今日の朝鮮・韓国ニュース(2025年5/23分)(追記あり)

朝鮮学校、補助金は減額の一途 支給自治体は「在籍生数に応じて」 - 産経ニュース
 こうした差別記事を書く産経にも、行政の差別行為(官製ヘイト)にも心底呆れます。


北朝鮮に非核化求める共同声明 IAEAで日米韓など8カ国 - 産経ニュース
 北朝鮮の核保有を「積極的に擁護はしません」が「敵対関係にある米国」が核保有国であり、また、軍事小国の北朝鮮にとって「核保有ぐらいしか対抗手段がないこと」を考えると「こうした一方的な北朝鮮非難」にはあまり賛同できませんね。
 せめて「(韓国を含む)朝鮮半島の非核化」を求めて欲しいところです。


北朝鮮 米の入国禁止対象外に “意図的としても喜ぶ理由ない” | NHK | 北朝鮮情勢2025.6.10

 アメリカのトランプ政権が今月4日、外国のテロリストからアメリカを守るためとして、12か国*1からの入国を原則として禁止すると発表したことをめぐり、対象に北朝鮮が含まれなかったことについて「意図的だとしても喜ぶ理由はない」と強調しました。

 米朝に国交がないので、どれほど実質的意義があるか疑問でしょうし、「ある意味」当然の反応でしょう。北朝鮮からすれば「米朝国交樹立」「朝鮮戦争の正式終戦(現状は建前では停戦に過ぎず、38度線も国境ではなく停戦ライン。在韓米軍も自称「国連軍」)」「在韓米軍の完全撤退や大幅減少」「米国による対北朝鮮経済制裁の解除」「テロ支援国指定(現在指定中だったと思います)の解除」など、「より実質的な措置」を望むでしょう。


韓国大統領選 世論調査 野党候補と与党候補の支持率の差 縮小 | NHK | 韓国

▽最大野党「共に民主党」の前代表のイ・ジェミョン*2候補が、先週より6ポイント下がって45%、
▽与党「国民の力」の公認で前雇用労働相のキム・ムンス候補が、7ポイント上がって36%

 「本当か?(何故、尹錫悦をかばう与党を支持できるのか?)」と唖然です。
 「トランプ再選のような悲劇」を見たくないですが、果たしてどうなるか。
【追記】
【1】
 今日の朝鮮・韓国ニュース(2025年6/3分) - bogus-simotukareのブログで触れましたが幸いにも李在明が当選しました。
【2】
北朝鮮 韓国大統領選の結果を初報道 距離置く立場反映との見方 | NHK | 北朝鮮情勢

盧武鉉
 金大中政権で海洋水産部長官
文在寅
 盧武鉉政権で大統領秘書室長。文在寅政権与党の「共に民主党」の前代表が李在明氏、元代表文在寅氏。また「共に民主党」は金大中氏が党首を務めた新千年民主党(その後、統合民主党民主党新政治民主連合等を経て、「共に民主党」)がルーツ。

ということで「太陽政策の流れ(金大中氏、盧武鉉氏、文在寅氏)」とつながりがあり、「反北朝鮮色の強かった」尹錫悦前政権(与党は国民の力)よりは「北朝鮮に融和的な外交ではないか」と言われていても、現時点では李在明大統領の「対北朝鮮外交」方針が見えないため、「批判する理由も歓迎する理由もない」として当面静観するという話に過ぎないのではないか。何か出てくれば、歓迎するなり、批判するなりするでしょう。現時点では「李在明氏を敵視してる」とまでは言えないでしょう。

【3】
韓国軍 北朝鮮向けの宣伝放送を停止 “南北関係の信頼回復”へ | NHK | 韓国
 こんな宣伝放送をしたところで「関係悪化」にしかならないと思うので中止を歓迎したい。

*1:トランプ氏 12か国から入国原則禁止へ 対象国は | NHK | トランプ大統領によれば、アフガニスタンミャンマー、チャド、コンゴ共和国赤道ギニアエリトリア、ハイチ、イラン、リビアソマリアスーダン、イエメン。こうしたトランプの措置が適切かどうかは、知識が無いのでコメントはしません。

*2:京畿道城南市長、京畿道知事、共に民主党代表等を経て大統領