「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年5/20分:島田洋一の巻)

島田洋一
 捕鯨敗訴やWTO敗訴の二の舞(三の舞)にならないか危惧される。二国間制裁を対応の基本とすべきだ。菅官房長官「韓国には仲裁付託に応じる義務」 - 産経ニュース

 苦笑しました。「二国間の外交交渉」ではなく「制裁で屈服させる」という当たりが島田らしいですが、島田ですら「勝てるか分からないのに!」「ICJ(捕鯨)やWTOで過去に負けてるだろ!(しかも豪州に提訴されたICJはともかく、WTOは日本から韓国を提訴)」と思う程度の脳みそはあるわけです。まあ、「日韓関係」を考えれば「勝てればいい」というものではないし、だからこそ韓国側もそうした対応を避けたわけですが、安倍の方からこうしてケンカを売るのだから頭痛がします。しかも自分からケンカを売りながら「韓国の方が悪い」と思える手前勝手な神経も常識外れです。
 まあ、安倍が馬鹿でも周囲がまともならこんなことにはならないですが、今の自民幹部(二階幹事長、岸田政調会長、菅官房長官など)には「安倍と同意見のバカ」か「安倍にへつらうヘタレ、腰抜けのクズ」しかいないわけです。
 その結果、外務官僚も「自民党の政治家も安倍首相と同意見だか、安倍首相に干されるのを恐れてだか、何も言わないのだから、何か言っても田中均さんみたいに粛清されかねないから黙っておこう」「むしろ安倍総理にへつらって出世しよう」となる。
 まあ、田中均氏退官は、彼個人も悲劇ですが、外務官僚があれを契機に自民党に変な忖度をするようになったという意味でも最悪です。そんな愚劣な事に加担した横田奥さんら拉致被害者家族会に対し、俺は「軽蔑」「怒り」「憎悪」といった負の感情しかないですね。
 横田パパが入院したと聞いても全然同情する気になれない。「もっと訪朝して孫やひ孫と沢山会えば良かったのに、馬鹿な男だ」「もはや家族の力なしでは生活もまともに出来ないし、今まで以上に奥さんの言いなりなんだろうな、死ぬまで奥さんの(以下略)」「少しかわいそうな気もするけど、もう寿命も長くないんだろうなあ。亡くなったら救う会や家族会が大喜びして政治利用するんだろうなあ」としか思わない。
 「拉致被害者」はともかくもはや「家族会連中」には俺は何一つ同情していません。まあ、「口には出さない」にせよ、マスコミ記者連中も家族会に対する同情の念なんかかけらもないでしょう。
 むしろ「触らぬ家族会に祟りなし」でしょう。
 だから拉致なんかもはやマスコミでほとんど取り上げられない。