「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう(2019年7/13日分:黒坂真の巻)

昔の日本共産党はハンガリー事件でのソ連軍介入、民衆の虐殺を支持した―宮本顕治「ハンガリー問題をいかに評価するか」(「わが党のたたかった道」日本共産党中央委員会出版部発行。昭和36年)
 「ハンガリー動乱鎮圧時は日本共産党(当時は宮本執行部)はソ連の鎮圧を黙認したby黒坂」だそうです。
 まあ、その指摘は「共産支持者の小生」にとって残念ながら事実ではあるんですが、第一に「幸いにも」そうした認識については後に「不適切であった」と共産党も訂正しています(いつどんな形でかは、小生も不勉強なのでよく知りませんが)。
 第二に「幸いにも」、「ハンガリー動乱鎮圧に似た性格の事件」である「プラハの春弾圧」については発生当時から日本共産党ソ連を批判しています。
 しかし黒坂も今時こんな批判が有効だと本気で思ってるんですかねえ。
 よほどの反共でもなければ「ハンガリー動乱鎮圧を当時容認したから、後に間違いを認めようが信用できない」「日本共産党は同じようなこと(て具体的に何?。ソ連はもはや存在しませんが?)をまたやるかもしれない」と言われても「はあ?」ですよね。
 むしろ「今に至るも南京事件慰安婦の非を認めない黒坂らウヨ」の方こそ「信用できない」「また何か無法な侵略を外国相手にやって居直るかもしれない」ですよね。

黒坂真
‏ 増子典男さん。政府が市場に介入するなど愚の骨頂、という呟きですがこの発想は新自由主義シカゴ学派のそれです。

 増子氏は「政府の市場介入一般」を否定しているのではなく「実際に安倍が実行している年金積立金による株式購入」を「過去の政権と比べてもあまりにも購入額が大きい」「株価が低落したら年金積立金に大きな被害が出る」「そもそも株価下支えのために株式を大量購入するなんて邪道だ、アベノミクスの失敗を自白してるようなもんだ」と言ってるのですがそういう文脈を無視してこういう因縁をつける黒坂にはいつもながら呆れます。
 つうか、黒坂の方こそ「共産国家じゃないんだからそんな株式購入はすべきじゃない」と言うべきじゃないんですかね?。なお、当然ながらこうした株式購入には共産党のような左派だけではなく保守派からも批判があります。