転落分子・松竹伸幸を批判する(2025年12/16日分)

〈動画〉聽濤弘さんを追悼する | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 12月11日(木)にお亡くなりになりました。
 聽濤さんの放つ社会主義論は、日本の共産党員であることの誇りを抱かせてくれました。90歳になってなお、過去の理論的な到達に満足することなく、目の前の現実をふまえて理論を前に進めようとする意欲のすごさは驚くべきものでした。

 「ちょっと何言ってるか分からない」(サンドウィッチマンの富澤)ですね。何がどう「誇り」なのか?。
 まさか「主張内容はともかく意欲はすごかった」という話でもないでしょうに。
 「聽濤氏の社会主義論」は学者(マルクス主義研究者)であれ、政治活動家(例:共産の志位議長)であれ、誰であれ、「他の人間の社会主義論」と何が違うのか?。お義理で褒めてるだけだから、こんなに意味不明ではないのか?
 なお、聽濤氏(1935~2025年:1992~1998年まで参院議員(共産))の社会主義関連の著書(最近はかもがわ出版からの刊行が多い。松竹の編集か?)については聴濤弘 - Wikipediaで確認が出来ます。
 ちなみに共産党関係では、松竹が紹介する聽濤氏以外では以下の方が今年(2015年)逝去されています(訃報 2025年 - Wikipedia参照)。

池田幹幸 - Wikipedia
 1941~2025年。1998~2004年まで参院議員(共産)。著書『大企業の民主的規制とは』(1996年、新日本出版社
島津幸広 - Wikipedia
 1956~2025年。2014~2017年まで衆院議員(共産)。


〈動画〉台湾有事問題は本を出します | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 動画で20回連載すると宣言していましたが、止めました。その代わりに、来年初頭、本にして刊行します。

 何をやろうと松竹の勝手とは言え
1)動画(あるいはブログ記事執筆)を今やったら来年本が出せないわけではない(というか動画やブログ記事を元に本を出せばいいだけの話)
2)松竹が本気で台湾問題について、自分の論を世に問いたいなら来年初頭(1月?)のことよりも今(12月)のことの方が重要ではないのか?
という意味で「松竹に動画やブログ記事をやってほしいわけではない」とはいえ、「何だかなあ」ですね。

 高市発言をきっかけに生まれた構図は、台湾有事が議論されればされる*1ほど、台湾に武力を行使する中国よりも、それを止めさせようと介入するアメリカや日本を主な批判の対象とすることで、日本共産党と左翼市民運動*2を孤立させそうです。そうならないため、全力を挙げて執筆します。

 中国は「台湾が独立宣言しない限り、現状維持に留まる限り、軍事侵攻しない」と主張してるので、松竹のように「台湾に武力を行使する中国」と表現するのは明らかに不適切でしょう。
 勿論、「高市発言」を「それを止めさせようと介入する日本」と描き出すことも問題だし、「憲法九条の問題(高市発言は違憲集団的自衛権行使ではないのか?)」が松竹において完全に消えてることには呆れます。
 そもそも「台湾問題」を平和外交ではなく「軍事的に解決しようとしてる疑いが否定できない日米政府(あるいは大国・中国相手にそんなリスキーなことをする気は本当はないがそれを口実に軍拡を進める日米政府)」を左派、ハト派が平和主義の立場から批判するのは当然ですし、それは「中国に対し軟弱」「中国の軍事侵攻を容認」という話でもない。
 確かにマスコミ調査に寄れば「高市発言を容認する世論が多い」、そしてそんな世論に迎合してか、マスコミ(特にテレビ)も必ずしも高市発言を批判しない今の日本では高市批判は「中国に対し軟弱」「中国の軍事侵攻を容認」と認識する「知性に欠ける単純バカが多い」のかもしれませんが、とはいえ「事実上の経済制裁」という乱暴な中国のやり口は批判を当然すべきとはいえ、「中国批判ばかりして、その種のバカに迎合」するわけにもいかないでしょう。
 「事実上の経済制裁」という乱暴な中国のやり口は批判しながらも、「そうした中国の反発を招く乱暴な高市の発言(そもそも違憲の疑い濃厚)」もきちんと批判するのは当たり前の話です。
 しかし、この松竹の書きぶりでは「中国を一方的に非難して右翼世論に迎合するろくでもない本」になりそうですね。
 どっちにしろ、今や、かもがわ出版からしか本を出さない(と言うか出せない?)松竹の本など、「松竹がどんなに自画自賛しようとも」世間は全く注目しないでしょうが。
 過去に松竹が大手出版社(集英社平凡社)から出した

集英社新書
・『改憲的護憲論』(2017年)
・『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年)
平凡社新書
・『憲法九条の軍事戦略』『集団的自衛権の深層』 (2013年)
・『対米従属の謎』(2017年)

だってどれほど注目されたことやら。

*1:そもそも議論などどう見てもされてないでしょう。今専ら、日本でされてるのは「中国に舐められてたまるか」という感情論による中国批判でしかないでしょう。

*2:「右傾化する松竹」らしいですが、高市を批判してるのは何も「左派だけ」ではなく「穏健右派」だって批判してるでしょう。今の日本では極右ばかりが目立ち、残念ながら穏健右派は目立たない気がしますが。