今日の産経ニュース(2/24分)

■【緊迫・南シナ海】フィリピン大統領「中国は友人」 外相発言で火消しか
http://www.sankei.com/world/news/170224/wor1702240045-n1.html

 フィリピンのドゥテルテ*1大統領は24日、南シナ海で中国が進める軍事拠点化を批判したヤサイ外相の発言に中国が不快感を表明したことについて「外相発言は中国に誤解されたのだろう。両国は友人であり、良好な関係は終わらせない」と述べた。

 火消ししてると言うよりは「ヤサイとドゥテルテで役割分担してる」ようにみえますがそれはさておき。ドゥテルテには産経が期待するような反中国をやる気はないわけです。


■【異聞 北の大地・第4部(上)】中国、釧路を“北のシンガポール”に 「孔子学院」開設計画、不動産の買収…拠点化へ攻勢
http://www.sankei.com/premium/news/170224/prm1702240007-n1.html

 釧路市を昨年5月21日、中国の程永華*2駐日大使が訪問、7カ月後の12月9日には張小平1等書記官(経済担当)も足を運んだ。
(中略)
 大使の訪問後、釧路日中友好協会の北京事務所が開設されたほか、釧路では協会などの主催で「『一帯一路』構想と釧路について勉強会」(9月10日)や「釧路の重要性確認のため北京訪問」(9月24日)、「中国経済から見える釧路の未来」(10月13日)…などの行事が行われている。
 中国語教育にも熱が入っており、札幌大孔子学院が(ボーガス注:釧路市内で?)集中講座を開いたほか、白糠町では22年度から、小中学校を対象に中国人講師による中国の歴史、文化の紹介に加え、年間10回から15回、中国語教育を取り入れている。
 学校関係者によると、同町では数年前から幼稚園や小中学校の職員室を中国語表記するなど、中国語の掲示も多いという。北海道白糠高校では、毎週月曜日に1年生を対象に中国人講師による中国文化の勉強会を開いていたが、26年度からは中国語を学校設定科目に指定。28年度は、2年生は基礎中国語を、3年生は応用中国語を選択科目に指定しているという。

「釧路が危ない」と叫ぶ産経ですが、地元はそんなモン無視して中国を歓迎してるわけです。

*1:ダバオ市長を経て大統領

*2:駐マレーシア大使、駐韓国大使などを経て現在駐日大使。