今日の産経ニュース(2/5分)

■【卓球】福原愛選手 ディズニーリゾートで結婚披露宴
http://www.sankei.com/sports/news/170205/spo1702050025-n1.html

 福原選手は五輪後休養しており、1月の全日本選手権も欠場した。現在は江選手が拠点を置くドイツや台湾と日本を行き来している。現役続行の意向を示しているが、実戦への復帰時期などについては明らかにしていない。

 福原の年齢(28歳)を考えたら引退表明してもおかしくはないでしょう。しかし「卓球少女」だった福原がもうそんな年齢かと思うと感慨深いですね。小生がオッサンになるのもある意味当然ではあります。


■【千代田区長選】現職の石川雅己氏が当選確実 支援の小池百合子知事、夏の都議選に弾み
http://www.sankei.com/politics/news/170205/plt1702050024-n1.html
 まあ「長年自民党が支援してきた自民系」の現職ですからね。「ラーメン大好き小池さんや小池晃書記局長は好き」でも、「極右・小池百合子が大嫌い」な俺の「願望込み」ですが、実際どうなるかは何とも言えないでしょう。小池は「都知事選に弾みがつく」と宣伝するでしょうし、その小池の揺さぶりに動揺する自民党都議もいるかも知れませんが。


■【千代田区長選】与謝野信氏陣営 “ドン隠し”徹底も…代理戦争以外の争点作れず
http://www.sankei.com/politics/news/170205/plt1702050053-n1.html
 代理戦争という争点を作ったのは「現職&小池」の方であり、自民党としては売られた喧嘩を買わざるを得なかったと言う話です。で、自民も「現職&小池」も「政治的違いなど基本的に何もない」ので「代理戦争」というある意味くだらない争点しか作れなかったわけです。まあ、まともに千代田区の政治を考えてる人間にとってこれほど空しい話もないでしょうね。
 「俺は別に代理戦争なんかに荷担したくないんだ、俺は現職(あるいは与謝野氏)が千代田区のためにいいと思うから投票するだけだ」と思っても、それは「小池&現職」や自民によって「代理戦争」と解釈されるわけですから。


小池百合子*1都知事異議あり! 批判された石原良純さんが「権力ある人が言うのはどうかな」 「ワイドナショー」で反論
http://www.sankei.com/entertainments/news/170205/ent1702050011-n1.html

 タレントの石原良純さん(55)が5日、フジテレビ系のワイドショー番組「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演し、東京都の小池百合子都知事から自身のツイッター上で「親(父親の石原慎太郎*2都知事)の負の遺産を無視して都政について語らせるのはどうかと思う」と批判されたことに対し「権力ある人間が個人についてこういうことを言うのはどうなのかな」などと反論した。

良純からすれば「別に都政に関与したわけでもなければ、オヤジのプッシュで政治家になった兄・伸晃*3と違って政界入りもしてないのにそんな事言われる筋合いない」「親がどうこうじゃなくてオレのコメントが間違ってると思うならそう言え」でしょう。
 ググった限りでは良純も「子として言いづらいところはあった」ようですが、父をかばったわけでもなければ、小池を糞味噌に罵倒したわけでもなく、そんなに変な事も言ってないと思いますけどね。
 小池がこういう事言い出すのがさっぱり分からない。
 それとも小池流の話題づくりで「わざと喧嘩を売ってる」のか。どっちにしろ良純にとっては迷惑な話でしょう。


■【iRONNA発】しんぶん赤旗 「ニュース女子」沖縄報道をどう伝えたか 杉田水脈
http://www.sankei.com/premium/news/170205/prm1702050010-n1.html
 ググれば分かることなのでいちいち教えてくれなくてもいいですが「一応」産経に感謝しておきます。
 もちろん赤旗ニュース女子を「沖縄を誹謗するデマ報道だ」と批判し、産経は「デマじゃない」と居直るわけです。
 なお、ご存じの方もいるでしょうがこの「ニュース女子」の司会は東京新聞論説副委員長の長谷川幸洋のため、東京新聞が「長谷川が出演しようとアレは東京新聞の見解ではない、むしろ我々はニュース女子の報道を不当な物だと認識している」と釈明する事態になっています。
 長谷川本人が謝罪もしなければ、何の社内処分も受けていないこと*4は釈然としませんが、一応東京新聞の態度をそれなりに評価しておきます。
 それにしてもリテラも嘆いていますが長谷川のようなデマ屋がでかい面をするなどおよそ今の日本はまともではありません。

参考
赤旗
■東京MX 放送法違反疑いのデマ番組、「基地反対の人 金で雇われている」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-07/2017010702_03_1.html
■デマ番組で「居直り」、東京MX 「基地反対派に日当」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-18/2017011817_01_1.html
■デマ・差別放送流した東京MX、DHC(化粧品製造販売)が最大スポンサー、「ニュース女子」制作も(ボーガス注:DHCの)子会社
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-20/2017012001_04_1.html
■訂正・謝罪求め抗議、東京MX本社前で市民
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-20/2017012017_01_1.html
■沖縄デマ番組「ニュース女子」、「事実まげた」放送せず、ミヤギテレビ、社内考査で判断
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-26/2017012601_04_1.html
■「ニュース女子」 放送倫理上大きな懸念、民放労連2地連 東京MXに質問状
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-30/2017013001_04_1.html
■リテラ『東京新聞は謝罪も本人は…『ニュース女子』司会・長谷川幸洋の正体! 安倍政権との癒着関係、なぜ論説副主幹に』
https://lite-ra.com/2017/02/post-2891.html


■「戦後歴史学界の通説に反論する力を」皇学館大で岡田登教授が退任記念講演会
http://www.sankei.com/west/news/170205/wst1702050029-n1.html

「戦後の歴史学界では、日本書紀古事記の記述は編纂者の造作で信用できないという前提ができ、神功皇后以前の(14代の)天皇は実在しないと考えるのが通説となったが、そうした学界に遠慮するのではなく、反論できる力をもたなくてはならない」と語った。

 ウヨ大学・皇學館らしいと言えば皇學館らしいんですがばかばかしいですね。戦後の歴史学会が「神功皇后以前の(14代の)天皇は実在しないと考える*5」のだとしたら、それが適切だと考えたからそう考えるだけでそれ以上でもそれ以下でもないわけです。
 「日本書紀古事記の記述は編纂者の造作で信用できないという前提ができ」つうのも「はあ?」ですね。
 基本的に「日本書紀古事記に限らず」ある書物の記述をそのまま鵜呑みにすることは普通しないでしょう(いわゆる資料批判)。なぜなら編者が事実をそのまま記載している保障はどこにもないからです。「編集者の造作」指摘にしたって「ここは造作ではないか」と思われる部分を「根拠」をあげて造作だとしているわけで無根拠で造作としているわけではない。たとえば神武即位なんて「考古学の発掘資料と合致しない」など、誰が考えても造作でしかないから造作扱いされるわけです。

参考

欠史八代(ウィキペ参照)
 『古事記』・『日本書紀』において系譜(帝紀)は存在するがその事績(旧辞)が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇のこと、あるいはその時代を指す。現代の歴史学ではこれらの天皇達は実在せず後世になって創作された存在と考える見解が通説である。
 これら古代の天皇達の実在を疑問視する説を初めて提唱したのは、歴史学者津田左右吉1873年〜 1961年)である。津田の初期の説では欠史八代に加えて、それに次ぐ崇神天皇垂仁天皇景行天皇成務天皇仲哀天皇及びその后である神功皇后も存在を疑問視して「欠史十三代」を主張していた。津田のこの説は戦前では不敬罪に当たるとして提訴され、1942年に有罪判決を受けたものの、第二次大戦後には古代史学の主流になった。
 しかしその後の研究で崇神以降の実在性が強まり、現在の歴史学では2代から9代までの実在を疑う「欠史八代」説が主流となっている。
■主張の根拠
 欠史八代天皇非実在と考える代表的な根拠は以下の通り。
・これらの八代の天皇は中国の革命思想(辛酉革命)に合わせることで、皇室の起源の古さと権威を示すために偽作したという推測がある。「辛酉」とは干支のひとつで中国では革命の年と考えられ、古来より21回目の辛酉の年には大革命が起きる(讖緯説)とされてきた。那珂通世は、聖徳太子が政治を始めた601年(厳密には6世紀末とされるが、表立った活動の記録はない)が辛酉の大革命の年であるため、『日本書紀』の編者がそれに合わせて神武天皇の即位年を算出したと『上世年紀考』(1897年)で提唱した。現在の歴史学会ではこの那珂の説が定説となっている。
・2〜9代に限らず古代天皇達はその寿命が異常なほど長い。たとえば神武天皇は『古事記』では137歳、『日本書紀』では127歳まで生きたと記されており、このことは創生期の天皇達が皇室の存在を神秘的に見せるために創作されたことを示唆している。
・『日本書紀』における初代神武天皇の称号『始馭天下之天皇』と、10代崇神天皇の称号である『御肇國天皇』はどちらも「ハツクニシラススメラミコト」と読める。これを「初めて国を治めた天皇」と解釈すれば、初めて国を治めた天皇が二人存在することになる。このことから、本来は崇神が初代天皇であったが「帝紀」「旧辞」の編者らによって神武とそれに続く八代の系譜が付け加えられたと推測することができる。また、神武の称号の「天下」という抽象的な語は、崇神の称号の「国」という具体的な語と違って形而上的な概念であり、やはり後代に創作された疑いが強いといえる。
・1978年、埼玉県稲荷山古墳出土の金錯銘鉄剣に「意富比垝(オホヒコ)」という人物からの8代の系譜が刻まれていたことが確認された。この「意富比垝」は上述の崇神天皇が派遣した四道将軍の一人・大彦命と考えられる。大彦命は第8代孝元天皇の第一皇子のはずだが銘文にはそのことについて何ら記載がなく、鉄剣製作時(471年)までにはそのような天皇は存在しておらず、後の世になって創作された存在であることを暗に物語っている。
・4代、6代〜9代の天皇の名は明らかに和風諡号と考えられるが、記紀のより確実な史料による限り和風諡号の制度は6世紀半ば頃に始まったものである。また、神武・綏靖のように伝えられる名が実名とするとそれに「神」がつくのも考え難く、さらに「ヤマトネコ」(日本根子・倭根子)などという美称は記紀が編纂された7・8世紀の天皇諡号に多く見られるもので後世的であり、やはりこれらの天皇は後世になって皇統に列せられたものと考える見方が妥当である。
・系譜などの『帝紀』的記述のみで事跡などの『旧辞』的記述がなく、あっても綏靖天皇手研耳命(たぎしみみのみこと)を討ち取ったという綏靖天皇即位の経緯ぐらいしかない。これらは伝えるべき史実の核がないまま系図だけが創作された場合に多く見られる例である。
・総て父子相続となっており兄弟相続は否定されている。父子相続が兄弟相続に取って代わったのはかなり後世になるため、歴史的に逆行することにもなってしまう。
・陵墓に関しても欠史八代天皇には矛盾がある。第10代崇神天皇以降は、多くの場合その陵墓の所在地には考古学の年代観とさほど矛盾しない大規模な古墳がある。だが第9代開化天皇以前は、考古学的に見て後世に築造された古墳か自然丘陵のいずれかしかない。その上、当時(古墳時代前〜中期頃)築造された可能性のある古墳もなければ、弥生時代の墳丘墓と見られるものもない。


■【米入国禁止】ノルウェー元首相も拘束 米空港、イラン入国歴で
http://www.sankei.com/world/news/170205/wor1702050011-n1.html

 ノルウェーのボンデビック元首相が1月31日、イスラム圏7カ国からの入国を禁止した米大統領令を受け、米首都ワシントン近郊のダレス国際空港でイラン入国歴を問題視されて一時拘束されていたことが4日分かった。

 外交目的でイランへ行ったらこの仕打ちです。もはやトランプ政権はまともじゃないですね。


■【入門・日米戦争どっちが悪い(10)完】全体主義を世界に広めた米国 ヤルタで中国、東欧をソ連に献上
http://www.sankei.com/premium/news/170205/prm1702050009-n1.html
 タイトルだけでげんなりですね。先ず第一に「南樺太(南サハリン)と北方領土」ならまだしも「中国、東欧をソ連に献上」なんて事実はどこにもない。献上したのなら冷戦なんか起こりようがない。
 結果的に「献上になった」のだとしてもそれ、どんなに米国に否定的に評価しても「政治的選択を間違えてソ連に敗北した」つう話でしかない。つうか「ドイツや日本が戦争を起こさなければ」ソ連が東欧や中国に介入するチャンスもなかったんですけどねえ。
 第二にそんなことは「日米戦争どっちが悪い」とは全く関係がない。

第二次大戦の勝者はソ連だけ

 そんなわけねえだろ、ですよねえ。たとえば米国なんかこの戦争に介入することで「西側の盟主」になれたわけです。英国やフランスにもおおいに恩を売れた。

 ルーズベルト*6の前の大統領であるハーバート・フーバー*7(1874〜1964年)の回顧録『Freedom betrayed』(裏切られた自由)が最近になって刊行されました。それによると、終戦翌年にフーバーが連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(1880〜1964年)に対し「日本との戦争の全てが、戦争に入りたいという狂人(ルーズベルト)の欲望だった」「米国は金融制裁によって日本を戦争せざるを得ない状態に追い込んだ」と述べると、マッカーサーは同意しました。
 共和党の重鎮*8だったハミルトン・フィッシュ(1888〜1991年)は「あの戦いの始まりの真実は、ルーズベルトが日本を挑発したことにあった」(中略)とルーズベルトを非難しています。

 相手が捏造常習産経ではこうした指摘が事実か怪しいですが、仮に事実だとしても「で、それが何か?」ですね。
 「日本は悪くない、ルーズベルトが悪い。米国の政治家の中にもそう言ってる奴がいる」といっても米国は「何馬鹿な事言ってるんだ」と憤激するか、笑い出すか、とにかくまともに相手しないでしょう。産経だってこんな事は恐らく面と向かっては米国には言えない。

 中国の文化大革命カンボジアポル・ポト*9による大虐殺、北朝鮮による日本人拉致など、共産主義による悲劇の種をまいたのはルーズベルトでした。

 ルーズベルトに対する名誉毀損も甚だしいですね。
 つうか「国共内戦での中国共産党勝利」や「北朝鮮の建国」についていえば、既にルーズベルトは1945年4月に死去してますから、トルーマンならまだしもルーズベルトに責任追及(?)するのは筋違いでしょう。それとも「ルーズベルトトルーマンルーズベルトの死で大統領に昇格)なんか副大統領にしなきゃよかった」と言い出すのか。
 ポルポトについて言えば米国の責任はむしろ「ロンノル*10クーデターを仕掛けてカンボジア内政を混乱させたこと」でしょう(当時の米国大統領はニクソン*11)。そんなことしなければポルポトも政権など恐らく握れなかった。

米国には、原爆投下などの戦争犯罪共産主義を広めた事実を反省し

 まあ原爆投下や東京大空襲を「非戦闘員殺害だ」と非難するのはいい。ただ「共産主義を広めた事実」なんて言いがかりだし、「米国の非戦闘員殺害」を非難するなら日本も「南京事件などの非戦闘員殺害」を反省する必要があります。


■作家の三浦朱門さんが死去 91歳 元文化庁長官 妻は曽野綾子さん 夫婦で正論大賞受賞
http://www.sankei.com/life/news/170205/lif1702050010-n1.html
 年齢を考えれば別に意外ではない。(誤嚥による?)肺炎で死去というのもこの年だと良くある話です。
 別に惜しい人間がなくなったとも思いません。夫婦ともに正論大賞なんて俺にとって「人間の屑」でしかありませんので。近年は「認知症を患って家族が介護が大変だった」なんて話も漏れ伝わってましたので「言葉を選ばず言えば」むしろ亡くなって良かったかも知れない。
 ちなみに「歴代文化庁長官て誰だろう」とふと思ってウィキペディアを見たのですが実は「予想した以上に」文科省(文部省)官僚が多いですね。
 三浦(第7代、1985〜1986年)以外で「文科省(文部省)官僚出身でない人物」は「今日出海(初代、作家、1968〜1972年)」、「河合隼雄*12(第16代、京都大学名誉教授、2002〜2006年)」、「青木保*13(第18代、大阪大学名誉教授、2007〜2009年。現在は国立新美術館長)」、「近藤誠一*14(第20代、外務官僚、2010〜2013年)」、「青柳正規*15(第21代、東京大学名誉教授、2013〜2016年)」、「宮田亮平(第22代、元東京芸術大学学長、2016〜2018年退任予定)」がいます。
 なお、三浦は「2004年〜 2014年」には日本芸術院長も務めてるんですね。初めて知りました。ちなみに今の日本芸術院長が黒井千次(作家、2014年〜)で歴代院長には有名人では「森鴎外(作家、1919〜1922年)」、「黒田清輝(画家、1922〜1924年)」がいます(ただし、森、黒田時代は帝国美術院)。

本紙「正論」欄などで、左右に偏らない常識的で毅然とした言論活動を展開した。

吹き出しました。どう見ても右に偏ってますけどね。

*1:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*2:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事、維新の会共同代表、次世代の党最高顧問など歴任

*3:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相などを経て現在、第三次安倍内閣経済財政担当相

*4:後で紹介するリテラ記事によれば白井文吾・中日新聞会長が長谷川を擁護しているらしい。

*5:ただしウィキペ『欠史八代』では『第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇』の実在を疑うのが通説とされており岡田氏の主張と微妙に違います(また、ウィキペ『欠史八代』によれば『神功皇后以前の(14代の)天皇は実在しないと考える』主張は戦前の津田左右吉がルーツであり戦後始めて主張されたわけではない)。

*6:ニューヨーク州知事を経て大統領

*7:クーリッジ政権商務長官を経て大統領

*8:ウィキペディアを見る限り、彼の祖父はグラント政権国務長官という重職でも、彼個人は重職についておらず重鎮とは言えないと思いますが。

*9:首相、カンボジア共産党書記長

*10:防相、首相を歴任。クーデターを起こして大統領に就任するが、ポルポト軍の侵攻を阻止できずハワイに亡命。

*11:アイゼンハワー政権副大統領を経て大統領

*12:著書『ユング心理学入門』、『心理療法序説』(以上、2009年、岩波現代文庫)、『心理療法入門』、『ユング心理学と仏教』(2010年、岩波現代文庫)など。霊長類学者・河合雅雄京都大学名誉教授)の弟。臨床心理学者・河合俊雄(京都大学教授)、法社会学者・河合幹雄桐蔭横浜大学教授)、イタリア文学者・河合成雄(神戸大学教授)は息子。

*13:著書『「日本文化論」の変容:戦後日本の文化とアイデンティティー』(1994年、中公文庫)、『異文化理解』(2001年、岩波新書)、『多文化世界』(2003年、岩波新書)、『儀礼の象徴性』(2006年、岩波現代文庫)など

*14:外務省広報文化交流部長、ユネスコ日本政府代表部大使、ユネスコ世界遺産委員会日本代表、駐デンマーク大使など歴任

*15:著書『皇帝たちの都ローマ:都市に刻まれた権力者像』(1992年、中公新書)、『ローマ帝国』(2004年、岩波ジュニア新書)、『逸楽と飽食の古代ローマ:「トリマルキオの饗宴」を読む』(2012年、講談社学術文庫)、『文化立国論:日本のソフトパワーの底力』(2015年、ちくま新書)など