今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(12/11分)(追記・訂正あり)

 日付がかなりずれてますが毎日更新のかたちにしたいので。

産経新聞拉致問題小説で名誉毀損を認定 大阪高裁」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121220/trl12122020220010-n1.htm

 ブクマもつけましたが産経が荒木を批判したくないんだなと言うことがよくわかる記事です。
 荒木が某氏が書いた拉致問題についての某小説を批判し、某氏が「名誉毀損だ」と訴えて地裁では原告敗訴したが、高裁で請求が認められた(請求額通りではないが名誉毀損の成立と慰謝料の支払い自体は認められた)ということ、それに荒木は不満を述べたと言うことしかわからない。「荒木氏が所属する大学」ってのもお笑いです。はっきりと拓殖大学って書けよ。まあ、荒木「拓殖大学教員」の名誉毀損行為が「大学の授業やイベント(大学祭など)でされた」「大学発行の雑誌でされた」とか大学の法的責任が問われても仕方のないケース以外は大学の法的責任までは問えないでしょうね。道義的・政治的責任はともかく。
 これを同じネタを扱った別メディアの記事で見てみましょう。


共同通信北朝鮮拉致題材、逆転判決 小説「作り話」と認めず」
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122001002113.html
 この記事を読んでも荒木が何を問題にしてるのか、何故地裁と高裁で判断が違うのかさっぱりわかりません。しかし産経と違って某氏の名前を「フリーライター笹谷洋一氏」と書いてる点は評価できます。笹谷洋一でググってヒットした「招魂の海」(2008年、PHP文庫)が裁判で問題になった小説でしょう。後で読んでみるかな。
 どう見ても産経は笹谷氏の名前を隠したかった、つまりは、「笹谷氏の言い分が100%正しいとは言えない*1としても荒木の主張も相当変で全面的には肯定できない」のではないかと疑いたくなります。そしてこの件、荒木のブログでは扱われるのか、扱われるとしてどういう扱いか気になります。


産経新聞朝鮮総連側の敗訴確定 警視庁の捜索差し押さえめぐる訴訟で」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121214/trl12121412130000-n1.htm
 ニッポソの裁判所が権力に甘いことは何を今更の話なので怒りと悲しみは感じますが、驚きや意外性はありません。東京地裁が違法性を認定した、つまり警察に非はない、真っ白とはとうてい言えない捜査だったことは指摘しておきます。


■読売新聞「朝鮮総連施設の減免は違法 地裁が取り消し命令」
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20121221-OYO1T00637.htm?from=main4
 ウヨの嫌がらせ訴訟でしょうが、何だかなあと思います。法的な判断についてどうこういえるほど俺は法律に詳しくありませんが、差別を助長しないような判決及び、行政の対応を望みたいですね。
 しかし「大阪市を訴えた」ですか。あの橋下ですら減免全面廃止のような無茶苦茶な差別政策を率先して行ったりはしないと言うことでしょうか。

*1:アマゾンの小説紹介によれば「元工作員があかす衝撃の事実」みたいな話らしいので眉唾物ではあります。