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フジ『ゲゲゲの鬼太郎・私の愛した歴代ゲゲゲ』第23回「幸福という名の怪物」
フジ『ゲゲゲの鬼太郎・私の愛した歴代ゲゲゲ』第22回「働く!目玉おやじ」(2025年8月31日放送) - bogus-simotukareのブログの続きです。
今回は第2期18話。セレクターはNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」で水木の妻を演じた松下奈緒です。
ゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第18作 | ロロモ文庫*1(引用は省略します)で視聴しなくてもあらすじはわかりますが、録画して視聴しました。
ちなみにこの種の話(欲望が身を滅ぼす)は色々ありますね。
俺が知ってるのではトルストイ人にはどれほどの土地がいるか - Wikipediaがあります。
なお、以下簡単な感想です。
1)「欲望で大きくなった地獄玉が爆発するから回収する」と言う鬼太郎を全く信じず、「嘘をついて地獄玉をだまし取ろうとしている!」と言って拒否。あげく「玉が盗まれる不安」から「常時、玉を身につけてる妻」が滑稽です。
2)玉が爆発した時点では、鬼太郎の言うことが本当だったと気づく夫婦ですが、それでも「お前が欲深だから爆発したんだ(夫)」「あなたの方こそ(妻)」「そんなことを言ってももうどうしようもない。明日からどうしよう(夫)」といった夫婦のやりとりが滑稽であると共に哀れ。目玉親父は「命が助かっただけでも良かったといずれ気づくじゃろう」と突き放した態度。
3)「わしら妖怪が持っていても利益もなければ害もないが人間が持つとまずい(目玉親父)」と言う設定が面白い。
「ナマズほしさに地獄玉をねずみ男に譲った猫娘」「金目当てに地獄玉を中村に売ったねずみ男」のように妖怪だって欲望(物欲)はありますが、妖怪の欲望は叶えてくれない設定らしい。
だからこそねずみ男も中村に売ったわけで、「妖怪の欲望も叶えてくれる」のならねずみ男自身が地獄玉に「俺を金持ちにしてくれ」等と頼んだでしょう。そうであれば、「爆発するから返してくれ(鬼太郎)」「そんな危ない玉なのか?。なら返す(ねずみ男)」でここまで話ももめずに済んだ。
【参考】
「私の愛した歴代ゲゲゲ」8~9月の放送話が決定 「日向坂46」正源司陽子が選んだ傑作エピソードとは : ニュース - アニメハック
9月7日放送の第23回には、テレビドラマ「ゲゲゲの女房」で主演を務めた松下奈緒が選んだ、第2期第18話「幸福という名の怪物」が放送される。同話では、ネコ娘が拾った、人間の欲望をかなえる代わりに大きくなり、やがて爆発してしまうという危険な宝物「地獄玉」をめぐる物語が展開。松下は「とても夢のあるストーリーですが、そんなに簡単に欲しいものは手に入らないし、簡単に手に入れたものはすぐになくなってしまう。最後に大切なものは何なのかに気付かされます。ねずみ男のずる賢いけど憎めないところも好きです」と選出理由を語った。
【ゲゲゲの鬼太郎】2期第18話「幸福という名の怪物」視聴【私の愛した歴代ゲゲゲ】 - タリホーです。
当ブログで何度か言及しているが、2期は1期で原作の鬼太郎エピソードをほとんど映像化してしまい原作のストックが枯渇状態だったため、鬼太郎の登場しない短編作品を鬼太郎作品として改変・アニメ化*2したエピソードが全45話のうち23話と半数を占めている。本作「幸福という名の怪物」もそのうちの一つで、原作は1967年に「週刊アサヒ芸能増刊」に掲載された8ページほどの短編作品だ。
【あらすじ】
豊島*3という男がある日町でねずみ男に呼び止められ、一個の卵*4を渡される。その卵は「幸福」という怪物の卵で、これをねずみ男からもらった豊島は家で孵化させる。ねずみ男によると「幸福」は生長するに従って持ち主に福をもたらし、幸福に満ちあふれた生活が送れるという。実際に「幸福」が孵化して以降、豊島の昇進が決まったり商店街の福引で一等が当たるなど、数々の幸運が豊島夫妻に舞い込む。度重なる幸運に夫妻の欲・願望も膨れ上がり、それに比例して「幸福」もみるみる生長を遂げ、ついに家の天井に届くまでに怪物は生長する。怪物は天井を突き破りとうとう破裂、夫妻は「幸福が逃げてしまった、明日からはまた不運がやってくる」と嘆息するという形で物語は終わる。
以上が原作のあらすじである。掲載誌が少年向け漫画雑誌ではなく芸能雑誌ということもあってか、内容もシンプルかつ大人向けで、人間の欲には際限がないということを端的に描いた作品だ。
大まかなプロットは原作と同じものの、「ゲゲゲの鬼太郎」という作品として改変する以上、鬼太郎を物語に介入させる必要があるのは当然であり、アニメでは猫娘が偶然手にした地獄玉がねずみ男を経由して中村一家の手に渡ってしまったため、鬼太郎がそれを取り返すべく動くという物語に仕立て上げている。今回の放送ではカットされてしまったが、猫娘がねずみ男に地獄玉を渡してしまったのは彼女の好物である魚(ナマズ)をねずみ男がチラつかせたからであり、猫としての本能に負けて地獄玉がねずみ男の手に渡ったと、まぁそういう感じで説明がなされている。
原作では巨大化して破裂するだけだった怪物が、アニメでは幸運をもたらす代わりに命を奪う時限爆弾として設定されており、中村一家の命を危ぶんだ鬼太郎たちと、(ボーガス注:爆弾云々は地獄玉を奪うための、鬼太郎の嘘だと決めつけ)幸福を奪われまいと地獄玉を死守する中村夫妻、この両者の攻防を描いているのがアニメならではの展開で、特に中村の妻が通っているビューティースクール(今で言う会員制のジムみたいなものだろうか?)での一幕は強く記憶に残っていたシーンだ。猫娘が妖怪によって酷い目に遭うというのは歴代の鬼太郎作品で何度も描かれているしそう珍しくはないのだが、贅肉のたっぷり付いたご婦人連中に猫娘がボコボコにされる*5というのは勿論本作だけの貴重なワンシーンである。
◆1970年代の貨幣価値
ところで、今回の物語を見て「宝くじで100万円当たったからと言って、(ボーガス注:アパートを引き払って)その後に一戸建ての家を購入する(≒ 購入出来る)か?」※1と思った人もいるかもしれない。これは現在の100万円と1970年代の100万円とでは貨幣価値が違うからであり、その辺りのことを考えないと不自然に思うだろう。
令和6年(2024)の消費者物価指数が110だとすると、昭和45年(1970)の消費者物価指数は31.3ということで、昭和45年に1万円で取引されていたものは現在だとその約3.5倍の価格で取引されるみたいだ。
今回放送されたエピソードは1972年の2月に放送されたものだから、劇中の貨幣価値も1970年代初頭のものと考えれば良いかな?と思っているので、劇中における100万円も現代価格に換算するなら300万円ほどの価値があるということになるだろう。
※1:宝くじ以外にも色々「幸福」が舞い込んだみたいなので、宝くじの当選だけで購入に踏み切った訳ではないかもしれないが…。
◆さいごに
2期では本作以外に「原始さん*6」や「地相眼*7」といったエピソードも「人間にとっての幸福とは何か?」を考えさせる物語になっており、こういった様々な切り口で人の幸・不幸を描いているのも2期というか水木作品ならではの特色だ。水木先生は第二次世界大戦の際にラバウルで現地の部族との交流や生活を共にした経験があり、そこでの原始的とも言えるような生活こそが真の幸福につながるもので、資本主義が発達した文明社会における幸福というのは人間の欲を肥大化させ一種の中毒状態にするようなものであるという、そんな悟りみたいなものを開き創作という形で私たちに伝えた人だと思っている。なので水木先生の妻を朝ドラで演じた松下さんが本作をセレクトしたのは流石だなと感心したね。
このエピソードが選ばれたこと自体は良かったとはいえ、アニメ化としては実はちょっと不満があって、本作は「怪物」とタイトルにあるように原作は卵から一つ目の怪物が生まれるのだけど、アニメは地獄玉という球体の物体として終始描かれており怪物らしさがあまりなかったのが少々残念ではある。別に原作通り卵から怪物が孵化するという形にしても良かったのに何故こういう改変をしたのか、少しばかり疑問に思う。
ただ反対に改変して良かった点もある。それは上述した地獄玉をめぐる攻防もそうなのだけど、中村一家が原作とは違い三人の子供がいる五人家族として改変されており、これによって命こそ助かったものの、(ボーガス注:地獄玉の爆発によって)家を失いこの先やって来る不運*8を対処しつつ三人の子供を養わなければならない中村夫妻の前途多難ぶりが想像出来て、原作以上に悲壮感に満ちたエンドになっていたのは印象的な幕切れとして良かったのではないかと評価しておきたい。
ちなみに、「幸福という名の怪物」は現状2期以外でアニメ化はされていないが、それに近い物語なら6期の87話「貧乏神と座敷童子」というお話がある。もし配信等で見られるのなら、今回のエピソードと合わせて見てみると良いよ。
ゲゲゲの鬼太郎(6期)第87話「貧乏神と座敷童子」視聴 - タリホーです。
アビ
「幸福という名の怪物」
同時期東映は「(ボーガス注:赤塚不二夫原作のアニメ)もーれつア太郎*9」もやってたから微妙に絵が赤塚に引っ張られてる
こにゃん
今週セレクトされた「幸福という名の怪物」も面白いけど、今回は尺都合とは言え、なまずの丸焼きの誘惑に負けてねずみ男に地獄玉渡してしまった猫娘と、(ボーガス注:ビューティースクールのマダム達に?)ボロボロにされてスクールから出て(ボーガス注:「そもそも言われたとおりに地獄玉を井戸に捨ててくればこんなことにならなかった(猫娘に向かって)」「中村に地獄玉を売らなければこんなことにならなかった(ねずみ男に向かって)」と)鬼太郎に叱られるねずみ男と猫娘の各シーンカットは、魅力半減感否めませんでした。
赤字部分がカットされたため、今回
1)「地獄玉を捨ててこい」と猫娘に目玉親父が命令
2)しかし次のシーンではねずみ男が登場。サラリーマン中村に地獄玉を1万円で売りつける(但し、百万円の価値があるとして、成果があれば、残り99万円は後払いにしろと要求)
という「アレ、何でねずみ男の手に地獄玉が渡ってるの?」という「?」展開になってます。
その後
3)「焼きナマズで買収されて、地獄玉をねずみ男に渡したが後悔してる」と鬼太郎親子に語り、目玉おやじに叱られる猫娘が登場するので、「ねずみ男に地獄玉が渡った経緯」は一応分かりますが。
「尺の都合でカット」を知らないと「アレ、何でねずみ男に地獄玉が渡ったの?」と疑問を視聴者に感じさせ、引きつけるテクニック(後で猫娘がねずみ男に買収されたとネタばらし)のようにも見えます。
福井宏明【ケセラセラなギター弾き】
水木しげる先生は「幸福の値段を下げればいいわけです(略)無事に呼吸出来てれば幸せに思うべき」と、幸福になる方法を、フジテレビ「ボクらの時代」で語っていた。幸福の設定が高いから幸せを感じれないわけで、幸福のレヴェル(レベル)を下げれば良いわけだ。
長南瑞生
ゲゲゲの鬼太郎「幸福という名の怪物」
人間の願いを叶える「地獄玉」は、持ち主の欲望が膨れ上がると共に膨れ上がり、最後は爆発する。
それを手に入れた人は、どんどん欲を膨らまし、最後は爆死してしまう。
欲に目がくらむと恐ろしい。
本当の幸福は欲を満たすことではないと教えている。
ギョクセンヒロジ
第2期「幸福という名の怪物」
#水木しげる 風刺恐怖短編を鬼太郎エピソードへアレンジ。第二期に多いパターン。
ケン・シュナウザー@青空もスレズもタイツもミスキもあるでよ
原作だと普通に怪物染みたデザインだったけど、アニメ版では球体というシンプルなデザインになってましたね>幸福という名の怪物
ビビビのショーグン
◆本日の鬼太郎アニメ「幸福という名の怪物」は鬼太郎とは関係ない短編漫画が原作です。(ねずみ男に似た人物は登場します)
原作では卵から孵ったひとつ目の怪物が山田夫婦の欲望を吸い過ぎて破裂するというもの。
山田夫婦の「幸福は逃げてしまった」「また不幸がやってくる」という最後の台詞が切ない…
◆アニメ版だと地獄玉というガラス玉みたいな扱いでしたが、原作の方では「幸福の卵」になっていて「幸福」という名のひとつ目の怪物が生まれます。
幸運を呼び寄せるし、大人しいし、結構愛嬌があって可愛い。
ちなみに主食はミルクやヨーグルト(ロイヤルゼリーも飲んでいた)
この子が爆発するのは可哀想…
ゲゲゲの鬼太郎(1971) 18話 幸福という名の怪物 - キリアン史跡博物館
欲望をかなえる地獄玉を見つけて廃棄するよう(ボーガス注:鬼太郎に)頼まれた猫娘だが、ねずみ男に(ボーガス注:好物の)焼きナマズで買収されて玉を譲渡*10。玉は貧乏社員の中村一家に売られるが、欲望を吸って最後には大爆発することがわかり*11…。全体に絵が赤塚風タッチのコメディ回。
事件の責任を取らされ、用心して玉を持ち歩く中村の妻を狙ってビューティースクールに(ボーガス注:レオタードで)忍び込む猫娘。騒ぎになって*12「やめろー!」と飛び込んだが、太めのマダムたちににらまれると「やめないかぁ?」とさすがの鬼太郎もトーンダウンするのが可笑しい。
べぢ太郎
「幸福という名の怪物」はレオタード姿のネコ娘が見れます
ハロカツ(修練の身)
6期は大体の回が「社会派」ではなく、とにかくその時その時の問題を軽く取り扱うだけで責任感のへったくれもないんですよね。
勿論、泥田坊*13やずんべら*14、のっぺらぼう*15など、比較的真摯に向き合った回はありますが。
「社会風刺を取り扱う」とか謳うわりには、「幸福という名の怪物」は制作しないし
久留
(ボーガス注:2期鬼太郎は2期38話『隠れ里の死神*16』、45話『死神のノルマ*17』の)サラリーマン死神物とか、「アンコールワットの亡霊*18」「南からの招き*19」「イースター島奇談*20」「雨神ユムチャック*21」など世界怪奇シリーズ、「縁切り虫*22」「幸福という名の怪物*23」「心配屋*24」「原始さん*25」など風刺色の強いものなど、明らかに鬼太郎のキャラが(ボーガス注:1期や3期以降とは)違っていました。
あおいろしあん
『ゲゲゲの鬼太郎』第2期は社会問題を扱おうという思想が強く、ほとんど妖怪と関係ない『幸福という名の怪物』『心配屋』などのショートショートのようなエピソードもある。
せん
9月で終わっちゃうのが残念なところだけど、「幸福という名の怪物」を(ボーガス注:東映チャンネルやDVDBOXではなく、フジテレビ地上波で)令和で見れるとは感激
たいこ
歴代ゲゲゲ、「幸福という名の怪物」が流せるんなら(ボーガス注:1期1話「おばけナイター」(歴代ゲゲゲ第2話)、1期4話「吸血鬼ラ・セーヌ」(歴代ゲゲゲ第9話)、2期1話「妖怪復活」(歴代ゲゲゲ13話)だけでなく)1期2期ももっとやってほしかった
かい
2期「幸福という名の怪物」。めちゃくちゃ面白かったです。「人間の欲望」を書いたものですごく深い話でした。それにしても1期と2期のセレクトもうちょっと出して欲しかったです
スパンキー
2期特有の「鬼太郎以外の水木作品」原作
妖奇七郎・一休ちゃんでありんす
シリーズ通して一番水木色が強い作画(少し赤塚不二夫も入っているのはご愛嬌)と演出、アレンジの「幸福という名の怪物」
白蔵主
2期「幸福という名の怪物」。
短編のリメイクとしても完成度高いですが、この回、猫娘がかわいすぎじゃないですかね。(ボーガス注:好物の)ナマズを見つけて「へへへ〜♪」って笑うところもかわいいし、(ボーガス注:無断でナマズを食おうとしたことを)ねずみ男に咎められて申し訳なさそうに笑うところもかわいいし、(ボーガス注:ナマズでねずみ男に買収されて、地獄玉を廃棄せずにねずみ男に譲ったことを)鬼太郎親子の前でしおらしく反省してるところもかわいい
残念ながら今回、赤字部分は「尺の都合」で完全にカットされており、見られません。
よる@低浮上
鬼太郎「幸福という名の怪物」、なんでも欲が叶う地獄玉でどんどん欲求を叶えて「どんな恐ろしい不幸の反動が来るのか」と思ったら、最終的に玉が爆発するだけなの(ボーガス注:爆発から逃げれば助かるので)優しい
(ボーガス注:中村の)出世叶えるために (ボーガス注:地獄玉の力で中村の上司の)部長が死んでるのに(ボーガス注:中村一家が死ななかったことで)鬼太郎が「誰も死ななくて良かったね😃」というのはツッコミどころ
おおはた
今日は、「幸福という名の怪物」。2期の特徴である、鬼太郎でない水木作品を原作とした一編だ。何度観ても、流れでサラッと事故死させられてしまう部長が可哀想でならない。今、リメイクしたら部長がいなくなる理由は(ボーガス注:さすがに事故死ではなく、セクハラによる左遷など)変えられそうだな。
ぜろぜくしむ🕊️
2期18話「幸福という名の怪物」をみました! 水木先生の短い読切をしっかり鬼太郎のストーリーに膨らませてました。
部長が事故死して(ボーガス注:後任の部長に)昇進して大喜びする男、原作通りそのままやってくれた。ここは原作の要の恐ろしいシーンですわ!
白蔵主
2期「幸福という名の怪物」。このお話、本筋自体はしっかり抑えつつテンポよく仕立て上げられていて、短編のリメイク作品としてすごく完成度が高いと思うのですよね。2期って怖いイメージが強いけど、こういう部分も魅力のひとつなんだよって事は知られてほしいし、もっと歴代ゲゲゲで流してほしかったな。
好翁
「私の愛した歴代ゲゲゲ」の2期作品。(ボーガス注:2期鬼太郎を演じた)野沢雅子さんの選んだ 1話目「妖怪復活」以外は「幸福という名の怪物」だけか。妖怪退治じゃない話が多いから選びにくいとは思うが、やっぱり偏るわね
L
鬼太郎二期『幸福という名の怪物』で例の玉がでかくなってきて夫婦の欲望もエスカレートして爆発するまでの間子供三人がいっさい出てこないので怖かった。(ボーガス注:大量の高級車や宝石など)夫婦の妄想の中にもいっさい出てこないので
単に「地獄玉によって欲望が満たされた状況下」において「子どもを入れて描くのがスタッフにとって面倒だった」ので省いただけだと思いますが、
1)地獄玉を買った夫に向かい「子どもが三人も居るのにこんな怪しい玉に1万円も払ったの!」と悪口
→但し、宝くじが当たるなど地獄玉の成果が出はじめると「1万でも安い」と言い出す
2)地獄玉が破裂した後「これで幸福も終わり。子ども三人もいるのにどうしよう!」とぼやき
というシーンにしか子どもが出てこなかったのは「怖い」というより「悲しい」気はしました。
「物欲しかないのか、子どもに対する愛はないのか」感をどうしても感じる。
*1:あらすじを見る限りでは「幸福という名の怪物」より「欲望という名の怪物」の方が適切な気がします。幸福と欲望は違いますからね。
*2:話が脱線しますが、「古谷一行の金田一耕助シリーズ」(1977~2005年、TBS)でも「真珠郎」(1978年と2005年に放送(2005年の「真珠郎」が「古谷一行の金田一耕助シリーズ」最終作品)。原作での探偵は金田一ではなく由利麟太郎)、「仮面劇場」(1978年に放送。原作での探偵は金田一ではなく由利麟太郎)、「ミイラの花嫁」(1983年に放送。原作での探偵は金田一ではなく由利麟太郎)、「薔薇王」(1989年に放送。原作では探偵は登場しない)、「魔女の旋律」(1991年に放送。「空蝉処女」のドラマ化。原作では探偵は登場しない)、「悪魔の花嫁」(1995年に放送。「悪魔の家」のドラマ化。原作での探偵は金田一ではなく三津木俊助)といった「金田一が出てこない横溝作品」を「金田一作品に改編したもの」がありますね。しかし「戦後の金田一探偵」があまりに有名になりすぎて「戦前の由利探偵」があまりにも無名なのが何ともかんとも。確かに作品としては「戦後の金田一」の方が「戦前の経験を踏まえた後発作品」だけあって出来はいいのでしょうが(古谷一行の金田一耕助シリーズ - Wikipedia参照)
*3:2期鬼太郎では「中村」
*4:2期鬼太郎では卵ではなく地獄玉。当然孵化して怪物が生まれることもない。
*6:2期40話。あらすじは原始さんと究極薬品 – LOOM参照
*7:2期37話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第37作 | ロロモ文庫、「地相眼」ゲゲゲの鬼太郎より|山羊アキミチ、さが若者サイト 運営事務局:地相眼、ゲゲゲの妖怪好き - ごった煮ノート(つきの) - カクヨム参照
*8:アニメでは「せっかく部長になったのに会社が倒産した!。家もなくなって子どもが三人も居るのにどうしよう」という中村の台詞もあったと思います。「地獄玉が爆発して、そんなにすぐに会社が倒産するの?」と吹き出しましたが。
*9:1969~1970年にNET(現在のテレビ朝日)で放送
*10:ということで2期の猫娘は3期以降と違い、ねずみ男と犬猿の仲というわけでもなければ、それほど真面目でもない。
*11:ゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第18作 | ロロモ文庫にもあらすじが書いてありますが、中村一家の欲望(概ね物欲、金銭欲)を全て叶える前に地獄玉は爆発します(但し鬼太郎によって中村一家は無事救われます)
*13:拙記事フジ『ゲゲゲの鬼太郎・私の愛した歴代ゲゲゲ』第17回「泥田坊と命と大地」(2025年7月27日放送) - bogus-simotukareのブログで紹介した6期54話「泥田坊と命と大地」
*14:6期15話「ずんべら霊形手術」。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(6期) 第15話「ずんべら霊形手術」感想|みんなの森-徒然安芸日記-、ゲゲゲの鬼太郎15話 ずんべら霊形手術 感想「今までで一番のハッピーエンド回」 | 情報サイト ほぼ日刊 俺ブログ参照
*15:6期44話「なりすましのっぺらぼう」。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(6期)第44話「なりすましのっぺらぼう」視聴 - タリホーです。、ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第44話「なりすましのっぺらぼう」感想|みんなの森-徒然安芸日記-参照
*16:あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第38作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(第二期) 38話「隠れ里の死神」 - ばいきんダディの何でオレ様が 2nd GIG参照
*17:あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第45作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 45話 死神のノルマ - キリアン史跡博物館参照
*18:2期10話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第10作 | ロロモ文庫参照
*19:2期16話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第16作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 16話 南からの招き - キリアン史跡博物館参照
*20:2期35話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第35作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 35話 イースター島奇談 - キリアン史跡博物館参照
*21:2期44話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第44作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 44話 雨神ユムチャック - キリアン史跡博物館参照
*22:2期17話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第17作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 17話 縁切り虫 - キリアン史跡博物館参照
*23:2期18話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第18作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 18話 幸福という名の怪物 - キリアン史跡博物館参照
*24:2期21話。あらすじはゲゲゲの鬼太郎(第2部) 第21作 | ロロモ文庫、ゲゲゲの鬼太郎(1971) 21話 心配屋 - キリアン史跡博物館、【15】きかない薬を作るのが我々の崇高な使命なんだ(製薬会社の社長) | 冴えてる一言 〜水木マンガの深淵より、原始さんと究極薬品 – LOOM参照
*25:2期40話。あらすじは原始さんと究極薬品 – LOOM参照