「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(10/9分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■島田のツィート(2016年2月9日〜)

 何のニュース価値があるのか?
@「現状変える動き」北岡伸一*1、対中外交で警鐘 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160419-OYT1T50147.html?from=tw

 第2次安倍内閣の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会集団的自衛権を認めた御用審議会)」座長代理、「戦後70年談話(いわゆる安倍談話)に関する有識者会議J」座長代理を歴任し、JICA(国際協力機構)理事長に任命された北岡はまさに「自他共に認める安倍ブレーン」でしょう。実際の所、政府の何の役職にも就けなかった安倍ブレーンか疑わしい「日陰の身分」の島田とは大きな違いです。そんな「憎い北岡」が注目されることが島田には気にくわないのでしょう(たぶん島田は「北岡を重用する」安倍も憎んでるでしょうが、それは口にできずだからこそ北岡をいっそう憎むのでしょう)。
 読売記事を見る限り、北岡の発言は中国敵視発言で島田と大して変わらないのですがだからこそ「何故読売は俺を呼ばないんだ」という北岡と読売への怒りが募るのでしょう。
 しかしJICA理事長・北岡が反中国発言をして恥じないというのも恐ろしい話です。JICAの活動に支障が出たらどうする気なんでしょうか。

潘基文が辞めるまで国連分担金の支払い停止というのはよい案だ。
@潘基文事務総長に米議会幹部が激怒 「国連の無能な指導者に我慢できようか」「性的暴力を野放し*2」PKO予算の拠出停止も:産経
http://www.sankei.com/world/news/160414/wor1604140017-n1.html

 ばかばかしい。国連分担金は税金のようなもんで払う義務があります。そんなことできるわけもないでしょう。そんなことをしたらそれこそペナルティを科せられるでしょう。
 この米議会幹部*3とやらにしても「野党共和党議員」であり無責任に放言しただけでしょう。本気でそんな事をやる気があるかどうか。
 まあ、それはともかく。ここで大事なのは「軍の性暴力に対して国際社会は厳しい」てことですね。
 この産経記事で問題になってるのは「国連PKO部隊(つまり軍)の現地での性暴力」です。もちろん「旧日本軍の慰安婦」と性格は違いますが、とにかく「軍の性暴力」という意味では性格は同じです。
 そういう「軍の性暴力で直接の犯行実行者ではなく、国連トップが『監督不行き届きだ、怠慢だ』と非難されてる記事」を紹介する男が「軍の性暴力(旧日本軍慰安婦)を正当化する」。
 島田の脳みそはどうなってるんだろうと呆れます。慰安婦は売春婦だから性暴力じゃないとでも思ってるのか。ただ仮に「慰安婦は売春婦で性暴力ではない*4」としたところで、旧日本軍は現地婦女子への強姦を慰安婦制度導入後も続行していたのですが。
 それとも「パンギムンはこじつけでも叩くが日本はこじつけでも擁護して叩かない」ということか。

何を考えているのか。意志薄弱と事なかれ主義。
@千葉市朝鮮学校補助金支出へ…「問題ない」 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160413-OYT1T50064.html?from=tw

 「金額など」いろいろと問題点はあるのかも知れませんが補助金を出したことそれ自体は勿論評価したいと思います。出さない大阪市なんぞよりはずっとマシです。
 なお、千葉市議会では

市議会の自民党会派は3月17日、核開発や拉致問題などで「一定の進展がみられるまでは、支出を行わない」とする新年度予算案の付帯決議案を提出したが、未来民主ちば(当時)や公明などの会派が反対し、本会議で否決された。

だそうです。公明が自民とは判断を異にするとは珍しいことですが「公明千葉市議団の良識の発露」として評価したい。公明のこうした動きが市の今回の判断を後押ししたことは間違いないでしょう。
 なお、これについて文科省

文部科学省の担当者は、「自治体の判断に任せる」と話した。

だそうです。文科省も建前では「不支給にしろ」とは言えないわけです。

習近平共産党幹部の脱税を必死に隠すはずだ。
@「爆買い」に赤信号? 中国が関税引き上げの強行策
http://www.sankei.com/world/news/160408/wor1604080040-n1.html

1)タックスヘイブンの利用(現時点では名前が挙がってるのは親族であり、習氏本人ではありません*5が)は「公人がすべきではない不正行為」ではあっても「違法行為(脱税)」ではありませんし、「名前が挙がってるのは他にもキャメロン英国首相」などがいるのに「中国叩きだけか?」とか
2)習氏のタックスヘイブン利用疑惑と関係なく景気が悪ければあらゆる手を打つに決まってるとか
いいたいことはいろいろありますが、特に言いたいのは「この産経記事にその感想かよ?」ですね。
 産経記事は

中国政府は8日、海外で購入した商品に課す関税を引き上げた。中国人観光客が日本などで大量の買い物をする「爆買い」に歯止めをかけ、低迷する国内消費を促す狙いとみられる。中国人の爆買いの減少による、日本の百貨店など小売業の売り上げに対する影響が懸念される。

と書いているのに、島田には何故かそうした懸念はないようです。

事実とすれば正しい措置だ。
@韓国、北朝鮮観光停止で圧力か=中国旅行社のビザ代行取り消し:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016040700506&g=prk

 「そうやって南北関係を緊張させて一体どこでけりをつける気なんだ?」と朴クネには心底呆れます。

 鳩山由紀夫を宇宙人と呼ぶのが宇宙に対する冒涜*6であるのと同様、法政大の山口某*7政治学者と呼ぶのは、政治学ないし政治に対する冒涜。

 「むしろ島田洋一政治学者と呼ぶ方が(以下略)」ですよねえ。
 山口氏は

単著
『日本政治の同時代的読み方』(1995年、朝日新聞社
『日本政治の課題:新・政治改革論』(1997年、岩波新書
『イギリスの政治 日本の政治』(1998年、ちくま新書
『内閣制度』(2007年、東京大学出版会
『若者のための政治マニュアル』(2008年、講談社現代新書
ポピュリズムへの反撃:現代民主主義復活の条件』(2010年、角川oneテーマ21
共著
放送大学テキスト『現代日本の政治と政策』(政治学者・新藤宗幸氏*8との共編著、1995年、放送大学教育振興会
放送大学テキスト『現代日本の政治』(政治学者・杉田敦*9との共著、2003年、放送大学教育振興会
『歴史を繰り返すな』(歴史学者坂野潤治*10との共著、2014年、岩波書店
『徹底討論 日本の政治を変える これまでとこれから』(政治学者・宮本太郎氏との共著、2015年、岩波現代全書)

など複数の著書を複数の出版社から出しており、その中には「新藤氏ら同業者との共著」「放送大学のテキスト」もあります。
 なお、「山口氏の共著者の中で」俺的に面白いのが「山口氏と共に、民主党に近い立場と言われる」宮本太郎氏ですね。

宮本太郎(ウィキペ参照)
中央大学法学部教授。専攻は比較政治、福祉政策論。
・経歴
 立命館大学法学部助教授、北海道大学大学院法学研究科教授を経て、現職。安心社会実現会議委員(麻生内閣)、総務省顧問(鳩山内閣)、新成長戦略実現会議委員(菅内閣)など政府の要職を歴任。
麻生内閣時代の安心社会実現会議に委員として参加したのは、当時財務大臣だった与謝野馨*11の推薦によるものだという。与謝野が宮本を知ったのは、宮本の著書『福祉政治』(2008年、有斐閣)を政務秘書官に薦められて読んだのがきっかけだという。連合は、当時、雇用や社会保障問題のブレーンとして宮本を起用していたため、同じく安心社会実現会議委員を務めたUIゼンセン同盟会長、連合会長の高木剛は、「なぜ与謝野さんは宮本氏を知っていたのか」と不思議がっていたという。宮本は、共産党委員長、議長を歴任した宮本顕治の息子でもあったため、「(宮本顕治氏の息子で連合のブレーンという)そんな人を首相直属の有識者会議に入れていいのか」と主張する与党幹部もいたというが、与謝野は「誰であろうが、優れた意見を言う研究者なら何の問題があるのか」と突っぱねたという。

 昔の自民党には与謝野氏のような「宮本氏を政府審議会委員に任命する程度の懐の深さ」があったわけです。今はどう見てもありませんが。そして宮本氏には与謝野氏に「宮本顕治の息子で連合ブレーン*12だから何だ、宮本太郎氏は有能な人間だ、政府審議会に入れるべきではないとかくだらないことを言うな」と言わせる才能があったわけです。島田や荒木、西岡にはどう見てもそんな才能はありませんが。
 それはともかく「今さらですが」世間から山口氏が一定の評価を受けてることが分かります。まあ、どうせ、島田にとっては山口氏の本を出した出版社や、山口氏と共著を出した方々は悪口の対象でしょうが。
 ただ山口氏と共著を出した方々も「世間から一定の評価をされてる」ので分が悪いのは「三流大学のなんちゃって教員」「右翼活動家(巣くう会副会長、国基研評議員兼企画委員)」でしかない島田の方です。
 さて島田の出してる著書はと言うと

単著
アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)
共著
中西輝政編『北朝鮮と国交を結んではいけない』(2000年、小学館文庫)
平田隆太郎惠谷治西岡力李英和島田洋一金正日に正しいメッセージを!』(2005年、自由国民社
鄭大均古田博司編『韓国・北朝鮮のウソを見破る:近現代史の争点30』(2006年、文春新書)
西村幸祐編『ぼくらの核武装論』(2007年、オークラ出版
櫻井よしこ編『日本よ、「戦略力」を高めよ』(2009年、文藝春秋
櫻井よしこ、国基研編『日本とインド いま結ばれる民主国家:中国封じ込めは可能か』(2014年、文春文庫)
櫻井よしこ、国基研『日本の勝機』(2014年、産経新聞出版

です。単著は1つしかありません。また著書は全て、内容も山口氏と違い学術的著作と言うより「右翼活動家のアジビラ」みたいなもんでしょう。共著者は恵谷治、国基研、櫻井よしこ西村幸祐平田隆太郎と、およそ学者と呼べる連中ではありません(そもそも学者の肩書きがない奴も多い。まあ学者の肩書きがあっても西岡力古田博司なんか学者の名に値しませんが)。
 もう島田も学者の世界で業績を上げることよりも荒木や西岡のような「学者の肩書きを持ってる右翼活動家」として生きていくことしか恐らく興味はないでしょう。まともな学者には相手されなくても「右翼の世界」では学者の肩書きを持ってる方が受けもいいのでしょう。
 いずれにせよこれ、山口氏に名誉毀損で訴えられても文句言えないレベルの暴言でしょう。まあ、山口氏もこんな低レベルな悪口相手にするほど暇人でもないでしょうが。

「政策グループのトップには、憲法学者小林節*13・慶大名誉教授が就く方向」という。小林変節*14氏では話にならないだろう。
@亀井静香*15らが野党政策集団、統一名簿も視野 : 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20160404-OYT1T50132.html?from=tw

 島田の低レベルな悪口はどうでもいいとして気になるのは記事に

共産党を除く野党勢力の糾合を図るのが狙い。

と書いてあることでしょう。記事が事実なら、いい加減「共産党排除」を当然の前提のように主張するのも大概にして欲しい。まあ、「統一名簿」に共産が賛同するかは疑問ですが
1)民進、社民、生活だって賛同するとは限らないだろうし
2)共産を除いてるのは「共産党が統一名簿に賛成しないだろうから」ではなくおそらく「反共主義」でしょう。「いい加減にしてくれ」と言いたくなります。

テロリストにテロ行為の是非を判断させるに等しい茶番だ。司法テロに対抗する仕組み作りが急がれる。法律家は早急に案を出し、政治が動くべきだ。
@高浜原発の異議審、第1回は5月10日 同じ裁判官で 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016040590085134.html

 もちろん島田の言う「テロリストにテロ行為の是非を判断させるに等しい茶番」を是正する手続きは存在します。「裁判官の忌避申し立て」です。有名な例では「砂川事件での田中耕太郎判事の忌避申し立て(田中が吉田内閣文相だったため)」があります。今回のケースが忌避理由に当たるか、政府が忌避を申し立てるか、申し立てたとして認められるかはともかく、「忌避手続き」以上に一体何を島田は求めてるんでしょうか。もちろん仮に「忌避が認められず」そして不当な判決が出た*16としても、それに対して最高裁へ上告することもできます。

中国を信用してはならない。 
【対北制裁】「伝統台無し」「友好かなぐり捨てた」中国批判強める正恩政権の本音は…6カ国協議にしがみつかざるを得ない習近平政権 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160404/wor1604040047-n1.html

 島田の言ってる意味がさっぱりわかりません。先ず第一に島田が紹介する産経記事は
1)欧米諸国(特に米国)の北朝鮮批判に対し「全力で北朝鮮をかばうようなこと」は中国はせず、安保理制裁にも一応賛成してるが
2)それが米国によって北朝鮮打倒論に変化し、有事に発展する事を中国は恐れており
3)また「北朝鮮打倒論にまで中国は荷担する気じゃないか」という北朝鮮の反発をどう処理するかに苦慮してる
つう話です。どこにも「中国が信用できる」とか「できない」とか言う話は出てこない。
 第二に「中国が信用できない」といたずらに敵視しても何がどうなるもんでもない。
 第三に「日本に嘘なんか絶対言わない、正直に心の内を話してくれる友人」なんて国家はどこにも存在しない。個人対個人の関係ならともかく国家間関係がそんなにウエットなわけがない。当然、中国に限らず「島田が大好きらしい米国も含めて」、「嘘をつく国」なんかいくらでもあるでしょう。それにどう対応していくかが外交のわけです。

蓮舫*17も当初は真面目に政治を考えている風もあったが、すっかり政局あばずれに堕してしまった。 
蓮舫氏、高村氏*18を「子供のような主張」安保法廃止法案「審議しないでくれ」発言に猛抗議 - 産経
http://www.sankei.com/politics/news/160404/plt1604040044-n1.html

 島田は何故か昔は彼女を「松原仁*19渡辺周*20のような評価」、つまり民主党内の極右議員扱いしていたのでしょう。
 ウィキペ「蓮舫」によれば

2004年7月、参議院議員通常選挙に出馬し当選。同年8月、台湾を訪問し総統の陳水扁と会見。この中で、台湾のWHO(世界保健機関)加盟や台湾からの観光客に対する日本のビザ免除等を求める陳を支持した。

そうですからその辺りが島田の「過去の蓮舫氏高評価」の理由でしょうか。彼女が「台湾出身」である事を考えればこうした行為は何ら不思議ではないし、この程度で「日本ウヨの仲間」と見なすのは馬鹿げていますが。
 しかし「民主党議員にそう言う人間がいるというなら誰だか名前を高村氏は出すべきだ、出せないなら虚言と言われても文句は言えない」「いずれにせよ我々党執行部には議論する気があるに決まってる、議論する気もないのに法案を出すようなことはしない」という主旨の彼女の発言は当たり前の批判であって「あばずれ」云々という話では全くありません。そもそも本当に「廃止法案を国会で議論すれば民主党内がハト派タカ派の対立でぐちゃぐちゃになる」と高村が思ってるのなら「その方が自民にとって有利だし」、国民にとっても「民主党を理解する材料が増える」のだから議論すればいい。結局「議論したら自公がダメージを受けるかも知れない」と思ってる癖にさすがにそうは言えず「タカ派(前原*21元外相とか?)には議論したがってない人間もいると聞く」と強弁してるだけでしょう。

 足羽神社福井市足羽山)のしだれ桜。神社正面右には憲法改正を訴えるポスターも見える。

 サクラのことだけに触れればいいものを「改憲ポスター」に触れずにはいられない当たりさすが極右の島田です。
 ちなみにポスターには妙齢の女性が写っていますが、写っている女性は「国家基本問題研究所(https://jinf.jp/)理事長」「美しい日本の憲法を作る国民の会(https://kenpou1000.org/)共同代表」、つまりプロ右翼活動家・櫻井よしこ*22です。ポスターには「国民の会」の「今こそ1000万署名を」と言うスローガンが書いてありますので国基研ではなく、「国民の会」のポスターでしょう。神社に堂々と改憲右翼集団のポスターが貼ってあるというのも呆れた話です。
 神社業界の名誉のために断っておけばもちろん「全ての神社がそうではありません」。しかし、島田が言うように神社敷地内に『今こそ自主憲法制定』などの極右ポスター、極右のぼり旗を平気で掲示している神社が複数あるのは事実です。以前から神社にはそう言う右翼性がありましたが「安倍政権の誕生」によって今まで以上にそうした右翼性がもろだしになっているわけです。初詣客に改憲署名なんて今までにはなかった動きでしょう。
 これについてはたとえば
赤旗
■『初詣客狙い改憲署名、各地の神社境内 国会発議へ世論づくり、右翼タカ派神社本庁が結ぶ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-09/2016010901_04_1.html
■『東京都神社庁が偽装改憲署名:“憲法改正に賛成”→“内容見直して” 文言変え9条破壊隠し』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-10/2016011001_04_1.html
サンデー毎日『元旦から神社初詣客に「改憲」署名活動した保守団体の「言い分」』
http://mainichi.jp/sunday/articles/20160118/org/00m/040/017000d

 靖国神社千代田区)も「境内での政治活動は禁止している」と参加していない。北野天満宮京都市上京区)の神職が話す。
神社庁から通知は来ましたが、うちではやっていません。参拝客の中にはいろんな考えの人がいるでしょうし、皆さんに気持ちよくお参りしてほしいので」

 北野天満宮の考えが常識的考えでしょう。しかし靖国が「右翼的運動でも境内での署名は不可」というのは意外です。

■【IWJブログ】境内に櫻井よしこ氏の改憲ポスターが!全国各地の神社で起きている「異変」:日本会議神社本庁・安倍政権が一体となって「政教分離」を定めた憲法に違反する、改憲署名を推進!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281360

■リテラ『全国各地の神社が初詣客を狙って改憲の署名集め! 日本会議神社本庁が指令、戦前復活の目的を隠す卑劣な手口』
http://lite-ra.com/2016/01/post-1863.html

(ボーガス注:神社本庁の機関紙)「神社新報」2008年10月27日付「憲法の基礎となる神道精神を考える」という記事のなかで、神道政治連盟の田尾憲男・首席政策委員は憲法改正の目的として、「統治権の総攬者としての天皇の地位恢復」「表の政治機能と裏のお祭りが一体となって国が治まる」などと、その復活を主張しているのだ。

 「統治権の総攬者*23としての天皇の地位恢復=天皇主権の回復、首相の上に立つ国家元首としての戦前型天皇制復活」を公言するとはおよそ正気ではありません。そんなことは相当の極右しか支持しない。皇室の方だって今さらそんなこと希望してないでしょう。「昭和天皇のように日本の最高指導者として政治を取り仕切って欲しい」と言われても皇室も迷惑*24なだけでしょう。つうかそんなん自民党すら支持しないんじゃないか。今だと「首相・安倍の上に天皇がいてあれこれ指図する、安倍の首をいざとなれば天皇が飛ばせる」てことですからね。

ウェブ論座
■『神社が改憲運動をしていいのか*25(上):「宗教の公共性」に照らして考える』(小林正弥*26
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016020400007.html
■『神社が改憲運動をしていいのか(中):改憲を主張するなら宗教的理由を説明すべきだ』(小林正弥)
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016020500005.html
■『神社が改憲運動をしていいのか(下):追求すべき「公共神道」への道』(小林正弥)
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016020800003.html
■神社に初詣行ったら「憲法改正しよう」とあってうんざり
http://togetter.com/li/920653
を参照ください。
 小生も先日、埼玉県内の某神社を参拝した折にそうした改憲ポスターやのぼり旗を発見しました(ただし「その神社は神社本庁とのおつきあいでやってるだけで本当はやりたくない」のか、はたまた「署名活動は初詣など客がたくさん来るときだけ」なのか、神社関係者から改憲署名を求められはしませんでしたが。まあ、求められても断りますけど向こうに嫌な顔されても不愉快なので署名の求めがなくて助かりました)。神社本庁はこうしたポスターやのぼり旗を隠す気が全くないようですから、神社に行けば簡単に見つかるだろうと思います。
 もちろん「小生の住む埼玉」「島田の住む福井」限定でもとんでもない話ですが、赤旗記事など読めば分かるように無論そんなわけもない。日本全国の神社がこういう事をやってるわけです。戦前の国家神道の残滓が払拭できない「極右政治集団」神社本庁の影響であることは言うまでもないでしょう。
 正直「神社参拝者=改憲派」なんてことはないわけですがそういう常識がない神社関係者には心底呆れます。「右翼以外は神社に来なくていいよ、俺達神社は右翼相手の商売だから」というのならそうはっきり言って欲しい。
 それとも「賽銭とか地鎮祭とかおみくじとかで右翼以外から金を集めたいけど、右翼以外からカネもらっても俺はそのもらった金で右翼活動を平然とやるから。金に色はついてないから仕方がない」つう話なのか。どっちにしても神社本庁はふざけてますが。ここまで「政治活動と宗教活動がごちゃごちゃになってる」上にその政治運動が「戦前礼賛という非常識」なんて宗教団体も珍しいんじゃないか(いやそうでもないのか?)。その宗教団体が新興宗教団体ならまだしも「伝統的宗教団体・神社」つうんだから頭痛がしてきます。「日本てのは伝統宗教・神社があんなに右翼なんだから日本人みんな右翼なんだよ」「しかも神社以外にも生長の家とか幸福の科学とか右翼宗教がごろごろしてるしやっぱ日本人のほとんどは右翼なんだよ。だから総理が極右の安倍なんだよ」と外国人に認識されても文句は言えないでしょう。いや俺はそう言う認識されるのは不快ですけどね。

常識と抑制を欠いた裁判官による司法テロを排除する仕組み作りが急務だ。
@高浜差し止め、敦賀市長「困惑」 大津地裁の決定に懸念示す|福井新聞ONLINE
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/92697.html

 島田らしい無茶苦茶な主張です。政府の都合のいい判決しか出ないようでは、まともな民主主義国家とは言えないし、そもそも判決の何が司法テロなのか。それこそ「政府に都合のいい判決しかでないように画策すること」の方が「司法に対するテロ行為」でしょう。
 それにしても島田ほど酷くないとは言え、敦賀市長の物言いも無茶苦茶です。原発に地域経済が依存するとここまで行政が歪むと言う事でしょう。

・人心が完全に離れたことにただ一人気付かない。ますますチャウシェスク*27に似てきたようだ。
@舛添都知事 1000万円超かけた2泊3日ソウル出張の中身検証
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160407/frn1604071900009-n1.htm
・誰が「二流のビジネスホテル」に泊まれと言ったのか。自分をトップと称して恥じない傲岸*28といい、口が悪達者、それだけの男だ。
【舛添】「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか?」「恥ずかしいでしょう」
http://www.sankei.com/premium/news/160402/prm1604020027-n1.html

 舛添氏の主張の是非はひとまずおきます。もちろん「一般論で言えば」舛添氏のホテル利用に不適切なところがあれば政治責任を追及されて当然です。場合によっては減給や知事引責辞任や「業務上横領などの刑事責任追及」がなされてしかるべきでしょう。 
 ただし、以前も指摘しましたが「舛添氏を越える税金豪遊男・石原都知事(当時)」を容認した島田らウヨ連中に舛添氏を批判する資格は何一つありません。
 そもそも島田らが舛添氏に悪口するのは「ホテル宿泊料の問題」などではなく「都有地を韓国学校に貸すこと」にぶち切れた島田ら嫌韓国ウヨが「とにかく舛添を叩く」ということで批判しているのだから話になりません。断言してもいいでしょうが「韓国学校の件がなければ」島田らはここまで舛添氏を非難しなかったでしょう。しかしここまで島田ら韓国学校を敵視する理由は本当に分かりません。
 是非はともかく「朝鮮学校敵視なら」反共だから、と簡単に理解できますが。そこまで島田らは韓国民族を蔑視してるんですかね?

【追記】
赤旗『舛添都知事の海外出張 8回で2億1305万円、宿泊のスイートルーム1泊19万円、共産党都議団が抜本改善提案』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-08/2016040804_01_1.html
 舛添外遊問題の参考情報として紹介しておきます。

共産党も甘い。本来、辞任、私費での弁済など求めるべきはずだ。慰安婦問題で朴クネに媚びたのを評価する政党の限界だろう。
@舛添知事に、海外出張費節減を提案…共産都議団 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160408-OYT1T50016.html?from=tw

島田の物言いには
1)石原の税金私物化に甘かったお前らウヨが言うな、お前ら何で石原に「辞任、私費での弁済など求め」なかったんだよ?
2)そもそもお前らウヨが舛添批判のネタにしてるのは共産党の公開情報だろ?。そのくせしてよくもまあ共産批判できるな
3)「慰安婦問題で石原ほど反動極右じゃないから共産党は舛添に甘い」とかお前らウヨの邪推だろ。つうかそう言う物言いってお前らが「石原がお前ら好みの極右だから」税金私物化を黙認したて自白してるのも同然だろ
と呆れざるを得ません。

朝鮮学校への補助金兵庫県約9500万円、神奈川県約4200万円が際立っている。すなわち、この両県知事の不見識が際立っているということだ。
■家族会・救う会はなぜ朝鮮学校補助金に反対するのか
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5320.html

 まあ色々と問題はある*29のでしょうが、支給してる以上、兵庫県と神奈川県は支給しない自治体(石原の悪弊を引きずる東京*30や、橋下、松井支配の大阪)よりはずっとマシ*31でしょう。しかし「極右の巣窟でしかない」救う会には何一つ期待していませんが家族会は何でこうバカなんですかね。「朝鮮学校への嫌がらせ」と「拉致の解決」と何の関係があるのか。

http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5320.html
 朝鮮学校では拉致問題について、被害者の人権侵害問題を一切取り上げず*32、家族会や救う会などを含む民間の運動*33を「反総連、反朝鮮人騒動」と誹謗し、あたかも我々が在日朝鮮人の人権を抑圧しているかのように*34記述

 「慰安婦は公娼」「南京事件は捏造」などとデマ飛ばし「つくる会教科書を公然と支持する」ウヨの巣窟「救う会」及び「救う会の操り人形・家族会」が良くもふざけたことが抜かせるもんです。「朝鮮学校相手」に「自国の恥でも教えろ」というなら救う会は「慰安婦は公娼」などというデマをほざくな、家族会は巣くう会と野合するなという話です。「日本の恥は日本の学校で教えるな、でも北朝鮮の恥は朝鮮学校で教えろ」なんて馬鹿な話がどこの世界にあるのか。
 「反総連、反朝鮮人」も「在日の人権を抑圧」も事実じゃないですか。「朝鮮学校への下劣な嫌がらせ」もそうした「抑圧行為」の一つのわけです。正直、俺は家族会と救う会には「憎悪」「殺意」「嫌悪」「怒り」「不快感」と言ったネガティブな感情しかありません。このままでは「関東大震災での朝鮮人虐殺」のような事態さえ危惧されると冗談抜きで思っています。
 横田夫妻に同情できる人間の気が知れない(特に「たちの悪いゴロツキ右翼でしかない」横田ママは俺は大嫌いです。優柔不断な横田パパも見ていて不快ですが、あの人はママの尻に敷かれてる「封建社会チベットダライラマに支配されてる農奴」も同然の人ですからねえ。ある意味同情の余地はあります)。「横田夫妻に事実上見捨てられてるウンギョンさん」には「あんなバカ夫婦が祖父母なんて本当にかわいそうな孫だな」と同情していますが。

(ボーガス注:埼玉県朝霞市*35の)少女誘拐監禁犯を英雄として教える学校があれば、誰も税金で補助しろとは言わないだろう。朝鮮学校に支援しないのも同じことだ。

 ばかばかしい。朝霞の件(あるいは犯人の居住地から「東京都中野区の件」と言うべきか)からそう言う妄想ができる島田の神経には改めて呆れます。

「選挙落ちた日本死ね!」。確かに言いかねない。日本死ね云々の放言を得々*36と国会で取り上げた議員を政調会長に取り立てる集団だけに。
@「選挙落ちた日本死ね!」なんて逆ギレは 民進党出戻り7人衆…産経
http://www.sankei.com/premium/news/160327/prm1603270018-n1.html

 ばかばかしい。そんな馬鹿な事言うわけもないでしょう。というか安倍が参院選敗北もあって「第一次安倍内閣を辞めざるを得なくなった」時に「安倍総理を辞任させた日本死ね」に近いことを言ってた男・島田*37が良くもふざけたことが言えたもんです。そして「いつものことですが」産経もよくもまあこんな低レベルな駄文が掲載できるもんです。

 同じく意識の低い女性に受けそうな胡散臭さを持ちつつ、話の中身が常に歪んでいる姜尚中*38あたりを使うメディアの方がもっと問題だろう。
@フジ社長謝罪 ショーンK経歴詐称に「確認不十分で申し訳ない」Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000123-spnannex-ent

「ショーンkのようにイケメンとして女性に一定の人気があるらしい」という共通点(?)だけで経歴詐称してるわけでも何でもない姜氏に悪口雑言する島田の無茶苦茶さには改めて呆れます。

朝鮮総連*39に最も反省なく大盤振舞い*40しているのが兵庫県だ。知事の不見識が大きい。
@朝鮮学校補助の自粛要請へ…政府、北核実験受け : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160326-OYT1T50008.html?from=tw

 いつもながら島田らウヨや、安倍政権(安倍首相、馳文科相ら)の酷さには絶句です。読売の記事も批判意識ゼロでしょうからげんなりです(下手したら産経同様、支持するのかも知れない)。
 兵庫県などの「不当な政府の圧力を無視した今まで通りの対応」を強く望みます。しかし兵庫県知事の井戸氏は「自治官僚出身」「兵庫県副知事を経て前知事の後継指名を受け知事選に相乗り候補として出馬」というのだから当然保守系です。そうした保守系でも「まともな常識があるのか」、はたまた兵庫における「革新勢力が強いのか」何なのか知りませんが、産経の言うような馬鹿な事はしないわけです。しないのが当然ですが。

社民党はじめろくでもない政党に求めるべきは解党だろう。
@女性候補の数値目標、各党に要請へ…女性活躍相 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160325-OYT1T50022.html?from=tw

 おいおいですね。「女性候補の数値目標、各党に女性活躍担当相が要請へ」という記事から普通の人間が思いつくことは

・そう言う呼びかけだけでは駄目じゃないか、何らかの制度的担保が必要じゃないか。例えばこの際クオーター制を導入してはどうか
・野党に呼びかけるのなら自公が率先して女性を擁立したらどうか。率直にいってこの面では民主、社民、共産といった野党の方がよほど女性擁立に力を入れてるんじゃないか
・選挙目当てとは言え自民党がこういう事を言う事自体は悪くないと思う

とか、あるいは逆に

・別に女性議員を無理して増やさなくてもいい。立派な政治家なら男性で構わない。女性の社会進出とはそう言うことではない。
・最近「保育園の件」とか自公は女性層に媚びすぎだろ。見苦しいわ。男性有権者を何だと思ってるのか

とかいったことでしょう。「社民党とかろくでもない野党は解散すればいいんだ」なんて暴言を思いつく島田には絶句です。これがまだ「野党の不祥事」を元に島田がそう言う事言うなら理解はできますけどね。

リベラル派*41が力を持つ国では、どこでもこういうことになる。
@テロ容疑者「ベルギーに引き渡された後に釈放」 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160324-OYT1T50071.html?from=tw

 そもそも証拠不十分なら釈放されるのは当たり前です。トルコが逮捕したからといって「トルコの証拠が十分だったかどうか」はこれだけでは分かりません。また「トルコの逮捕時点ではせいぜい過激派にシンパシーを持つが犯罪傾向まではなかった」が「その後何があったか、単なるシンパシーにとどまらず自爆テロを行うまでに過激化した」という可能性もあるわけです。
 「トルコ逮捕時点ではそれほど過激ではなかった」がその後「過激化した」可能性が否定できない以上、現時点では「釈放は間違っていた」などと言う事は全く言えません。もちろん「犯罪容疑者を安易に釈放することがあってはいけない」のは当然ですが、一方で「ろくな証拠もないのに逮捕されるような人権侵害が横行してもまずい」わけです。

誰もが、下卑た男と分かっていた人間をなぜ自民党は担いだのか、徹底検証が必要だ。
@産経「舛添知事の出張費 航空費だけで1500万円、一流ホテルに同行職員と20人で5泊922万円って高過ぎない? 」
http://www.sankei.com/politics/news/160323/plt1603230036-n1.html

 もちろん舛添氏の出張費が過大であるならば批判されて当然でしょうが「この産経記事と同様の批判を『色々な意味で舛添氏以上に下卑た男』石原の海外出張に対して赤旗などが行っていたとき」、その批判を無視し、石原を賛美し続けた産経や島田が良くもふざけたことが言えたもんです。
参考
赤旗
■『石原東京都知事 税金使った“海外旅行”、豪遊 1回平均2000万円、ホテル代 規定の数倍 他府県と比べ飛びぬけ高額』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-16/2006111604_03_0.html
■『石原都知事の豪華外遊、庶民感覚ズレまくり/福祉削りなぜ…、都民もメディアも批判』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-20/2006112003_01_0.html

 単に
■なぜ韓国人学校に都有地貸し出し? 批判1日で300件 「保育所整備に使って」「外交より都民優先を」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160320/wor1603200039-n1.html
など最近の舛添氏の言動に反発を強めるウヨ連中*42が「とにかく舛添を潰したい」と舛添攻撃に走ってるだけのわけです。まあ、「あの石原の高額出張」すら容認されてきたわけですし、こんな批判を島田や産経がしても「石原すらかすむほどの豪遊」でもない限り、「仮に過大な出張だとしても」あまり意味はないでしょう(それも政治倫理的な意味で困ったもんだとは思いますが)。当の舛添氏の「出張批判に居直り続けた石原と違い」、今後は節約に努めたいと反省の弁を「一応は口にしてる」ようですし。
 なお、島田や産経が「あのとき石原を批判していれば舛添もこんなことはしなかったろう」なんて反省することは皆無でしょう。連中が問題にしてるのは「高額出張ではなく」単なる舛添叩きだからです。

習近平、実に小心な男だ。
@中国でNHKニュース中断 中国人ジャーナリスト拘束報道 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160321/wor1603210035-n1.html

 習氏より「クローズアップ現代の国谷氏」「ニュース23の岸井氏」「報道ステーションの古舘氏」の退任を目指し*43圧力をかけたことが疑われる安倍や「国谷や岸井、古舘の退任は当然」と強弁する島田らウヨの方がよほど小心だと思いますが。
 しかも「メディア規制はいかなる形でも問題だ」ならともかく、島田の場合は単なる反中国ですからね。
 たとえば産経ですら

http://www.sankei.com/column/news/160321/clm1603210001-n1.html
■【主張】トルコ紙「接収」 露骨な言論弾圧許されぬ
 トルコの裁判所が今月初め、政権に批判的な有力紙ザマンを政府が事実上、接収することを認めた。紙面は政権寄りに一変した。
 決定に抗議する読者や従業員の家族ら数百人を警官隊は放水や催涙ガスで強制排除し、本社を制圧した。露骨な言論弾圧というしかない。憂慮すべき事態である。
 与党・公正発展党(AKP)のダウトオール*44首相は「政府転覆を企てた相手に対する正当な措置だ」などと主張したが、到底、言葉通りには受け取れない。
 裁判所が理由の詳細を明らかにしていないのもおかしい。
 米政府は「トルコの憲法が重視する民主的価値を維持すべきだ」と批判し、欧州からも懸念の声が上がった。当然の反応だ。

なんて記事を書くのにそういう事は島田にはないわけです。
 まあ産経の場合
1)安倍の言論抑圧は絶対に非難しない上に、自ら「反日」「自虐」などのレッテル張りで言論抑圧をやってる
2)この記事は「欧米が批判してるから俺も批判しなきゃ」「これでトルコでイスラムテロが激化したら困るし(弾圧を受けてる側の多くはイスラム主義で、政権はいわゆる世俗主義です)」という動機がたぶんある
つうことで手放しで評価はできませんが。

舛添氏を見ていると、ドナルド・トランプが品格ある人間に見えてくる。
@なぜ韓国人学校に都有地貸し出し? 批判1日で300件 「保育所整備に使って」「外交より都民優先を」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/160320/wor1603200039-n1.html

 アンチ韓国の島田が舛添氏*45の決定*46に賛同するとは思っていませんがまさか、この件で「トランプの方がマシ」と言い出すとは思っていませんでした。全く島田は正気じゃないですね。

 本郷三丁目駅から営団*47丸の内線に乗ろうとしたところ、地下への入口に「ここは都営大江戸線です。丸の内線ではありません」とあるだけで、ではどうすれば丸の内線・本郷三丁目駅に行けるのか、何の表示も地図もない。周りを見渡しても見当たらない。五輪開催都市とは思えない、何とも不親切な姿勢だ。

 島田に珍しく正論です。たぶん「都営大江戸線本郷三丁目駅」で

利用者「丸ノ内線の××駅にはこの本郷三丁目駅からどうやっていくんでしょう」
駅員「ここは都営大江戸線なんです。丸ノ内線じゃないんです」
利用者「丸ノ内線の駅とは地下通路でつながってないんですか?」
駅員「つながってないんです」

というやりとりがあまりに多いので「そう言う表示ができた」んでしょう。
 「出かける前にきちんと調べればいい、きちんと調べないで間違えるなんて粗忽だ」というのもまあ正論ですが一方で、間違える人が多いと分かってるなら「ここは都営大江戸線です。丸の内線ではありません」だけではなく「丸ノ内線の駅へ行くわかりやすい表示があってもいいのに」とは誰しも思うことでしょう。島田のツィートを信じれば「わかりやすい表示がなかった」そうですが。

 聞くべき点が多い。
@「蓮池薫さん」が語った「北朝鮮の拉致解決にまだ打つ手はある」 - Ameba News [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/20160316-93/

 びっくりですね。島田にとって一体どこが聞くべき点なんでしょうか。

「拉致解決に対する見返りも示して交渉をすべきです。一つは、観光特区のインフラ整備といった、軍事技術に転用されない形での支援です。金正日時代、こんなことがありました。羅津(ラジン)・先鋒(ソンボン)の開発をした際、外国企業を誘致した。外国企業がインフラくらい整備してほしいと要望したら、『そんなカネはない。そちらでやってくれ』という話になった。日本がインフラに投資して、浮いたお金が軍事に回るということはありません」
北朝鮮という国は、体制を維持することを第一に考えます。裏を返せば、体制を維持するためには、それまでの原則を曲げて行動を取ることがあるということです。
(中略)
そういったことが拉致問題においても今後起きる可能性がある*48。」

などという蓮池発言は「日本が北朝鮮に経済支援したら軍事転用されるに違いない」と放言する島田にとって聞くべき点なのか?。とてもそうは思えませんが。蓮池薫氏以外が同じ事言ったら「北朝鮮シンパのレッテル貼って」罵倒して終わりでしょう。
 どうせ「とにかく蓮池薫氏は制裁を支持してる*49」とでも強弁するんでしょうが、彼の制裁支持はあくまでも「見返りとワンセット」であり「日本は制裁しかやる気ない」と思われることが本心でないことは明白です。一方、島田ら救う会が「見返りを出す気のないこと」は明白なわけです。
 まあ「積極交渉路線」の小生から見れば蓮池発言には賛成できない点もある。
 たとえば

北朝鮮は02年に政府認定の拉致被害者(12人)について、8人死亡4人未入国との報告書を出している。
「今後、拉致被害者に関する報告書が再度提示されるかもしれません。が、少なくともこの内容がひっくり返ったものでなければ、受け取ってはならない。
(中略)
政府が02年の報告書を認めないのも、12人の拉致被害者が生きているとの確信があってのことです」

つうのはマジで彼がこんな発言をしたのなら「おいおい、バカ言ってんじゃねえよ、蓮池(呆)」と思いますね。「とにかく受け取らなきゃ話すすまねえだろ、寝言言ってんじゃねえよ」「つうか未入国はともかく死亡が事実じゃないって根拠は何よ?。頭おかしいんじゃねえの?」と蓮池発言にはぶっちゃけ呆れます。小生は「拉致被害者は苦しい経験をしたから立派だ、その発言は無条件で支持すべきだ」などとは少しも思ってないので賛同できない発言は当然批判します。

よく分かる、笑える話だ。
@「民進党のイメージ悪くなる!」 民主・維新の新党名候補に台湾の議員が不快感
http://www.sankei.com/politics/news/160311/plt1603110034-n1.html

 自民党中堅議員によると、千葉県内のイベントに参加するため来日中の民進党の議員と10日、都内で会談した際、「せっかく政権交代を果たすのに、日本の民主党民進党に変わったらわれわれのイメージが悪くなる。やめてほしい」と語ったという。

などという、真偽不明の怪しい話でありお話になりません。仮に事実だとしても単に民進党某議員が自民党に媚びただけではないのか。むしろこんな媚びへつらいをする民進党某議員に呆れます。そして、こんな事を喜んでる産経や島田にも心底呆れます。

【追記】
■産経『【民主&維新合流】台湾の民進党が「親近感覚える」と祝意 民主党と維新の党の新党名「民進党」決定で』
http://www.sankei.com/world/news/160314/wor1603140022-n1.html
 まあ台湾民進党による普通の社交辞令に過ぎませんが産経の「台湾の議員が不快感」云々という記事が完全に「産経ってアホや」という笑い話になってしまいました。

中国共産党はもちろん人類の敵だ。
@時事ドットコム:王*50外相「中国は友か敵か」=安倍政権の認識を問題視
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016030800449&g=pol

 島田の異常性にはもはや驚きませんがそれにしても異常極まりない。安倍ですら「敵か味方か」と正面切って聞かれればさすがに「悪の帝国(レーガン米国大統領のソ連への悪口)」とか無茶苦茶なことは言わないでしょう。大体日本の景気のかなりの部分が「中国に支えられてる事」を島田はどう思ってるんですかね。

結構なことだ。
@北朝鮮寄港船の入港禁止=ロシアとの協力事業中止−韓国独自制裁
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016030800611&g=int

 現大統領が朴クネであることが実に嘆かわしいですね。むしろこういう時期だからこそ交流事業を続けていくべきではないのか。もちろんこういうことをすれば北朝鮮との関係だけでなくロシアとの関係も悪くなるでしょう。

発言内容は正しい。1ミリシーベルトに何の根拠もない。
@丸川氏*51「言葉足らず」と釈明 「被ばく上限に根拠なし」発言:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016020901001560.html

 「数値の是非はともかく」もちろん根拠はあります。マスコミ報道に寄れば基準決定当時、野田内閣環境相だった細野民主党政調会長から「根拠がないとはどういう事なのか、私は環境相時代に省内部で議論してこの値に決めた」「大体、それなら1ミリシーベルトを維持したあなたの前任者たち(第二次安倍内閣環境相石原伸晃*52・現経済財政担当相、第三次安倍内閣環境相(丸川の前任)の望月義夫*53)は間違っていたと言う事なのか」と問いただされた丸川はまともに応答できず「失言だった」と全面降伏、「1ミリシーベルト基準を変える気もない」と言ったのだから今さら島田がごちゃごちゃ言っても何にもなりません。


■未解決のイラン「米人拉致」問題(アメリカの深層7)
http://island3.exblog.jp/25630711/
1)米国ネオコンに価値観が近いらしい島田がやたらイランを敵視し、イラン政権転覆論すら唱え、いわゆる「核合意」によるイランと欧米の関係改善(欧米の対イラン制裁解除)も否定し、むしろ対イラン制裁強化を主張していること*54
2)北朝鮮拉致について「拉致解決のために北朝鮮自衛隊を突っ込んだらどうか*55」「拉致被害者が帰ってくるまで制裁は一部解除でも認めない」などと島田が放言してること
を予備知識と知っていればタイトルだけで

・要するにイランの拉致被害米国人(というかスパイ容疑でイラン当局に身柄拘束された米国人)が解放されない限り、核合意なんかで関係改善なんかすんな、むしろ制裁強化しろ、場合によってはイランに米軍を投入しろと言いたいんだろ?
・そもそもイランが核合意を守る保証なんかない、きっと破るに決まってる、と言いたいんだろ?

と予想できます。まあ実際その通りなんですが。
 ただ島田の主張とは異なり「外交するしか、島田の言うイランの拉致被害者を救う手はない」し、その為の「欧米の制裁解除*56」でもあるでしょう。もちろん「外交するしかない」のは北朝鮮拉致被害者だって同じ事です。
 なお「反共右翼にして朝鮮人差別者」の島田が北朝鮮を敵視するのは分かります。日本において北朝鮮に敵対的な右翼は何ら珍しくない。むしろたくさんいる。しかし「イランをここまで敵視する理由」がよくわかりません。日本ウヨで島田ほどイランに敵対的な人間も珍しいでしょう。日本企業は今後イランに進出していくでしょうがそれに対して「進出するな」という右翼はほとんどいないでしょう。
 それにしてもこのイラン敵視文書が「月刊正論に載った」と言うのが驚きです。まあ、正論がそう言う路線を目指してるというよりは「島田との腐れ縁で載せた」だけで正論はこんなイラン敵視路線は恐らく取らないでしょうが。


■トランプ氏の〝正論〟を受け止めよ
http://jinf.jp/weekly/archives/18279

 誤解の余地がないよう最初に断っておくが、米共和党大統領候補として今や本命視されるドナルド・トランプ氏は政治家として全く評価できない。

 「トランプと同レベルのバカ右翼」島田がトランプの何を問題にしてるんだかさっぱり分かりません。単に「共和党主流派じゃないから」支持しないだけじゃないのか。
 なお、暴言王トランプが優勢になるや、クリスティーニュージャージー州知事、ギングリッチ・元下院議長といった「そこそこの大物」がトランプにすり寄ってるそうですから、共和党などそもそもトランプと大して変わらないのかも知れません。
 トランプの最大の対抗馬になりあがった茶会クルーズに対してもウォーカー・ウィスコンシン州知事、ジェブ・ブッシュフロリダ州知事といった「そこそこの大物」がこれまた「トランプ阻止」を口実にすり寄ってるそうで本当にげんなりします。要するに共和党とは「もう、そういう党になってしまった」ということでしょう。「米国共和党は今や安倍自民党とその極右性がいい勝負」なのではないか。

 ワシントン・ポスト紙とのインタビューで、中国が尖閣諸島を占領したらどうするのか*57と問われたトランプ氏は、「何をするかについては言いたくない」と述べ、中国が米国の出方を予測できないようにすることが賢明な策だとの発言をしている。

 「トランプ支持者ですら打倒中国なんか支持しない(それも尖閣なんて米国と関係ない無人島のために)」つうだけの話かも知れませんが、「トランプって意外とまともなんだな」とつい思ってしまいました。あるいは「共和党の大統領選挙候補」が見えてきて、トランプも「まともな候補を演じよう」と軌道修正を始めてるんでしょうか。
 まあ、打倒中国を叫ぶ島田よりはトランプはマシでしょう。


■トランプ氏に「自由の戦いの先頭に立つ」という米国の理念はない 福井県立大学教授・島田洋一
http://www.sankei.com/column/news/160324/clm1603240012-n1.html
 さすが島田らしいとんちんかんさというべきでしょうか。一般にトランプが非難されるのは彼の「マイノリティーイスラム教徒などの宗教的マイノリティ、同性愛者などの性的マイノリティ、ヒスパニックなどの民族的マイノリティなど)に対する差別的言動」でしょう。それが「人種平等などの米国の理念に反する」と批判されている。
 しかし島田が問題にするのはそこではありません。
 記事タイトルで想像がつくように、島田が問題にするのはトランプが「自由の闘いの先頭に立たないこと」、つまりは対外軍事行動について「外国での戦争は金がかかるだけで有害無益だ」として消極的であることを非難するわけです。感覚が完全にずれてると言っていいでしょう。そもそもそのような「世界の警察官」的理念は「第二次大戦でのナチとの闘い」あるいは「戦後のソ連との冷戦」で生まれた理念であり到底「アメリカの建国*58理念=制定時からの合衆国憲法の理念」ではないでしょう。

 トランプ氏は大統領になって一体何をしたいのか、もしばしば発せられる問いである。この点、彼は昨年11月出版の著書(未邦訳)で答を示している。すなわち、「(ボーガス注:景気回復のために)米国史上例を見ない巨大なインフラ整備プロジェクトを最優先課題とする」である。

 トランプ人気の一因はつまり「公共事業による景気回復」のわけです。ある意味「アベノミクス」で「日本のトランプ」安倍を支持する日本人みたいなもんでしょう。
 「公共事業で景気が回復するのか」「景気が回復すれば極右トランプでもいいのか」と言う批判は日本人にはそっくりそのまま「アベノミクスで景気が回復してるのか」「景気が回復すれば極右安倍でも(以下略)」と完全にブーメランとしてかえってきます。

 過去の大統領選でカーター氏*59、ケリー氏*60、ヒラリー氏*61など民主党候補を資金面で支援、現夫人との三度目の結婚式(2005年)ではクリントン*62夫妻を主賓としたトランプ氏が、いくら保守主義への目覚めをアピールしても信用できないとする党内一般の根強い忌避感がある。

 島田や「共和党主流」がトランプを嫌う大きな理由だそうです。ウィキペ「ドナルド・トランプ」にも

2001年〜2009年にかけては民主党員であり、民主党ビル・クリントンヒラリー・クリントンクリントン夫婦に過去10回に亘って献金を行っていた。

という記述があるから島田の指摘はおそらく事実なのでしょう。過去のトランプは「民主党支持の一財界人」に過ぎなかったのでしょう。
 しかしそうした人間が共和党大統領予備選に出馬し、民主党どころか、共和党内や国際社会からもドンビキされるトンデモ発言をするのはどういうことなんでしょうか。
 「民主党ではヒラリーという強敵がいるが共和党ならドングリの背比べで大統領候補になれる目がある。いやなれなくても、善戦して副大統領候補などで処遇される可能性がある」とでも思ったのか、「移民政策以外で民主党を支持してきたが、トランプにとって今一番大事なのは移民問題共和党から出馬し、移民制限をしたい」のか。
 いずれにせよわけがわかりません。


共和党は爆走トランプを止められるか(島田洋一
http://www.genron.tv/ch/sakura-live/
 「日本のドナルド・トランプ」といっていいトンデモ極右・島田の事だから「トランプでも別に問題ない」というかと思いきや問題なんだそうです。


■正論 日本は対北問題の主体的措置を
http://island3.exblog.jp/25383735/

国際制裁を強化されると分かっているのになぜ北朝鮮は核・ミサイル実験を繰り返すのか、と聞かれることがある。この問いは前提自体が事実に即していない。

 何が即してないのかというと「米国はテロ国家指定を解除していた」だそうです。全くこの男は「巣くう会副会長」の癖に「ポーズとしてすら」拉致解決を口にせず、「打倒北朝鮮」としか言わないのだからうんざりします。一番うんざりするのは「打倒北朝鮮が目的でないはず」なのにこんな男に下駄の雪のようについて行き「我々の目的は拉致解決で打倒北朝鮮じゃないはずだ」と諫言した蓮池透氏を会から追放した家族会ですが。

 ライス*63回顧録*64に象徴的な一節がある。2007年1月中旬、ベルリン滞在中のライスの部屋に同地で米朝協議に当たっていたヒル*65が「明らかに興奮した」面持ちで飛び込んできた。北朝鮮側代表が、金融制裁解除と引き替えに核凍結という「本国の訓令以上に踏み込んだ」案を示してきた、相手は翌日には帰国する、今すぐ応答したいというのである。ライスはホワイトハウスに急遽国際電話を入れ、「大統領、この問題を大きく動かすチャンスです。しかし、明日になればこのチャンスは消えてしまいます」と強く受け入れを促したという。

 つまりは米国だってよほどの極右でない限り「北朝鮮の軍事的打倒」なんてやりたくないわけです。なぜなら在韓米軍兵士に何人犠牲者が出るか分からないからです。またおそらく「韓国の民間人の犠牲ゼロ」てわけにもいかないでしょう。米軍が本格侵攻なんかしたら「死なばもろとも」で北朝鮮が容赦なく軍事的反撃に出ることはわかりきってる。また「今のイラクやアフガン、シリアのような内戦状態」になったら収拾がつかなくなる。
 「北朝鮮からの開戦」ならともかくそうでないなら「今ロシアがアサド政権を支持してるように」中露が「米国の行為は侵略だ」として北朝鮮支援に動くかも知れない。米国からの開戦にはたくさんのデメリットがあるわけです。戦争しないで済むならそれが一番いい。

もし実際、独裁者の指示を越えた譲歩案を提示したとすれば、その人物は帰国後直ちに収容所送りか処刑だろう。

つまりは
1)「本国は『いざとなったら訓令以上の案を示してもいいから』とほぼ全権委任していた」か
2)「実は訓令には『金融制裁解除があるなら核凍結してもいいから』と最初から書いてあった」つうことではないのか。
 仮に「ペテンにかける気(つまり表向きは核開発は辞める*66が裏では継続する)」だとしても「その後も米国が融和的措置を執るなら」そのペテンは継続されるわけです(実際には融和的措置を執らないことによって核問題が再燃しますが)。それは「それなりに」意味のあることではないのか。島田みたいに「嘘に決まってる」と決めつけて交渉を否定するのは馬鹿げています。単に島田が無謀で無責任な北朝鮮打倒論であるだけの話です。

現行の対北安保理制裁決議(複数)には、「開発支援」「人道援助」は対象外という大きな抜け穴がある。

 おいおいですね。開発支援はともかく人道支援が対象外なのは当然でしょう。「乳児のための粉ミルク」だの「病人のための医薬品」だのが制裁対象になっても困るのは乳児や病人だけです。

日本としては、制裁決議違反国はもちろん、北と取引を続ける国に対しても、ODA(政府開発援助)減額・停止など独自の措置で圧力を掛けていく必要がある。国際機関も例外ではない。例えば国連開発計画(UNDP)の総裁が毎年のように来日し拠出金増額を求めていくが、北への支援事業(当然、軍や工作機関に横流しされる)を止めない限り増額はおろか減額すると通告すべきだろう。

 ばかばかしい。是非はともかく国連の事業は違法でも何でもないのにそんな馬鹿な事はできるわけないでしょう。つうかそんなことしても中国辺りがUNDPへの出資を増やすだけでしょう。

 北朝鮮が日本に向け数十発の核ミサイルを撃つ構えを見せたとき、全ての迎撃はあり得ず、発射台に据えられた段階で(ボーガス注:日本からミサイルで)攻撃し破壊する以外、国民の命は守れない。

 やれやれですね。実際にはそんな事は北朝鮮はしないでしょうが「実際に打ち込む」のと「打ち込むそぶりを見せる」のとでは全然違います。後者に対して軍事攻撃をするのは国際法違反の疑い濃厚ですし、「外交交渉も可能な段階」でそんなことをしたら「戦争の助長」になってしまう。つうか単に「とにかく口実をつけて島田が北朝鮮を軍事攻撃したいだけ」でしょうが。これが「巣くう会副会長」だから頭痛がします。
 そもそも「日本のミサイル能力向上」には「THAADを対北朝鮮目的だと米韓が言い訳しても、『北朝鮮限定の保障はどこにもない、我が国に向かわない保証はない』と中露が反対しているように」ほぼ確実に中露が反対するでしょう。日本のミサイルが中露に向かわない保障はどこにもないからです。実際安倍自民はともかく島田のような極右は中露をミサイル攻撃することを「場合によってはやってもいい」と思っているでしょう。そう言う意味でも島田の主張は非常識で非現実的です。


■朝日は(ボーガス注:国基研の)独立検証委員会報告書に反論せよ
http://island3.exblog.jp/25373451/
 何故島田は朝日がどうこう言うのか(これは安倍や、安倍の言いなりになっている外務省の杉山審議官というアホ官僚も同じですが)。島田らの敵は朝日なんてある意味「ちゃっちいもの」ではなく国連や米国下院でしょう。国連や米国下院からは「クマラスワミ報告、マクドガル報告」「下院決議」という形できっちり駄目出しされてるわけです。
 「朝日ガー」としか言えないこと自体島田らが事実上「敗北を認めている」と見ていいでしょう。朝日相手なら恫喝で黙らせることができるが米国下院や国連相手にはそういうわけにはいかないから何も言わないわけです。


オバマ負の遺産と大統領選に見るアメリカの混迷
http://island3.exblog.jp/25367105/
 何故か「米国ネオコンべったり」の島田が「米国ネオコン同様」アサド政権を敵視し打倒論を放言しているだけの話です。
 正直「イラクとアフガンで米国が戦争して収拾がつかない状況」でシリア・アサド政権打倒を企むなどリスキーにも程があります。シリアがイラクやアフガン並みのぐちゃぐちゃの内戦状態になったら始末に負えません。したがって米国だけでなく、イラク、アフガン戦争では米国に協力した英国も乗り気じゃない。最悪の場合米国は単独軍事作戦を覚悟しないといけない。
 そしてロシアやイランはアサド政権を支援しているという状況でどうして「アサド政権が倒せる」だの「倒すべきだ」だの思えるのか、ネオコンや島田の脳みそは理解不能です。「オバマは軟弱」も何もよほどの極右でない限り共和党政権だってそんな事はおそらくしない。
 もちろん「イスラエルパレスチナ弾圧」を容認する島田やネオコンの「人権云々」なんてアサド批判は全く説得力はありません。客観的な意味で彼らのアサド打倒論が「人権擁護」ではないのはもちろん主観的にも人権擁護ではないでしょう。偽善というか何というか。
 なお、日本ウヨの大半は「アサド支持」ではないものの、島田ほど「打倒アサド」を叫んではいません。

 ブルッキングス研究所ニューヨーク・タイムズなど民主党系のシンクタンカーやジャーナリストには、尖閣のような小さな無人島をめぐって米中が軍事衝突などあり得ないと公言する者もあり

 やれやれです。共和党政権や共和党系の学者、文化人だってよほどの反中国極右でない限り尖閣を理由に米中軍事衝突なんかする気ないでしょう。つうかそれ以前に日本だって尖閣ごときで日中軍事衝突するメリットなどどこにもありませんが。

ヒラリーは、オールド左翼のバーニー・サンダース上院議員に支持率で並ばれる

 サンダースは「ヨーロッパ基準(英国労働党、フランス社会党、ドイツ社民党など)」で見れば普通の社民主義者でしかありません。「社民政党が存在しない」米国だから彼の躍進は話題になるわけですが。

共和党側の有力大統領候補においては、マルコ・ルビオ上院議員のように「尖閣は日本の領土」と明言する正統レーガン保守もいる

 本気でルビオがこんな事言ってるのなら「米中関係という意味では」おそらくルビオの方がよほどトランプよりやばい人間でしょう。歴代米国政権はこの辺り「問題が平和的に解決されることを望む」として曖昧にごまかしています。なぜなら尖閣は「中国、台湾、日本」が領有権を主張しており特定の国に肩入れすることは米国にとってデメリットだからです。
 なお、尖閣領有権は「島田らが大好きな李登輝陳水扁政権時代」も含めて台湾政権も主張してきました。今度の蔡英文新総統も尖閣領有権を主張している。そして島田らウヨが「中国の尖閣領有権主張を非難するとき」はご都合主義にも台湾の存在を無視するのはいつものことです。

トランプは、シリア問題ではプーチン*67との協調を打ち出し

 「差別者として批判されるトランプ」としては意外な話ですが、トランプとは意外と「現実主義」なのかもしれません。もちろんトランプを支持する気などありませんがやたらプーチンロシアを敵視する極右(島田一押しのルビオがそうなのか?)よりはトランプの方がまともでしょう。シリア問題だってロシアと敵対して問題が解決するのか。
 するわけもないでしょう。アサド政権打倒なんて非現実的です。
 プーチン批判ならともかく島田ら反ロシア極右のプーチン打倒論など非現実的です。

中国の習近平*68とも平気で「握る」のではないか。

 まあ普通に考えてよほどの反中国極右が大統領にならない限り、トランプでなくても「握る」でしょうね。島田一押しのルビオが仮に大統領になったとしても「握らざるを得ない」でしょう。当たり前の話です。
 なにせ島田の場合「打倒中国」といわないと「握ったことになる」のだから話になりません。
 島田の立場だと世界中のほとんどの国はAIIB参加などさまざまな形で「中国と握ってる」わけですがその辺り島田はどう考えてるんですかね。


■産経【正論】「日本は対北問題の主体的措置を」福井県立大学教授・島田洋一
http://www.sankei.com/column/news/160209/clm1602090011-n1.html

 日本としては、制裁決議違反国はもちろん、北と取引を続ける国に対しても、政府開発援助(ODA)減額・停止など独自の措置で圧力をかけていく必要がある。国際機関も例外ではない。例えば国連開発計画(UNDP)の総裁が毎年のように来日し拠出金増額を求めていくが、北への支援事業*69(当然、軍や工作機関に横流し*70される)を止めない限り増額はおろか減額すると通告すべきだろう。

 「安保理制裁決議違反国でなくても圧力をかけろ」「国だけでなくUNDPにも圧力をかけろ」とは言ってることが無茶苦茶ですね。ただしさすがの島田も「UNDP拠出金全額拒否」「UNDP脱退」とまでは言えないようです。

 北朝鮮が日本に向け数十発の核ミサイルを撃つ構えを見せたとき、(ボーガス注:PAC3による)全ての迎撃はあり得ず、発射台に据えられた段階で攻撃し破壊する以外、国民の命は守れない。

 先制攻撃しろという暴論です。冗談じゃありません。たぶん「ブラフですら」島田の言うようなことを北朝鮮はしないでしょうが「ブラフの可能性もある時点で先制攻撃」など道義的、政治的に妥当かどうか以前に「国際法違反の疑い」が濃いでしょう。

 金正恩政権は、アルカーイダや過激組織「イスラム国」(IS)同様、人倫にもとる組織であり、核実験やミサイル実験を行ったからというのではなく、非人道的行為*71を理由に恒常的に締め付けを強め崩壊を目指さねばならない。

 こういう男が「巣くう会副会長」ですから呆れます。明らかに島田は拉致被害者救出のことなど考えていません。


横田早紀江さんの議員の「表情」への注文
http://jinf.jp/feedback/archives/18027

早紀江さんは、国会で拉致問題が取り上げられている時の議員たちの表情に疑問を持つという。
「(この集会を北朝鮮が注目しているというなら)国会でのやり取りはもっと注目しているはず。しっかりとした表情を見せるべきではないのか」。

 質問内容ではなく「顔がどうこう」なんてある意味どーでもいいことしか言えないとは横田母もどうしようもないバカです。結局「拉致解決のために何をしたらいいか」彼女も自分でわけがわからなくなってるのでしょう。哀れなもんです。いい加減、孫に会うことを何よりも重要視したらどうなんですかね。

*1:著書『後藤新平』(1988年、中公新書)、『清沢洌(増補版)』(2004年、中公新書)、『国連の政治力学』(2007年、中公新書)、『自民党』(2008年、中公文庫)など

*2:なおPKO部隊の性暴力それ自体はパン氏の総長就任以前にも問題になってますし、「国連独自の軍がないため」PKO部隊は各国軍の寄せ集めであり、「そもそも各国軍の問題じゃないか」つうことも考えればパン氏一人を非難するのもどうかとは思います(またそういう問題についてPKO部隊に出動に責任がある安保理理事国(米英仏露中の常任国及び非常任国)は何をしていたのかという問題もあるでしょう。)。大体こういう事を言う米国の軍隊自体が「米軍の所在地域(例えば沖縄)」で性暴力をやらかしてるわけです。

*3:ただし彼の場合、停止対象は「国連分担金」ではなく「PKO予算」なので島田に比べたらマシですが

*4:勿論そんな事はないし、だからこそ河野談話が出たのですが。

*5:もちろん「リクルート疑惑の秘書が、妻が」のような、名義貸しで実態は「習氏」の可能性があることくらいは俺も分かっていますので一応お断りしておきます。

*6:「安倍をブタ野郎と呼ぶのはブタに対する冒涜だ。ブタはハムやソーセージとして人の役にたってるが安倍は(以下略)」「権力の犬とか、犬畜生とかいうのは犬に対する(以下略)」レベルのくだらない話です。

*7:山口二郎氏の事

*8:著書『行政指導』(1992年、岩波新書)、『日本の予算を読む』(1995年、ちくま新書)、『市民のための自治体学入門』(1996年、ちくま学芸文庫)『真の行政改革とは何か』(1997年、岩波岩波ブックレット)、『技術官僚:その権力と病理』(2002年、岩波新書)、『異議あり公務員制度改革』(2003年、岩波ブックレット)、『司法官僚:裁判所の権力者たち』(2009年、岩波新書)など

*9:著書『デモクラシーの論じ方:論争の政治』(2001年、ちくま新書)、『政治的思考』(2013年、岩波新書)、『境界線の政治学(増補版)』、『権力論』(以上、2015年、岩波現代文庫)など

*10:著書『昭和史の決定的瞬間』(2004年、ちくま新書)、『明治デモクラシー』(2005年、岩波新書)、『未完の明治維新』(2007年、ちくま新書)、『日本近代史』(2012年、ちくま新書)、『西郷隆盛明治維新』(2013年、講談社現代新書)、『〈階級〉の日本近代史:政治的平等と社会的不平等』 (2014年、講談社選書メチエ)など

*11:村山内閣文相、橋本内閣通産相自民党政調会長(小泉総裁時代)、第一次安倍内閣官房長官麻生内閣財務相菅内閣経済財政担当相など歴任。

*12:別に息子と親が同じ思想である必要はありませんが「渡辺治氏みたいに共産党支持の立場ではないのか」と思うと少し寂しい気がします。

*13:最近の著書に『安倍「壊憲」を撃つ』(共著、2015年、平凡社新書)、『「憲法改正」の真実』(共著、2016年、集英社新書)など

*14:改憲派の小林氏が安倍批判してることを変節呼ばわりしてるわけですがそもそも小林氏は「集団的自衛権を認めるなら明文改憲すべき」と言う立場ですから安倍のような無法が許容できるわけもないでしょう。そう言う意味では変節ではないわけです。

*15:村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長(小渕、森総裁時代)、国民新党代表、鳩山、菅内閣金融担当相など歴任

*16:まあ島田が妄想するような不当なことは何もないでしょうし、そもそも原発再稼働を認めない判決ならどんな判決でも島田は非難するでしょうが。

*17:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党幹事長代行を経て現在、民進党代表代行

*18:村山内閣経済企画庁長官、小渕、福田内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て現在、自民党副総裁

*19:野田内閣国家公安委員長

*20:鳩山、菅内閣総務副大臣、野田内閣防衛副大臣を歴任

*21:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相など歴任

*22:GHQ作成の情報操作書「眞相箱」の呪縛を解く:戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』(2002年、小学館文庫)、『「女系天皇論」の大罪』(共著、2006年、PHP研究所)、『異形の大国・中国:彼らに心を許してはならない』(2008年、新潮社)、『日本よ、「戦略力」を高めよ:「憲法九条」「国連至上主義」の呪縛を解く』(共著、2009年、文藝春秋社)、『皇位継承の危機いまだ去らず』(共著、2009年、扶桑社新書)、『民主党政権では日本が持たない:国民を欺いた「政権交代」』(2010年、PHP研究所)、『保守新生:リベラルが日本を潰す』(共著、2010年、宝島社)、『日本とインド・いま結ばれる民主主義国家:中国「封じ込め」は可能か』(共著、2012年、文藝春秋社)、『中国はなぜ「軍拡」「膨張」「恫喝」をやめないのか:その侵略的構造を解明する』(共著、2012年、文春文庫)、『中国に立ち向かう覚悟:日本の未来を拓く地政学』(2012年、小学館)、『「女性宮家創設」ここが問題の本質だ!』(共著、2012年、明成社)、『正義」の嘘:戦後日本の真実はなぜ歪められたか』(共著、2015年、産経セレクト)など極右著書多数。極右のよしこが現在中教審委員ですから頭痛がしてきます。もちろん安倍のチョイスでしょう。

*23:大日本帝国憲法に出てくる言葉。平たく言えば国家元首、国家最高指導者です。

*24:つうか「天皇主権」なんてあり得ませんが、どう見ても今上や皇太子は「左派ではないにせよ」神社本庁ほど極右な政治認識ではないと思いますが。神社本庁が「皇室の政治意識は俺達と同じ」と思えるのはわけがわかりません。大体「強制にならない方が望ましい(米長への今上の発言)」を故意に無視してる癖に神社本庁も良くもふざけたことが言えたもんです。

*25:神社には建前では神社信仰者(氏子)がいるわけで『神社の教義上、当然に改憲が正当化されるので氏子の事前了解を取らなくても問題ない』と言えない限り(到底言えないと思いますが)、氏子の事前了解が必要だが事前了解を取ってるのか、取ってなければ宗教団体(神社本庁)幹部による宗教団体私物化ではないかという批判でしょう。もちろんどう考えても取っていませんが。

*26:千葉大学教授(政治学)。個人サイト(http://masaya-kobayashi.net/)。著書『非戦の哲学』(2003年、ちくま新書)、『友愛革命は可能か:公共哲学から考える』、『サンデルの政治哲学:<正義>とは何か』(以上、2010年、平凡社新書)、『日本版白熱教室:サンデルにならって正義を考えよう』(2011年、文春新書)、『対話型講義・原発と正義』(2012年、光文社新書)など

*27:ルーマニア大統領、ルーマニア共産党書記長。反体制派による政権転覆の後に銃殺された。

*28:都知事は都庁のトップでしょう。何が傲岸だかさっぱりわかりません。そして少なくとも石原の方が舛添氏よりずっと傲岸だったのですが。

*29:たとえば神奈川は「県職員の朝鮮学校訪問調査とやら」があるようです。何でそんな手間をかける必要があるのか。

*30:とはいえ舛添知事の「都有地の韓国学校への貸与」は評価したいと思います。おそらく石原や猪瀬ではやらなかったでしょう。

*31:もちろん巣くう会、家族会一味は逆に神奈川や兵庫に悪口雑言し、東京や大阪をほめるわけです。

*32:実際どうか知りませんが、仮にそうだとしてもそんなことは無償化除外だのといった差別行為、嫌がらせ行為の正当化理由になりません。

*33:正確には「民間ごろつき極右の運動」です。

*34:自分らが本気で「抑圧してない」と思ってるなら救う会や家族会の連中はただのバカです。

*35:あるいは犯人の居住地から「東京都中野区」のと言うべきでしょうか

*36:別に「得々」ではないですね。「こういう待機児童問題への思いをどう思うか」と民進党政調会長になる山尾議員に聞かれ「アベノミクス新三本の矢」で「待機児童ゼロを目指す」とぶちあげた「はず」なのに、「匿名ブログなど相手しない」と小馬鹿にする対応を取って「待機児童問題に苦しむ父母を怒らせた」安倍が愚かなだけです。あげく安倍は「もちろん待機児童問題に頑張ります」と言わざるを得ない所に追い込まれたわけです。

*37:また例の増元も見事に選挙に落選したとき「選挙落ちた日本死ね」に近い事をぼやいていた記憶があります。

*38:個人サイト(http://www.kangsangjung.net/)。東京大学名誉教授。著書『暮らしから考える政治』(2002年、岩波ブックレット)、『マックス・ウェーバーと近代』(2003年、岩波現代文庫)、『オリエンタリズムの彼方へ:近代文化批判』(2004年、岩波現代文庫)、『反ナショナリズム』(2005年、講談社プラスアルファ文庫)、『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、『増補版・日朝関係の克服』(2007年、集英社新書)など。

*39:朝鮮学校朝鮮総連は違います。この島田の理屈だと「宗教系学校(天理大学・高校、創価大学・高校、幸福の科学学園高校など)」への補助金は「宗教への補助」となり政教分離原則違反になりますが「他の学校法人に比べ不当に補助額が大きい」など、「学校補助に名を借りた宗教支援」でない限り、もちろん政教分離原則違反にならないわけです。

*40:他の学校に対するのと同様の支援に過ぎず大盤振る舞いという事実などありません。

*41:ベルギーがリベラル政権だなどという根拠は恐らく島田にはないでしょう。単に「俺の気にくわない奴皆リベラル」に過ぎないわけです。

*42:韓国学校の件について言えば反発する方がおかしいですが

*43:実際彼らは残念ながら退任するわけですが

*44:首相主席顧問(外交担当)、外相を経て首相

*45:第一次安倍、福田、麻生内閣厚労相。現在、都知事

*46:しかしアンチ韓国ウヨの多い自民の支持を受けながらこの決定とは「いい意味で」意外です。少なくとも舛添氏は猪瀬前知事(石原都政で副知事)や石原元知事よりはマシと言っていいと思います。

*47:正確には「今は民営化されて東京地下鉄株式会社(愛称:東京メトロ)」なので営団帝都高速度交通営団)ではありません。

*48:つうか既に「小泉訪朝後の日朝平壌宣言」は大きな路線変更だったわけですが

*49:俺個人は基本、対北朝鮮制裁を支持しませんが。まあ安保理決議があるので「米国や韓国とのおつきあい程度の制裁」は日米、日韓友好への配慮から「俺も否定しない程度には現実主義、大勢順応で反北朝鮮(?)」ですが日本の独自制裁なんて論外です。「拉致問題があるから制裁でがんがん行くなんてできねえから」と米韓に言い訳して、日朝交渉に邁進するのが俺にとって、あるべき日朝関係の姿です。

*50:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て外相

*51:第2次安倍内閣厚労大臣政務官、第3次安倍内閣環境相を歴任

*52:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)など歴任

*53:小泉内閣環境大臣政務官、第1次安倍内閣国交副大臣など歴任

*54:なお、安倍は欧米の対イラン制裁解除を「日本がイランに経済進出できる」と喜んでいますが、そうした安倍を「安倍信者」島田が批判しないのはいつものことです。

*55:ただし、この主張を最も熱烈にやってる救う会関係者は島田ではなく荒木和博ですが。

*56:もちろん制裁解除のメインは核合意でしょうが。

*57:どうするも何もそう言う事態はあり得ないし「そう言う事態が起こらないように圧力をかける」「尖閣で軍事紛争が起こればそのこと自体が米国の政治的敗北だ」と言うべきでしょう。

*58:インディアン(ネイティブアメリカン)のことを考えれば「建国」というのは不適切かも知れませんが

*59:1976年の大統領選挙で、現職のフォード(共和党)を破り大統領に就任

*60:2004年の民主党大統領選候補。現職のブッシュjrに敗北した。

*61:「今の選挙戦ではなく」オバマが大統領になった時の民主党予備選挙戦でしょう

*62:2005年当時のクリントンは大統領であり主賓とすること自体は自然です。

*63:ブッシュ子政権で国家安全保障担当大統領補佐官国務長官を歴任

*64:邦訳は『ライス回顧録ホワイトハウス激動の2920日』(2013年、集英社

*65:駐韓国大使、国務次官補(東アジア・太平洋担当)として北朝鮮外交に関与した。

*66:つうか「凍結」なんですから「中止」ではあっても「完全中止」ではないですよね。そう言う意味では「是非はともかく」核開発を再開しても「ペテンとは言えない」のではないか。

*67:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領

*68:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*69:豆満江開発計画のこと。ただしこの計画は小生の理解ではUNDPが関与しているものの中心になっているのは北朝鮮、中国、ロシアといった各国政府。仮にUNDPが何らかの理由で手を引いたところで計画自体は続行されるでしょう。

*70:どれほどそうした危険性を阻止できているかはともかくUNDPだって一定の監視はしているでしょう。島田が言うほどノーチェックのわけがない。

*71:拉致のことか?