読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明の感想の形で書いていきます。
連載が始まったばかりでホラーが「悪霊、妖怪などが登場する超自然的な怪異」なのか、「団地住人による犯罪行為」なのかはまだわかりません。しかし、何というかゴラクも来週も「スリラー新連載」だそうだし「するりのベント酒」のようなほのぼの作品もあるとは言え物騒な作品が多い気がします。
(ボーガス注:主人公が敵に)あっさり見つかってるが、助かるか?>カンナビス@佐伊村司。
まあ助からなかったら話が終わってしまうから助かるんでしょうが、今後どうなるか。
弁当のメニューは以下の通りです。
「牛肉のすき焼き」「鮭とキャベツの炒め」「炊いた大根の玉味噌添え」「カレー味の大山鶏(鳥取県の銘柄鶏)にポテトサラダ」「唐辛子風味のトマト蓮根」「レモン風味のニラもやし」「厚焼き玉子」「かぶと白菜のマリネ」「ほうれん草のピューレとナッツ」「ニンジンのおろし南蛮風味*2」
最終回。いい話だったかは微妙。>エッジ・ゲーマーズ@小見川なまり。
10回の短期連載。
ひきこもりだった主人公(女子高生)は、ひきこもり中にやっていたオンラインゲームをきっかけに、たった一人とは言え、ゲームを趣味とする友人(女子高生)ができ、ひきこもりを脱し、その後、苦心の末*3、プロゲーマーにまでなる。
というところだけなら「いい話」でしょうが、実は、友人の方も、大学進学を巡って「いわゆる教育虐待*4」を親から受けており、精神的に耐えきれなくなり、
神奈川金属バット両親殺害事件 - Wikipedia(1980年:この時代には「教育虐待」なんて言葉はないですが、現在の目から見れば「教育虐待」の一種だったのでしょう)のように両親を殺害。そんなことは全く気づかず*5、「ひきこもりの自分と違って恵まれた環境にある」と思い込んでいた主人公は、最終回(今回)で友人の自宅(殺害した親の遺体がある)に呼び出されたあげく、「親の殺害で長期服役は確実なので最後に友人のあなたと試合がしたい」という呼びかけに応じ対戦。
主人公が敗北するが、主人公は「服役が終わったら再戦しよう、勝ち逃げは許さない」と発言。
その後「懲役15年の判決を受けて服役中」、友人は面会を拒否。その後、友人が出所*6して1年経つが、彼女からは連絡はない。しかし、いずれ彼女が「再戦しよう、勝ち逃げは許さない」という自分の言葉に応じ、対戦に来ると信じる「プロゲーマーとなった」主人公。
【参考:教育虐待】
医学部9浪、母の殺害に至った壮絶な教育虐待 家出を試みるも、探偵を雇った母に連れ戻される | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン2023.3.23
齊藤彩さんの著書『母という呪縛・娘という牢獄*7』は、2018年に娘が母を殺害し遺体をバラバラにして遺棄した事件の経緯を詳細につづったノンフィクションだ。共同通信社の司法記者だった*8齊藤さんは、獄中の娘・髙崎あかり(仮名)と30通を越える往復書簡を交わし本書を執筆した。進学校出身で看護師として就職が決まっていた真面目な娘は、なぜ母を殺さなければならなかったのか。事件の背景にある長年にわたる教育虐待や母娘の関係性について齊藤さんに聞いた。
(以下略)
マンガ内の説明に寄れば「酢飯に刻んだかんぴょうや煮シイタケを混ぜ、錦糸玉子を載せたちらし寿司」が「ほぐ飯(ほぐとはほぐすの意味)」で、「本ほぐ飯」とはほぐ飯をベースに、上にマグロ、ハマチ、イカなど刺身を盛り付けた、ほぐ飯よりも豪華なちらし寿司」のこと(関西での呼び方とのこと)。ただし「ほぐ飯」「本ほぐ飯」でググってもまるでヒットしませんが。
やってはいけない@湖西晶
今回のネタは「動物(野生動物は勿論、犬猫などのペットも含む)との接触後は手を洗おう」と言う話です。
後でネット上の記事を紹介しておきます。
動物由来感染症を知っていますか?|厚生労働省
・動物は、自身には病気を起こさなくても、ヒトに病気を起こす病原体を持っていたり、動物の毛にカビの菌糸や寄生虫の卵等がついていることがあります。また、知らないうちに動物の唾液や粘液に触れたり、傷口等にさわってしまうこともあるので、動物にさわったら必ず手洗い等をしましょう。
・動物が排せつを行いがちな砂場や公園は注意が必要です。特に子供の砂遊び、ガーデニングで草むしりや土いじりをした後は、十分に手を洗いましょう。
・野生動物はどのような病原体を保有しているか分かりません。野生動物にはむやみに触らないようにしましょう。
*1:本作以外にも孤独のグルメ - Wikipedia、花のズボラ飯 - Wikipedia、荒野のグルメ - Wikipedia等の食マンガの原作を多数担当(久住昌之 - Wikipedia参照)
*2:南蛮漬けのような味付けなのでしょう。
*3:友人が殺人で逮捕された時点ではプロゲーマーにまではなっていません。友人が服役中に苦心の末プロゲーマーになります。
*4:教育虐待については例えば ググってヒットしたエピソード - クローズアップ現代 - NHK(2024.3.13)等を参照。古荘純一、磯崎祐介『教育虐待・教育ネグレクト』(2015年、光文社新書)、おおたとしまさ『ルポ教育虐待』(2019年、ディスカヴァー携書)、石井光太『教育虐待:子供を壊す「教育熱心」な親たち』(2023年、ハヤカワ新書)なんて著書もヒットします。
*5:というか教育虐待の事実は読者にも当初は明かされませんが
*6:満期服役かどうかは不明