アドリブから生まれた「ぼく、ドラえもんです」…大山のぶ代さん死去 : 読売新聞
「サザエさん」では、初代・磯野カツオ役を演じた。
料理研究家として著書*1もあり、テレビ番組にも多数出演。
声優の大山のぶ代さん死去、90歳 人気アニメ「ドラえもん」のドラえもん役 - 産経ニュース
昭和31年にドラマ「この鐘」に出演。翌32年にドラマ「名犬ラッシー」の吹き替えで声優としてデビュー。40年にアニメ「ハッスルパンチ*2」で主人公のパンチを演じた。その後も、アニメ「ハリスの旋風*3」の(ボーガス注:主人公)石田国松や、「無敵超人ザンボット3*4」の(ボーガス注:主人公)神勝平など、ハスキーで特徴的な声を生かした役で活躍した。
平成22年にゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」のモノクマ役で声優として復帰したが、24年にアルツハイマー型認知症の診断を受けた。闘病生活を支えていた夫の砂川さんは29年に尿管がんで死去。近年は老人ホームで暮らしていた。
大山のぶ代さん死去 「ドラえもん」声優、90歳:時事ドットコム
料理研究家としても活躍し、著書「大山のぶ代のおもしろ酒肴*5」はベストセラーになった。2007年には音響芸術専門学校(東京)の校長に就任し、後進の育成にも力を入れた。
大山のぶ代さん死去 90歳 「ドラえもん」26年…アニメ黎明期支えた功績 「サザエさん」に女優業も― スポニチ Sponichi Annex 芸能
声優のほか女優としても活躍し、映画「思えば遠くへ来たもんだ」、ドラマ「水戸黄門」、「破れ傘刀舟悪人狩り*6」などに出演。
さらに料理研究家としての一面もあり、TBS「大山のぶ代の料理朝一番」という冠番組をもち料理を披露。ほかにも歌手*7、脚本家*8、エッセイスト*9などマルチな才能を発揮し、幅広く活動した。
代表作「ドラえもん」以外にも色々やっていたと言うことでメモしておきます。
*1:『大山のぶ代のおもしろ酒肴』(1981年、主婦の友社)、『大山のぶ代のなんと2分間クッキング』(1983年、主婦の友社)、『大山のぶ代の料理朝一番』(1985年、グラフ社)、『大山のぶ代の新おもしろ酒肴塾』(1986年、廣済堂文庫)、『おかずのアイディア180』(1995年、小学館)、『大山のぶ代の毎日のおかず』(2000年、グラフ社)等(大山のぶ代 - Wikipedia参照)
*3:1966~1967年にフジテレビで放送(ちばてつや原作)
*6:1974年から1977年までNET(現・テレビ朝日)で放送された時代劇
*7:『ハッスルパンチの歌』(アニメ『ハッスルパンチ』主題歌)、『サルくんおねがいだ』(アニメ『とんでけブッチー』主題歌)、『ドラえもんのうた』(アニメ『ドラえもん』主題歌)など、大山氏が出演したアニメの歌が多い(大山のぶ代 - Wikipedia参照)
*8:大山のぶ代 - Wikipediaによれば小川英らとの共作であり、数も少ないが、日テレドラマ『太陽にほえろ!』の脚本を担当