今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(9/10分)(追記・訂正あり)

産経新聞『特定失踪者・松岡伸矢さん 帰宅願う家族「どんな手尽くしてでも助けたい」 茨城』
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120914/ibr12091402040002-n1.htm
ちょっとやそっとのことでは産経のアホ報道には驚かない俺もこれには絶句ですよ。

「拉致の疑いを否定できない」とされる特定失踪者の1人、牛久市松岡伸矢しんや)=失踪当時(4)=の家族は、当時と変わらぬ思いで息子の帰宅を願っている。

 最初は四歳というのは誤記だと思いましたが誤記じゃないんですよ。さすがにご家族の意思を無視して勝手な認定はしないでしょうから、ご家族の申請によるんでしょうね。ただし記事中には「生きてると信じる」というご家族の言葉はあっても北朝鮮云々という言葉は全然ありませんが。
 どこの北朝鮮工作員が幼稚園児を拉致するんでしょうか。しかも平成元年失踪。これはねえ、誰が考えても拉致じゃないでしょうよ。
 以前「第三者にとっては非常識でしかないが家族の気持ちはわかる気がする、責めたくない」と書いた俺ですが、こればかりは「家族の気持ちはさっぱりわかりません」よ。「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」的な考えであって、「100パー北朝鮮拉致」とはさすがに家族は思ってないでしょうがそれにしたってね。
 非常識にも程がある。ちなみに彼とほぼ同じ年の有名人(1984年生まれ)には次のような人がいますね。彼、彼女らが松岡君のように4歳で失踪したとして、北朝鮮に拉致されたかもしれないといって信じる人がどれだけいるんでしょうか。

えなりかずき:俳優
寺川綾:水泳選手、ロンドン五輪銅メダリスト
伊調馨レスリング選手、アテネ、北京、ロンドン五輪金メダリスト


■朝鮮新報『「清津会」が訪朝説明会 拉致被害者家族も発言』
http://chosonsinbo.com/jp/2012/09/il-27/
 朝鮮新報というのは朝鮮総連系の新聞です。さすがに産経のような捏造報道はしないでしょうが、当然その記事には彼らなりのバイアスがかかってるわけです。まあ、バイアスのない新聞記事ってありませんけど。東京新聞と全国紙朝日・読売・毎日・日経・産経読み比べるとホントびっくりしますよ、消費税増税脱原発への認識の違いで。
 ただ、この記事にバイアスがあろうとなかろうと、「過去のマスコミ報道から見て」蓮池透さん、横田滋さんがこの会合に出席し「制裁路線への懐疑的意見を述べたこと」自体は事実でしょう。
 もう横田さんも家族会辞めて、孫に会いに訪朝すればいいのにと思いますね、ホントに。あえて無責任発言するけど、たとえ奥さんと離婚に至ってもいいんじゃないの?


北海道新聞韓国映画祭で北朝鮮作品初上映へ 韓国統一省、持ち込み認める」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/entertainment/404111.html
報知新聞「北朝鮮作品、初上映へ…釜山国際映画祭」
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120914-OHT1T00148.htm
日刊スポーツ「北朝鮮作品、韓国映画祭で初上映へ」
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp1-20120914-1016758.html
スポーツニッポン北朝鮮で連日満員のラブコメ映画 韓国映画祭で初上映へ」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/09/14/kiji/K20120914004112500.html
聯合ニュース北朝鮮と欧州の合作映画 釜山国際映画祭で上映へ」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/09/14/0200000000AJP20120914001900882.HTML
 英国、ベルギーとの合作映画でかつ娯楽映画なので政治性が弱いから、韓国国内上映が認められたというのは当然あるでしょうが、南北友好という意味でグッドニュースだと思います。