7月の日付で8月記事と大幅に日付がずれていますが連続更新の形にしたいので。
■NHK『朝鮮総連議長ら 来月北朝鮮訪問で調整』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140821/k10013974941000.html
報道が事実なら、予想以上に安倍が思いきったコトしてますね。まあ、「日朝間の貿易を認めた訳じゃない、総連議長が訪朝しても北朝鮮が経済的に苦しいことには変わりはない、彼が訪朝時に段ボール箱に金詰めて、10億も20億も金を持っていく訳じゃない」という言い訳がされて、救う会、家族会も黙認するのでしょうが、
1)だったらそもそも渡航制限する必要があったのか
2)安倍以外の首相が同じ事やっても黙認するのか
3)北朝鮮と平壌で試合するサッカー日本代表の応援にサッカーファンが、平壌に行くこと、つまり「政治性ゼロの訪朝」さえ文句つけてた癖に手前ら何だ、ふざけんな!、サッカーファンの皆さんに謝れ!
と救う会、家族会には言いたいですね。まあ聞くだけ野暮で1)については「状況の変化(どこが変化したんだ?)、過去の渡航制限は意味があったが今はない(いや過去も意味ないだろ?)」、2)については「勿論正当なものなら容認する、我々は安倍さんの下僕じゃない、首相が安倍さんだから支持してるんじゃないと強弁」というのが予想できますが。3)は何というのかよく分かりません。
■産経新聞『「日本にプラス」猪木氏、北朝鮮と経済交流推進を』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140822/stt14082219400008-n1.htm
次世代の党のアントニオ猪木参院政調会長は22日、民放のラジオ番組で北朝鮮との経済交流を推進するよう安倍政権に求めた。「拉致問題の次は経済交流だ。北朝鮮はレアメタル(希少金属)の宝庫で、日本にとってもプラスだ」と述べた。
「レアメタルの宝庫だからつきあった方がいい」てのは全くその通りだと思います。まあ、家族会と救う会、拉致議連はマジギレでしょうけどね。しかし「次世代の幹部」石原*1や平沼*2(拉致議連会長でもある)は猪木氏にこう言う事を言わせてていいんですかね。石原や平沼ってアンチ北朝鮮じゃないのか。
それにしてもどこのラジオ番組だか知りませんが、こういう発言を報じることが出来るようになったのはいいことです。「安倍の日朝交渉の成果」、あるいは「小泉訪朝後何の進展もなかった事による救う会の政治力衰退の成果」と言えるでしょうか?
■朝鮮日報『米国「金剛山観光事業は国連制裁の対象ではない」』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/22/2014082200497.html
まあ、米国政府高官が言わなくてもそうなんだろうとは思いましたが。
島田洋一などウヨ方面からでてる「金剛山観光を韓国が再開したら安保理決議違反だ」に対し「いや違反じゃないから」と米国が反論したという話です。要するに「米国政府が納得できる条件なら韓国政府は再開してええよ、安保理決議違反じゃと言って、むげに反対はせんよbyオバマ」ってことでしょう。
つまりは米国は金大中・盧武鉉流の太陽政策ではもちろんないものの「何が何でも北朝鮮を潰す」という巣くう会路線じゃないわけです。これは米国だけじゃなくて韓国の朴クネ政権も同じでしょう。