「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(5/7分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■実感
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-9dda.html

今の時点ではまだ北朝鮮もどう結論を出すか決めていないと思います。

 は?、ですね。以前「日経の報道(北朝鮮の提出リストに拉致被害者がいた)は事実だと思う」と荒木が言っていたのは何だったんでしょうか?。
 日経の報道が事実なら「提出リストで片をつける」と言う結論を「暫定的ではアレ」決めたと見るべきでしょう。もちろんそれに日本が応じなければ結論は変わるかも知れません。また、そもそも報道は誤報かも知れない。しかし「日経の報道は事実だと思う」という荒木が「今の時点ではまだ北朝鮮もどう結論を出すか決めていないと思います。」というのは矛盾しているんじゃないか。


■目くらまし?
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-37b2.html
 日経報道「北朝鮮の提出したリストに拉致被害者がいた」に対する荒木の感想ですがまともに相手すること自体ばかばかしい。荒木の場合「これこれこう言う理由で間違いだと思う」「事実だと思う」「申し訳ないが現時点では真偽は不明」というんじゃなくて「どういえば北朝鮮が一番叩けるか」「どういえば巣くう会や荒木本人の政治力が最大になるか」という党利党略でしか物事を言わないんだから全く信用に値しない。
 荒木は「日経の記事は正しいんじゃないか」としていますがその根拠はお粗末なことに「日経は日本を代表するメディアだから」という代物です。自称北朝鮮ウオッチャーの癖に「北朝鮮ウオッチャーとして」云々という話がこじつけでも出来ないようです。
 そんなんでいいんだったら日経に限らず「朝日、読売、毎日の報道(勿論北朝鮮問題に限らない)」だって「真実に違いない」と言えてしまいますがそんな馬鹿な話はないでしょう。

【追記】
 なお、日経報道については菅官房長官がはっきりと「事実無根」と言っています。当然、「真実ではないか」と主張する荒木の立場では菅批判しないと筋が通らないでしょうが、まあ、外務省や警察庁「だけ」を批判してお茶を濁すのが「安倍信者」荒木でしょう。


■塚越義正さんの写真
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-cf55.html
 塚越さんとスイスで会った人がいたから何がどうだと言うんでしょうか?。北朝鮮の拉致であるにせよ、ないにせよ、こんなことが今更分かったところで意味があるとはとても思えません。こんな事を記事にする朝日にも心底呆れます。


■アクセルとブレーキ
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/news15932679-b2.html

非公開特定失踪者1名の所在が確認されました。

また「特定失踪者が国内で発見された」そうです。荒木一味には恥というものがないんでしょうか?

ところで、読者の方の中には「非公開の人ならわざわざ見つかったと発表する必要があるのだろうか。見つかったと発表すれば拉致という面からは全体の信憑性が薄れるのではないか」と疑問を感じる方がおられるかも知れません。

 隠したらインチキじゃないですか。そして当事者に口止めして隠すことがそう簡単にできるとも思えない。何せ荒木の「インチキ認定の発覚」は「1つや2つ」なんて生やさしい数じゃないし。
 つうか「隠す」と似たり寄ったりのインチキを荒木は既にしていますけどね。
 それが「山本美保さん遺体発見否定論(山梨県警DNA鑑定捏造論)」です。美保さんの遺体発見は「小泉第二次訪朝の直前」で、特定失踪者のインチキも今ほど「バレバレではなかった」ので荒木も「山梨県警の鑑定は捏造だ」として美保さんの遺体発見を必死に否定したわけです(とはいえ誤鑑定ならまだしも、「小泉第二次訪朝を成功させるため、警察が故意に捏造鑑定した」などという荒木の主張は普通の人間ならとても支持できるものではありません)。
 が今や「特定失踪者の国内での発見」が相次いでるため、美保さんのようには否定するわけに行かず、さすがの荒木も「特定失踪者の認定間違い」を認めながらも「特定失踪者認定には意味がある」と言う強弁を続けるわけです。まあ、美保さんの件がなくても「幼稚園児(松岡伸矢君)や小学1年生(佐賀直香さん)の失踪」を特定失踪者認定してる時点で特定失踪者なんて何の信頼性もありませんが。

これまで日本国内で死亡も含め所在確認された失踪者は今回でちょうど50人になります。(注:特定失踪者問題調査会が特定失踪者の)リストに載せた失踪者の1割弱です

 「特定失踪者認定の1割が明らかに間違いであることが判明」ってそれ、もはや、まともな認定って言えないでしょう。家族会もよく荒木一味とつきあえるもんです。まあ、「特定失踪者認定が間違いだらけであること」を認めながら「でも特定失踪者認定には意味がある、特定失踪者を北朝鮮相手に持ち出して問題ない」「特定失踪者認定が間違っていても疑われる北朝鮮の方が悪い。俺は悪くない」「特定失踪者と騒いだから国内で所在が分かったんじゃないか、よかったじゃないか」などと未だに強弁できる荒木とそのお仲間連中も相当の屑です。


宋日昊
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-a6fd.html

北朝鮮で対日の仕事を長くやる*1ということは少なくともカタギではない証拠です。

「カタギではない」とはどういう意味なんですかね。まあ、「純粋な外交官でない」、「軍か諜報部門出身」とか言い出すんでしょうけど(しかも根拠レス)。
そして「カタギではない」と言って荒木は何をどうしたいのか?。さっぱりわかりません。

かつて「清水桂子さん*2失踪(平成2年)のころ岡山の本屋で宋日昊を見た」という情報が寄せられたことがありました。これはさすがに別人だと思うのですが、ああいう国ですから兄弟とか親戚に工作員がいてもおかしくないとは思います。

・酷いガセネタを持ち込む奴がいるもんですね。まあ、さすがの荒木も「宋が清水さんを拉致したのかも知れない」ということはしないようですが。
・しかし「兄弟とか親戚に工作員」が仮にいたとして何がどうだと言うんですかね。

北朝鮮で対日担当ということは、そこから外れれば飯の食い上げ、というより下手をすれば粛清の対象になるとも言えます。その意味で宋日昊は日朝交渉には命がけで臨んでいるでしょう。

 この認識が正しいかどうかはともかく、こういう認識に立つのであれば「下手な交渉をすると交渉相手(宋日昊)が更迭されて厄介なことになる」と思うのが普通の人間でしょうがそうは思わないのが荒木です。

西村眞悟衆議院議員は「北朝鮮との交渉担当者は、外務省では弱い、大阪府警の捜査現場たたき上げの部長を出すべき」と言っていますが、(中略)ヤクザと見まがうようなたたき上げの刑事(中略)の方が向こうも親しみを感じるでしょう。

ばかばかしいですね。そんな外交的に失礼な行為ができるわけないでしょう。北朝鮮に失礼だし、諸外国も「日本はなんて馬鹿な国だろう」と呆れますよ。

宋日昊もいつ突然に消えてしまうか分からない、従って約束事など簡単に反故にされてしまうということは理解しておく必要があると思います。

そんな馬鹿な事抜かしてたら交渉できないでしょうに。まあ、それはともかく。「約束を簡単に反故にしようとするバカ」の名に最も値するのは「河野談話を撤回しようとした安倍」じゃないんですかね。国家間の約束「河野談話」を反故にしようとするあそこまで酷い政治家というのも古今東西あまりいないでしょう。


■1万キロ現地調査第22回(山形)について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/122-8539.html

 荒木が東北電力労働組合の研修*3で講演に行ったとき、懇親会でお会いした電力所の副所長で次のような話をされた方がおられました。お名前等記憶がないのが残念です。
 自分の家は庄内の海岸沿いにある。あるとき(おそらく昭和50年代)、警察が家の2階を半年位借り上げていたことがある。来ていたのは所轄の警察官ではなく、「仙台から来た」と言っていた。昼は無線を聞いていて、夜はピストルを持って海岸に出て行くというのをくり返していた。

 「だから何」で終わってしまう話です。この荒木の話が事実だとして「電力所の副所長だと思うが、誰から聞いたかよく分からない(荒木)」というのではお話にならないでしょう。そもそも聞いた当時、荒木が「重要な話だ」と思えば、メモぐらいとるでしょう。メモも何もとらずに名前も忘れたと言うのは、荒木にとってさえその程度の話だったと言うことです。


■疑惑
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-ec57.html

 先日対策本部*4に要請文書を持って行ったときはけんもほろろでした

 いかに内心では荒木に不快感を抱いても、そんなに露骨に敵対的態度を取るとも思いませんが、「荒木の期待する態度」と比べたら「けんもほろろ」だったんでしょう。つまり「ブラボー荒木、ビバ荒木」とよほど大歓迎しないといけないんでしょうね。でも向こうだって「要請文」持っていっただけで毎回毎回そんな態度とれるほど暇じゃないでしょ。どんだけ思い上がってるんだか。

 伊原局長は今回の制裁解除によって「北朝鮮が受ける経済的利益はほとんどない」と語りました。

 まあ、「一部」制裁解除ですから「そんなに大きくはない」でしょうが「ほとんどない」てのはどうなんでしょうか?。もちろん「一部制裁解除」したからといって「また制裁復活する危険性」などを考えたら「日本企業がどんどん北朝鮮と貿易する」などというわけにもいかないでしょう。また、「制裁前だって日朝貿易の金額は日中貿易、日韓貿易などに比べたらそんなに大きくはなかった」と思いますが「ほとんどない」てのはやはり「言い過ぎ」じゃないですかね。相当巣くう会一味を恐れてるんでしょうか?

 そもそもこの調子だと総理に外務省が本当のことを伝えているのかという不信感も感じてしまいます。

 何が「この調子」だかさっぱり分かりませんが、安倍信者の荒木としては安倍批判するわけにいかず、問題が起こったら「外務官僚が悪い」「岸田外相*5が悪い」「菅官房長官*6が悪い」と今から「安倍以外に責任転嫁する気」満々なんでしょう。本当にふざけた男です。


■かつてない体制
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-8700.html

 総理はぶら下がりの会見で今回の北朝鮮の調査委員会を「かつてない体制」と評価し、「行動対行動の原則*7に従って、日本がとってきた一部の措置を解除する」と語りました。
 しかしこのことを額面通り受け取るなら到底納得できるものではありません。

 既にメディアが報じていますが、荒木は安倍批判することにしたようです。今後、荒木が「安倍や巣くう会、家族会」に公然と斬って捨てられることが大いに期待できます。

 北朝鮮の歴史は権力闘争の歴史であり、金日成*8最大のライバル朴憲永*9の粛清以降、金日成*10は国内派、ソ連派、延安派*11と対立する人間を切り崩し、最後は同じパルチザングループの甲山派も粛清してしまいました。そして1994年には自身も息子金正日によって死に至らしめられました。

 おいおいですね。金日成の死は「病死」と発表されていますし、北朝鮮に批判的な人間も多くはそれを受け入れています。「金日成金正日が対立してた」「その対立は子による親暗殺を招いた」などという事実認識を普通していないし「82歳での死去」は「日本でもあること」で何ら不思議なものでもない。大体その理屈だと「金日成の死で北朝鮮崩壊間近」という過去の荒木の発言との整合性はどうなるのか?
 「金正日は愚かにも体制崩壊になりかねない愚挙をした(しかし体制崩壊にはならなかった?)」つう「ありえそうもない話」になります。

(注:金正日政権時代に)大臣格の農業担当書記徐寛熙は(注:農業失政の責任を問われて?)公開銃殺されました。この国では「かつてない体制」などほとんど意味のないことで、次の日には状況が激変することが何の不思議でもありません。

 それを言ったら「最高指導者・金正恩*12が調査委員会のトップにならない限り意味がない」「いや彼がトップになってもクーデターで失脚するかも」となって交渉する意味がなくなるでしょう。実際荒木は

例え金正恩がトップになったところで全く信頼できるものではない

と書いています。
 事実上交渉を否定してるのと同じ発言がよくできるもんです。

 想像ですが、この「特別調査委員会」という案は外務省が北朝鮮に入れ知恵したのではないでしょうか。

 何の根拠もない想像も大概にしたらどうなのか。まあ、仮に「そうだとしても」何が問題かさっぱりわかりませんけどね。
 まあ、その場合でも「入れ知恵」というより「提案」とでも言った方が適切でしょうが。何で「入れ知恵」などと悪意に満ちた表現が平気で使えるのやら。正直、外務省にせよ「山本美保さんDNA鑑定捏造事件」なんて言いがかりをつけられてる警察にせよ、まともな政府関係者は荒木には怒りしか感じてないでしょう。
 安倍や家族会、巣くう会が公然と荒木を斬れば、彼らも何らかの形で公然と荒木潰しに入るかも知れませんね。

「かつてない体制」というのが調査委員会などという欺瞞ではなく、三代世襲の独裁体制を倒してできた「かつてない体制」となるのであれば大歓迎です。

 やれやれですね。荒木の目的が「北朝鮮打倒だ」と言うことがよく分かる発言です。大体これじゃ「北朝鮮政権を転覆しない限り拉致は解決しない」と言ってるのも同然です。こんな男を何で家族会も支持できるのか。それともさすがに今回は斬って捨てるのか。


■総理と特定失踪者家族の面会を要請
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-1e94.html
 一応「一回は会った」ようですが『それ以降全然会ってくれない、明らかに政府認定拉致被害者家族と扱いは違う』という荒木のぼやきです。まあ、さすがの安倍も「特定失踪者」なんて世迷い言にはつきあいきれないと思ってるんでしょうね。
 で安倍以外だったら「罵倒」でしょうが安倍信者なので罵倒も出来ず「会って下さい」という陳情になると。


■飯倉公館事件
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/07/post-12b2.html
 事件でも何でもないことを事件とバカ騒ぎするいつもの荒木です。「ホテル(TBS)」の「姉さん、事件です(高嶋政伸)」かよ*13。本当にくだらない。これにつきあえる家族会ってぶっちゃけ脳みそがおかしいんじゃないですかね。


拓殖大学海外事情研究所『中国人客で賑わう台湾の「テレサ・テン記念文物館」』(丹羽文生*14
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html
 まあ、歌手としては

・「空港」で第16回日本レコード大賞新人賞(1974年)
・「時の流れに身をまかせ」で第28回日本レコード大賞金賞(1986年)

などというすごい人ですからね。
ただし
・台湾出身
天安門事件で中国を批判
ということで「中国にとっては微妙な人間」になってしまったわけです。ただ「歌手としての力」と政治的見解はまた別ですからね。

 中国では今、テレサ・テンブームに沸いています。ややもすると民主化運動の導火線になるかもしれません。

 さあ、どうですかね。


■帰国
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-1f61.html

 これはあくまで「取らぬ狸の皮算用」に過ぎませんが、今後何人かの方々(政府認定者であれ特定失踪者であれ)が帰国した場合の話です。 金曜日に行われた特定失踪者問題調査会の理事会での議論の中心はこれで、おそらく日本国内の関心は帰国した人たちに集中する、そのとき私たちはどうすべきか、ということでした。
 結論は前号でお知らせした理事会決定の通りです。帰国した人たちの対応は基本的に政府と自治体に任せ、私たちの活動はあくまで帰国できていない人たちをどう救出するかを中心とするということです。

 「何でそういう結論になるんだ?」と呆れますね。「帰国したら後はどうでもいい」のか。
 結局「拉致被害者北朝鮮叩きのネタとしか考えてない」から「帰国拉致被害者はどうでもいい」ことになるんじゃないのか?

 支援法はあくまで「仮設住宅」としての意味しかありません

 支援法を「仮設住宅」とまでバカにするのならそれこそ「それなりの提案」でもしたらどうなのか?


■「安保法制懇報告書」の核心・芦田*15修正論*16を即座に否定した反日左翼の安倍首相
http://1st.geocities.jp/anpo1945/houseikon.html
 荒木がリンクを張る大森勝久氏の新作珍エントリです。
 単に「安保法制懇報告書」全部を正当化したかった安倍が世論の批判にびびり、「安保法制懇の主張で一番評判が悪い」と安倍が思ってる部分をオミットして「安保法制懇は安倍政権の御用審議会じゃない、法制懇報告に問題があれば私・安倍は是正します」と政治的アピールしてるだけの話です。
 たぶん「安保法制墾報告の評判はいい」と安倍が認識してれば報告の内容を100パー支持した*17でしょうし、今後も「否定した部分も何とか口実つけて正当化したい」と思ってることでしょう。それを「反日左翼の証拠」と言っちゃうんだから大森氏も「悪い意味で」すごい人です。


■こんなときこそ本質を忘れない努力が必要
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-a623.html
 本質、本質って何が本質なんだ?、と思いますね。
 と同時に小生自体は拉致問題に限らず「本質」だの「原因」だのを追及することが「常に妥当で適切」とは思っていません。「とにかく問題が解決しさえすればいい」というアプローチでも場合によっては全く問題ないと思っています。拉致で言えば「とにかく拉致被害者が救出できればいい」「真相追及や犯人処罰にあえてこだわらない」というアプローチですね。
 たとえるなら「病気の原因が分からなくても対処療法で治療したり、延命したり、痛みを軽減したり出来る」のなら、原因追及する必要は必ずしもない。いや原因が分かれば分かるに越したことはないでしょうが、それは「原因が分からなくてもできること、すべきことをネグる」理由にはならないでしょう(そもそも原因の確定自体、楽ではない)。荒木のやってる事って単に「原因が分からなくてもできること、すべきことをネグること」でしかないですからね。まあ、荒木ごとき藪医者に「原因だの本質だの」の追及が出来るとも思えませんし。


■永本憲子さん・山本美保さん関連記事
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-a61d.html
 永本憲子さんはともかく山本美保さんの件での荒木の言い分「山梨県警のDNA鑑定捏造」は明らかに言いがかりです。であるにもかかわらず荒木に媚びる記事を書く読売新聞。読売記者にはジャーナリズム精神はないのでしょうね。
 全く困った連中でありまさにマスゴミです。


■日高信夫さんの失踪時期及び失踪情報について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-060d.html

 東京都内で失踪した日高信夫さんの失踪時期について、調査会ではこれまで昭和42年(1967)と発表してきましたが、新たな資料(手紙)により1年異なり、昭和41年(1966)であることが明らかになりなりました。
(中略)
失踪日を昭和42年9月から昭和41年9月29日へと変更します。

・荒木一味の調査がいかに杜撰かと言う事でしょう。荒木に任せても何の役にも立たないと言う事がよくわかります。こんなお粗末な話を「お粗末な話で申し訳ありませんでした」の言葉もなしで平然とかける荒木のアホさには改めて呆れます。
・「失踪期日が後に繰り下がる」と言うのならまだわかります。
 「昭和42年9月に失踪したと思っていたが、昭和43年1月に目撃証言が出たので失踪時期を繰り下げる」というのならまだわかる。何で失踪時期が前に繰り上がるのか。
 どうも「昭和41年9月の失踪を、昭和42年9月と家族が間違って記憶していた」「失踪直前に信夫さんが家族にあてて出した当時の手紙が出てきて記憶違いに気付いた(つまり実質的な意味で失踪日時が変わったわけでは全くありません)」ということのようですが、そんなお粗末な態度*18で問題が解決できると本気でご家族は思ってるんでしょうか。そしてそんなことに今の今まで気付かないような杜撰な調査能力で問題解決が出来ると荒木は本気で思ってるんでしょうか。


■国際講座での私の講演への質問について(5)
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-d2d8.html
 え、まだやってたの?。(4)の後、ずっと何もなかったので、てっきり(4)で終わったかと思っていたのだが。

(質問)「VANK*19等いわゆる反日団体の実態と資金源、とりわけ政府からの資金の流れについて知りたい。

 やれやれですね。よくもまあこんなネトウヨ嫌韓国丸出しのアホ発言する奴がいるもんです。
 そしてこんなアホ質問への荒木の回答も予想通り酷い。

 これについては正直なところフォローしていないので詳しいことは知りません。ただ、一般論として言うなら、1998年からの金大中政権、それに続く2003年からの盧武鉉政権での合計10年の間に左翼系市民団体*20に様々な形で政府からの資金が流れるようになったとは聞いています。

 根拠レスで「一般論」「聞いています」と言い出すんだから恐れ入ります。大体市民団体への補助金なんてどこの国でもやってることでしょうに。

 反日的活動をしている団体の中には日本の団体と連携しているところもあるようです。

 まあ、荒木の言う反日がたとえば「慰安婦支援」だったら連携する事に何の問題もないわけです。「慰安婦支援」を反日呼ばわりする「河野談話否定派」荒木がおかしい。つまり問題は荒木らが何を「反日」と呼んでるかですね。それはこの荒木と質問者のやりとりだけではよくわかりません。

 沖縄の反基地闘争は韓国の反米運動とも連携しています。

 正確には「韓国の反米軍基地闘争」でしょうね(もちろん韓国には米軍基地があります)。「基地闘争」以外の米国批判運動と連携することは考えづらい。
 でそれに何か問題があるのか。たぶん「フィリピンなど他の反米軍基地運動」とも連携してるでしょうし。


■国際講座での私の講演への質問について(6)
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/6-56e0.html

(質問)朴槿恵大統領は反日感情を強く意識しわが国とより良い友好関係が築けないようだが本当に韓国国民の大半も該当する人がいるのか

 やれやれですね。よくもまあこんなネトウヨ嫌韓国丸出しのアホ発言する奴がいるもんです。
 安倍の靖国参拝河野談話否定論をよく無視できるもんです。まあ、荒木の講演を聴くような輩は「参拝して何が悪い」「否定して何が悪い」としか思わないのでしょうが。で、荒木の回答。
 

 韓国人の対日感情というのは単に「反日」「親日」で割り切れるものではありません。

 そりゃそうでしょう。「安倍の対韓国外交を批判する」のと、「日本文化を愛好する」のは全く別の話です。コレは日本に限らない。
 「中国、米国、ロシア」何だって同じです。「ある国の政策支持」と「ある国の文化への評価」は全く別問題です。
 もちろん「日本文化愛好者が多い」からと言って「安倍の対韓国外交批判は減りやしません」し、「文化愛好者が多ければ首脳会談が出来なくてもいい」という話でもありません。

 (注:韓国人なら)日本に旅行するのが好きな人でも、例えば街頭でマイクを向けられて「独島はどの国のものか」と聞かれれば「韓国」と答えるでしょう。

 それは果たして「反日」なんでしょうか?。じゃあ日本人が「尖閣竹島北方領土は日本領」というのは「反中国、反韓国、反ロシア」なのか?
 「ロシア人が北方領土を自国領と言う」「中国人や台湾人が尖閣を自国領という」ことは「反日」なのか?
 領土問題で国民が自国政府の主張を支持するのは是非はともかく別に「反〜」という話じゃないでしょう。
 むしろ自然な話でしょう。

 現在反日の材料として使われている慰安婦

 安倍が「河野談話撤回論」なんか唱えるからこの件での日本批判が再燃するわけで、安倍の自業自得ですが、荒木自体が「河野談話撤回」を未だに叫ぶバカウヨなのでそういう理解を荒木は勿論しません。

 私自身は今の韓国に対して否定的な思いもさまざまあり、わが国はもっと厳しく対処していくべきだと思っています

 そりゃ河野談話を否定し朝鮮植民地支配を正当化する「極右政党・民社党の元職員」荒木はそう思うでしょう。荒木の場合「好きな韓国」とは「反共・反北朝鮮を理由に日本の問題行動を大目に見てくれた韓国軍事独裁政権(朴チョンヒ、全斗煥)」でしょうから。でも今はもうそういう時代じゃないし、韓国軍事独裁政権にしても「日本の経済支援目当て」で「不満があってもあえて黙っていただけ」で本心から荒木らの暴論「朝鮮植民地支配正当化論」を支持していたわけではなかったわけです。


■国際講座での私の講演への質問について(終)
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-c4a3.html
 やっとくだらない質疑応答が終わるそうです。よかった、よかった。

(質問)韓国の法律では法が施行されると適用が過去に遡って行われると聞いている。こうした考え、方式は国際的に妥当性を有しているものなのか。

 質問の意味がさっぱりわからないんですが。よほど韓国通でない限り、賛同するか、反対するか以前に質問の意味がまず理解できないでしょうね。で荒木がまともに説明しないのは言うまでもありません。

(お答え)事後法を禁じているのは韓国も同じですが、ときとして法より情が優先してしまうことがあります。

 荒木の主張なので話半分に聞いておきます。何せ「河野談話否定論」をぶちかます男ですからね。

 金泳三大統領が全斗煥元大統領や盧泰愚前大統領を軍人時代の光州事件鎮圧に関して逮捕したのはまさにそれでした。

 何が事後法なんですかね。全や廬が権力者だったので裁かれるべき違法行為が裁かれてなかっただけじゃないんですかね。荒木には「大統領退任後のピノチェット*21をチリ裁判所が裁こうとしたこと」も事後法なのかどうか是非聞きたいところです。軍政の悪事が後になって裁かれるなんて何も韓国限定じゃないんですけどね。

 戦前の日本企業の未払い賃金の支払いや慰謝料などについて韓国の裁判所では次々と原告勝訴の判決が出ています。これらは全て日韓条約で解決済みの問題です

 それは単に荒木の解釈に過ぎません。「当事者の同意もなく勝手に政府が賠償請求権を処分することは出来ない」などとして日韓条約では「個人賠償の問題」は解決していないという有力な説が「日本の学者の中にもある」ことは少しこの問題に詳しい方なら知っているでしょう。
 また仮に「裁判所判決が法的に不当」だとしてもそれは「法的には賠償責任がない」と言うだけの話に過ぎず、それ(賠償しないこと)が「道義的・政治的に適切かどうか」は全く別問題です。


■【調査会NEWS1580】(26.6.21) 参院拉致特視察で陳述
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/news158026621-b.html

 6月25日(水)、参議院の拉致特委が新潟に視察に行きます。横田めぐみさんの拉致現場を訪れる他、新潟県庁で蓮池さん・曽我さんからの聴取、特定失踪者家族からの聴取などを行いますが、救う会平田事務局長と私も陳述する予定です。私には院から「山本美保さんの件も含めて話して欲しい」との連絡があり、また美保さんの妹さん、森本美砂さんには何と山梨県警から参加要請があったそうです。

 まさか荒木が騒いでる美保さんの件で今更「確かに捏造でした」なんて馬鹿な事も山梨県警も言わないでしょうし、一部極右議員はともかく参院全体としてはそういう荒木の陰謀論に荷担はしないでしょうけどね。本当にいい加減にして欲しい。

 それにしても県警の担当者はどんな思いで森本美砂さんに電話したのでしょう。

 不快感しかないに決まってるだろ。森本みたいなバカには本当に殺意を感じる。かわいそうな人ぶってれば同情されるってのは本当にやめて欲しい。「自称被害者特権」とでも呼びたい。


■1万キロ現地調査第22回(山形)について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/122-8539.html

 山形県の海岸(庄内地方)には工作員の出入りなど怪しい事件が多数あります。ここが選挙区だった加藤紘一*22・元衆議院議員北朝鮮との関係を取りざたされていました。

 加藤氏サイドに名誉毀損で訴えられても文句の言えない妄言です。どれほど荒木は気が狂っているのか。

非公開失踪者(酒田市)調査
酒田事件(酒田市十里塚海岸)調査
山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件Yさん遺体漂着現場(遊佐町十里塚海岸)調査

 荒木だとこれも「加藤氏がどうこう」いうのでしょうが、「遺体発見時(1980年代)には腐乱が酷くてすぐに美保さんと認定されず、無縁仏扱い。美保さんと認定されたのは小泉訪朝後のDNA鑑定*23」なんて話のどこに「加藤氏や北朝鮮工作員の影」があるんでしょうか?


日経ビジネスオンライン『「フィンランドになりたい」と言い出した韓国:「米中板挟み」に耐えかね「中立化」探る』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140617/266925/
 なお「掲載日当日」は「非会員」の俺でも全文読めますが、「掲載日翌日」からは「会員登録しないと」一部しか読めませんのでご注意。
 荒木信子の本紹介は終わったようです。韓国がなりたいならフィンランドだろうとアイスランドだろうとアイルランドだろうとニュージーランドだろうとディズニーランドだろうとサンリオピューロランドだろうと何にでもなればいい*24と思いますが何故か因縁つける鈴置氏です。そもそも「朴大統領の意見」ならまだしも、「朴クネブレーンでも何でもない」「在野の学者・文正仁氏の一意見」を「韓国の意見」と表現する当たり鈴置氏はいつもながらまともではありません。
 ならば右翼でアレ、左翼でアレ、政府ブレーンでも何でもない一学者の個人的発言が「日本の意見」として世界に紹介されても鈴置氏は問題視しないんでしょうか?。
 「一新聞記者に過ぎない鈴置氏の意見」を誰かが「日本の意見」と紹介しても鈴置氏はおかしいとは思わないんでしょうか?

 ちなみに、日本のメディアは「フィンランド化」という言葉はあまり使わない。フィンランドを不当に貶めるのを避けるためだ。

というよりウィキペ「フィンランド化」に書いてありますが

 1984年に当時の日本の首相であった中曽根康弘が、「日本が防衛努力を怠ると、フィンランドの様にソ連の属国になる」といういわゆる「フィンランド化」発言を行って、フィンランド側から抗議を受けている。

と言う事件が起こったから使わないのでしょう。使えば中曽根同様、フィンランドに抗議される事は目に見えています(まあ、旧ソ連が崩壊して、フィンランドを巡る国際環境が大きく変わったというのもあるでしょうが)。

 中立化すれば韓国は事実上、中国の属国*25に戻る可能性が高い。韓国人がフィンランド人のように、隣の大国と戦争をする覚悟を持たない限りは。

 ばかばかしい。何を根拠に「中国の属国になる」というのか。また「戦争をする覚悟も何も」、中国は韓国攻撃なんか考えてないでしょうし、「冷戦期のフィンランドソ連」双方とも「スターリンによるフィンランド侵攻を除けば」「軍事侵攻」なんて考えてないでしょう。これが日経編集委員だというのだから日経のレベルの低さには絶句します。


日経ビジネスオンライン『したたかに、なりすます韓国、韓国研究者の荒木信子氏に聞く(2)』
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140609/266491/
 なお「掲載日当日」は「非会員」の俺でも全文読めますが、「掲載日翌日」からは「会員登録しないと」一部しか読めませんのでご注意。

鈴置
 荒木さんは、1995年*26から中国が日本を歴史で攻撃するために韓国を利用し始めたとご本で指摘されています(「第4章 江沢民*27との『歴史共闘』」=125ページ)。

 それ(歴史問題での中韓共闘)が仮に事実としても俺は「韓国も中国も日本の侵略被害国なんだから共闘は自然だろ」としか思いません。そもそも日本に「非難されるような落ち度(例:自民党極右議員が露骨につくる会教科書を応援、など)」がなければ非難されない(非難できない、非難しようがない)のですがネトウヨ「荒木・鈴置コンビ」にそういう常識はありません。

荒木信子
 朴槿恵大統領の依頼を受けて、2014年に習近平*28国家主席がハルピン*29安重根(アン・ジュングン)記念館を建設した

 このことが荒木・鈴置コンビには許し難いようですが俺からすれば「安は韓国の英雄なんだから問題ないでしょ。むしろ今までなかった事が驚きだよ、中国や韓国が日本に多少は気を遣ってたのかねえ」ですね。
 こういう記念館を「反日」というのは「原爆ドーム」を「反米」と言うくらい馬鹿げてるでしょう。

鈴置
 韓国は中国の使い走りにされています。

 単に「共闘できるところ」では共闘してるだけなのですがこういう歪んだ見方しかできないんでしょうか。「お前、ソウル駐在中、何やってたんだよ」と説教したくなります。

荒木
 日本人に向かって「日本のおかげですべての私の不幸がある」と言い張る。

 「日本の植民地支配で当時の韓国人は酷い目にあった」と言う人間ならまだしも、そんな変な人間は荒木信子の脳内にしかいないと思います。

荒木信子
 中韓は(注:安倍政権誕生後)「日本の誤った歴史観の復活」「戦前の軍国主義への回帰」「朝鮮での蛮行*30」を世界で宣伝しています。

 「全部事実じゃん」としか言いようがないんですが。日本人として恥ずかしい事ですけどね。

「戦前の日本は悪」(荒木信子の言葉の一部引用)

ということを「ネトウヨ」荒木・鈴置コンビは予想通りどうやら認めたくないようですが少なくとも「侵略戦争と植民地支配」は悪でしょう。「悪じゃない」と居直ってもどうしようもない。

鈴置
 中韓の宣伝はまさに日米の間にクサビを打ち込む狙いと思います。

 くさびも何も「靖国参拝」「河野談話見直し論」などやって非難されないと思う荒木・鈴置コンビの方が頭がどうかしています。

荒木信子
 大統領を先頭に、世界で日本を貶めて回る韓国と、どう付き合うべきか

 荒木信子や旦那(荒木和博)のように「慰安婦は公娼」「河野談話は事実誤認」なんぞとほざく方がよほど「韓国を貶めてる」でしょうに(慰安婦は韓国限定ではないので貶められてるのは韓国だけではないですが)。韓国は「慰安婦については日本は謝罪しただろうが。河野談話見直し論などとふざけるのも大概にしろ」と反撃してるだけです。

荒木信子
「日韓友好」など、日本人には当分無理ですね。

 荒木夫婦や鈴置氏にとってはそうなのでしょうが低能ネトウヨが勝手に「日本代表面」しないで欲しい。

荒木信子
 韓国への旅行者や、韓国語の学習者は減っているし、韓流ドラマは見なくなっています。

という荒木信子の主張には何の根拠も出されていないので話半分に聞いておきます。もちろん、たとえば「旅行者減少」が事実だとしても「円安」「韓国にかわるライバル観光地の登場」などいろいろな可能性がありますので「韓国の反日嫌韓日本人が増えた」とする荒木信子の主張には何の根拠もありません。また、仮にそれが事実だとしても「日本人が嫌韓国差別者だ」という恥ずかしい話に過ぎません。

鈴置
 「隣国で大事な国だから、不愉快でも付き合おう」式の、リベラル*31を気取った主張

 リベラルを気取るも何も、それ以外に道があるんですか?。なお「隣国で大事な国だから、不愉快でも付き合おう」てのはお互い様だと思いますよ。中韓だって「日本なんかとつきあわない」というわけにはいかんわけです。こういう低能ネトウヨが「日経新聞編集委員」かと思うと頭痛がします。

鈴置
 「日本を嫌っちゃうぞ。それが嫌なら謝れ、カネを出せ」というこれまでの「反日」から、世界で日本を卑しめる「卑日」に国策を転換した韓国

 何というか言ってる事が産経新聞と同レベルで言葉もないですね。こんな人でも日経編集委員になれるんですね。

鈴置
 しかし今や韓国は中国の指示通りに動く国です。

 「使い走り」だの「中国の指示通りに動く」だの「俺の韓国認識」と「ネトウヨ鈴置氏の韓国認識」は大分違うようです。道義的是非以前にこんなとんちんかんな韓国認識ではビジネスに役立たないでしょう。何度も言いますが「何でこんな人が経済紙の編集委員なのか」?。

鈴置
 韓国の世界地図の中には、もう「日本」はない。

 ばかばかしい。韓国が日本を批判したら「日本はない」んだそうです。むしろ逆でしょう。「日本はない」のなら韓国は日本を無視するでしょう。俺だって「どうでもいい人」は無視します。批判して対立関係になってもばかばかしい。当たり前です。
 日本が「隣国で経済大国で」無視できないから、しかし「黙認も出来ない」から批判するんでしょうが。これは韓国だけでなく中国もそうですが。

鈴置
 日韓関係は米中関係によって決まるようになりました。

 そんなことはありません。「米中関係で決まるから日韓関係なんかどうでもいいんだ。首脳会談しなくていいんだ」と馬鹿な事を言ってたらいつまで経っても関係は良くなりません。

荒木信子
 もし、米国が韓国を見捨てたら、つまり中国側に行くのを認めたら、日本はどうすべきとお考えでしょうか。

 中国が「重要な貿易相手になった」から「朴チョンヒ時代などと違って」中国を重視するようになり、その結果として米国の中国批判に必ずしも同調しなくなった程度の話を何でこう理解するのかさっぱりわかりません。「中国認識」に限らず、米国と韓国の政治認識が違っても当たり前でしょう。
 日本外交だって常に米国べったりではなく、たとえば対中国外交では「米国による天安門事件後の経済制裁」には同調しなかったんですがそういうことは都合良く脳内から消えてるんでしょうか?

鈴置
 (注:韓国が中国とくっついたら)地政学的には、日米は北朝鮮を味方に付けるよう動くはずです。

 言ってる意味がさっぱりわかりませんね。「北朝鮮を味方につける」とはどういう意味なのか。日朝国交正常化、米朝国交正常化のことでしょうか?。まあ仮にそれが実現したとして「北朝鮮を味方につける」とは到底言えないでしょうが。国交があって貿易してる程度の事が味方なら「中国は日本と米国の味方」です。まさか「米朝日軍事同盟」とは鈴置氏も言い出さないでしょう。

鈴置
 北朝鮮が日本との交渉に積極的になったのは、対中関係悪化が引き金と思います。

 俺の理解では鈴置氏の認識は完全に間違ってますね。北朝鮮は基本的には「小泉訪朝後は日朝交渉ウェルカム」です。交渉を拒否する理由は基本的に北朝鮮には何もない。
 日朝交渉が進まなかったのは完全に「日本の責任*32」だし、最近交渉が本格的になった最大の理由は「安倍の方針変更」でしょう。

鈴置
 極端な話、南*33が中国側に行き、北*34が海洋勢力*35側に来たら、日米にとって北朝鮮の核はさほど問題にならなくなります*36。北の核ミサイルはソウルと北京を向く*37のですから。

 何でそういう奇天烈な理解が出来るのか絶句します。俺だったら鈴置氏のこれらの発言をいきなり聞いたら「は?、こいつバカなの?」と思って完全に固まってしまうと思いますが、日経はこういう珍発言を「暖かく見守る変な会社」なんでしょうか。


日経ビジネスオンライン『「なぜ韓国は中国についていくのか」韓国研究者の荒木信子氏に聞く(1)』(鈴置高史*38
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140609/266488/?n_cid=nbpnbo_rank_n&rt=nocnt
 「荒木和博の奥さん・信子の嫌韓国・反中国本『なぜ韓国は中国についていくのか』(2014年、草思社)宣伝に協力」とは、鈴置氏*39日経ビジネスも「完全に一線を越えた」と思います。つうかそういう嫌韓国とか反中国とかって道義的是非以前にビジネスに明らかに反するんじゃないの?。
 なお「掲載日当日」は「非会員」の俺でも全文読めますが、「掲載日翌日」からは「会員登録しないと」一部しか読めませんのでご注意。

司会:坂巻正伸・日経ビジネス副編集長
 中国と韓国の「対日歴史共闘」は1980年代に萌芽がある、とのご指摘は新鮮でした。

 いや全然新鮮じゃないですけど。歴史認識問題自体は最近の話では全くなくて、「宮沢官房長官*40談話が出された教科書問題(1982年)」「中曽根首相*41靖国参拝(1985年)」とか、1980年代に既に起こってるのでねえ。「そういうことがあってもおかしくないんじゃないの?」としか思いませんが。

荒木信子
 李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島を訪問した後に「日本はもう昔の日本ではない」と語りました。
鈴置
 「日本に昔のような力はない。もう、怖くないぞ。日本を怒らせても反撃してこないから大丈夫」との趣旨でした。

 何でそういう風に故意に曲解しますかね。そうじゃなくて「昔は日本は竹島問題なんかで騒がなかったのに、日本は右翼化してる」って意味でしょ。つうか韓国が猛抗議して「日韓併合は韓国の合意の元に行われた」と放言した「青嵐会出身の極右」藤尾文相が中曽根首相に更迭*42された事件はこの二人の頭の中には何故かないようです。
 1980年代でも韓国はそういう抗議してるんですけどね。当時は「藤尾の首を中曽根が飛ばしたり」して中韓に配慮してたのに何故か安倍は配慮しない。一方、当時以上に中韓は経済に自信を持ってるから日本に下手にヘタレたりしない。あげくもめ事が続くわけです。 

荒木信子
 韓国の輸出先を見ても、当時の中国の影の薄さが分かります。(注:1992年の中韓国交樹立前の)1990年の仕向け地は多い順位から言うと、米国29.8%、日本19.4%、欧州15.4%。それらに比べ、中国は0.9%に過ぎなかったのです。
 ところが2001年に中国は日本を抜き、2003年には米国を抜いて1位に躍り出ました。2010年には韓国の対中輸出は全体の25.1%を占めるようになり、日米欧を合わせた28.2%と肩を並べました。

 これを韓国側が「中国依存しすぎじゃないか」と思うのならまだわかりますけどね。何で日本人がつべこべ文句言えると思うのか。しかも「経済依存が深まってるから中韓同盟」と言い出すに至っては荒木・鈴置コンビには呆れて二の句が継げません。

鈴置
 私がソウル特派員だった当時、よく言われた風説は「新聞社の韓国屋さんには広島支局経験者が多い」です。
 実際は必ずしも広島支局経験者ばかりではなかったのですが、記者として韓国人被爆者をカバーするうちに韓国に関心を持つに至った――という説明がくっついていました。
 「日本人は韓国に対する自身の悪行を十二分に学び、深く反省せねばならぬ。その意識を日本人に広めるのが日本のメディアの責任である」との信念に燃えて記事を書く"正統派"も結構いました。
 私のように「三星電子浦項総合製鉄を研究するために韓国語を勉強した」なんて記者は彼ら、正統派からすれば「邪道」あるいは「志の低い人間」だったのです。

 別に「韓国企業・三星電子浦項総合製鉄(現・ポスコ)を研究」するのはいっこうに構わない。韓流ドラマでも韓国料理でも何でも好きな事を研究すればいい。もちろん、韓国駐在記者は人道的観点から「韓国人被爆者問題」など「人権問題」もそれなりに取り上げるべきだとは思いますが。
 問題は荒木夫婦のような嫌韓国バカとつるんで恥じない鈴置氏のいかれた脳みそでしょう。道義的問題以前に「日経ビジネス的な」ビジネスの観点で考えても非常識です。そういう人間は「志が低い」と言われても仕方ないでしょう。
 というかこんなに、鈴置氏がウヨなのってソウル駐在時の「被害感情(邪道として左派記者にいじめられた?*43)」なんですかね。だとしたら鈴置氏も全く以てくだらない人間です。

荒木信子
 私が韓国に興味を持ち始めたのは1980年代半ばです。当時私も「日本は韓国に対する態度を反省せねばならない」と考えていました。今思うと恥ずかしいのですが、その頃はそんな人が多数派だったのではないでしょうか。

何が恥ずかしいんですかね。旦那の荒木と一緒になって「河野談話撤回」など嫌韓国・極右言説を叫ぶ今の姿の方がよほど恥ずかしいと思いますが。

鈴置
 先ほど荒木さんが紹介下さった『朝鮮半島201Z年』。
(中略)
 専門家からは一斉に「韓国が米国を離れ中国に寄るなんて、あり得ない」と言われました。

 専門家じゃなくたって「米韓同盟の廃棄と中韓同盟の誕生」なんて「50年後、100年後など遠い未来ならともかく」、「少なくとも2010年代にはあり得ない」と思うでしょう。当たり前です。にもかかわらず「201Z年に中韓同盟という小説を書いて何がおかしい」と言えるのだから鈴置氏のトンチキぶりも相当のもんです。

鈴置
 意識調査をすれば「韓米同盟を弱めても中国との同盟*44を強化すべき」と答える韓国人が31.7%もいるのに、です

 米韓同盟を「中韓友好に配慮して弱める」と「廃棄」の間には「深くて暗い河がある」と思うのですが、荒木・鈴置コンビはそうは思わないようです。しかも「31.7%」ということはおそらく「わからない・無回答」を含めて「中韓友好に配慮して米韓同盟を弱めようとは答えなかった人が68.3%」いるわけなのですがそれをどうして無視するんでしょうか。

鈴置
 「日本は悪事の限りを尽くした。日本は反省と謝罪が足りない*45」という自虐史観派にとって、韓国人の「常に韓国は苛められて来たのだ」*46という被害者史観*47は極めて都合がいいわけです。
荒木信子
 日本の自虐史観と韓国の被害者史観は持ちつ持たれつですね。

 日経ビジネスで「自虐史観」などというネトウヨ用語を見るとは思いませんでした。
 しかも「荒木信子」ならまだしも、鈴置氏が使用して恥じないとは。日本の経済界とか経済マスコミとかってこの種の非常識なネトウヨが跳梁してる世界なんですかね。


■大森勝久『新ロシアの正体一ソ連(共産ロシア)が上着を替えただけで、独裁支配と侵略主義の中身は不変』
http://1st.geocities.jp/anpo1945/shoutai.html
 荒木がリンクを張ってる大森ブログの新作論文に突っ込んでみます。

●「新生ロシア誕生・ソ連消滅」はゴルバチョフが演出した「国家の偽装倒壊」である
 私は前回の文(2014年4月6日脱)で、ソ連共産党書記長ゴルバチョフ(1985年3月就任)が中心になりシナリオを作り演出した「大謀略」(「ソ連民主化」「東欧解放」「1991年6月新生ロシア誕生」「ソ連1991年8月政変・革命」「ソ連消滅」)について書いた。「新生ロシア誕生・ソ連消滅」は、「国家の偽装倒壊」である。

 やれやれですね。あの政変で「ゴルビー(当時、ソ連大統領)の政治生命が事実上終わってしまった事」「エリツィン・ロシア大統領がゴルビーにとって代わってしまった事」はなぜか大森氏の目にはないようです。

●新生ロシアで、ソ連共産党と秘密警察KGBの犯罪を告訴・告発した者はゼロだ

 「KGBの犯罪がどこまで裁かれたのか、ロシアは今も変化などしていないんだ」「そもそもプーチン*48KGB出身じゃないか」と皮肉を言うならともかくそんなことで「クーデターはゴルビーの謀略」とか陰謀論を言われても困ります。
 つうかどこの国だって「独裁者が倒れれば当然に過去が全て裁かれる」わけでもないでしょう。抵抗勢力は当然存在します。日本だって「特高の犯罪」全てが白日の下にさらされたわけではない。

エリツィンが1993年2月に復活させた「ロシア共産党

という大森氏の表記は相当問題があります。ウィキペ「ロシア共産党」を見てみましょう。

 8月クーデターが失敗に終わった後の、1991年8月25日、ロシア共和国のエリツィン大統領はロシア共産党の活動の一時停止を定めた法令を出し、また党の資産を没収した。さらにエリツィンは11月6日、党の活動を全面的に禁止し、ロシア共産党は崩壊に追い込まれた。
 しかしロシア共産党側は「結社の自由」をタテに法廷闘争を続け、エリツィン政権は「共産党独裁国家の統治システムの一部であり通常の結社の自由には該当しない」と主張した。その結果、ロシア憲法裁判所は「党は独裁機関の統治機構ではあったが、党の基礎組織は単なる独裁の執行機関にとどまらない社会的性格を有していた」という判決を出し、基礎組織のみ活動を合憲とした。そこでロシア共産党の基礎組織が連合を組み合流する形で、現在のロシア連邦共産党を再結成した。

ということで法廷闘争で「党の下部組織の活動は禁止できない」としたことをうまく利用して党を再建したのであって、これを「エリツィンが復活させた」と表現するのはおかしいでしょう。ただ、トンデモの大森氏だと「1993年どころか、1991年時点で落としどころがエリツィンロシア共産党の間で最初から決まってたインチキ法廷闘争」と言い出すのでしょうが。

エリツィンは3代続けてKGB出身者をロシア首相に就けた

 こういう指摘は重要でしょうが、そこから陰謀論が飛び出すところが悲しいところです。


■「恵子だけではだめなんです」
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-2af5.html

 小泉訪朝の半年前、平成14年(2002)春頃有本恵子さん帰国という噂がさかんに飛び交ったことがあります。

 実際には彼女は帰国しなかったわけですから、こういうのは単なる噂話と考えるべきでしょうが荒木は違います。どう違うのかは後で説明しましょう。

 第1次拉致議連の会長であった中山正暉*49議員(当時)はよど号グループがらみで第三国解放の方向を模索しており、北朝鮮の意図を体して有本さんご夫妻に救う会との関係を絶つように求めたこともありました(それがきっかけになって第一次拉致議連は解散、中山議員を排除して現在の拉致議連が結成されました)。

 これが事実なら中山議員は「先見の明と良心、そして勇気があった」といえるでしょう。彼は「元青嵐会*50メンバー」であり、決して左翼的人間ではなく、むしろ右寄りの人間ですがその彼から見ても巣くう会は「拉致解決など望んでないろくでもない団体」に見えたんでしょう。そのときに有本夫妻が巣くう会との関係を断っていたらと思わないではありません。
なお『共産党の「北朝鮮拉致問題追及」のすばらしさをしんぶん赤旗で学ぼう』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20071015/1307052595)でも触れましたが

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-11-18/04_0401.html
木島日出男衆院議員*51
 この「拉致議連」は残念ながら、今年三月に会長の中山正暉自民党衆院議員が辞任を表明したことを受け、日本共産党に事前の連絡もなく解散してしまいました。
 そして、四月二十五日に現在の「拉致議連」(北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟)が発足しますが、
この議連は最初から日本共産党社民党を除外して、他の国会議員に参加がよびかけられたものでした

ということで排除されたのは中山議員だけではありません。共産、社民を排除した極めて右翼色の強い議連だったわけです。

 北朝鮮有本恵子さんを選んだのは、暴力的に連れ去ったことが明らかな横田めぐみさんらとは異なるからです。騙されたとはいえ自分の意志で北朝鮮に入った恵子さんは、北朝鮮からすれば「来たくてわが国にやってきた。そして自分の意志でそのまま居続けた」と言える余地があります。
 そして第三国で突然現れれば北朝鮮は拉致を認めなくてすみます。日本側では「北朝鮮は軟化している。関係を良くすればさらに拉致被害者を交渉で取り返せるかも知れない」という期待を抱き、国交正常化の動きに拍車がかかったのではないか。少なくとも当時北朝鮮は明らかにそれをしようとしていました。
 しかし、お母さんの嘉代子さんは度々「恵子だけではだめなんです。皆一緒でなければだめなんです」と強調しておられました。後で考えると、有本恵子さんが帰国させるリストから外されたのは、有本恵子帰国で終わらせられると思った北朝鮮側が、それではすまないと思って方針を変えたのかも知れません。であれば有本恵子さんがあのとき帰国できなかったことには(注:嘉代子さんの発言を容認*52した)私も責任の一端があると言えるでしょう。

 やれやれですね。よくもまあ心にもない事が言えるもんです。本気で「あのとき、嘉代子さんに『そういう事は言わない方がいいですよ。「他の方には申し訳ないが私個人は恵子がかえってくればそれで満足だ」とでも言った方がいいですよ』と言っておけばよかった、そうすれば恵子さんは帰ったかもしれない」と思うのなら横田夫妻に「めぐみだけではダメ」云々と言わせるのは辞めたらどうなのか。
 まあ、マジレスしておけばこういう事を言うのは心苦しいですが「めぐみさんも恵子さんも残念ながら生きてる可能性は低い」でしょう。
 帰国した5人(蓮池夫妻、地村夫妻、曽我ひとみさん)と「帰国しなかっためぐみさん、恵子さん」に違いがあるようには思われないからです。
 なお、

 第三国で突然現れれば北朝鮮は拉致を認めなくてすみます

という手法には荒木は納得できないようですが理解できませんね。一番大事な事は「被害者を取り戻す事」である意味それ以外の事は「二の次、三の次」ではないんでしょうか。俺が親なら「別に北朝鮮に限らず」誘拐(拉致)された子どもを取り戻すためには「取り戻せるなら」相手に身代金支払いでも何でもするし、俺が荒木の立場ならそういう親の気持ちに反対はしませんよ。
 「北朝鮮が頭に乗る」云々などと荒木が言うのならそれは冷酷に過ぎるでしょう。

 交渉ですべてを取り返すことはできないのですから、ともかく何人でも帰ってくればそれはそれで成功だと思います。

 いろいろな意味で「おいおい」ですね。
1)まず第一に荒木って「交渉で全てを取り戻す事は出来ないから一人でも帰ればある意味成功」なんて今まで言ってましたっけ。交渉路線にシフトした安倍を批判するわけにいかず勝手に前言撤回してるように見えるのは俺だけでしょうか。
2)第二にこの発言は理屈としておかしいですよね。何を根拠に「交渉で取り戻せない」というのか?
 いやそもそも「交渉で取り戻せない」なら「どうする」のか?
 「軍事力で取り戻す」というとてつもなく物騒な路線か、逆に「取り戻せないとあきらめよう」という消極路線しかないでしょう。
 で、どっちも問題がありすぎでしょう。「軍事力で取り戻す」なんてあまりにもリスキーすぎるし、一方で「完全にあきらめてしまう」のもご家族に酷です。
 結局の所「交渉で取り戻す事を目指す」が無理な場合も「あきらめずに交渉続行」と言う路線しかないでしょう(結局、それは「事実上あきらめてる」に近い事はあるでしょうが、公然とあきらめを表明するわけにも行かないでしょう。「事件発生後、10年以上経過した未解決犯罪事件*53」のような扱いと言えるかも知れません)。
 なお、俺個人は「拉致の解決に関係なく国交正常化はすぐにやるべきだ、むしろ正常化した方が拉致解決につながるんじゃないか」と思っています。
 また俺が考える「拉致の解決」とは「政府認定拉致被害者」限定です。拉致認定できないような特定失踪者なんて怪しい代物を持ち出す事は馬鹿げています。


■被害者「支援」の前に考えておくべきこと
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-66ac.html

 一昨日13日、自民党本部で開かれた自民党拉致問題対策本部拉致被害者等支援プロジェクトチーム(座長・塚田一郎参議院議員)の会合に招かれ,発言の機会を与えられた

 いい加減、荒木なんぞ呼ぶのはやめて欲しいですね。

 支援法は5人が帰国したという現実の前に急造された仮設住宅のような措置です。これの恒久化は拉致問題の本質を敢えて見過ごすことになりかねません。

 意味がわからないですね。「仮設住宅*54」だから「きちんとした建物にしてくれ(法改正)」と言いたいのかと思いきやどうも違うようです。
 支援したらいけないのか。そもそも荒木の言う「拉致問題の本質」って何なのか。荒木の言う「拉致問題の本質」が何でアレ別にそれは「生活支援」と矛盾するわけではないでしょう。
 どうも

 拉致被害が起きた責任は誰にあるのか

が荒木にとっての「拉致問題の本質」のようですが何でそれが「生活支援」と矛盾すると思えるのか訳がわかりませんね。拉致被害者が生活に困ってるのなら、そしてそれが「拉致被害者の自己責任と片付けられず」また「失業保険など、拉致被害者に限定されない通常の生活支援ではカバーしきれない場合」は荒木の言う「拉致被害の本質(原因の追及?)」などとは関係なく支援すべきでしょう。
 何もこれは拉致に限った話ではなく、たとえば「公害の原因追及(加害者の法的責任追及)」と「被害者の生活支援」はまた別問題でしょう。

 政府の方針では実行犯の引き渡しを求めることになっています。日朝協議の合意では全く触れられていません*55が、将来実現するとすれば実行犯を日本の法律で裁き、被害者はその「犯人」に損害賠償の民事訴訟でも起こすのでしょうか。日本国内にいる実行犯すらただの一人も罪に問えない現状でそんなことができるはずはありません。

 これまた荒木の言ってる意味がわかりません。「北朝鮮が本当に引き渡すか*56」「実行犯に有罪判決が下るほどの証拠を検察が手に入れられるか」「民事訴訟で勝てるのか。仮に勝てたとして意味があるのか(実行犯に賠償金を支払うだけの経済力があるのか*57)」と言う問題はさておき「犯人が引き渡されたら」

 実行犯を日本の法律で裁き、被害者はその「犯人」に損害賠償の民事訴訟でも起こす

事は可能でしょう。「日本国内の実行犯*58が逮捕起訴できていない」という問題とは全く関係ありません。

 そんなことができるはずはありません*59

と荒木が言うなら何のために犯人引き渡しを求めてきたのか。

 そんなことができるはずはありません

というなら北朝鮮が反発して交渉が挫折しかねない「犯人引き渡しの要求」なんかすべきじゃないでしょう。そもそもこの「犯人引き渡しの要求」、第二次安倍政権になって突如登場した方針ですし。

 家族も含めた定着支援のシステムを

だからそれが生活支援じゃないんですか?。だったら何で

 これ(注:拉致被害者支援法)の恒久化は拉致問題の本質を敢えて見過ごすことになりかねません。

と言うんですか?

 これまでの5人及びその家族は人数が少なかったこともあり個別対応で済みましたが、やがて家族も含めて大量に帰国した場合はシステムとしての対応が必要なはずです。日本はかつてインドシナ難民の定住促進センターを運営していたことがあり、このような施設を設置する準備は必要であろうと思います。

 荒木が言うように「特定失踪者800人全員拉致」で帰国拉致被害者が「800人プラスその家族」なら

 インドシナ難民の定住促進センター

のような施設が必要かも知れませんが、まずそんなことはないでしょう。


■公開特定失踪者の関連都道府県一覧(修正)
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-abb4.html

 香川県から失踪した松永正樹さん(平成7年)

 言うまでもない気もしますが平成7年(1995年)と言う時点で北朝鮮拉致の可能性は低いですね。
 もちろん荒木らは「根拠がある場合に拉致認定してる」のではなく「拉致でないと言えないケース以外は全て拉致認定」なのでお話になりません。だから小山修司さんや山本美保さんのような「認定後に国内で遺体発見」という信じられない事件が起こる。もっと信じられないのはそういう事態が起こっても反省の意思を見せない荒木とそれを容認する家族会ですが。特に美保さんの件での「DNA鑑定捏造陰謀論」はお話になりません。

 昭和30年に海上で失踪された中野政二さん

これは逆に時期が早すぎて北朝鮮拉致の可能性は低いですね。

※アップロード後、佐々木正和さんについて関連都道府県が誤って記載されていたことが分かりました。(1)(2)(3)とも東京になっていましたが、(1)(2)(3)とも埼玉の間違いです。お詫びして訂正します。

 わびればいいってもんじゃないでしょうに。よくこんなお粗末さで拉致問題の専門家面できるもんだし、よく家族会もこんなバカに下駄の雪のようについていけるもんです。


■特定失踪者リスト及び写真について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-551f.html

 このところ報道各社及び各県から当該県における失踪者の氏名・ご家族の連絡先を知りたいというお問い合わせ*60、また写真が欲しいというご連絡があいついでいます。
 個別に対応していると本来の活動に支障をきたすため、現在氏名については一括して分かるようにする作業をしています。

 「え、今までそういう整理してなかったの?」と仰天です。
 「今までそういう問い合わせがマスコミからほとんどなく」&「問い合わせがないためにまともに情報整理もしてなかった」なんて公言して恥ずかしくないのか。俺が拉致被害者家族なら「呆れる放言」ですがそうは思わないらしい横田夫妻らには心底呆れます。

 地方紙については個別対応になるでしょうが、「なりすまし」で情報を得ようとする人間もいる可能性があり、多少のご迷惑をお掛けする可能性があります。ご了承下さい。

 荒木の言ってる意味がさっぱりわからないのですが「なりすまし」云々と言う怪しい人間*61に誤って荒木一味から個人情報が渡って「多少の迷惑*62」がかかっても「特定失踪者ご家族はご了承下さい」ということでしょうか。俺が特定失踪者家族なら「迷惑」の内容にも寄りますが「ご了承下さい」と言われてもご了承できません。当たり前です。変な人間に情報が渡って迷惑を被ったら荒木一味が責任取るのが当然でしょう。こんな事言ったからって責任がなくなるわけがない。

 特定失踪者のご家族への取材も多くなっているのは問題を明らかにしていくという点ではありがたいのですが、ご家族によっては高齢で取材の負担が大きい方も少なくありません。個別に相当の差があるので一概には言えないのですが、報道関係の皆様には可能な限りメディアスクラムにならないようご配慮いただきたくお願いします。

 もちろんいわゆるメディアスクラム(一般人がメディアの集中取材を受けて生活に支障を来す状態)は問題ですが、荒木の場合、それを口実に「特定失踪者家族を巣くう会で抱え込もう」としてるのが見え透いてるからなあ。もちろんメディアスクラムというのは何も特定失踪者家族だけではなく「ガチの拉致被害者家族(横田夫妻など)」「帰国拉致被害者家族(蓮池ご一家など)」についても問題がある事は言うまでもありません。

 ところで、「失踪場所」について、これは正直なところ分からないケースが多いのは度々お伝えしている通りです。
 例えば山本美保さんの場合最後に目撃されたのが(注:ご家族と一緒に住んでいた山梨の)甲府で、遺留品のセカンドバックが発見されたのは(注:新潟の)柏崎です。状況からして遺留品は自殺を偽装するための偽装工作で現地工作員や協力者によってあえてここに置かれた可能性が少なくありません。そうであれば山本美保さんは柏崎には来ていないことになります。甲府と柏崎、どちらを「失踪場所」とするか微妙になってきます(警察の発表した山形の遺体は別人ですから無関係)。

・遺体は別人という荒木の寝言は論外です。いつまでこういうバカを言えば気が済むのかと言いたいし、ここまで馬鹿な事を言う男に下駄の雪の如くついて行ける家族会は俺には理解不能です。
・なお、「潮流の関係」がありますので、「山形の海岸で発見されたから」といって「山形で死亡した」とは限らないでしょう。そう言う意味では「山形が失踪場所と言えるかどうか」は微妙でしょう(もちろん荒木の寝言は論外です)。

遺留品は自殺を偽装するための偽装工作

 「問うに落ちず語るに落ちる」というべきでしょうか。当然ながら遺留品があったからといって「遺留品の場所と近い場所で遺体や遺書が発見された」のならともかくそうでなければ、仮に何らかの偽装工作だとしても「自殺偽装の工作」とはいえないでしょう(そこに失踪者が行ったという偽装工作にはなり得るでしょうが)。「遺留品」と自殺を何で荒木が線でつなぐことができるのかわけがわかりません。
 美保さんの件など「遺留品発見場所は柏崎」なんですから自殺を偽装したいなら「遺留品の近くに遺体なり遺書なりを置くべき」でしょう。でなきゃ自殺偽装に全然ならないと思いますが。
 山形で遺体が上がるようでは意味がない。しかも遺体が腐乱状態で肉眼では区別がつかず「長い間、身元不明遺体として扱われ、DNA鑑定しないと身元がわからなかった」なんて状態で遺留品の何がどう自殺偽装なのか?
 結局、荒木は本心では山形の遺体を美保さんだと思ってるし、遺留品も偽装だなんて思ってないし、美保さんの死についても「異常性はないから失踪の末の自殺と見なしていいのじゃないか、動機はわからないが」と思ってるんじゃないですかね。要するに荒木の本心は警察と同意見の訳です。にもかかわらず、遺族に嘘八百なんですから「まさに腐れ外道の鬼畜」です。

 少なくとも言えることは、政府認定者よりはるかに多くの人が拉致されているということです。

 そんな事は勿論言えません。もちろん「誰がどれほど拉致されたか」なんてことは俺にはわかりません。しかし荒木のように「特定失踪者800人は拉致だ」などと放言する事が出来るような証拠はどこにもありません。どこにもないからこそ政府は特定失踪者なんて拉致認定しないわけです。


■各県関連特定失踪者リストの数
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-88f2.html
 前も書きましたが何でアレ、「定義」というのは一つに定めた方が混乱がなくていい訳です。
 それなのに

調査会でその県に関連した失踪者としているのは
(1)最終失踪関連地点
(2)当時の居住地
(3)家族で調査会への届けで窓口となっている方の居住地
のどれかに合致する場合です。(1)(2)(3)が別々の県になっている場合があり、その場合はそれぞれの県に数がカウントされています。
(中略)
これまでお問い合わせがあってお答えした数字と異なる場合もあると思いますが、カウントの仕方によって違ってくることをご了承下さい。

なんてことでどうするのか。前も書きましたが個人的には一番いいのは荒木の言う「(1)最終失踪関連地点(失踪場所あるいは最後に所在が確認された場所*63)」だと思いますね。
 A地点で失踪後、B地点で遺留品らしき物が見つかった場合、どう判断するかという問題はありますがその場合はBですかね。「(3)家族で調査会への届けで窓口となっている方の居住地」はおかしいと思いますね。たとえば「特定失踪者ではなく政府認定拉致被害者ですが」、荒木の言う(3)を適用すると横田めぐみさんは「ご両親が今神奈川県川崎市に住んでるから神奈川の被害者」となるでしょうが、それはおかしいでしょう。「新潟の被害者」と見るのが自然でしょう。


■1万キロ現地調査御礼
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/1-4207.html

 今回2班に分けて調査を行いましたが合計の走行距離は1080キロに及びました。これまでの累計で6968キロになります。

 意味がわからないですね。キロ数を書く事に何か意味があるのか?。
 たとえば
1)健康のために万歩計をつけて、毎日1万歩歩く
2)登山愛好家が「百名山を制覇したい」と言う
など「数に何らかの意味があるケース」とは意味が全然違うわけです。調査においてキロ数に意味があるわけでは全くない。荒木は何か勘違いしてるとしか思えません。

 この間ご家族、関係者及び報道関係の皆様に大変お世話になりました。

 特定失踪者なんて与太話を取材して何が楽しいんですかね。

 報道陣の車が1台スピード違反で捕まるというアクシデント(北海道の道路としては相当不運だったと思いますが)はありました

 わざわざ車まで出して荒木の後ろを追いかけ回すとは奇特な御仁がいるもんです。


■新たな情報
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/06/post-f90d.html

 昭和36年に渡辺秀子さんが(注:雄武町に)いた当時に高大基が雄武にいたとなれば当然紙谷慶五郎さんにも会っている可能性があります。

・やれやれですね(「やれやれ」と思う理由は後で簡単に説明)。
・まず渡辺秀子さんについて簡単に説明*64。ウィキペ「2児拉致事件」によれば

 1973年12月に埼玉県上福岡市(当時、現ふじみ野市*65)在住の渡辺秀子が東京都品川区の貿易会社ユニバース・トレイディング社*66内で北朝鮮工作員に絞殺され、6歳の長女・敬美と3歳の長男・剛の2人が1974年6月に北朝鮮に連行されたとされる事件。ただし秀子の遺体発見*67にはいたっていない。警察は小浜湾から2児を連れ出したとみて調べている。

と言う事件の被害者が渡辺秀子さんです(北朝鮮はこの事件の存在自体を否定していますし、母親を殺し子ども*68だけを拉致するなんてこと*69があり得るのか疑問に思います。が、それを言い出すと話が進まなくなるので、『あったという前提』で以下話を進めます)。読めばわかるように「事件当時、住んでいたのは埼玉県」「秀子さん殺害場所は東京」「子どもを連れ出したのは福井県」で北海道は全く関係ありません。
 ただ
1)渡辺さんが以前「雄武町」に住んでいた
2)雄武町で荒木が拉致だという「圭運丸沈没事件」が起きてるので無理矢理、「工作員(荒木の言う高大基)と渡辺さんの接触は北海道時代にあったんじゃないか」と根拠もなく放言してるだけです。
 根拠があるから雄武町云々と言ってるわけではない。荒木に都合が良ければ接触場所は、「在住場所の上福岡市でも、渡辺さん殺害場所の品川区でも」どこでもいいわけです。
 まともな人間なら「北海道在住時代に接触があったのなら何でその時代に渡辺さんを拉致しなかったの?」「埼玉在住後に接触が生まれたんじゃないの?」と疑問に思うでしょうが、荒木一味(巣くう会)にはそういう常識は通用しません。
・そして高大基なる人物が「雄武町にいた」と言う根拠も実は何一つないわけです。当然ながら「高大基が紙谷慶五郎さん(圭運丸沈没事件の被害者)にも会っている可能性があります」という荒木の主張には何の意味もありません。

 なお、今回の現地調査とは関係ありませんが、昨日別の地域にお住まいの特定失踪者のご家族から電話がありました。警察から「失踪者と同じ名前、生年月日を書類に記載した人物がいることが分かった。筆跡鑑定したいので本人の自筆の文書があったら貸していただきたい」連絡があったとのこと。本人であれば国内での生存であり、これに越したことはありません。

 これが事実ならば「また荒木らの特定失踪者認定がデタラメだった」ということなのですが恥ずかしげもなく「国内での生存が確認されたのなら良かった」と言える荒木には呆れます。

 別人であれば背乗り(はいのり。拉致をした人物に工作員が成り代わること)の可能性もあるわけで今度は拉致の可能性が高まることになります。

 そんなことはありません。単に「失踪してもう何年も所在不明だから俺がAさんを名乗ったってばれないだろ」と言うだけの話なら失踪には関係ありません。
 また仮に失踪に関与してるとしても「失踪に関与=北朝鮮工作員」でもありません。実際どうなのかは捜査しない限り分からないでしょうが分からない段階でこういう放言をするのだから呆れます。

*1:むしろ宋と別の人間に変わった場合の方が「相手の考えが把握できなくて日本が困る」と思うんですけどね。変わらないことに因縁つける荒木の神経が分からん。

*2:いわゆる特定失踪者の一人

*3:何で東北電力労組の研修で荒木を呼ぶのかさっぱり分かりませんが

*4:前後の文脈からするとこの「拉致対策本部」とは「政府の」ではなく「自民党の」としか読めないように思いますが、それでいいんでしょうか?

*5:小泉内閣文科副大臣、第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相を歴任

*6:第一次安倍内閣総務相

*7:安倍は「一部制裁解除は行動対行動の原則にかなってる」といい一方、荒木は「反してる」と言う事で分かるように「行動対行動の原則」と言う言葉は「ほとんど何の意味も持たないバズワード」となったと言っていいでしょう。

*8:国家主席朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*9:韓国で「南朝鮮労働党」(南労党)を結成するが米軍の弾圧で北朝鮮に亡命。亡命後は朝鮮労働党副委員長をつとめた(委員長は金日成)。

*10:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*11:延安は中国の都市。つまり中国派と言う事。

*12:国防第一委員長、朝鮮労働党第一書記、朝鮮人民軍最高司令官

*13:俺もネタが本当に古いな

*14:著書『日中国交正常化と台湾』(2012年、北樹出版

*15:幣原内閣厚生相、片山内閣外相を経て首相

*16:そもそも芦田修正なんか歴代自民党政権は支持してないんですが。この理屈だと歴代自民党政権も「反日左翼」になりかねないが「その通りです!」と言いかねない変人が大森氏。

*17:大体、法制懇のメンバーを選んだのは安倍です。

*18:記憶があやふやなのは仕方ないとしても葉書の存在ぐらいはもっと早くに気付かなかったんでしょうか?

*19:VANKについてはよく知らないので評価は控えます。ググってもネトウヨの駄エントリばかりがヒットするし。

*20:「左翼系市民団体」と「日本批判団体」を同一視できるところも「悪い意味で」すごいですね。右派団体だって日本を批判していますが?

*21:陸軍最高司令官。アジェンデ政権を軍事クーデターで打倒し大統領に就任

*22:大平内閣官房副長官、中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政務調査会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)などを歴任

*23:小泉訪朝時にはいわゆる「加藤の乱」失敗と秘書の金銭スキャンダルで加藤氏の政治力は大きく失われています。

*24:日本の国益が破壊されるなんて事もないでしょうから。韓国の国益は当事者・韓国人が考えればいい事です。

*25:朝貢国は属国とは違います(たとえば足利義満日明貿易は「朝貢」を前提にしていますが当時の日本は中国・明朝の属国でしょうか?)。また仮に「朝貢国=属国」だとしても清朝以前と今を同一視できる鈴置氏のトンチキぶりには絶句です。

*26:村山談話」が出、「アジア女性基金」が設立された年です。翌年(1996年)には右翼の反撃行為としてつくる会が結成されます。なお、当時の韓国は金泳三大統領です。

*27:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*28:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*29:黒竜江省の首都。安重根がここで伊藤博文・前韓国統監を暗殺

*30:慰安婦など

*31:「現実主義」まらまだわかりますが、「リベラル」?

*32:お断りしておけば「日本が悪い」という話ではなくただの客観的事実の指摘です。まあ、俺個人は「日本が日朝交渉を推進すれば良かったのに」と思いますがそういう俺の価値判断と関係なく、客観的事実として交渉の停滞は「日本が交渉に乗り気でなかった」からでしょう。

*33:韓国の事

*34:北朝鮮の事

*35:日本と米国の事

*36:鈴置氏が核廃絶論者でないらしい事がよくわかりました。

*37:本当に北朝鮮のミサイルが韓国や中国に撃ち込まれたら恐ろしい事になるでしょうがそういう常識はアンチ中国・韓国の鈴置氏にはないようです。

*38:著書『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』(2013年、日経BP社)、『中国という蟻地獄に落ちた韓国』(2013年、日経BP社)、『「踏み絵」迫る米国・「逆切れ」する韓国』(2014年、日経BP社)

*39:このネトウヨ男が日経編集委員だそうだ。絶句。

*40:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*41:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣防衛庁長官、運輸相、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*42:藤尾が辞表提出を拒否したので中曽根が更迭した。

*43:もちろん事実がどうかではなく「鈴置氏の主観において」ですが

*44:この場合の同盟とはさすがに軍事同盟ではなく「中韓友好関係」とでも理解すべきでしょう

*45:河野談話撤回論を首相自らが唱える国が「反省が足りてる」んですか?

*46:そんな事を韓国は言ってないでしょう。デマカセも大概にして欲しいもんです。

*47:むしろ「田母神のコミンテルン陰謀論」など日本ウヨの歴史観の方がよほど「歪んだ被害者史観」だと思うが。

*48:エリツィン政権ロシア大統領府第一副長官、ロシア連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*49:竹下内閣郵政相、村山内閣総務庁長官、小渕、森内閣建設相・国土庁長官を歴任

*50:後に中川一郎派になったタカ派政治集団。中川自殺後は石原慎太郎派に鞍替えしたが他派閥の切り崩しで結局消滅した。

*51:肩書きはインタビュー当時

*52:実際には容認どころか荒木一味が言わせてるんだと思いますが

*53:例としては2000年に起こった「世田谷一家殺害事件」(詳しくはウィキペディア「世田谷一家殺害事件」参照)

*54:小生もこの問題に詳しいわけではないので「仮設住宅」云々という荒木の認識については特にコメントしません

*55:事実上、安倍が取り下げたと言う可能性があると思います。

*56:そもそも実行犯が生きてるのかという問題もありますが

*57:被告に経済力がないので訴えても意味が乏しいというケースは珍しくないでしょう

*58:そもそも日本国内に実行犯がいるという荒木の主張自体に根拠がないのですが

*59:いや実際出来るか俺は疑問に思いますが

*60:知るのはメディアの勝手ですが「小山修司さんや山本美保さん(国内で遺体が発見された人)」「松岡伸矢君(幼稚園児)や佐賀直香さん(小学1年生)」「小泉訪朝後の特定失踪者」などどう見ても拉致とは思えない人間を認定してると言う問題はきちんと指摘して欲しいもんです。日本のマスゴミ(ゴミクズも同然のメディアという意味)にはあまり期待していませんが。

*61:荒木が誰のどんな行為を想定してるのかよくわかりませんが

*62:荒木がどんな迷惑を想定してるのかよくわかりませんが

*63:最後に所在が確認された場所は、結果的には荒木が言う「(2)当時の居住地」のことが多いでしょう

*64:いきなり渡辺秀子さんなんて言われても普通の人はわからないんだから、少しはエントリで説明しろと荒木には言いたい。

*65:2005年に上福岡市入間郡大井町が合併してふじみ野市になった。

*66:ダミー会社という奴でしょう

*67:国内に遺棄されたと警察は見ている

*68:それも3歳と6歳の幼児。

*69:むしろそれとは逆の「子どもを殺し母親を拉致」の方があり得そうに思えます。