今日のMSN産経ニュース(6/11分)(追記・訂正あり)

■【拉致再調査】首相「訪朝の用意ある」 古屋担当相が発言紹介
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140611/plc14061122540021-n1.htm
 あくまでも「小泉訪朝のような成果が出るならば行く事は否定しない」という言い訳付での発言、それも安倍本人の発言ではなく子分の古屋に「これが安倍首相のご意思です」と言わせてるわけで、どこまで信用できるかはなはだ疑問ですがそれにしても過去の制裁路線と比べれば大きな変化です(なお、古屋の発言場所が安倍に近い「フジサンケイグループ」BSフジというのが実にわかりやすいですね。地上波でないので「騒がれにくい」という点もポイントなのかも知れません)。
 それはともかく安倍の発言なら「訪朝発言」を容認する家族会、巣くう会も他の首相なら「何という酷い暴言」とわめくんでしょうねえ。拉致問題解決の最大の阻害要因ははっきり言って「巣くう会&家族会」だと思います。


■日豪閣僚合意 防衛装備品*1共同開発の協定へ加速化
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140611/plc14061122020020-n1.htm
 日本の右傾化を「欧米やオーストラリアが支持している」と言う当たりが頭の痛いところです。
 もちろん彼らは「安倍の歴史認識ノーサンキュー」という立場の上で日本が「多国籍軍のお仲間」「武器開発のお仲間」となる事を希望してるわけですが、相手が安倍ではそううまく切断処理できるとも思いませんし、仮に「歴史認識問題」を切断処理*2出来たところで「多国籍軍路線」を俺は支持しません。「国益のためなら戦争してもいい」という路線から距離を置いてきたのが日本であるわけでそれは意味のある事だと思います。
 「国益のためなら戦争してもいい」と言う意味では欧米と「日本(安倍政権)が敵視しているらしいロシアや中国」は何ら違いはないのであり、むしろ「欧米やオーストラリアのように変に人権派ぶってかっこつけない」だけ「ロシアや中国は偽善ではない」とすら言えるかも知れません(もちろん欧米やオーストラリア、中露双方への皮肉を込めて言ってますが)。


■【韓国旅客船沈没】秋田−ソウル便運休 沈没事故で搭乗率低迷 県立校も韓国修学旅行中止
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140611/kor14061117460005-n1.htm
 以前産経が報じていた「秋田の修学旅行」「秋田の大韓航空便」の続報です。

 大韓航空は11日、秋田−ソウル便の運航を7月26日から10月25日まで休止すると発表した。それ以降は未定としている。4月の旅客船沈没事故の影響などによる搭乗率低迷が原因とみられる。運航休止を受け、韓国への修学旅行を予定していた秋田県立高3校は全て国内に行き先を変更することを決めた。

大韓航空便を何とかして残したい」という秋田県の願いは、はかなく崩壊するんでしょうか。「大韓航空便が消えただけ」で済むならいいですが、「どんどん空港経営がじり貧になっていく」なんてなったら県も大弱りでしょう。そもそも「秋田に空港が必要だったのか」て気もしますが。

運航休止について佐竹敬久知事は「県民総ぐるみで運航を支えてきた経緯があり、幅広い国際交流を進める*3上で必要不可欠。運航再開に向け努力しなければならない」などとするコメントを発表した。

 アンチ韓国の産経にとっては「ざまあみろ、韓国」とにこにこ顔になれる朗報かもしれませんがもちろん秋田県は違います。

【2014年9/10追記】
■読売新聞『韓国訪れ知事ら直談判、ソウル便再開見通しの県』

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140910-OYT1T50000.html
 搭乗率の低下などで7月下旬から運航を休止している大韓航空の秋田―ソウル便が、10月下旬から再開される見通しとなった。
 秋田県は運航休止後、佐竹知事らが韓国の大韓航空本社を訪ねて再開を直談判するなどしており、これが奏功した。関係者によると、便数は休止前と同じ、週3往復を軸に調整しているという。
(中略)
 佐竹知事は8月、県内の経済関係者らとともに大韓航空本社を訪問し、同社幹部に運航再開を要請。8月下旬の定例記者会見では、「東南アジアや欧州への乗り継ぎにもソウル便は便利」と強調し、「(要請後の会談は)悲観的なムードではなかったと思う」と見通しについて話していた。
 運航再開について、大韓航空は「まだ正式には決まっていない」としている。

 まあ、「韓国に対する態度」は「親韓国」秋田県の方がまともで「異常な嫌韓国」産経の方が論外だと思います。

【2014年9/12追記】
産経新聞大韓航空が秋田、大分とのソウル線を順次再開』
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140912/biz14091218590023-n1.htm

 大韓航空は12日、運休していた秋田−ソウル線を10月27日から、大分−ソウル線を来年1月2日からそれぞれ再開すると発表した。秋田線は週3往復、大分線は週2往復運航する。
 いずれもことし7月に運休していた。大韓航空は再開に関し「利用者の動向を見て決めた」と話している。

「秋田の要望に応えたいが応えるとは現時点では言えない」と言われたときは知事以下、県庁職員や県財界関係者も気が気ではなかったでしょうが幸い復活しました。ただし「慈善事業ではなく商売ですので」また「赤字が酷いから止めた」と言うことは当然あります。 
 まあ、県も「二度と中止と言う事がないように利用客増加に頑張ります!」「場合によっては県予算から赤字補填したい」と大韓航空や県議会など関係各位に約束してることでしょうがどうなるかはわかりません。


■【月刊正論】今も同じ! 日本を戦争に引きずり込んだ中国の卑劣挑発
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140611/chn14061103000001-n1.htm
 一番酷いのは「張作霖暗殺コミンテルン陰謀説*4」をかましたあげく「それなのに日本の犯行扱いして反日運動を強めた中国の蒋介石や張学良は許せない、だから怒った日本が反撃しただけだ」などという主旨の暴言*5ですが、他も酷い。

 読者の方々は江沢民*6が中国の国家主席として来日した時のことを覚えておられるだろうか。平成10(1998)年11月*7のことである。そして彼は宮中晩餐会において、場所柄もわきまえない非礼極まる発言をした。
「近代史上、日本帝国主義は対外侵略拡張の誤った道を歩み、中国人民とアジアのほかの国々の人民に大きな災難をもたらし、日本人民も深くその害を受けました。『前事を忘れず、後事の戒めとする』と言います。我々はこの痛ましい歴史の教訓を永遠に汲み取らなければなりません」

 小生は非礼とは思いませんがそれはさておき。非礼というのが「晩餐会という席ではきつい事を言うべきではない」「そういう事は外交交渉の場だけで言うべきだ」というのなら「是非はともかく」まだ理屈はわかります。産経の場合「侵略なんかしてない」だから話になりません。仮に張作霖暗殺がコミンテルンの犯行だったとしましょう(違いますけど)。その後の日中全面戦争まで「日本は悪くない」とどうして言えるんでしょうか?。張作霖暗殺が必然的に満州国建国(満州事変)につながり、そして必然的に「日中全面戦争」につながったわけではありません。

私はこの時の彼の不思議な服装にも大いに注目していた。中山服を着ていたからだ。

中山服(人民服)の何が不思議なんでしょうか?
中山服とは

中華民国で男子正装として用いられ、戦後の台湾にも引き継がれたが、1950年代末頃には蒋介石ら一部の首脳を除いて背広にとってかわられた。
 一方大陸(中華人民共和国)では、1980年代初めまで成人男性のほとんどすべてが人民服(中山服)を着用しており、女性にも多く着られていたが、トウ小平*8による改革開放路線が定着して以降は、政治家も背広を一般的に着用している。現在ではほとんど過去のものとなっているといわれる。
朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)では1948年の建国から現在まで正装または平服として広く着用されている。
・建国以来中華人民共和国と政治的関係が緊密であったベトナム民主共和国(のちベトナム社会主義共和国)でも平服ないし正装として使用された。
 1970年代後半以降の中国との対立や、1980年代後半以降のドイモイ政策による生活の変化の影響もあって、次第に背広などに取って代わられるようになった。

ということで最近は背広着用が増えてるようですが「中華民国(台湾)」「中華人民共和国」「朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)」「ベトナム」では中山服は過去においてはスタンダードな礼服、正装だったわけです。

もし私がその場にいたら、以下のように聞いていただろう。
「あなたの着ていた中山服をデザインしたのは誰か知っていますか? 孫文ではありませんよ」
 江沢民が「知らない」と言えば、「あなたの嫌いな日本軍人ですよ。しかも南京攻略戦に旅団を率いた人物*9です」と二の矢を放てば、彼はどんな顔をしただろうか。その場は繕っても、彼は後であの中山服を引き破ったかもしれない。
(中略)
 中山服のデザインをしたのは広東駐在武官時代の帝国陸軍軍人、佐々木到一である。

 さあどんな顔をしたんでしょうね。別に何とも思わないんじゃないですかね。それどころか「本当かどうか知りませんが日本軍将校・佐々木到一氏がデザインしたという説があるそうですね」と逆に江に機先を制されるかも知れません。
 いずれにせよ「何が言いたいんだ?。中山服を作った日本軍人に感謝しろとでも言いたいのか?。それとも日本批判するなら中山服を着るなとでも言いたいのか?。変な奴だ」「こんな変な奴に絡まれるくらいなら背広にかえてもいいかな」と江に苦笑されるのが落ちじゃないですかね。


産経新聞『中国「韓国と共闘」に傾斜 習主席 訪韓の“手土産”』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140611/chn14061100330002-n1.htm

 中国政府が「南京事件」や「慰安婦」に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録申請したことは、日本に対する「歴史戦」の一環であると同時に、近く韓国を訪問する習近平*10国家主席による、朴槿恵(パククネ)大統領への対日共闘の“手土産”の意味合いもあるとみられる。

動機が何でアレ、「遺産登録にふさわしいもの」であれば申請に何ら問題ない。と言うか日本は公式には「南京事件慰安婦もその違法性を認めてる」以上、信憑性に著しく欠けるようなよほど酷い史料*11でない限り申請に反対する理由はどこにもないんですが。

 保守派と軍を主な支持基盤とする習近平指導部は、2012年11月の政権発足当初から反日姿勢を鮮明にしてきた。しかし当初は主に尖閣諸島沖縄県石垣市)で強硬姿勢を打ち出したが、日本への領海・領空侵犯は国際社会から「挑発行為」と受け止められ、広い支持を得られなかった。
 そこで習指導部は、昨年12月の安倍晋三首相による靖国参拝を受け、日本批判の中心議題を歴史問題に切り替え、第二次大戦の戦勝国に呼びかけて対日包囲網を構築しようとしている。

 全然違いますね。「2012年11月」てのは民主党政権歴史認識問題なんか発生していない。発生していたのは「野田政権の尖閣国有化」による尖閣問題です。
 歴史認識問題が発生してないから日本をそれで非難しなかった、ただそれだけの話です。
 「歴史認識問題」が発生するのは安倍が首相になる「2012年12月」以降の事です。それでも政権当初の安倍は自分の極右性を抑え気味にしていましたが次第に地金が出てきて「2013年12月」にはついに安倍本人が靖国参拝をします。
 「こんなやばい政権を野放しにしてはあかん」と言う思いが「歴史認識問題」をメインに置いた批判を産んでると見るべきでしょう。もちろん「(安倍の歴史認識など、二国間問題に過ぎない領土問題と違い中国以外にも容認できる代物ではないので)中国にとって批判しやすい」と言う面もあるでしょうが、それよりも「領土問題ならともかく過去の歴史認識をひっくり返そうなんて安倍はまともじゃない」という恐怖感が「歴史認識批判」の理由でしょう。

 これまで中国が日本に対して主張してきた戦争被害は、南京事件や戦時中の経済的損失などが中心で、韓国と違い、慰安婦についてはそれほど強く訴えてこなかった。中国各地には元慰安婦が存命だが、メディアに取り上げられることは少ない。
 理由の一つは、中国政府は民間の組織が政治的影響力を持つことを嫌っているためで、数年前に反日団体の関係者が元慰安婦をまとめる組織を立ち上げようとしたところ、当局に阻止されたこともあった。

 というよりは中国も「日本との商売を重視してた」ってことじゃないんですかねえ。つまりは産経の主張と違って中国政府は全然反日じゃないわけです。
 ただそういう「戦争被害者の声を抑え込む」ってのは限界があるでしょうし、安倍が無茶苦茶やり出した事で「無理して抑える必要ないな、かえって安倍が調子に乗るだけだ」ってことになったんでしょう。ただそれだけの話です。でそれは「慰安婦救済」という人道的観点からは全然悪い話じゃない。
 そしてこの産経記事でわかるように「慰安婦は韓国限定じゃない」わけです。日本の占領地には慰安婦がいたわけですから中国人慰安婦がいて全然おかしくないし実際いるわけです。


【2014年6/12追記】
 コメ欄でさんざん「ノルウェーを非難しない事」について詭弁吐きまくってた御仁に伝えたい最近のニュース。

日経新聞『中国首相、3年ぶり訪英へ 英女王とも面会』

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1002A_Q4A610C1FF2000/
 中国外務省は(注:6月)10日、李克強*12首相が16〜21日にイギリスとギリシャを訪問することを発表した。中国首相の訪英は2011年6月以来3年ぶり。キャメロン首相と会談するほか、エリザベス女王とも面会する。原発や金融分野での協力のほか、欧州連合EU)と中国との投資協定の早期締結なども話し合う見通しだ。
 英外交筋によると、中国側はエリザベス女王との面会を強く要求し、面会できなければ訪英中止も示唆したという。中国側のこうした強引な姿勢は北京の各国外交筋の反発を呼んでいた。
 中英関係を巡っては、12年5月にキャメロン首相がチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談したことに中国が反発。首脳・閣僚級の往来は止まっていたが、13年12月にキャメロン首相が訪中して関係を正常化させた。

 まあ、キャメロン閣下が首相である限り「ダライには二度と会いません(キャメロン)」「首相を見習って会いません(政府首脳一同)」状態だろうが何もいわんのだろうな、あの人。そしてイギリス政府やノルウェー政府に比べれば「ある意味小物」の俺に絡むと。
 ちなみにこの日経記事が産経にかかればこうなります。


産経新聞『中国、女王面会ごり押し 李首相訪英「撤回」と脅し』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140612/chn14061221140008-n1.htm
 日経が普通に「訪英、女王と面会」と書いてるのに「ごり押し」「脅し」と最初から読者に中国へのネガティブイメージを植え付けようとする当たりがさすが産経です。
 なお、脅し云々はともかく

(注:英国紙タイムズはキャメロン首相の対応について)「英国が(中国への)巨額投資で損をしないよう必死になり、英中関係の不均衡が拡大している証拠だ」と指摘した。

というのはまあ細かい点(たとえば「英中関係の不均衡拡大」という表現の是非)はともかくアバウトに『経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」の実例(イギリス編)』と理解すれば間違いではないでしょう。


■TBS『中国「女王と面会させろ」と脅す、英紙報道』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2224702.html
 産経と同レベルの中国ネガキャン報道です。呆れて物も言えません。TBSってここまで落ちぶれてるんですね。


【2013年6/13追記】
 『過度の仏教信仰やダライ・ラマ崇拝はけっきょくチベットに不幸をもたらしたと思う』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/a39b37f789b69f015019ee9fed0a4466)コメ欄でid:Mukkeさんが未だに「ああでもないこうでもない」詭弁吐いてます。懲りない人です。
 今は「Mccrearyさんエントリにコメントが書き込めない状態(理由はわかりませんがコメント対応が大変だということでしょうか。勝手な願望ですが、できればまた復活していただきたいところではあります)」のでこちらで応対というか、コメントしてみます。ああ、それとコメントはしませんがMccrearyさんエントリコメント欄の「タイタン」なる方は小生やMccrearyさんと同様の批判意識をMukkeさんに持ってるようで幸いです。

跳ね返っていないという理由を説明してください。

 いやそもそも「跳ね返ってる」と思うMukkeさんの脳内論理がさっぱりわからないのよね。
 リソース論とかも正直今ひとつ意味がわからない。まあ、そう書くと「理解力がない」と罵倒するか「ごまかして逃げてる」と罵倒するか、とにかく罵倒するのがMukkeさんなんだろうけど。
 まあ、リソース論って「人間は能力の限界があるから何でもかんでもやれない」と言う意味なんだろうけど、それがどうして「Mukkeがダライ批判しないこと」の正当化理由になるのやら。ダライ批判なんて簡単にできるでしょ。「オウムからの金銭受領はやはり間違いだったと思う」位の事がそんなにリソース(時間とか知的能力とか)とやらを使うのか。
 それとも「興味のある事をやって、興味のない事をやらないのは当然」ってこと?。いや基本それでいいと思うけど、『A(Mukkeの場合ダライ)をバカみたいにべた褒めして、問題点には一切触れず、Aに批判的な人間(この場合、俺)に『何でオウムからの金銭受領とか問題点に全く触れないの?。無責任じゃね?』と言われて『興味がないからだ』って答える』のは違うでしょ。それ単に無責任な「Aのチンドン屋」じゃん。で俺はそういうMukkeみたいな馬鹿なチンドン屋行為をした覚えは全くないんだけど。
 もしかして「ダライ批判=中国擁護」とか思ってる?
 しかしさ、「何でダライ批判しないの」と俺に聞かれてさんざん詭弁で逃げたあげく、逃げ切れなくなったと思ったら「偉そうな事抜かしてるお前の方こそろくでもないじゃないか、ボーガス」と言って反論したつもりになれるってすごいよな。
 前も書いたけど自民党疑惑議員が疑惑追及されて「お前ら野党にだって疑惑議員はいるじゃないか」と言うレベルの詭弁だよな。だからさ、それは「お前ら野党議員に自民党を追及する資格はあるのか」って話にはなり得ても「野党の追及は間違ってる、疑惑なんかない」とか「自民党議員はクリーンだ」とか言う話と違うでしょ(もちろん自民党疑惑議員の疑惑追及=ダライ批判、野党議員=俺というたとえ)。
 俺にダライ批判する資格があるかどうかと、「俺のダライ批判(オウムからの金銭受領、エセ科学村上和雄との対話など)」とどうして分けて論じないのかね。
 「お前にダライ批判の資格なんかない」と詭弁吐かないで正直に「ダライ猊下がオウムから金もらおうと、サムシング・グレートなどとトンデモを言うエセ科学者・村上和雄と対話しようと何しようとたいした問題じゃないんだ、だって猊下は偉大だから」「猊下のイメージダウンを図る輩は全て中国の手先と見なす」と言えばいいのに。結局あんたがいいたいのってそういうことでしょ。
 しかしダライ以外が同じ事(オウムからの金銭受領、村上との対話)やっても「たいした問題じゃない」と同じ事が言えるのかね?

このコメント欄での最初の書き込みの冒頭に「それはダブスタちゃうんかいという指摘は至極ごもっともなので当該エントリに追記しておきましたよ」と書いてあるのが読めませんか?

失敬、読み飛ばしてました。まあ、俺のミスであるけれどそれにしたって「ここまでドヤ顔する事」なんかいねえ。まあどうでもいいですけど。

http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20140527/1401180645での指摘を指しています。

 いや実にくだらない指摘ですね。特に「面白くもない駄文」に草大量にはやしてるところがくだらない。1,2個ならともかく「草大量にはやす」のは、「ここが笑い所なんだよ、面白いだろ、笑えよ」と笑いを強要してる気がして俺は好きになれませんね。
 まあ、それはともかく、この文章のどこが「Mukkeさんがノルウェー批判しない理由になる」んでしょうか。
 「俺はもちろんノルウェー批判するよ、当たり前じゃないか」「お前らみたいな小物の屑だけ批判して満足するようなそんなつまらない小さい人間だとこのMukkeを思ってるのか、バカにするな!。俺の渾身のノルウェー批判を見せてやる」なんかで終わるはずの話が「ノルウェー批判しないで何が悪い」「でもノルウェーを擁護*13するお前らは批判するよ」という意味不明な話になるのは何なんでしょうか?
 「A(この場合ノルウェー)は批判しないがA擁護派(この場合例えば小生)は批判する」って普通ないと思うんですけどね。両方批判するか「Aこそ本丸、A擁護派まで批判してられないがAは批判する」てのが普通の人間でしょう。で「もちろんノルウェーは批判する、ブログでは批判してなかったが他の形(例:大使館前デモ)で批判している。ブログでも批判しろと言うなら近々批判エントリをアップしよう」とでもMukkeサンが言えば「そうですか、やはりノルウェーも批判しますか。ま、それが筋としては当然ですよね。応援しませんがまあ、頑張って下さい」で終わる話です。
 なお、俺がnoharraに絡むのは
1「id:noharraのバカが俺が『朝鮮学校無償化除外反対』と書いただけで北朝鮮シンパ呼ばわりしたあげく未だにわびないから」
2)「「1ビット脳の恐怖(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20101201/5432089760)でも触れたがid:noharraのバカが俺に向かって『1ビット脳』呼ばわりしたあげく未だにわびないから」
3)「「「1ビット脳の恐怖(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20101201/5432089760)でも触れたがid:noharraのバカが『守る会は無償化除外の立場じゃない』とモロバレの嘘をついたあげく、俺の『嘘つくな』という指摘を無視し続ける屑だから」
 要するに「むかつく屑野郎」だから絡んでるだけで「大物とか小物とか」関係ないんですが。基本的に俺はむかつく野郎、特に「北朝鮮シンパ」だの「1ビット脳」だのという侮辱行為をして恥じないnoharraのような屑は罵倒する考えです。

彼個人*14なんて至極どうでもいいので言説をフォローしてません*15

 日本において「日本在住チベット人代表」みたいに振る舞ってる人間、であるからこそ日本右翼が大々的に反中国宣伝活動に利用してる人間「ペマ・ギャルボ」の言動が「至極どーでもいい」んですか(いやペマ自体はどーでもいいくだらない人間ですが)。びっくりですねえ。俺がMukkeさんみたいなチベット支持者、関係者だったらペマのバカ野郎は絶対に許しませんよ。
 ペマの言動を放置しておいて何の問題もないのなら「至極どーでもいい」といえるでしょうが、たぶんそんな事は言えないでしょうね。
 詭弁吐いてペマ批判を逃げてるのか、本当に「ペマなんて問題じゃない」と勘違いしてるのか知りませんが、そういう態度は日本におけるチベットイメージを確実に悪くすると思いますよ。別に俺はチベットなんか好きじゃないので悪くなったって知った事じゃないですが。ただ「チベットの人権擁護」を訴える男・ペマが「南京事件否定論」などウヨの暴挙に荷担して、「少なくとも俺の観測範囲では」チベット関係者からの批判がないというのは醜悪きわまりない。
 かつ、「チベット人南京事件がないと言ってる」なんて宣伝が日本に広まっていいとは思えない*16のでペマ批判し「批判したらどうよ」とid:Mukkeさんにも進めたのですが「批判しない」そうです。まあ、そういう態度でどんどんチベットのイメージが悪くなって「チベット支持者がどんどん縮小再生産されて消えてなくなる(自称支持者がほとんどただの反中国極右状態になる)」といいんじゃないですかね。そうすればid:Mukkeさんも目覚めるかも知れない。いやバカだから目覚めないか。

彼女の市民やブロガとしての発言を批判したいならどうぞお好きにやってください,でも「歴史学者としてダメ」みたいなことを言うのならそれ相応の根拠は出そうね,という話

 何度「南京事件否定論を支持するなんて渡辺昇一は英語学者として能力あるのかよ、と言うような話」「もちろんそう書いたからと言って渡辺の英語論文について論じたわけではない」と書いたらわかるんでしょうか。要するに悪口雑言の口が滑っただけで、最初から俺は石濱のチベット学者としての能力なんか「興味もないし評価能力もない」から評価してませんが。
 つうかその理屈だと
1)石濱が「在沖縄米軍がなければ中国が沖縄に攻めてきたかも知れない」と発言した事や、
2)ブータン研究者が「ネパール難民を産んでるブータン政策」を批判した事について石濱が『社会主義シンパのレッテルを貼った事』
はどうなるんですか?。それこそ石濱の行為は「中国研究者やブータン研究者」に失礼でしょうに。そう言う意味では誤解を恐れずに言えば「石濱という人は歴史学者として駄目」というか極めて問題のある人だと思います。
 だって歴史学者がいくら「自分の専門外」とはいえ根拠レスでブータン研究者に社会主義シンパのレッテル貼ったり、「中国研究者が笑い出すような根拠レスの中国中傷発言したりする」のはおかしいでしょうよ。

あれですか,あなたたちの頭の中には,敵か味方かの1ビットしかないんですか?

 自己紹介ですか、チベットキチガイさん。あなたの脳みそには「ダライ批判する奴は中国の手先だという敵か味方かの1ビットしかない」んですか。ないんでしょうねえ。ダライがオウム真理教から金もらった事や「エセ科学者・村上和雄と対話した事」について「一度はオウム被害者にわびたらどうなんだ、アホ爺とその取り巻き」とか「本物科学者とエセ科学者を見分ける能力がないならかっこつけて対話なんかするな、ボケ爺とその取り巻き」とか少しも思わないんでしょうねえ。でそういうダライ批判するとそれだけで「中国の手先認定してくれる」と。ばかばかしくて涙が出てきますね。
 こういうid:Mukkeみたいな馬鹿野郎がチベット支持者面する限り俺はチベットには軽蔑とか殺意とか憎悪とかネガティブな感情しかないですね(もちろんそういう負の感情は「中国全面支持」を意味するわけではない。念のためお断り)。
 ああ、そうそう、そういえば「ダライ閣下を非難する前に中国を批判しろ」という人間(Mukkeさん)の北朝鮮版「巣くう会や家族会を批判する前に北朝鮮を批判しろ」って方が俺の理解ではid:noharraさんですね。そう言う意味ではお二人は「似たもの同士」「類友」であり俺がこの二人を嫌いな理由に今気付きました。同類だから嫌いなんだと。
 別に中国や北朝鮮を批判したっていい*17んだけど、そういうブログ多いじゃん。人と同じ事やってもつまらないって言うかなんていうか。
 しかし何で「ダライ」や「拉致被害者家族会」批判するエントリって少ないのかねえ(少なくとも俺の観測範囲では少ない)。

*1:要するに武器の事です

*2:つまり安倍が靖国参拝とか河野談話見直し論とかを辞める

*3:というよりは本音をぶっちゃければこの種の運行休止や撤退が続出し、秋田空港の経営がどうにもこうにもならなくなったときの責任問題が怖いという話でしょう。

*4:一方で「仮に日本の犯行でも張作霖反日だから関東軍に暗殺されても自業自得だ」と言う主旨の文章も書くところが産経文化人らしいゲスさです。結局どんな手(「日本の犯行否定」説、「日本の犯行でも張作霖が悪いんだ」説)を使っても日本をかばうという「結論ありき」なわけです。

*5:安倍ですらさすがに建前ではあの戦争での日本の非を認めてるのですが。

*6:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*7:当時は小渕政権

*8:第一副首相、党副主席、党中央軍事委員会副主席、人民解放軍総参謀長などを経て国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*9:ということは佐々木は、南京事件に道義的責任がある人間の一人と言う事になるわけで俺だったらそんな恥ずかしい事は「佐々木って南京戦に参加してましたよね」と聞かれない限り、日本人として自分から進んで言う気にはさすがになりませんが、まあ、「南京事件否定論」産経にはそういう認識はないでしょうね。

*10:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*11:まあ、さすがに中国もそんな資料は出さないでしょうし、仮に出したらユネスコが駄目出しするだけですが

*12:共産主義青年団中央書記処第一書記、河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相

*13:実は擁護などしていませんが

*14:ペマ・ギャルボの事

*15:フォローしてなくてもいいんですが「どう思います?」と俺に聞かれたら「本当にくだらないバカだと思います」と応答ぐらいしてもいいんじゃないですかね。

*16:別に俺はチベットなど「どーでもいい」のでチベットのイメージダウンとか「中国にとって最高のチベット攻撃ネタになる(実際「ペマは嘘つきだ」と攻撃してると思うが)」云々よりそういうデマ宣伝で侮辱される戦争被害者のことを思うとペマ批判せずにはいられない

*17:つうか数の多い少ないはともかく、俺は中国も北朝鮮も批判してますけどね