三輪勝恵さんと言えば、俺的には藤子アニメ(2024年7/4日分)

声優の三輪勝恵さん死去 「あさりちゃん」「パーマン」の主人公役務める - 産経ニュース

増山江威子が亡くなり、『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』のおもな声優がみな亡くなった - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)コメント欄
id:Bill_McCrearyさん
 三輪さんというと、帝人のCMの「カトリーヌ」を思い出します。これは後日記事にしたいですね。
→以上のコメントは
声優の三輪勝恵さん死去 「あさりちゃん」「パーマン」の主人公役務める - 産経ニュース(bogus-simotukare)
 人気アニメ「あさりちゃん」の主人公あさり役で知られる声優の三輪勝恵(みわ・かつえ)さんが6月19日、急性肺塞栓のため死去した。80歳。
 少年から大人の女性まで幅広く演じ、「パーマン」のパーマン1号役のほか、「カリメロ」のカリメロ役、「オバケのQ太郎」の正太役などを務めた。
 NHKで放送された人形劇「ブーフーウー」の「フー」役(ボーガス注:ちなみにブーが大山のぶ代(1933年生まれ、存命)、ウーが黒柳徹子(1933年生まれ、存命)で1943年生まれの三輪さんが最も若い)や、TBS系のバラエティー番組「旅ずきんちゃん*1」のナレーションなども担当した。

 ということでまたベテラン声優が逝去しました。
という「拙コメント」への応答です。

三輪勝恵さん。千々和竜策
 先輩声優の訃報、という流れがこのところ続いている。世代交代という言葉で片付けるのは同業者としてあまりにも寂しすぎる。共演経験は一度たりとも無かった三輪勝恵さん。でも個人的に大リスペクトしていた方だったので本当に残念だし悲しい。若手女性声優たちよ、老若男女から好かれる可愛さというのはこうした「にじみ出る人柄」が好かれるという事なのだと長らく声を大にして言っていた自分。
 主役ヒーロー(「パーマン」)やドジっ子(「あさりちゃん」)、関西弁の内気な女の子(じゃりン子チエのヒラメ)など、多彩に演じ分けていた三輪さん。
 個人的には6年間にわたって吹き替えを担当したテイジンCMの女の子(カトリーヌ)の大人びた可憐さ、キュートさが忘れられない。

という指摘(テイジンCMの女の子(カトリーヌ))もありますが、子ども(1980年代)の頃「藤子アニメに親しんできた」俺(1970年代生まれの団塊ジュニア)的には三輪さんと言えば「怪物くんのヒロシ(1980~1982年:テレビ朝日)」「パーマン1号・須羽満夫(1983~1985年:テレビ朝日)」「オバケのQ太郎の正太(1985~1987年:テレビ朝日)」ですね(因みに見たことはないが、TBSで1967~1968年に放送されたパーマンでも三輪さんがパーマン1号とのこと)。
 他にも「堀絢子さん(テレ朝版『忍者ハットリくん』のハットリ君:堀絢子 - Wikipediaによれば未だ存命のよう)」など「藤子アニメ(主に1980年代のテレ朝)で親しんだベテラン声優」はいろいろいますが。
 しかし、増山江威子が亡くなり、『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』のおもな声優がみな亡くなった - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)のコメント欄にも投稿しましたが、こうしたベテラン声優の死去には複雑な思いを感じます。

参考

パーマン - 子どもと暮らす日々のブログ2021.1.21
 藤子不二雄のアニメの中ではダントツ好きで、パーマンになりたいと願っていたくらいだ。私の分身の人形もほしいし、空も飛びたいし、ヘルメットみたいなやつをかぶれば自分がパーマンだと知られずに人助けもできて、超かっこよかった。
 そのパーマンが今、Amazonで見られる。
 というわけで、子どもに「パーマンはどう?」と勧めたところ、娘も息子も大ハマリ。
 細かく見ていけば「女なんだからご飯くらい炊けるでしょ」とか「男なのにメソメソして」とか、今どきには考えられないようなジェンダーの価値観が盛り込まれているけど、そこは昔のアニメだから...と割り切って楽しんでいる。

もう一度お会いしたかったなぁ - Green★Pharmacy緑川光)2024.7.1
 TVアニメ『遊⭐︎戯⭐︎王*2』で兄弟役*3を演じてから、事務所*4の新年会などで自分の事を見かけると毎回丁寧に挨拶して下さってほんとに腰の低い優しい大先輩だったんです。
 自分もそんな風に歳を重ねて行けたらなぁと常々思っています。
 生前は本当にありがとうございました。
 優しい笑顔。
 心よりご冥福をお祈り致します。

三輪勝恵さんご逝去 - 藤子不二雄ファンはここにいる2024.7.1
 今年2月21日から公開されている藤子・F・不二雄ミュージアムFシアターの新作アニメ『ドラえもん&Fキャラオールスターズ ゆめの町、Fランド』にも出演され、いつまでもホントお若いよなあと感嘆していたところだっただけにショックが大きいです。
 私にとって三輪さんといえば、まずはパーマン1号(=ミツ夫)です。テレビアニメ『パーマン』の1作目でも2作目でも主人公をつとめられましたからね。世代的に、2作目のシンエイ動画版のほうに特に思い入れがあります。
 それから、2作目『怪物くん』のヒロシや3作目『オバケのQ太郎』の正太、
藤子アニメ以外ではカリメロあさりちゃん等の思い出が大切です。
 パーマン3号(=星野スミレ)役の増山江威子さんの訃報に触れて間もなくということもあって、続いてしまったなあ…と寂しさが募ります。
 三輪さんの声には、ほんとうにいっぱい元気や楽しさをいただきました。
 ありがとうございました。

 赤字部分は俺も世代的(?)に同感です。

*1:2013年4月から2018年3月までCBCテレビの製作で、TBS系列局で放送されていた紀行バラエティ番組。毎回週替わりの女性タレントが3人で日本各地を旅する。但し旅ずきんちゃん 〜全日本のほほ〜ん女子会〜 - Wikipediaによれば三輪さんナレーションは2014年8月まで

*2:1998年にテレビ朝日で放送

*3:年齢的には三輪氏の方が年上(三輪氏が1943年生まれ、緑川氏が1968年生まれ)だが、三輪氏が弟役。まあそうしたケースは他にも「サザエさんの磯野カツオ(富永みーな:1966年生まれ)とフグ田タラオ(貴家堂子氏:1936~2023年)」等色々ありますが。

*4:ウィキペディア三輪勝恵」「緑川光」によれば「青二プロダクション