「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/28分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。
■産経『国連の人権決議案、北朝鮮の意見聞き棄権 韓国盧政権 元外交通商相が回顧録で明かす』
http://www.sankei.com/world/news/161015/wor1610150040-n1.html

 2007年に韓国の当時の盧武鉉政権が、国連の北朝鮮人権決議案の採決を前に北朝鮮に意見を求め、賛成投票に反発する回答を受けた後、棄権を決めたと、外交通商相だった宋旻淳氏が15日までに出版した回顧録で明かした。

朝鮮日報金剛山観光の中断を求める米国の要求、盧武鉉政権が拒否』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/15/2016101500520.html

 2006年10月9日に北朝鮮が1回目の核実験を行った頃を前後して、米国は韓国政府が当時行っていた金剛山観光と開城工業団地事業について縮小あるいは中断を求め、北朝鮮への制裁強化に協力するよう要求していたが、当時の盧武鉉ノ・ムヒョン)政権はこれに応じなかったことがわかった。盧武鉉政権で大統領府安全保障室長や外交通商部(省に相当)長官などを歴任した宋旻淳(ソン・ミンスン)氏(現、韓国の北朝鮮大学院大学総長)が先日発行した回顧録『氷河は動く』の中で明らかにした。
 当時の盧武鉉大統領は「それ(圧力)よりも米や肥料を与えた方が(北朝鮮に)大きな変化をもたらすはずだ」と(ボーガス注:米国に)反論したという。

 もちろんこうした発表は「盧武鉉政権時に南北関係は安定していた。朴政権は盧政権を見習うべきだ、開城工業団地中止だの、大統領自ら脱北の呼びかけなんてとんでもない話だ。南北の緊張を高めるなんて正気じゃない」という話でしょう。俺も同感ですが、これに対し「そんな事だから北朝鮮に我が国は舐められてきたんだ、盧武鉉政権は軟弱だった」と反発して聞く耳持たないのが朴政権のようです。朴政権には「早く終了して欲しい、ニクソンみたいに任期途中でやめて欲しい」以外の感想はないですね。


産経新聞『【北朝鮮ミサイル発射】稲田朋美防衛相 「日本に安全保障上、影響ない」』
http://www.sankei.com/politics/news/161016/plt1610160012-n1.html
 防衛相という責任ある地位に就くとさすがに無茶苦茶なコトもはけないと言う事でしょう。実際影響なんかないでしょう。
 下手に「ある」といったら「で、どうするの?」と聞かれるわけで、無役の時代なら好き勝手ほざけても防衛相の今の立場で「日本核武装」とか馬鹿な事言ったらそれこそ大臣更迭になりかねないわけです。


産経新聞松本京子さん、平壌で入院か 北が拉致 韓国家族会情報』
http://www.sankei.com/world/news/161016/wor1610160010-n1.html
 事実ならご家族にとって嬉しい話ですが真偽は不明です。お兄さんですら産経の取材に

松本京子さんの兄、孟(はじめ)さん(69)は産経新聞の取材に、「何も聞いていない。急に降ってきた話なので何ともいえないが、韓国の拉致被害者家族が北朝鮮内部の事情を知っているなら、もっと情報が出てきてもいいはずだ。信憑(しんぴょう)性は低いと思う」と話した。

だそうです。


■外国資本による国土買収が深刻化 100年後まで守り抜く立法が必要(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/10/15/6546

 2013年には日本維新の会(当時)の中田宏氏が(ボーガス注:外国資本による国土買収を規制する)法案を提出した。
(中略)
 だが法案は国会に上程されても、全く審議されずに廃案になった。

 「2013年」ですから既に安倍政権です。安倍ですらこんな法案をまともに審議する気にならなかった*1わけです。もちろん安倍は「よしこらウヨの期待に応えて」、中田のような外資土地購入規制法案を政府法案として提出することもしませんでした。安倍にとってはそんな事より「アベノミクス」「特定秘密保護法」「戦争法」「女性活躍推進(一応、女性活躍推進法が成立しました)」などの方が大事だったわけです。今安倍が宣伝してるのも「プーチン訪日」「一億総活躍&働き方改革」であってよしこの期待する「外資土地購入規制」ではありません。
 滑稽なのは「安倍信者」よしこが「当時の政府、自民党は維新提案法案を放置して廃案にするとは一体何をやっていたのか」「そもそも何故政府がこうした法案を提出しないのか」と批判しながら政府及び自民党の最高指導者「安倍晋三」の四文字は絶対に出さない*2ことです(苦笑)。これが「福田康夫氏辺りなら」確実に名前出して罵倒してるでしょう。

国土を買い取られることは、国を奪われることだ。

 意味がわかりません。何で外資が土地を買うと「国土が奪われる」のか。日本だってバブル期は海外の土地を買っていたわけですがそれもよしこ的には「日本が外国に不当な行為をしていたこと」になるのか。ただの商業活動に過ぎないでしょうに。

・わが国の国土を猛烈な勢いで買い取る中国を注意深く見るべきだ。北海道で数百ヘクタールの土地が買われた
沖縄県での中国資本による買収は凄まじい。鹿児島県奄美でも長崎県五島列島でも、島根県隠岐、北海道、新潟県佐渡でも同様だ。

 「で北海道や沖縄その他で中国資本に土地が買われて何か具体的問題、弊害があるのか?」ですよね。よしこらウヨは何一つ「問題、弊害」を具体的に提示できません。抽象的に「日本が危ない、外国(中国)が狙ってる」と放言するだけです。


■国基研『祖父は保守、父はリベラル』(名越健郎)
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html

岸元首相が保守本流

 おいおいです。保守本流とは一般に「池田勇人*3元首相の宏池会(つまりある種のリベラル性をもつ政治家)」の流れを汲む政治家(大平正芳*4元首相、宮沢喜一*5元首相、加藤紘一*6元幹事長、河野洋平*7衆院議長、谷垣禎一*8元幹事長など)に対して言われる言葉です。リベラル性というのが「言い過ぎ」なら「九条改憲に岸や安倍ほどの思い入れがない政治家集団、経済重視の政治家集団」といってもいいでしょう。(人によっては、宏池会だけでなく橋本*9元首相、小渕*10元首相など旧田中*11、竹下*12派系列の政治家も保守本流に数えることがある。岸の弟、佐藤*13保守本流か傍流かは一寸微妙な気がします)。いずれにせよ極右の岸*14は「保守傍流*15」です。実際、岸の流れをくむ派閥なんて、森喜朗*16小泉純一郎*17安倍晋三*18福田康夫*19、と最近でこそ首相を何人も出して羽振りがいい物の、それ以前は「福田赳夫*20しか首相にできず」ずっと自民党の傍流だったわけです。
 だからからか、産経なんかは岸や安倍に対して「真正保守」なんて言葉を使ったこともありました。さすがに保守本流とは言えなかったのでしょう。
 にもかかわらず「俺が岸を保守本流だと思うからそれでいいじゃないか(名越)」ていうことでしょうが、もうなんて言ったらいいのやら。
 安倍晋太郎*21が「リベラル」つうのも「そんなわけねえだろ」て話ですが。「安倍晋太郎氏は中曽根*22内閣外相時代、日中友好に尽力した」てその程度でリベラル扱いかよ、ですよね。


■日テレ『ボコ・ハラムに拉致の女子学生21人解放』
http://www.news24.jp/articles/2016/10/13/10343595.html

解放にあたってはスイス政府などの仲介のもと「ボコ・ハラム」側との交渉が行われたということで、(ボーガス注:ナイジェリア政府は)他の女子学生の解放に向け、「交渉を続ける」としている。

 結局、人質解放なんて交渉するのが一番現実的なわけです。


東洋経済オンライン『北朝鮮が盛大なエアーショーを挙行したワケ』
http://toyokeizai.net/articles/-/140051
 目的は
1)経済制裁など痛くないというアピール
2)観光産業育成の一環
の二つでしょう。1)だけなら、「海外観光客集め」をする必要はないから2)もあるわけです


■虚言と暴言
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/10/news2313281013-.html
 北朝鮮へのただの悪口です。「そんなんどうでもいいから拉致解決の展望を示せよ」ですね。


ユネスコの現実、慰安婦登録の危険性(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/10/13/6539
 クマラスワミ報告、マクドガル報告を国連が出してる以上「よほど酷い資料でない限り」、あるいは「ユネスコが日本右翼勢力の政治的恫喝に屈しない限り」、登録はされるでしょう。されて別に不都合もないわけです。日本の公式見解「河野談話」に反しませんから。
 まあよしこらは「河野談話も国連報告も間違ってる」と言い出すから論外ですけど。


■国基研「国会議員や官僚の重国籍は法で禁止明記せよ」宮本雅史産経新聞編集委員
http://jinf.jp/feedback/archives/19318
 「外交官を除いて」従来そんな事はしていないのに、何のために禁止するのかという話です。それこそ「違法な権利制限=違憲の疑い」濃厚でしょう。


■国基研「中国による宇宙開発の二重性」 R.フィッシャー氏
http://jinf.jp/news/archives/19320

中国の宇宙戦略については、軍民両面の性質があることを忘れてはならない

 それは中国に限ったことではなく他の多くの国も同じだと思いますが(苦笑)。


■国基研『他にもある外国人土地買収の安全保障上の懸念』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/19307
 産経の与太「中国企業が日本の土地を買い安保上の不安ガー」を支持する国基研ですが「ならお前らが買えよ」ですね。そもそも連中の不安とは中国への偏見に過ぎず具体性は何一つありません。
 むしろ田母神や太田のようなバカが自衛隊防衛庁の幹部だったことの方が「安保上の懸念」です。

 中国人が土地を買い占めている北海道や新潟で「国防動員法」に基づいて*23中国人が蜂起し第二戦線を構築したら、当該方面の陸上自衛隊は、そこに釘付けになって南西方面に展開できなくなる。

 言ってること無茶苦茶です。蜂起するのに土地の買い占めなんか必要ない*24。「北海道や新潟にたくさんの中国人がいればいい」わけです。ただ北海道や新潟に蜂起できるほどたくさんの中国人なんかいるのか。
 いや蜂起だって「角材や鉄パイプ」レベルだったら自衛隊の出る幕はないわけです。学生運動が盛んなころ、角材や鉄パイプで暴れる極左暴力学生相手に自衛隊が投入されたのか。そんなことないわけです。警察の機動隊で充分片付いた。「向こうが大量の武器持って蜂起すれば自衛隊を使わざるを得ない」つったって何処に大量の武器なんかあるのか。「武器の保有が合法な米国」とちがって「武器保有が原則違法(猟銃など一部例外はありますが)な日本」で武器を持っての蜂起なんかできるわけがない。猟銃ぐらいで自衛隊が出てくるわけもない。そりゃ、バズーカ砲、ロケット砲、機関銃、戦車、爆撃機でも持ち出せば警察では対応できず自衛隊の出番でしょうが、そんなもんが手に入るわけがない。
 そして日本在住の中国人だって「お前ら蜂起しろ」と中国政府に言われて「ハイ、喜んで」で蜂起するわけもない。いやそれ以前にそんな非常識な命令を中国政府はしないでしょう。
 「中国政府が命令して」「それに日本在住の中国人が唯々諾々としたがって」「バズーカ砲などの武器を使って警察では抑えきれない、自衛隊でないと抑えられないレベルの蜂起が起こる」なんてことは「ないないづくしであり得ない」話です。国基研ですら本気じゃないでしょう。本気で信じてないことを世間に主張するとはいい度胸です。頭が狂っています。つうかこれ言ってることは、在日朝鮮人虐殺をもたらした、関東大震災時の「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などと言うデマと大して変わりません。国基研は日本国内で在日中国人大虐殺でも扇動したいのかと呆れます。
 また

南西方面に展開できなくなる

てのも無茶苦茶な主張です。北海道や新潟の自衛隊が南西方面、つまり沖縄に移動することなんかないでしょう。普通に考えて九州や中国四国辺りの自衛隊が移動するに決まってる。
 「北海道や新潟まで動員しないといけないレベル」となるともう「日中全面戦争」でしょう。
 そんなことはありえないしあってはいけない。

 2008年の北京オリンピック聖火リレーが長野を通過したさい、数千人の中国人学生が現地に動員され、数々の狼藉を働いた事実を我々は忘れてはなるまい。

 おいおいです。太田の言う狼藉とは「フリーチベットなどと叫んで聖火ランナーの前に飛び出すような反中国の輩」に対し「何がフリーチベットだ!」「聖火リレーを妨害すんな!」「中国をバカにするな!」などと中国人学生が小競り合いした程度の話です。殴る蹴る程度の暴行行為はあったかもしれませんが、死人なんか出てないし、警察で充分対応できた。当時のマスコミも大して騒いでいません。太田の言うような「自衛他出動が必要な」大規模な反日暴動ではない。


■国基研『韓国学者が「慰安婦=性奴隷」説を否定』(西岡力
http://jinf.jp/weekly/archives/19297

講義を行ったのはソウル大学経済学部の李栄薫*25教授だ。

 西岡の指摘が事実*26なら、単にこの李がバカでクズなだけじゃないですか。しかしソウル大教授なんてのにそんなバカがいるんですね(呆)。まあ日本にも藤岡信勝とか小堀桂一郎とか「東大教授だったのにバカ」て奴はいますが。まあ、ガチで吉見義明氏など専門家と、「李のバカ」を対決させたくなりますね。


■尋ね人
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/10/news2311281011-.html

 尋ね人の広告に「正和 何も心配せず桶川*27に連絡して下さい 姉美智子」というのを見つけました。昭和63年(1988)1月28日付の読売新聞。  
「正和」とは前年昭和62年(1987)11月末に大宮市*28(当時)のアパートから失踪した佐々木正和さん。広告を出したのはお姉さんの美智子さんです。

 この後、美智子さんは弟さんの失踪を荒木一味に持ち込み、荒木は特定失踪者認定するわけですが、ここからは「お姉さん・美智子さんは本気で北朝鮮拉致とは少しも思ってないんじゃないか」と言う疑惑が出てきます。とにかく「何かせずにはいられない」つうことじゃないか。
 ただ「北朝鮮拉致以外の事件・事故」ならかえって捜査妨害にしかならないでしょう(まあ実際には警察は捜査を既にあきらめてるとは思いますが)
 一方、自発的失踪なら「姉貴がそこまで俺のこと心配してるなら表に出なくちゃ」となる可能性もないではありませんが、逆に「北朝鮮拉致だと騒がれてから、『実は日本にいました』と今さら登場できない、恥ずかしい」とかえってこれまた「逆効果」になる可能性もあります。
 つうか、荒木の認定なんてデマカセだから、つきあうのは馬鹿げています。「いい結果が仮にでたとしても」人間としてすべき行為ではないでしょう。美智子さんは荒木と早く縁切りすべきです。


■産経『「全ての被害者を救おう」 北朝鮮による拉致被害者救う奈良大会』
http://www.sankei.com/west/news/161010/wst1610100031-n1.html

 拉致問題に詳しい元衆院議員の三宅博氏や西村真悟氏らが講演し、三宅氏は「拉致問題に関する意識の低下に被害関係者の高齢化も伴い、風化が始まっている」と(中略)指摘。

 今や巣くう会一味ですら拉致の風化を認めざるを得ないわけです。しかし呼ぶ人間が「極右政党日ころ」所属の落選議員と言うんだから呆れます。


■産経【北朝鮮情勢】今年も「偽装マツタケ」入荷…15億円の売り上げは核・ミサイル開発に転用か
http://www.sankei.com/premium/news/161009/prm1610090026-n1.html

 拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長は「制裁破りで拉致問題に悪影響を与えるだけでなく、日本から北朝鮮の核、ミサイル開発の資金が流れることになり、重大な問題だ。偽装マツタケを取り扱っている業者は犯罪に加担していることを自覚するべきだ」と話している。

 本当に偽装マツタケなんかあるのか、あったとして15億も稼いでるのか知りませんが仮に事実だとしてもこんな西岡の発言は無意味です。西岡の意見に同感するぐらいなら最初から偽装松茸なんか売らないでしょう。
 つうかそんなに「偽装マツタケが流通してる」つうんだったら、証拠付で警察に告発でもすればいい。「本当に偽装なんかあるのか、それも15億も稼いでるなんて。ガセじゃねえの?」と言いたくなります。
 大体こんなに「マツタケ偽装がある」「中国産表示に偽装が多い」だのいったらマツタケ販売業者、特に中国産表示マツタケ販売業者に対する営業妨害になりかねません。
 西岡らは「まじめな業者が被害を受けてもしょうがない、悪いのは偽装業者だ」と居直るのか。
 はたまた「中国産松茸のほとんどは偽装だ」と居直るのか。とにかく本当に証拠があるのなら証拠付で警察に告発でもすればいい。


■産経【北朝鮮情勢】北、米国人拉致疑惑を全面否定 「一顧の価値ない」
http://www.sankei.com/world/news/161008/wor1610080047-n1.html
 小泉訪朝後の失踪なんて北朝鮮拉致のわけがないでしょう。というか米国国務省はそう言う立場ですが。


朝鮮日報『韓国政府、北朝鮮崩壊に備え「10万人脱北者村計画」』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/10/08/2016100800566.html
 「10万人の脱北者が住める場所」なんか仮に「500人ずつを200ヶ所」のように分散するとしても何処につくるんだって話です。朴クネって本当にバカなんでしょうか?


朝日新聞北朝鮮制裁の「抜け道ふさぐ」 米国連大使インタビュー』
http://www.asahi.com/articles/ASJB85D77JB8UHBI01B.html
 中国やロシアの支援を「抜け道呼ばわり」してるんでしょうが「で本当にふさげるの?」ですよねえ。口で「ふさぐ」と言うだけなら安倍の「汚染水アンダーコントロール」と同じで簡単に言えますけど。
 ロシアや中国は北朝鮮崩壊なんか望んでないし、「北朝鮮も確かに悪いけど、米韓も敵視しすぎだろ。少しは対話の努力をしろよ」位に思ってるでしょうから。


■産経『御堂筋で「国民も拉致被害者救出 声上げて」 家族会代表らデモ行進』
http://www.sankei.com/west/news/161008/wst1610080076-n1.html

約400人(主催者発表)の聴衆

 主催者発表でこれですからね。実際には400人より少ないでしょう。今や拉致はそこまで風化したわけで「極右運動とつるんだ上、蓮池透氏や田中均氏を不当に敵視したつけ」を今払わされてるわけです。


■産経『拉致被害者家族「世論の声高め救出を」 飯塚さんら講演 高齢化に焦り「若い世代に知ってもらうことが重要」』
http://www.sankei.com/world/news/161008/wor1610080040-n1.html
 「今から14年前」の小泉訪朝時に「小学5年生(11歳)以上だった人間」、つまり現在「25歳以上の人間、20代後半以上の人間」だったら興味関心があるかと言ったら「小泉訪朝当時、既にサラリーマンだった団塊ジュニア(1970年代生まれ)の小生や小生の周囲の言動」「拉致について全く報道しなくなったマスコミ」を考えると、あるとも思えませんがそれはさておき。
 「小泉訪朝時にはまだ幼かった、あるいは生まれてなかった20台前半以下の若い世代ガー」という言い訳付ではありますが「産経と家族会」がついに拉致の風化を認めたわけです。


■国基研『「最近の内外情勢を語る」 萩生田光一内閣官房副長官
http://jinf.jp/news/archives/19290
 現役の官房副長官がこれですから本当に呆れます。
 ただそんな萩生田でさえ「中国が攻撃動作で自衛隊機を挑発してきた」云々と産経が報じたときは「事実無根の報道で遺憾」と否定する程度の常識はあるわけです。


■「iRONNA」に『自衛隊幻想』抜粋
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/10/ironna-1345.html

http://ironna.jp/article/4098
荒木和博(特定失踪者問題調査会代表)
 私が予備自衛官になった頃に、現役自衛官やOBと話をしていてショックだったのは、拉致問題を自分たちの仕事だと捉えている人がほとんどいなかったことです。

 そりゃ当たり前でしょう。拉致を解決する現実的方策は外交交渉だし、拉致犯罪者を逮捕起訴*29するのは警察や検察の仕事です。
 自衛隊がやれる仕事なんか何もない。自衛隊の特殊部隊による被害者救出なんて現実的じゃありません。「被害者の居場所が分からない」のに出撃しようがない*30し、そんな「第二次朝鮮戦争を引き起こしかねないリスキーな行為」は北朝鮮どころか「六カ国協議参加国の何処の国(米露中韓)」も支持しないでしょう。

すごく真面目な自衛官が「自分たちの仕事ではない」という話をするので、かなりショックを受けました。

 まじめな人間だからこそ、「被害者の居場所も分からないのに何処に行くのか」「そんなん中露米韓が容認するのか」「外交交渉が一番現実的じゃないか」と言う意味でそういうわけです。一方荒木は不真面目だからこういう放言ができるわけです。むしろ拉致問題をまともに考えてる人間からすれば「荒木ら救う会ってこんなにデタラメな奴らなのか」とショックでしょう。そのショックの結果、蓮池透氏は荒木ら救う会批判をするわけですが、未だに救う会べったりで蓮池氏を敵視する家族会はどーしよーもないバカです。

自衛隊の中にも拉致問題を考えてくれる人はいますが、一所懸命考えすぎると、自衛隊の中にいづらくなるという矛盾もあります。

 「一所懸命考える」というのは「荒木のような自衛隊出撃論を放言する」つう意味です。
 その結果、出世コースから外れるいわゆる窓際族になったり、左遷されたりするかはともかくそう言うとんちんかんは上司にも同僚にも評価されないでしょう。結果「自衛隊に居づらくなる」わけですがこんなんは何も自衛隊に限らない。職場で職務について「あまりにも非常識な言動をとれば」誰だってあり得ることです。

極めて真面目な組織なので、命令があればどんな犠牲を払ってでもそれを行うでしょうが

 それ別に自衛隊に限らないですけどね。『野党幹部議員を暗殺してこい』とか「明らかに違法な命令でもない限り」拒否の自由なんか基本ないわけです。

実は自衛隊がはじめて拉致問題に関わったのは、平成25年12月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間です。拉致問題対策本部主催のコンサートがあり、海上自衛隊の歌姫こと三宅由佳莉三等海曹が歌を歌ったときがはじめてでした。そこには「拉致問題には自衛隊は意地でも使わない」という日本政府の意思を感じます。

 「拉致で自衛隊を何に使うんだ」て話です。使いようがないでしょう。まあ、荒木のような使用法(自衛隊出撃)は論外として「自衛隊による情報収集」はもしかしたらやってるかもしれない。ただそれは性質上「情報収集やってます」とおおっぴらにいえることじゃないでしょう。

吉本正弘さん(元陸上自衛隊特殊作戦群副中隊長、予備役ブルーリボンの会幹事)が第六章で「防衛白書」の北朝鮮の項目に「拉致」に関する記述がないと述べています

 何度も言いますが「北朝鮮がミサイル撃ってきたらPAC3で打ち落とす」とかなら防衛白書にも書けるでしょうが、拉致なんか書きようがないでしょう。


朝日新聞『日朝、先月に接触か 拉致再調査要求 直後に核実験実施』
http://www.asahi.com/articles/ASJB65D7KJB6UHBI01L.html

 9月3日から4日にかけ、日朝両政府関係者が中国東北部遼寧省大連市内で接触したとみられると、複数の日朝関係筋が明らかにした。日本側は拉致問題の進展を目指して協議に臨んだ模様だ。北朝鮮接触直後の同月9日に5度目の核実験を行ったが、日本側は今後も接触する方針だ。
 日朝関係筋によれば、大連には日本側から外務省アジア大洋州局の参事官や課長ら3人が入った。接触したとみられる北朝鮮側の顔ぶれは明らかになっていない。

 結局交渉以外に解決の道はないわけです。そして交渉の場はやはり「北朝鮮に隣接する中国東北部遼寧省」になるわけです。


■産経『岸田文雄外相、日朝の拉致協議否定』
http://www.sankei.com/politics/news/161007/plt1610070008-n1.html
 まあ救う会がうるさいから否定せざるを得ないってコトでしょう。実際には協議してるでしょうし協議してなかったらむしろまずい。


日経新聞北朝鮮幹部2人、日本に亡命希望か 官房長官は否定』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H26_V01C16A0EAF000/
 真偽は不明です。もちろん偽なら当然否定しますが「真」でも「政治的配慮から」否定することは充分あり得るでしょう。
 まあ俺的には「いい結果さえ出れば」嘘も方便です。この件の真偽を追及する気はあまりない。気になることの「一つ」は荒木ら巣くう会一味がこの件について何というかですね。


■対中戦略で重要なTPPに反対 クリントン氏にも期待できない現実(櫻井よしこ) 
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/10/08/6541
 「中国封じ込め」つう考え自体が問題だと思いますがそれはさておき。「TPPが中国封じ込めのツール」なんてそもそもTPP参加国の共通見解が穫れてる話じゃないでしょう。
 現時点では「中国がTPPに参加してない」だけの話で、「今後、中国がTPP参加を申し込んだらどうするか」とか何ら中国に対する対応策は決まってない話です。


■いま、喫緊の課題は憲法改正とTPP(櫻井よしこ*31
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/10/06/6534
 おいおいです。まあ、TPPはいいとして改憲の何処が「喫緊の課題」なのか。 

 両候補は共にTPPを否定する。

 「安い農産物や工業製品が中国や東南アジアなどから来たら、米国の農産業、工業が崩壊し、大量の失業者が出るから」つう反対理由です。
 こうした危惧は日本からも出ていますがもちろん、よしこらウヨはこうした批判にまともに反論しません。反論する能力も興味関心もそもそもないのでしょう。彼らウヨは経済音痴で経済に興味もないから経済については「基本、自民党にお任せ」になるわけです。

 アメリカは世界のリーダーシップを中国に譲り渡して2番手の国になりかねない。

 当面そんな事にはならないでしょう。というより「米国でアレ中国でアレ」特定の国が「世界のリーダー」つうのは「それらの国が常に正しい保証がない以上」極めて問題ですがそう言う理解はやはり、よしこにはないようです。


■国基研『「慰安婦」登録でユネスコ関係者が問題発言』郄橋史朗*32(国基研理事・明星大学特別教授)
http://jinf.jp/weekly/archives/19254
 勿論問題発言などしておらず、高橋が登録するかしないかが決まる前に政治的発言をして自己防衛に走ってるだけです。
 これで登録されなければ「俺達の批判が効いた」、登録されれば「ユネスコ反日だ」と与太飛ばすだけでしょう(登録がどうなるかわかりませんが)。そんな与太は「国内の高橋のお仲間ウヨ」にしか通用せず、国際社会には相手にされませんが、そもそも連中は「お仲間と一緒に自分の作り上げた妄想の世界に浸りたい」だけで現実は最初からどーでもいいのでしょう。


■国基研『富坂氏の「中国は終始守勢」には首をかしげる』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/19287
■「トランプだと中国は困る」は都市伝説 富坂聰拓殖大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/19273
に対する太田流反論です。
 富坂記事のメインは「トランプだと中国は困るは、都市伝説」であって「オバマ外交だって充分、中国に批判的だし、中国もそうしたオバマ外交に対して強硬論一本槍で対決してるわけではなく、それなりに配慮してる」つうのは「サブの話」でしかないのですが、太田にとっては「オバマの何が批判的だ、中国の何が配慮だ、富坂はふざけんな!」と吹き上がっちゃうわけです。


■国基研「トランプだと中国は困る」は都市伝説 富坂聰*33拓殖大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/19273
 何とも微妙な富坂の文章です。確かに富坂が言うように、トランプが中国相手に無茶苦茶な強硬論を今吹いてるからとは言え、「ほら吹きのトランプ」では何処まで本気かは疑問です。「トランプが中国に強硬論吹いてるから」と言って、本気で「大統領になった彼」が中国強硬論をぶちかまし、中国が困惑すると思うのはナイーブすぎる。そうした認識は富坂が言うようにまさに「都市伝説」でしょう。
 また「中国にとって、国民党と違い、対立的な蔡英文が総統に当選しても」中国がそれなりの対抗策を打ってるように「誰が当選しようとも」中国がそれなりの対抗策を打ってくる、だから誰が大統領かを過大評価するな*34つう、富坂の指摘も正論だと思います。
 とはいえ正直、中国も「トランプ大統領は勘弁して欲しい」と思ってるでしょう(その可能性は低いとは思いますが残念ながらゼロではありません)。
 ヒラリー・クリントンは「クリントン大統領の妻」「オバマ政権の国務長官」としてその「大統領としての言動」についてある程度予想できます。また常識人のヒラリーはあまり変なことはしないでしょう。しかしトランプはその「大統領としての言動」が予想できない上、その言動が今現在、非常識だからです。
 ただし「トランプ大統領は勘弁して欲しい」と思ってるのは中国限定ではなく、ほとんどの国の首脳がそう思ってるでしょうし、米国人だって良識派はそう思ってるでしょう。ニューヨークタイムズなど有力紙がトランプ批判したり、共和党内部からすらアーミテージ元国務副長官のようにトランプ批判が出てるのはそう言う事です。


■産経『横田夫妻「もう時間がない。会いたい」 めぐみさん、きょう52歳』
http://www.sankei.com/affairs/news/161005/afr1610050002-n1.html

「言葉がしゃべりにくくなったり、歩きにくくなったりしている」。
めぐみさんの誕生日を前に川崎市で開かれた集会で、早紀江さんは最近の滋さんについてこう説明した。

 それが事実なら外出自体が困難なのでしょう。大変まずい話です。


■朝鮮新報『「元山の潜在力に期待、継続して開催を」/英国・チュチェトラベルサービス デイビット・トムソン・ローランズ社長 』
http://chosonsinbo.com/jp/2016/10/04-03suk/
■朝鮮新報『「パイロットらは朝鮮の誇り」「元山は素晴らしい観光地」/観光事業に拍車、元山航空ショー 』
http://chosonsinbo.com/jp/2016/10/04-02suk/

 秋晴れの下、2日間の日程で行われた元山航空ショー(9月24〜25日、「元山国際親善航空祭典2016」)は、国内外からの観光客には好評を博し、イベントのホスト役を務めた元山市にとっては観光事業を推進するうえで貴重な経験となった。盛況を受け今後、元山市一帯における開発・観光事業の活性化に一段と拍車がかかりそうだ。
(中略)
 朝鮮初の航空ショーを見ようと、国内各地からの観光客のみならず、海外からも多くの航空ファンが集った。
 「朝鮮のパイロットらの操縦技術の高さに驚いた」と話すのは、ケネディ・チャールズさん(44、オーストラリア)。各国の航空ショーに何度も足を運んだほどの航空ファンで、「朝鮮版航空ショーをぜひ見たかった」。「ミグ29追撃機による演技が最も印象的だった。ミグ29追撃機は高い操縦技術を必要とするためだ。高い技術を有するパイロットらは、朝鮮の誇りだ」と絶賛していた。
(中略)
 豊富な観光資源を有することから、「東海の真珠」とも呼ばれる元山地区。2013年3月、金正恩委員長が党中央委員会全員会議で打ち出した、元山−金剛山にまたがる東海岸沿いの一帯を国際的な観光地区として開発する政策に基づいて、翌年6月に元山−金剛山国際観光地帯に設置することに関する最高人民会議常任委員会政令が発表。近年、政府の計画に沿って、インフラ整備をはじめとした開発事業が進められてきた。
 今回の航空ショーは、元山市にとって史上最大級の一大イベント。開催を心待ちにする市民らで、街は活気を帯びた。祭典に際して元山市では、市内の通りの再整備や観光客の利便性確保に市をあげて取り組んだという。
(中略)
 今後も元山市では、多種多様な観光イベントの開催を目指し、観光客誘致のための広報活動にも力を入れていくという。

 観光産業育成に取り組む金正恩政権です。「巣くう会などウヨ連中が強弁するのとは違い」彼らも「軍拡だけやってるわけではない」わけです。


■浅井基文*35ブログ『ペリー元国防長官発言:対朝鮮政策(ハンギョレ新聞)』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2016/847.html

 ウィリアム・ペリー*36元国防長官は今月26日(現地時間)、ハンギョレとの電話インタビューで、北朝鮮の核能力を冷静に評価しながらも、北朝鮮核兵器を放棄させるのが事実上難しくなったとして、これを認めたうえで現実的な対応策を提示した。また、これまで韓米両国が推し進めてきた強硬な対北朝鮮政策が事実上「失敗」したと宣言し、「北朝鮮は簡単に崩壊しないだろう」との見通しを示した。
(中略)
インタビュアー
北朝鮮と交渉をする際に、何を目標に始めるべきでしょうか。ジークフリード・ヘッカー博士の「3ノー(No)」提案などが依然として有効であると思いますか?』
ペリー氏
「ヘッカー博士の提案は『北朝鮮核兵器を放棄させるにはもう遅い』という事実を認め、(核物質など)核兵器の追加生産の禁止、(核実験など)性能向上の禁止、技術移転の禁止に焦点を合わせることだ。このようなものが交渉目標になり得る」

 小生も同感なので紹介しました。なお、ペリーが「元」とはいえ「国防長官」であることを考えればこうした彼の意見は浅井氏が言うように「注目せざるを得ない」でしょう。今後ヒラリー・クリントンが「大統領に当選する」でしょうがそのときに「ビル・クリントン政権国防長官」だったペリーが何らかの形で政権入りすることもあり得るわけです。


■国基研「研究顧問会議の開催」
http://jinf.jp/news/archives/19262

 9月30日(金)国家基本問題研究所は、近傍の都市センターホテルにおいて、研究顧問会議を開催した。櫻井よしこ理事長の呼びかけに応じ、平川祐弘氏、伊藤隆*37秦郁彦*38及び加地伸行*39の総員が一堂に会した。

 まともな人間なら国基研となんかつきあいませんからここに名前が出てる連中はつまりはそう言うバカ共だと言う事です。


■『靖国の宴』書評
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/10/post-d382.html

靖国の宴』について評論家の蓮坊公爾さんが書評を書いて下さいました。新聞「アイデンティティ」10月1日号です。

 蓮坊某というウヨ活動家しか荒木の本なんか書評してくれないわけです。


■『自衛隊幻想』
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/10/news230628103-0.html

本の副題は「拉致問題から考える安全保障と憲法改正」。

 拉致被害者の現実的な救出は「外交交渉」しかなく、勿論外交交渉に改憲など必要ない。
 荒木の暴論にはいつもながら呆れます。


■国基研『日韓合意はやがて反古と化す』呉善花*40拓殖大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/19233
 もちろん「反故になって欲しい」と言うウヨの願望のわけですが、それでも「日本から破棄しろ」ではなく「野党どころか、与党ですら批判派が多いから韓国が反故にするだろう」つう辺り、苦笑させられます。


■産経『【北朝鮮核実験】ノーベル平和賞受賞女性らが和平交渉訴え 北を利する?』 
http://www.sankei.com/world/news/160928/wor1609280045-n1.html

 朝鮮半島の和解を訴えようと、世界の女性運動家ら100人以上が27日までに、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に朝鮮戦争休戦協定を平和協定に転換するための和平交渉を主導するよう促す連名の書簡を送付した。
 主催した団体が27日、ニューヨーク市内で記者会見し明らかにした。リベリアの平和活動家リーマ・ボウイーさん*41や英国・北アイルランドの平和活動家マイレッド・マグワイア*42さんらノーベル平和賞受賞者も書簡に名を連ねた。
 北朝鮮朝鮮戦争(1950〜53年)で戦火を交えた米国と休戦状態にある。米国に対し、朝鮮戦争休戦協定に代わる平和協定締結に応じるよう求めているが、米国は「北朝鮮の非核化が最優先」として応じていない。

 この運動に全く同感なので紹介しました。


■情報の伝え方
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/10/news230728104-1.html

 彼が亡くなったとすればおそらく中国で、何らかの情報収集の途中でしょうし、詳しい情報が分からないのは、日本的に言えば「畳の上で死んだ」という状況ではなかったのだと思います。

 根拠レスでよくもまあデタラメなことが放言できるもんです。


安明進氏のこと
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/09/news230528930-9.html

 詳しい状況が分からないので、あくまでこのような情報があるとだけお伝えしておきます。元北朝鮮工作員横田めぐみさんら政府認定被害者や古川了子さん、加藤久美子さんら特定失踪者の目撃証言をした安明進氏が既に死亡しているとの情報をソウルで聞きました。

 一世を風靡した安も「シャブの使用」で逮捕されてからは「小向美奈子田代まさし並みに忘れられた存在」となり、今や「詳しい状況が分からない」だそうです(苦笑)。


タブレット
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/09/news230428930-7.html

北朝鮮の中も次第にモバイル時代となりつつあり、タブレットが3万台くらい入っているのではないかとの話も出たことでした。

 どう見ても荒木らの北朝鮮打倒論に反する、矛盾する事実ですが、良く荒木も紹介できるもんです。


拓殖大学海外事情研究所「花火大会」
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html
■花火大会21発
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/09/21news230328928.html
 花火大会とおちゃらければ「つまり荒木さんやあなたのご友人は北朝鮮のロケット(ミサイル)発射を全く脅威に思ってない*43と言うことですよね?」「だからそういう不謹慎発言ができるんですよね?。まさかとは思いますがそう言うおふざけがまともだとは思ってないですよね?」「他の方(たとえば、荒木らが嫌ってる共産党社民党など左派野党)がそう言う事言っても容認できるんですか?」と理解されるでしょうに荒木も本当にバカです。
 まあそう言えば荒木や類友は「言いがかりだ」「脅威視してないのはあんたじゃないのか」などと言い出すのでしょうが本当に脅威視していたらこういうおちゃらけが出るわけがない。
 思いついても口に出さないし、それ以前に「思いつかない」。小生も荒木がこういう事言い出すまでそう言う発想は正直なかったですしね。つうか小生に限らず普通そう言う発想は出ないんじゃないか。
 つうか本来ウヨ連中から「ふざけるな」という批判が出ていい話なんですが。
 それにしても個人ブログならまだしも「三流低能ウヨ大学」「まともな人間なら恥ずかしくて行けない大学、卒業生だと名乗れない大学」とはいえ「一応大学」の拓殖大がこんな駄文を掲載するとは(苦笑)。

花火の大きさで一番大きい四尺玉が260万円だそうです。そうするとこれを21発打ち上げれば5,460万円。花火でこれだけかかるのですから弾道ミサイルはいくらかかるのか。

 「何だそれ?」ですね。普通の人間なら「日本や欧米のロケット打ち上げにはこれだけかかってるから北朝鮮の打ち上げ費用はこの程度じゃないか」とかまともな事言うでしょうにね。

弾道ミサイルにかけている金の一部でも回せばどれだけ沢山の人が救われるのでしょう。

 本気でそう思うのなら北朝鮮打倒論を荒木らウヨが放言するのはやめるべきでしょう。
 「本気で米韓が攻めてくる」と思ってるのか、はたまた「攻めてくるかも知れないと口実に使ってる」のかはともかく、北朝鮮の核ミサイル開発は「米韓の侵略への防衛措置」が理由だからです。
 荒木らが「北朝鮮打倒論」を口にしながら「核ミサイル開発を辞めろ」といっても「辞めたら待ってましたとばかりに攻めるのか」と北朝鮮に思われて、そう反論されるのがオチです。

労働新聞の報道では金正恩が視察しているのは注射器工場とか関係ないところばかりです。もちろん被災地など行ったら住民から何をされるかわからないので恐ろしいのでしょうが。

 アンチ北朝鮮の荒木らしい(苦笑)。実際はそういうことよりも「被災地じゃ国威発揚にならない」つうことでしょうが、「被災地訪問を実施*44し報道すれば」彼への国際的評価も「多少は良くなる」ように個人的には思います。

今は花火大会で注目を集めていますが、花火はやがて消えます。若大将もそんな人生で良いと思っていないなら、もう少し考え直した方が良いのではないでしょうか。

 特定失踪者という「デマ」を打ち上げて注目を集めようとするクズがよく言います。
 まあ、花火と違って「ロケット(ミサイル)は国防や外貨稼ぎに役立つ」わけです。米国の制裁措置を考えれば「ロケットによる国防効果や外貨稼ぎ」がどれほどメリットがあるかは疑問ですが、北朝鮮としては「続ける方がメリットがある」と理解しているのでしょう。小生は「そこで太陽政策を打って北朝鮮の警戒心を解くべきだ」と思うのですが、今の米韓両国政府はそうじゃないから弱ります。

ところでいっそのこと自衛隊災害派遣北朝鮮に入って勝手に住民を助けてしまうというのはどうでしょう。

 おいおいです。向こうが「入っていい」というならともかく勝手にそんな事ができるわけがない。
 もちろんこれは北朝鮮に限りません。東日本大震災の時に他国の軍隊が勝手に入って良かったか考えれば分かる話です。確か米軍しか活動してないし、その米軍だって日本政府に無断で好き勝手やったわけじゃない。荒木も本気で言ってるわけではないでしょうが。

*1:そもそも中田や維新もどれほど本気だったか疑問ですが。

*2:とは言え2013年当時の自民党、政府のコトを批判したらそれは安倍批判以外の何物でもないですが

*3:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*4:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*5:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*6:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)などを歴任

*7:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*8:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*9:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*10:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相を経て首相

*11:岸内閣郵政相、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*12:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*13:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*14:戦前、満州国総務庁次長、東条内閣商工相など歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*15:ちなみに三木武夫保守傍流です。いわゆる三角大福中では三(三木)が「左の保守傍流」、福中(福田、中曽根)が「右の保守傍流」、角大(田中、大平)が保守本流で特に「大平こそが保守本流ど真ん中」でしょう。

*16:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*17:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*18:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*19:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*20:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*21:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)などを歴任

*22:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*23:そもそも中国の国防動員法はそう言う法律ではないでしょうが。

*24:と思ったんですが「買い占めた土地を蜂起用のアジトにしている」とでも強弁するんでしょう。まあ、「当初の計画が失敗して土地を塩漬け(使わないで放置)」でもない限り、普通の商業利用でアジトにしようがないでしょうし、「塩漬けにした場合」も使用してないだけでアジト扱いなんて馬鹿げてますが。

*25:著書『大韓民国の物語』(2009年、文春新書)

*26:ウィキペ「李栄薫」にも同様の指摘があるので事実なのでしょうが。

*27:埼玉県桶川市のこと

*28:現在は浦和市岩槻市与野市との市町村合併さいたま市

*29:それが可能かどうかはひとまずおきます

*30:わかったって、リスキー過ぎて出撃できませんがわからないんだからそれ以前の話です。

*31:著書『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く:戦後日本人の歴史観はこうして歪められた』(2002年、小学館文庫)、『異形の大国・中国:彼らに心を許してはならない』(2008年、新潮社)、『中国に立ち向かう覚悟』(2012年、小学館)、『中国はなぜ「軍拡」「膨張」「恫喝」をやめないのか』(共著、2012年、文春文庫)、『日本とインド・いま結ばれる民主主義国家:中国「封じ込め」は可能か』(共著、2014年、文春文庫)など

*32:著書『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(2014年、致知出版社)、『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在:WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の源流を探る』(2016年、宝島社)など

*33:著書『中国の地下経済』(2010年、文春新書)、『中国人民解放軍の内幕』(2012年、文春新書)、『習近平の闘い』(2015年、角川新書)など

*34:て、こんなんは中国だけでなく何処の国も基本的には同じですが。

*35:個人サイト(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/index.html)。元外務省中国課長。日本大学法学部教授、明治学院大学国際学部教授、広島市立大学広島平和研究所所長を歴任。著書『中国をどう見るか?』(2000年、高文研)、『集団的自衛権日本国憲法』(2002年、集英社新書)、『戦争する国・しない国』(2004年、青木書店)、『13歳からの平和教室』(2010年、かもがわ出版)、『ヒロシマと広島』、『広島に聞く・広島を聞く』(以上、2011年、かもがわ出版)、『すっきりわかる!集団的自衛権』(2014年、大月書店)『検証・安倍談話』(共著、2015年、明石書店)など。

*36:カーター政権国防次官、クリントン政権国防副長官、国防長官を歴任。

*37:つくる会理事

*38:著書『慰安婦と戦場の性』(1999年、新潮選書)、『歪められる日本現代史』(2006年、PHP研究所)、『現代史の虚実:沖縄大江裁判・靖国慰安婦・南京・フェミニズム』(2008年、文藝春秋)、『慰安婦問題の決算』(2016年、文藝春秋)など。河野談話否定論者として悪名高い御仁。河野談話否定論の流布に貢献した功績で2014年産経・正論大賞類友西岡力とダブル受賞。

*39:2008年産経・正論大賞受賞者

*40:『見かけがすべての韓流:なぜ、大統領までが整形するのか』、『虚言と虚飾の国・韓国』(以上、2012年、ワック文庫)、『なぜ「反日韓国に未来はない」のか』(2013年、小学館新書)、『「反日韓国」の自壊が始まった』(2014年、悟空出版)、『侮日論:「韓国人」はなぜ日本を憎むのか』(2014年、文春新書)、『朴槿恵の真実:哀しき反日プリンセス』(2015年、文春新書)、『「反日韓国」の苦悩』(2016年、PHP研究所)など嫌韓国著書多数。

*41:タワックル・カルマン(イエメンの平和活動家)、エレン・ジョンソン・サーリーフリベリア大統領)とともに2011年ノーベル平和賞受賞

*42:ベティ・ウィリアムズとともに1976年ノーベル平和賞受賞

*43:まあ「北朝鮮の方からぶちこめるか」と言う意味では脅威はないですね。あれは1)米韓が攻めてきたらただじゃ済まないという牽制、2)いわゆる瀬戸際外交でしょう。もちろんだからといって「北朝鮮から攻めてこないから脅威じゃない→放置プレー」てわけにもいきませんが(ただ北朝鮮よりシリアやイラン、キューバなどを重視するアメリカの態度は放置プレーに近い物があると思います。)。

*44:実際には報道しないだけかも知れませんが