「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう(2019年5/3分:黒坂真の巻)

吉岡正史
‏「問題の源流を辿ると、誰があの戦争を引き起こしたのか、誰に責任があるのかを検証せず、蓋をして清算してこなかったことに行きつくと思います。私たちの社会は出発点において事実への負債を背負っている、その自覚を持たないといけません」(高村薫*1・作家)

 さてこれについての黒坂の居直りツイート。

黒坂真
‏ 吉岡正史さん。誰があの戦争を引き起こしたのか、という呟きですが、あの戦争、には日清・日露戦争も含まれるのでしょう。それならアヘン戦争を誰が起こしたのか、という問題も検討すべきです。

 おいおいですね。「英国だってアヘン戦争で中国から香港を奪った。日本が戦争で韓国を植民地にして何が悪い。当時はそう言う時代だったんだ」てどんだけ無反省なのか。これでよくもまあ「中国のチベット侵略」とかいえたもんです。

*1:著書『黄金を抱いて翔べ』(1994年、新潮文庫)、『神の火(上)(下)』(1995年、新潮文庫)、『リヴィエラを撃て(上)(下)』(1997年、新潮文庫)、『李歐』(1999年、講談社文庫)、『地を這う虫』(1999年、文春文庫)、『作家的時評集2000-2007』(2007年、朝日文庫)、『レディ・ジョーカー(上)(中)(下)』(2010年、新潮文庫)、『閑人生生:平成雑記帳2007~2009』(2010年、朝日文庫)、『続閑人生生:平成雑記帳2009~2011』(2011年、朝日文庫)、『照柿(上)(下)』、『マークスの山(上)(下)』(以上、2011年、新潮文庫)、『晴子情歌(上)(下)』(2013年、新潮文庫)、『作家的覚書』(2017年、岩波新書)、『冷血(上)(下)』(2018年、新潮文庫) 、『四人組がいた。』(2018年、文春文庫) など