今日の産経ニュースほか(2019年4月16日分)

津田梅子肖像反転「問題ない」=菅官房長官:時事ドットコム
 こんなつまらないミスですら「訂正します」ではなく「向きがどっちでも、たいした問題じゃない」になるあたり、全く正気ではありません。誰もこんなことで引責辞任なんか求めてないのに。


公文書クライシス:「面談中の首相発言、記録はご法度」 元秘書官ら文書管理の一端明かす - 毎日新聞
 安倍らしい無茶苦茶な話です。どんだけ「自分の発言がやばい発言か」、自分で自覚して、「メモはとるな!」と命令するなど、日頃から証拠隠滅に励んでるというのだから呆れて二の句が継げません。よほど「第一次安倍での教育基本法改正TMやらせ問題(依頼文書*1が暴露)」「第二次安倍内閣発足後のモリカケ疑惑」がトラウマなんでしょうか。「二度とあんなことはしない」ではなく「証拠を残さなければいい」という結論に達するあたりが安倍らしいゲスさです。安倍の祖父(元首相)や父親(元外相)も「安倍同様のゲスだったんだろうな」と思わずには居られません。


衆院沖縄3区補選 牙城の竹下派、窮地 影響力低下懸念も(1/2ページ) - 産経ニュース

 衆院沖縄3区補欠選挙(21日投開票)で自民党竹下*2派(平成研究会)が窮地に立たされている。自派所属の元沖縄北方担当相、島尻安伊子*3(あいこ)氏が立候補したが、共産党社民党などが支援する元沖縄タイムス社会部長、屋良朝博*4(やら・ともひろ)氏にリードを許す展開となっている。
・茂木氏は11日の派閥会合で「グループ挙げての支援態勢を取る」と強調した。告示日の9日には同派所属の加藤勝信*5総務会長が出陣式に出席した。
・茂木氏*6は派所属議員に沖縄入りを求めたが、地元の党沖縄県連が拒否した。
 「選挙の応援を断るやつがどこにいるんだ!」
 沖縄選出議員を通じて「応援」を断られた竹下派幹部はこう激怒したという。

 「竹下派の候補だから」といったところで今の沖縄で「本土の自民党政治家」が応援演説すればかえって反感を買うだけでしょう。


【正論】「内発的」精神で時代を切り拓け 文芸批評家、都留文科大学名誉教授・新保祐司 - 産経ニュース

 4月12日、東京・池袋の東京芸術劇場で「天皇陛下御即位三十年奉祝公演」として交声曲「海道東征」の演奏会が行われた。125代の天皇陛下の御即位30年を奉祝する音楽として、初代天皇である神武天皇の御東征を主題とした交声曲「海道東征」が演奏されたことは、奉祝行事としてこれ以上ふさわしいものはないと思われる。
 なぜなら、神武天皇の橿原の地での御即位を謳(うた)いあげて終わるこの演奏時間約1時間の大曲が、今上陛下の奉祝公演で演奏されることは、「万世一系」の貴さを鳴り響かせることだからである。

 「初代天皇である神武天皇の御東征」「万世一系」云々て、完全に常軌を逸してますね。

*1:依頼者は安倍ではありませんが

*2:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長、総務会長(第二次安倍総裁時代)などを歴任

*3:第三次安倍内閣で沖縄・北方等担当相

*4:著書『砂上の同盟』(2009年、沖縄タイムス社)、『沖縄米軍基地と日本の安全保障を考える20章』(2016年、かもがわ出版)、『沖縄の基地の間違ったうわさ:検証 34個の疑問』(編著、2017年、岩波ブックレット)など

*5:第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相、第四次安倍内閣厚労相を経て自民党総務会長

*6:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、第二次安倍内閣経産相自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)などを経て第四次安倍内閣経済財政担当相