今日の産経ニュースほか(4/28分)(追記・訂正あり)

朝日新聞『台湾、WHO総会の招請状届かず 陰に中国の圧力強化』
http://digital.asahi.com/articles/ASK4T4GXPK4TUHBI01M.html

 中国と台湾が「一つの中国」に属するという原則を受け入れていない台湾の蔡英文(ツァイインウェン)政権に対する中国側の圧力が強まっている。来月ジュネーブで開かれる世界保健機関(WHO)総会の招請状が届いておらず、参加できない恐れが出ている。さらに(中略)中国は台湾と外交関係を持つ国への働きかけも強めている。
 台湾と現在、外交関係を結ぶ21カ国は、中米やアフリカなどの比較的小規模な国々だ。西アフリカの島国サントメ・プリンシペは、台湾に巨額の財政支援を求めたが、台湾が応じずにいた結果、昨年12月に断交に至った。同国はすかさず中国と国交を回復した。
 今年1月には、同じく西アフリカのブルキナファソの閣僚が海外メディアの取材に対し、「中国側から500億ドル(5兆円超)の財政支援を条件に台湾と断交するよう働きかけられたが断った」などと語った。こうした「断交圧力」も続いているとみられる。

 蔡英文も中国相手に挑発的態度をとったつけを今払わされてるわけです。


【ここから産経です】
■【トランプ政権】トランプ氏、台湾の蔡英文氏と再度の電話に慎重 対北強調で中国に配慮か
http://www.sankei.com/world/news/170428/wor1704280039-n1.html

 トランプ米大統領は27日のロイター通信とのインタビューで、台湾の蔡英文総統との再度の電話協議について、当面は応じない意向を示した。蔡氏は27日(台湾時間)の同通信の取材で、再協議に期待を示したばかり。米国との良好な関係を強調してきた蔡氏にとり、思わぬ痛手になりそうだ。
 トランプ氏は、中国の習近平国家主席と「個人的に良い関係を築いた」として、「今は彼の邪魔になることはしたくない」と述べた。北朝鮮問題で中国の協力を取り付けたい思惑があるとみられる。

 予想の範囲内ですが「反中国派に空しい期待をさせた」トランプも全く罪作りな男です。