今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年5/29日分)

下村氏、還流再開決めず/田村貴昭氏「真実語らず」と追及/衆院予算委参考人質疑
 新聞はともかくテレビはまるで報じないので呆れますが「安倍派裏金問題」は終わった話では全くない。


原発推進と化石燃料延命/岩渕議員 改定GX推進法案を批判/参院で成立
AIの軍事利用禁止を/井上議員 殺傷力高い兵器導入告発/参院で推進法成立
 共産支持者、アンチ立民(勿論、アンチ自公、維新、国民民主でもある)の俺にとって「共産が反対する法案に、立民が『自公、維新、国民民主とともに賛成』し、可決成立」という「毎度のうんざりするパターン」ですが、法案が成立しても勿論「戦いは続きます」。今回指摘した問題点が「法律施行後に、実際に表面化すれば」厳しく批判する必要があるでしょう。


きょうの潮流 2025年5月28日(水)

 なるべく早く結婚せよ、悪い遺伝のない人を選べ、父母長上の意見を尊重せよ。(ボーガス注:現在放送中の)朝ドラ(ボーガス注:『あんぱん』)にも出てきた「結婚十訓*1」は戦前の政府がナチス・ドイツにならってつくったといわれます
▼すべては第10条の「産めよ育てよ国の為」で「産めよ殖やせよ」のスローガンもこれが元になったと。その後も平均5人の出産を推進する「人口政策確立要綱」が閣議決定されるなど、戦争拡大とともに結婚・出産は国策となっていきました

 これについては、「朝ドラ、結婚十訓」でヒットした以下の記事を紹介しておきます。

朝ドラ『虎に翼』で映った「結婚十訓」とは? 「産めよ殖やせよ」と女性に迫る戦時下の日本 | 歴史人2024.5.14
 主人公・猪爪寅子(演:伊藤沙莉)が修習生として勤め、正式に弁護士となった後も引き続き勤務している雲野法律事務所。
 とある雑誌に掲載された「結婚十訓」がちらりと映ったことにお気づきになっただろうか。

朝ドラ『あんぱん』「結婚十訓」の衝撃の内容とは? “早く結婚して子を産め”という国の少子化対策 | 歴史人2025.5.19
 もうすぐ20歳を迎える朝田のぶ*2(演:今田美桜)のもとには、国防婦人会のご婦人方が押し寄せて「結婚十訓」を掲げ、お見合いを進めてきた。

NHK朝ドラ「あんぱん」 教師生活充実ののぶ(今田美桜)に古山校長(中尾隆聖)、結婚&出産勧める 視聴者「『結婚十訓』スゴい重圧」 - サンスポ
 ある日、のぶは校長室に呼び出され、校長の古山時三(中尾隆聖)に「朝田先生の受け持ちの児童は、実に迷うことなくすくすくと愛国の心が育っちゅう。つまり、朝田先生の指導に迷いがないということです。まさに『愛国の鑑(かがみ)』」とほめられる。
 古山は続けて「まあ、本当なら君も、そろそろ嫁に行き、お国のために元気な男の子(おのこ)をなしたいやろにのう」と言い始める。「君も今年二十歳や。結婚して強い子をなすのも、銃後の女性として立派なご奉公である。まあ、そんときは遠慮のう相談してくれたまえ。きょうはそれだけ伝えちょきとうてね」と、結婚し出産することを勧める。
 政府は〝産めよ増やせよ〟などを内容とする「結婚十訓」を発表。このことを、古山と同席するのぶの恩師でもある教師、伊達正(樫尾篤紀)が口にする場面も登場した。

 なお、話が脱線しますが

あんぱん (2025年のテレビドラマ) - Wikipedia
◆座間晴斗(演:山寺宏一
 東京高等芸術学校図案科の教師。主人公・柳井嵩(やなせたかしがモデル。演:北村匠海)の恩師。モデルはやなせの恩師で、東京高等工芸学校(のちの千葉大学工学部)工芸図案科教授の杉山豊桔。
◆古山時三(演:中尾隆聖
 朝田のぶが勤務する御免与尋常小学校の校長*3
◆大出加子(演:島本須美
 朝田パン店の常連客の老婦人*4

ということで未見ですが、朝ドラにはアンパンマン声優(山寺氏はジャムおじさん*5及び『犬のチーズ』、中尾氏はバイキンマン、島本氏*6しょくぱんまん)が出ていたようですね。まあ、ある種の「ファンサービス」でしょう。
 結構、山寺氏はバラエティー番組(以前、MCを務めていたテレビ東京の『おはスタ』など)やテレビドラマで顔を見る気がしますが、中尾氏や島本氏はあまり見ない気がします。
 こうなると今後、「アンパンマン役の戸田恵子氏(アンパンマン以外では声優よりもむしろ俳優活動の方が多い)」が出ることも、もしかしたらあり得るのか。

参考

朝ドラ『あんぱん』にしょくぱんまんが出ていた - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ2025.4.14
 先週の『あんぱん』のオープニングのクレジットで「島本須美」さんの名前を見つけました。
 島本須美さんの役柄は、近所のおばさんでした。
 ネットでは「朝ドラにしょくぱんまんが出ている!」と大騒ぎ。
 そうだった、島本須美さんは『あんぱんまん』のしょくぱんまんの声を担当されているのだった。
 私の中で島本須美さんは『小公女セーラ*7』とか『めぞん一刻』のイメージが強く、しょくぱんまんに結びつかなかった*8
 透明感のある声でお姫様役が多かった島本須美さん、若々しく見えますが、もう70歳だそうです。
 そうだよね、私が10代の頃からご活躍されているんですから。
 高校生の頃に映画館で観た『ルパン三世カリオストロの城』のクラリス役もすごく印象に残っています。

*1:なお、朝ドラ『虎に翼』で映った「結婚十訓」とは? 「産めよ殖やせよ」と女性に迫る戦時下の日本 | 歴史人によれば朝ドラ『虎に翼』にも結婚十訓が登場

*2:アンパンマン作者「やなせたかし」の妻「小松暢」がモデル

*3:中尾氏(1951年生まれ)も実年齢はそんな年なんだよな、としみじみします。

*4:島本氏(1954年生まれ)も今や「老婦人」と表現される年齢なんだよなとしみじみします。

*5:なお、初代は増岡宏氏(2020年死去)で山寺氏は二代目

*6:また単なる偶然かもしれないがやなせの出身地「高知」出身

*7:1985年にフジテレビ『世界名作劇場』で放送し、島本氏は主人公のセーラを演じた

*8:俺的にも島本氏は「しょくぱんまん」というより映画『ルパン三世カリオストロの城』(1979年公開、ヒロインのクラリス)、『風の谷のナウシカ』(1984年公開、ヒロインのナウシカ)、フジテレビ『めぞん一刻』(1986~1988年、ヒロインの音無響子)といった「美人キャラ」イメージですが。というか、そもそも「アンパンマン」自体あまり見ませんし、しょくぱんまんもいつも登場するキャラではないので声がちょっとわからないのですが(追記:ネットに公開されてる動画(例えばAnpanman しょくぱんまんとクリームパンダ - 動画 Dailymotion)で視聴しましたが、過去の美女キャラとはやはり大分違いますね)(島本須美 - Wikipedia参照)