今日の産経ニュース(2024年1/30~2/16日分)(副題:稲美町の事件が懲役30年で意外、ほか)

「暇空茜」名乗る自称ユーチューバーを書類送検 Colaboの名誉毀損容疑 - 産経ニュース
 懲役4年が求刑されたガーシーのようにまずは起訴されることを期待したい。


ヒロイン祖父役に朝ドラ初出演の松平健さん 橋本環奈さん主演「おむすび」 - 産経ニュース

 松平さんが歌を披露する可能性は否定しなかったが、サンバを歌ったり、白馬に乗って疾走したりする予定はないとしている。

 この冗談、サンバはともかく白馬は最近の若者には意味不明でしょう。
 現在、テレ朝で朝4時に再放送の「暴れん坊将軍」を見れば「白馬に乗る松平(吉宗役)」が見られますが。


日テレ、「セクシー田中さん」原作者死去で社内特別調査チーム「多大なる心配、深くお詫び」 - 産経ニュース
芦原妃名子さん死去、重い腰上げた日テレ 「セクシー田中さん」外部有識者交え本格調査 - 産経ニュース
 日テレも黙りで逃げられなくなったわけで、ひとまずは喜びたい。


親族間トラブル考慮 「死刑選択やむを得ないと言えない」 地裁支部判決 - 産経ニュース
 幼い子どもを二人も殺したので「検察が死刑求刑→裁判所が減刑でもせいぜい無期」かと思ったところ「更生の可能性は十分ある(ないとする検察を批判)として懲役30年」とは意外です。
 なお、予想通り、子どもの父親は判事に悪口し「検察控訴→高裁による死刑判決」を求めています。また検察も控訴するでしょうから上級審でどうなるかは分かりません。
 なお、この事件もやはり裁判員裁判ですかね?。であるなら控訴すれば検察は、かつての主張を撤回したのかな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)などの検察批判が今回も該当します。
 それはともかく、裁判所も「いくら何でも妹夫婦の対応は酷い」「殺していいとは言わないが、被告人ばかりを責めることはできない」と判断したのか。まあ、それが仮に正しい評価だとしても「子どもの両親」は絶対にそうした評価に同意しないのでしょうが。


<主張>地下シェルター 数値目標掲げ整備進めよ - 産経ニュース
 中国、ロシア、北朝鮮などのミサイル攻撃の可能性は低いし、整備にかかる金を考えれば全く馬鹿げた主張です。
 そんなことより「能登半島地震」でも改めて明らかになった「防災体制の弱さ」を克服すべきでしょう。


立民の連立政権構想は「絵に描いた餅」 国民民主・榛葉賀津也氏が党大会で批判 - 産経ニュース
 「自民党補完勢力路線」を公然ととる国民民主としては当然の態度でしょう。立民は「共産、社民、れいわ」と過去に続けてきた野党共闘をさらに進展させることを考えるべきです。


「恋愛しないで結婚してもいい」 牛窪恵さんが説く未婚化社会への処方箋は「共創婚」 - 産経ニュース
 「恋愛しないで結婚してもいい、恋愛結婚にこだわるな(牛窪*1)」て、「見合い結婚」が普通だった昔と違い、現代の若者が「恋愛結婚」にこだわるが故に未婚化、晩婚化と決めつける「根拠」が何一つ提出されてない(と言うかそんな事実は恐らくない)ので「はあ?」ですね。そもそもこういう物言いは未婚化、晩婚化を「個人の自己責任」にしてしまい「国が何もしなくていい」ということになりかねません。


「建国記念の日」奉祝秋田県大会 政府主催行事実施と憲法改正求める - 産経ニュース
 「政府主催行事がなければ盛り上がりに欠けること」、つまり「建国記念の日が日本人多数(自民支持層を含む)にとってただの休日でしかないこと」を事実上認めてるのが滑稽です。

 来賓として出席した秋田市の穂積志*2市長

 現職市長が良くもこんな右翼集会に出席したモンです(呆)。

 神武天皇即位を祝う紀元節に反対する動きには、神武天皇の存在を否定することで天皇、皇室そのものを否定する意図が隠されている。

 神武は勿論実在しないし、「存在しないもの」の実在を否定することは当たり前の話にすぎず、「皇室否定」ではない。


【主張】ガザの国連機関 職員のテロ関与許されぬ - 産経ニュース

 UNRWAを介さないパレスチナ難民への支援は続けられるべきだ。

 そもそもそんなことが現実問題として可能か疑問ですし、「一部職員がハマスの犯行に関与した疑惑がある」程度で米国等がUNRWAへの支援を打ち切る方が不当です。そんなことはUNRWAから支援を受けるパレスチナ側には全く関係ない。
 なお、ノルウェーUNRWAに今後も支援を行うとのことです。

*1:著書『恋愛結婚の終焉』(2023年、光文社新書) 等

*2:秋田市議、県議を経て秋田市