今日の産経ニュース(8/22分)(追記・修正あり)

■信書やりとり禁止は違法 裁量権の逸脱、国に2万2千円支払い命令
http://www.sankei.com/west/news/180822/wst1808220097-n1.html
 いくら何でもあまりにも安すぎると言うべきでしょう。


■【ニュースの深層】実は「女医にかかれば長生きする」 明るみに出た医学界の闇、構造変革できるのか
http://www.sankei.com/premium/news/180822/prm1808220006-n1.html

 心筋梗塞(こうそく)になった場合、女医にかかる方が生存率が高い−。権威のある米科学誌「米科学アカデミー紀要」に8月6日、こんな研究成果が発表された。

 勘の鋭い人は気づいたかもしれませんが、この「女医の方が長生き」つう話には「それが統計データで確認できる事実だとしてもそれは女医だから長生きするわけではないのではないか。逆じゃないか」つう批判が確かあります。
 つまり「女性差別(やはり最後に頼りになるのは男性医師という偏見)の結果」、死亡率が高い重症患者はもっぱら男性医師が診察することの結果に過ぎず、医療界での男女平等が進めば消えていく数字、という見方です。
 まあいずれにせよ、このデータを適切な形で有効活用してほしいもんです。

 医学界では、こうした実態を「常識」と捉えるような意見もある。タレントの西川史子医師はTBSの番組に出演し、女子受験生の一律減点を「当たり前です。(東京医大に)限れないです。全部がそうです」と話した。
 その理由として成績上位を合格させると、「女性ばっかりになっちゃう。女の子の方が優秀」とし、女性の合格者を増やすと、「眼科医と皮膚科医だらけになっちゃう」と続けた。さらに外科医は力が必要で「男性ができることと、女性ができることは違う」と述べ、外科医に女性が少ないことを肯定した。
 東京女子医科大心臓血管外科の冨澤康子助教は「外科医は特に男性の力が必要といわれるが、今は器具や設備も改良されて女性の力でも十分対応できる。環境をよく整えることが必要だ」と強調する。

 西川は言ってること無茶苦茶ですね。TBSもよく恥ずかしげもなくこんな暴論を流せるもんです。なお産経の記事は、富澤助教コメントでわかるように西川を批判するスタンスです。