読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の感想の形で書いていきます。
ピエロマン@本田真吾×高橋伸輔
新宿駅前で無差別大量殺人をやらかし、逮捕に来た警官たちまで躊躇なく殺害する謎の犯人集団(ピエロマン集団)。
但し、現時点では何が目的かさっぱり分からず、何とも困惑します。
今週の週刊漫画ゴラク(2024年10/11記載)(副題:クラゲと納豆アレルギー(交差反応)ほか) - bogus-simotukareのブログで紹介した前編の解決編。
ナカズミ(コハダの大きな代物)が「ニシン科の魚」であることから、ニシンのように「マリネ」にすることで「コハダほどのうまみはない」が充分美味しい寿司だと認めてもらえる主人公。
今回の「フルーツを使ったつまみ」は
1)生ハムイチジク
一般に使われるメロンの代わりにイチジク
2)早生ミカン入りポテトサラダ
早生なので酸味が強いのがポイント。「ポテトサラダ」に入れるフルーツは、リンゴが使われることが多いが、ミカンの方が好きと言う主人公
3)真鯛のマリネ(シャインマスカット入り)
オリーブオイルとワインビネガーでマリネ
4)鶏とプルーンの煮込み
乾燥プルーンを使ってもいいが今回は生プルーン。醤油や味噌で煮込む和風の味付けも考えられるが今回はコンソメという洋風の味付け
5)焼きバナナ
「焼きバナナ」以外は「生ハム」「ポテトサラダ」「真鯛」「鶏」がメインであってフルーツはメインではないですが(当然、焼きバナナ以外はメインの味付けは、甘い味付けではなく、メインの味付けを甘みが引き立てると言った味の構成)。
主人公も「たまにはこういうのもいい」「フルーツも意外とつまみになる」と言いながらも「締め」は「フルーツ無しのラーメン」と言う辺り「たまには」というのが本音でしょう。
(ボーガス注:塩をつまみに飲むのは)渋い呑兵衛、ではなくダイエット中だった男。酒のほそ道~コラボ&リメイク~@ラズウェル細木×Boichi
結局「つまみなしで飲むのは健康に悪い」「摂取カロリーをもっと健康的な形で減らして痩せろ」「そもそもそんなことをするくらいなら飲むなよ(酒も原料は米(日本酒や米焼酎)、麦(ビール、ウイスキーや麦焼酎)、芋(芋焼酎)などが原料であり、それなりにカロリーはある)」「俺たちだけつまみを食べるのは俺たちの精神衛生に悪い」と飲み仲間に言われ「塩で酒」を辞め「モツ煮込み」などをパクパク食べる主人公。
アンガーマネジメントってのは「諦めでしか無い」みたいな場合もある。ごじあいのススメ@カレー沢薫
「腹が立ったら6秒間、別のことを考える」などのアンガーマネジメントをやろうとしても、失敗し、
◆セクハラ発言する職場の上司
◆「尿が飛び散って汚れるから、洋式トイレでは立ち小便するな、座り小便しろ」「立ち小便するなら、後できちんと掃除しろ」といってもそうしない同棲中の彼氏
などに怒りが収まらない主人公(作者の分身?)。
「そもそも
◆自分(あるいは自分の身内)が不当な扱い(セクハラなど)を受けてる
◆「彼氏が何度言ってもトイレを汚す」など問題行為(過失でアレ故意でアレ)をやってる
など怒っても良い、正当な理由があると思うから自分は怒ってる」「怒る正当な理由があるのに、無理に怒らないことの方がむしろまずいのでは?。それはただの現状容認や諦めでは?。自分や身内が不当な扱いを受けても怒らないのは自分や身内を貶めてることになるのでは?」と言う結論に達する主人公。
まあ「怒ればいい」と言う単純な話でもないですが「怒らないことが良い」みたいな風潮に、作者は「異議あり」と言いたかったんでしょう。
なお、「怒る」のも体力を使うので年を取ると「怒りづらくなる」気はします。
やってはいけない@湖西晶
今回のネタはモロヘイヤ中毒。ググってヒットした記事を紹介しておきます。
モロヘイヤの種には毒があると聞いたが、本当ですか。:農林水産省
モロヘイヤの種には強心配糖体(強心作用のある成分)が含まれていて、めまいや嘔吐などの中毒を起こしますので、絶対に食べてはいけません。モロヘイヤの強心配糖体は、成熟した種子に最も多く含まれる他、成熟した種子の莢(さや)、発芽からしばらくまでの若葉などにも含まれます。
ただ、収穫期の葉には含まれず、野菜としてのモロヘイヤ、モロヘイヤ健康食品、モロヘイヤ茶などからも検出されないことが報告されています。
家庭菜園などでモロヘイヤを栽培して食べる場合は、収穫時期に十分留意し、種子や莢が混入しないよう注意が必要です。
「家庭菜園で栽培したモロヘイヤ(自分で栽培したにせよ、友人の栽培した物をもらったにせよ)」を食べる場合はともかく、「スーパーでの販売」等なら気にする必要はないでしょう。
参考
シマツナソ - Wikipedia参照
近年は野菜として流通するようになり、モロヘイヤの名で知られる。
種子に強心作用のあるステロイド類のg-ストロファンチジンやオリトリサイドという強心配糖体を含むことが知られており、種子を食べたウシやブタの死亡例が日本及びオーストラリアで報告されているが、これまでヒトにおける死亡事例の報告はない。
結石を生じる原因になるシュウ酸を多く含んでいるので、茹でてから水にさらしシュウ酸を減らす処理をする。刻んだりゆでたりするとオクラ同様、特有の粘りが出るのが特徴である。
古代エジプトでは古くから栽培されて食べられていたことが知られている。クレオパトラが愛した野菜といわれ、重病を患った古代エジプトの王がモロヘイヤのスープを飲んで病気を治したという故事から「王様の野菜」を意味する「モロヘイヤ」の名がついたといわれている。
日本に入ってきたのは1980年代で、エジプトに留学していた飯森嘉助*2が、モロヘイヤスープの味を懐かしんで、種子を取り寄せて栽培したのが最初と言われている。1990年代の健康食ブームの中で、非常に栄養価が高いことで脚光を浴び、現在では日本各地で栽培されている。醤油など日本の調味料にも良くなじみ、お浸し、天ぷらなどで食べられる。
あまりの数値の高さに再分析!日本で初めてモロヘイヤの栄養分析をした吉田先生に当時のお話を聞きました。|モロヘイヤ効果研究所 モロラボ
健康野菜として有名なモロヘイヤですが、食用として日本に紹介されたのは、それほど古くありません。各地で栽培が始まったのは1980年代前半頃です。
言語学者としてエジプト滞在中にモロヘイヤに出会い、日本に持ち帰り普及に務めたのは飯森嘉助氏。
その飯森氏から依頼され、日本で初めてモロヘイヤの栄養分析をしたのは、現在、女子栄養大学名誉教授で農学博士の吉田企世子先生です。
◆インタビュアー
日本で初めてモロヘイヤの栄養分析をされた吉田先生にお目にかかれて光栄です。当時、モロヘイヤは、まだ日本ではほとんど知られていなかったと思いますが、栄養分析をすることになった経緯を教えていただけますか?
◆吉田先生
1979年に、飯森さんがモロヘイヤの試食会を開かれたのです。
当時私は、女子栄養大学で野菜の成分分析を専門とする研究者でした。大学の同僚が飯森さんのご友人と知り合いで、その試食会に招かれ、私も誘ってくださったのです。
「珍しい野菜の試食会」と聞き、私は興味津々で参加させてもらいました。
その時に出されたお料理は、チキンをスープで煮たものに刻んだモロヘイヤの葉を入れて煮込んだ料理と、モロヘイヤの葉の天ぷらでした。チキンとモロヘイヤの煮込み料理は、エジプトでのモロヘイヤの代表的な料理だとお聞きしました。
その会で、モロヘイヤは現地エジプトでは「健康にいい野菜」と言い伝えられていると紹介されました。野菜の栄養の専門家である私が同席していたので、「それなら実際どのくらいの栄養成分が含まれるのか、調べてみましょう」ということになったのです。
◆インタビュアー
その時点で、すでに「モロヘイヤ」という日本名で呼んでいたのですか?
◆吉田先生
そうです。アラブではムルーヘイヤ(Mulukhiyya)と呼ばれているそうで、そこから飯森さんが日本名「モロヘイヤ」と名付けたようです。飯森さんは熱意のある行動派で、『モロヘイヤ普及協会』を設立され、熱心にモロヘイヤの普及に努められていました。
レトロの片隅で@昌原光一
子ども向けマンガ「マミーチェッター*3」の作者である少女漫画家コシバ*4が亡くなり、たとえ「過去に商業マンガ作品発表の実績がなくても」、コシバに身近な人間が追悼作品を描くべきだと「作者を長年支えてきた元アシスタント(主人公:但し、商業マンガ作品発表の実績なし)」に「原作つきマンガ(マミーチェッターのリメイク作品)」の作成を依頼する編集者。
しかし「主人公マミーが大人になって恋人もいるのは、マミーの世界観と違う」「コシバ先生が存命なら認めなかったろう、昔のファンもこんな作品は評価しないだろう」という考えから「原作改変」しマンガを仕上げる主人公。
しかし編集者からは「改変しないで原作通り描いて欲しい」「新しいファンを生むため、あえて設定を変えた」「同人誌は求めてない」「原作通り描いてもらえないなら他の人に頼む」ときついことを言われ描き直す羽目になる主人公。次回、果たしてどうなるか。
まあ今回は完全なフィクションですがこうした「リメイクもの」は実際にも色々あります。
俺が知ってるのでは、ちばあきお*5『キャプテン*6』『プレイボール*7』のリメイクである『キャプテン2』(『グランドジャンプむちゃ』2019年5月号~2021年5月号→『グランドジャンプ』2021年12号から現在まで連載中)、『プレイボール2』(『グランドジャンプ』で2017年4月から2021年5月まで連載)とか。その場合、どんなリメイクにするかは難問ではあるでしょう。
【追記】
コメント欄での「シマコー(島耕作)」での「日当デマ」について以下を紹介しておきます。
漫画の「島耕作」で「辺野古抗議に日当」 SNSなどで批判の声 市民団体「県民愚弄」 沖縄 - 琉球新報デジタル
講談社が17日に発売した漫画雑誌「モーニング」に掲載されている人気作品「社外取締役・島耕作」の中で、名護市辺野古の新基地建設に抗議する側が、日当をもらっていると表現するシーンが描かれていた。X(旧ツイッター)では「根拠を示すべき」「デマだ」などと指摘するコメントとともに広く拡散されている。
抗議活動する沖縄平和運動センターの山城博治さん*8は、市民が日当をもらっているなどの事実を否定し「工事が始まってもう10年。もし日当をもらっていたら今ごろ豪邸が建っている。県民愚弄もはなはだしい。作者に抗議したい」と話した。本紙取材でもそのような事実は確認されていない。
作者は弘兼憲史さん。画業50周年として、今回のモーニングは島耕作が表紙になっている。漫画では、主人公の島耕作らが飲食をしながら辺野古の埋め立て現場を見渡す場面が描かれている。登場人物の女性が辺野古の埋め立て工事について説明するシーンで「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ。私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」と説明している。
漫画はフィクションで、実在の人物や団体名とは関係ないとしているものの、「辺野古埋め立て地」や「普天間飛行場」など具体的な固有名詞が出てきており、名護市辺野古の新基地建設現場を描いていることは明らかだ。
ノンフィクションライターの安田浩一さん*9は「反対運動が金で動いているという言説はさんざん出回った手あかにまみれたデマで、その後もずっと否定され続けている。影響力がある商業媒体に掲載されることで、さらにデマが広がる。本当に悪質だ。各地で市民運動に取り組んでいる人たちへの冒とくだ」と強く批判した。琉球新報社は講談社に対して見解を求めている。
もはや「シマコー」は打ち切られるべきでしょう。
しかし以前、別記事で書きましたが弘兼は「米軍基地がある」岩国市出身(弘兼姓は岩国で多いらしい)で、過去の初期作品では「米軍基地を批判していた」というのに何でこうなるのか?。昔から「本心は基地支持」だったのか、それとも劣化したのか?
*1:マリネのこと
*2:1937~2012年。拓殖大学名誉教授。著書『新健康野菜モロヘイヤ』(1992年、サンロード出版)、『現代アラビア語入門』(共著、1999年、大学書林)等。飯森氏個人サイトのアーカイブ『モロヘイヤ事始』(飯森嘉助 - Wikipedia参照)
*3:何か「モデルとなった作品」があるのかもしれないが、このマンガ内での架空作品
*4:何か「モデルとなった人物」がいるのかもしれないが、このマンガ内での架空人物
*6:『月刊少年ジャンプ』1972年2月号から1979年3月号まで連載
*7:『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1973年から1978年にかけて連載
*8:著書『辺野古に基地はつくれない』(共著、2018年、岩波ブックレット)
*9:著書『ルポ・差別と貧困の外国人労働者』(2010年、光文社新書)、『ネットと愛国』(2015年、講談社+α文庫)、『ヘイトスピーチ』(2015年、文春新書)、『「右翼」の戦後史』(2018年、講談社現代新書)、『愛国という名の亡国』(2019年、河出新書)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(2021年、朝日文庫)、『団地と移民』(2022年、角川新書)等