうした主張は事実に反するでしょう。拉致被害者家族会は恐らく「拉致問題以外のこと」には関わってない。また小泉訪朝において荒木の言う「北朝鮮の人権問題」云々は日朝間で議論されてない。日朝平壌宣言にもそんな話は出てこない。
 むしろ平壌宣言には

日朝平壌宣言
 双方は、在日朝鮮人の地位に関する問題(中略)については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした。

として「在日朝鮮人の人権問題」が出てきます。
 そして荒木の言う「北朝鮮の人権問題」とは「強制収容所政治犯等、北朝鮮の問題行為で北朝鮮をバッシングすること」でしかなく「日本人妻の帰国」「残留邦人の遺骨回収」「飢餓に苦しむという北朝鮮国民への人道食糧支援」は含まないから呆れます。結局「人道支援、日本人妻帰国など限定的な形」ですら荒木らウヨは「北朝鮮への経済支援」「北朝鮮との人の交流」を嫌ってるわけです。そして荒木は「北朝鮮拉致問題の進展」で日朝国交正常化が進むことを恐れ、「人権問題云々」を言い出してるのでしょう。


テーブルを踏み外した人に日本人は冷たい(R6.7.1)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 「踏み外した人」とは

◆映画『うなぎ』(1997年公開:今村昌平監督、原作は吉村昭『闇にひらめく』)、『すばらしき世界』(2021年公開:西川美和監督、原作は佐木隆三『身分帳』)の主人公
→奇しくもどちらも役所広司が演じた

のような犯罪前科者」等だろう、どうせ

 世間は『弁護士法違反で有罪判決』の西村真悟氏(民社党出身で、民社党職員だった荒木の類友)に冷たい

とでも言いたいのだろう」ということで「言いたいことは分かります」が「テーブルは踏む物では無く」、こういう表現をするなら「道」「階段」等でしょう。
 それとも、そうした意味では無く

1)様々なハンデ(経済的ハンデ(貧困)、身体的障害等)で表舞台(荒木の言うテーブル)に出れない人
2)差別等によってマジョリティから切り捨てられ、日の当たる表舞台(荒木の言うテーブル)では無く、日の当たらない影の存在とされたマイノリティ(例えば、不妊手術を強制された障害者やハンセン病患者)

と言う意味か。その場合でも「テーブルから落ちた人」等ならともかく「テーブルは踏む物ではない」ので「テーブルを踏み外す」とは言わないでしょうが。
 なお、荒木が動画内で「拉致被害者家族=テーブルを踏み外した人」と表現したのには「はあ?」ですね。
 まあ、「不幸な人」ではあるでしょうが、荒木的には「不幸な人」は重病患者であれ、失業者であれ、誰であれ、全て「テーブルを踏み外した人」なのか(多分違うでしょうが)。そして、果たして日本社会は「拉致被害者家族に冷たい」のか。
 まあ、小泉訪朝から20年が経ち、拉致は風化していますがそれは「拉致被害者の即時一括全員帰国がない限り、制裁解除するな」なんて無茶苦茶を言う拉致被害者家族の自業自得じゃ無いのか。
 そして政府の「家族会に対する腰の引けぶり」を見るに「その逆だろ?」ですね。彼らほど政府やマスコミに気を遣われてる「不幸な人」も少ないでしょう。